熱々ウマウマ、超オトクな中華定食 【東来聚】

2019.10.09

 好立地にもかかわらず意識に上りにくいお店というのがある。
たとえば「○○駅で待ち合わせて何か食べようか」となったとき、駅周辺の飲食店を思い浮かべるわけだが、そういうケースは行動シミュレーションの動線から外れる空間認知になっちゃってると思うのだ。
まあ自分の場合、スマホを使わず記憶で行動するからそういうことがままあるということで、一般的ではないかもしれないが。


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13時に東村山駅で待ち合わせ。
いくつかお店の候補を考えて駅に向かう途中に通りかかり、あ、ここでいいじゃん… となったのが、中華居酒屋「東来聚(トウライジュ)」。

駅から80メートル・徒歩1分の好立地。
ただし府中街道と線路沿いの道の狭間で、脳内地図の空白地帯になっているらしい。


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表の看板を見て驚いた。
今日のおすすめ定食(税別) 1.高菜チャーハン500円、2.肉だんごと豆腐煮込み500円


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ワンコインランチシリーズをやっていたころ、なんで気づかなかったかな… という、まさに白昼の死角、灯台下暗しな事例である。
レギュラーのランチメニューも16種類もあり、680~800円と非常にリーズナブルだ。


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2015年3月オープンの新しめのお店。
店内は意外に広く、“中華居酒屋”をうたっているだけに座敷スペースが半分ほどを占める。


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注文は、ランチメニューから中華丼780円と、今日のおすすめ定食から肉だんごと豆腐煮込み500円。


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まず中華丼。
5~6分と素早い提供、かつ熱々。


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本場系の中華屋さんで“速い・熱い・やかましい(←中華鍋の… ね)”は品質保証だと思っているが、実際おいしい中華丼で、好みでいえば二重丸 。( ̄∇ ̄*)o グッ!!


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おすすめ定食は、肉だんごゴロゴロでボリューミー。
で、こちらもアツアツ・ウマウマ。
これでスープ・小鉢(ザーサイ)・デザート(杏仁豆腐)が付いてワンコインって、すごすぎ (・_・;) ウーム…


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この内容で1500円払ってお釣りが来て、増税感が吹っ飛んだ。


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もう1枚の表の看板、お得な晩酌セット980円がまたすごい。
たとえば生ビール+ピータン豆腐+エビのチリソースで980円ということ。
これはもう晩酌行くしかないでしょう!


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[DATA]
東来聚(トウライジュ)
東京都東村山市本町2-33-4



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街の変遷を垣間見るがごとき… 【おかめ】

2019.10.08

 前報の「あづま」や「都賀野」もそうだが、都心に近づくほど古く味わい深いお店がごく普通に街並みに溶け込んでいる光景を多く目にするようになる。
そこはやはり小売店・飲食店の絶対数(分母)の差で、たとえ率が同じでも分子の値は違ってくるということ。


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たとえば街中華や街蕎麦、学生街の喫茶店、オフィス街のキッチンカー、ネオン街の蜘蛛と蝶… といった具合に“街”の字で形容するのがしっくりくる業態が多いのも、飲食業自体がそもそも商業区・集客域をバックグラウンドに発展してきたことの現れにほかならず、そんなお店を通して都市の変遷を垣間見るのも街歩き・食べ歩きの魅力の一つだと思っている。


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西武新宿線・下井草駅前のとんかつ屋「おかめ」。


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駅から徒歩1分の通り筋にまるで息を潜めるようにたたずむ姿からは街の歴史的背景がにじみ出るようだが、それは高度経済成長期におけるベッドタウンの駅前商店街の平日の夕刻… といった、ごく平凡な営みだったかもしれない。


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2人サイズのテーブルが3脚(うち1つは片側を壁にくっつけて1人掛けとして使用)、およびカウンター7席という小さなお店。
古びた店内だが手が行き届いた印象で清潔感漂う。


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愛想のいいおかあさんと愛想のよくない… もとい、寡黙でダンディなご主人で営んでおられる。ご主人はビシッとコックスーツをまとって街の洋食屋さん風。
壁のコーナーには大きめのテレビ
注文は、しょうが焼定食810円。


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しょうが焼きは薄くカットされた豚肉が多数というタイプ。


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しょうゆ主体の甘さを抑えたショッパ系の味付けで、たっぷりのおろしショウガに隠し味のニンニクが効いている。脂身が少なくしっかりした歯ごたえの肉質で、かみしめると肉のうま味が口に広がる。


