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ふらっと大内宿 ――前編 【大内宿】

2019.09.22

 22日は朝早くに実家を出て、「さて、どうしよう…」となった。
事前には漠然と帰路の途中の温泉(那須あたり)に1泊とイメージしていたが、3連休でいまから宿がとれるとも思えない。
結局、そのまま帰るということになったが、せっかく遠出していることだし、まだ時間も早いのでもう1カ所くらい観光がしたい。

ずっと行ってみたかったという大内宿を相方さんが提案。
一瞬わからなかったが、あ…! あのネギでそばを食べる?
うん、そこ行ってみよう。


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R118沿道の風景


東北自動車道・郡山南ICで下り、福島県道47号郡山長沼線を西へ。
ちょっと寄り道… という相方の言葉に反し、大内宿はインターから60km近い道のりで、後半は山道だ。
最後、阿賀川の谷あいから上り、目的地は峠の向こうかと思ったら分水嶺の手前の山の上に集落が広がるという、まさしく隠れ里。


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大内宿入り口

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――福島県南会津【大内宿】は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、昭和56年には国選定重要伝統的建造物郡保存地区に指定されています。大内宿観光協会HPより)


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宿の西にある高倉神社へ。
参道沿いは高地とは思えない広々とした田園風景が広がる。

――高倉神社は平清盛の全盛期に反平氏の挙兵をした高倉宮(後白河法皇第二皇子)が戦いに敗れて潜行したと伝えられています。毎年7月2日、古式豊かに行われる「大内半夏まつり」は高倉宮ゆかりの祭りです。(大内宿観光協会発行マップより)


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休耕田はそば畑に転作されている

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高倉神社

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そばの花


宿のいちばん奥、湯殿山にある大内宿見晴台へ。
江戸時代にタイムスリップしたような大内宿の全景を見晴らすことができる。


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見晴台にある子安観音

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見晴台より大内宿全景を見下ろす


時刻は11時45分。
腹が、減った。。。

昼ごはんは、やっぱアレでしょう。

(つづく)


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[DATA]
大内宿
福島県南会津郡下郷町大字大内





[Today's recommendation]

※旅の間ネコ不在のため猫写真はお休みします




https://youtu.be/CIU4m-PWd6U




 ねぎみそのオリジナルきんつば
2019.09.22 本家 玉屋/福島県南会津郡下郷町大内山本3 http://tamaya-honke.sub.jp/

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きんつばとあるが、これは大判焼きかな…。
あんことねぎみそが入って香ばしく、素朴な味わい。食べ歩きにちょうどよいサイズ。


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 十念(じゅうねん)の大福
2019.09.22 大和屋/福島県南会津郡下郷町大内山本6  http://negisoba.com/index.html

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じゅうねんとはエゴマのこと。「食べると10年も長生きする」といわれる健康食材である。
擦ったエゴマが全体に練り込んであり、やさしいベージュ色をしている。留守を頼んだ家族のお土産に買いました。


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Re: おはようございます^^

くろすけさま

いやー、雪深いんですね!
当たり前か(笑)
でも行ったばかりなので、くろすけさんの記事の雪景色からも「ああ、あのあたりだなー」とイメージが膨らみます。
それぞれの季節に行ってみたいと思えるところですね。

Re: お早うございます

no nameさま(EGさん?)

そうです。鳳坂峠越え。
帰りは白河ICに向かいR289で、こっちは楽勝な立派な道なんですね。

いやー、いいところですね。
商売上手なんだと思いますが、言い換えれば皆さん洗練された接客で気持ちよかった。
また違う季節にいってみたいです。

おはようございます^^

大内宿、4年ほど前に訪れました^^

大内宿へ向かう道を途中で分岐した所で雪月火というイベントが夕刻に開催
・・・それをメインにして、明るい時間に大内宿へ、でした

大内宿では、もちろん、アレを頂きました(これから記事にされるよう
ですので避けますが^^)

高倉神社が懐かしいです
街並みから少し離れた所ですが、地元の方に親しまれている印象ですよね
(訪れたのは2月の雪の時期で)境内の石段と杉並木が良い感じだったの
ですね~
https://blog-imgs-73.fc2.com/i/t/o/itokurisou/150221134325a2.jpg

(記事:https://itokurisou.blog.fc2.com/blog-entry-850.html

お早うございます

来たのですね、大内宿。南インターから長沼通って鳳坂峠越えで行かれたのかな。
家は南インターから東の方に12,3キロっていう所です。
奥羽山脈越は大変だったでしょうね。
峠の下には羽鳥湖、その山の上の方にブリティッシュヒルズもあります。

大内宿、何もない所に藁ぶき民家、ほっとする所ですね。
ずっと昔、茅葺を残して観光地化するかどうかで揉めたそうですが、観光地化して成功しましたね。
皆さん、もう商売上手になってますね(笑)。
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