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“新生”大勝軒への期待感 【 一ツ橋 大勝軒】

2017.05.14

 自分の中で「大勝軒」といえば中野と一橋学園。それ以外はほとんど縁がない。
最近、店の前を通り過ぎぎわに何げなく中をのぞくと店員らしき人が見えた。けっこう若かった。お弟子さんだろうか、と思ってネットで調べてみると、やはりお弟子さんで、しかもすでに代替わりしているという。

寂しいような好ましいような複雑な気持ちだが、やっぱりよかったんだろう。
何しろ先代はずいぶん前に一度引退宣言をしているのだから。


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あれはいつごろのことだったろう、とちょっと調べたらちゃんと情報が見つかるからいまの時代はすごい。

ついこの間のことのような気がしていたが、もう8年も前の話だ。この記事に出てくる“終業”告知のボードを、自分も見ている。春先に見つけたその内容が半年も先の予告だったから、なんか未練ありそう… と思っていたんだが、実際刻限を過ぎても終業の気配はなく営業を続けていた。
記憶があいまいだが、お客さんに説得されて翻意したという話を聞いたような気がする。


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その後、僕はたぶん1回しか行っていない。
一度引退宣言をしていながら、しかも理由が体力問題であったにもかかわらず、仕切り直してからずいぶん長く頑張っているなと思って見てはいたが。

ということで、代替わりを知ったのはつい最近のことだが、もう3年ほどたつらしい。
それを知ってからずっと気になっていて、久しぶりに行ってみることにした。


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ご夫婦だろうか、壮年の男女で切り盛りしている。
以前は感じなかったが店内は清潔感が漂う。強烈だった臭気もそれほど感じない。やはり若い女性目線は大事ということか。
2時近いのにけっこう客が入っていて、自分の前に4人、後ろに3人で、一時はほぼ席が埋まった。


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ラーメン800円は、四角いステンレスのトレーにでっかいどんぶりという、以前と同じスタイルでの提供。
ひと口スープをすすって、懐かしい、というか、一ツ橋というより同じ永福町系でも「保谷大勝軒」を思い出した。
以前のこの店の感想を率直に記すと、やわい(麺)、多い(麺)、少ない(具)、乾物くさい(スープ)だったが、そのどの要素も少しずつ振れ幅が小さくなっているように感じる。

麺量に関しては間が空いたから確かなことはいえないが、ゆで加減はやわめではあるが許容範囲内。
具はでかく厚いチャーシューにたっぷりメンマと、むしろ潤沢。スープは保谷を彷彿させる洗練度。


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先代のころの唯一無二の個性は失われたようにも思われるが、むしろ多くの人に受け入れられる味に変化しているんじゃないだろうか。やみつきになるからときどき引き寄せられるもいざ入るとなるといろいろ覚悟を要したかつての大勝軒と違って、これならいつでもフラッと利用できそうだ。
何よりもお二人の接客がとても丁寧で気持ちいい。店内の清潔感とも相まって好感度は高い。つくづく後継者に恵まれたと思う。

その先代は後進に道を譲ると同時に新店を立ち上げたというから、引退騒ぎを知る者としては驚きだ(現在は閉店しているようです)


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[DATA]
一ツ橋 大勝軒
東京都小平市学園西町1-20₋2






kobanotatsunami.jpgfuderindo.jpg
コバノタツナミ、フデリンドウ(玉川上水)


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