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お新香は浅漬け、みそ汁は油揚げ・ワカメ・ネギ。
ご飯もちょうどよい硬さでおいしくいただける。


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奥のレジで支払いを済ませ、出しなに厨房のご主人に「ごちそうさま」とあいさつすると、ちょっと気取ったふうの会釈が返ってくる。その誠実そうな表情が印象的。


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[DATA]
おかめ
東京都杉並区下井草2-40-16



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甘味処の軽食は…? 【あづま】

2019.10.06

 飲食業のジャンルに“軽食”というものがあるが、個人的に軽食と聞いて真っ先に思い浮かぶのがカレーである。この見解に多くの賛同が得られないことは想定内で、だいいちちっとも軽くないじゃないか! と自分でも思うが、まあ聞いてください。

軽食という文字を目にする機会がいちばん多いのは、喫茶店の看板。“軽食・喫茶”と対で使われる。喫茶店の食事メニューといえば…?
という論法で、“軽食=カレー”
オレだけかなぁ、そういうの… ( ̄-  ̄?) ンー…


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ともかく軽食といえばカレーなんだが、それが甘味処となると、喫茶店にきわめて近い業態であるにもかかわらず事情が違ってくる。
“軽食=ラーメン”
こっちは理屈ではなく、経験上そうなってる。


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経験といっても2店だけだが、どちらも古そうなお店なので甘味処でラーメンを食すのは古くからある習慣かもしれず、ちゃんと探せばお店もたくさんありそうな気がしている。


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西早稲田に昔からある「伊勢屋」は、タンメンが人気のお店。
今回取り上げる高円寺中通り商店街の「あづま」は、詳しいことはわからないが、年季の入った外観と“軽食類”の充実したサンプルケースが魅力的で、ずっと気になる存在だった。


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商店街HPによれば1969年創業。
建て付けも調度もそういう年代を感じさせるものがある。


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2人掛けテーブル席4卓、3人掛けと4人掛けが各1、小さいコーナーソファが1という構成。
ホール係はしゃきしゃきして感じのよいのおばさま。


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表でサンプルを見て決めた野菜ソバ550円と焼めし530円を注文。
ちなみに常連っぽい先客の2人組と後客の2人組も同じ組み合わせのオーダーで、知らず知らず人気メニューを選んだようである。


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野菜ソバは、誰もがそうだろうがタンメンのようなものを予想。しかしてその実態は(←古いな…)、炒め野菜のたっぷりのったパッと見予想どおりの代物だが、スープが塩味ではなくしょうゆ味。まあ、しょうゆタンメンって感じ?


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野菜はキャベツ、モヤシ、青菜、ニンジン、キクラゲで、ゆで卵とナルトのトッピング。
野菜の下から麺を引き上げてみると、これが予想外の細麺。のんびり写真撮ってる場合じゃない…! と慌ててすすり込む。
野菜の甘味がじわじわ染み出し、懐かしくも滋味深い味わいのラーメン。マダム御用達的な甘味処のイメージに反し、けっこう量は多い。


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焼めしは、中華屋の基本的なチャーハンとほぼ同じ具を使用しているが、中華屋というより家庭でつくるチャーハンに近い。
一方、家庭では絶対出せない味とも思わせるのは、調理人の経験値と使い込まれたフライパンによるちょっとした“隠し味”が効いてる?


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昼の時間帯ということもあるだろうが、すべて食事の客で、甘味処とは思えない回転の速さだ。
今度は銀座仕込みという甘味デザートをゆっくりいただきたい。


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[DATA]
あづま
東京都杉並区高円寺北3-2-14



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 昔ながらのシンプルなせんべい

2019.10.06 手焼せんべい 都賀野/東京都中野区若宮2-4-18

高円寺にはいつもは野方駅から歩いていくが、気分を変えて都立家政から行ってみる。
妙正寺川の手前の坂の途中に、古いせんべい屋さんを発見。


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瓦せんべい系の久助(こわれ)詰め合わせ100円と、せんべい3種(みそ、ヒビ、茶)を購入。
デンプンや増粘剤、タンパク加水分解物、甘味料… といったものが使われていないと思われる昔ながらのシンプルな味わいのせんべい。


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