きまぐれ松島観光 ――後編 【洗心庵】

2019.09.21

 松島観光編は3回に分けてあって、まるで立派な観光でもしたみたいだが、実のところ半径200mほどのエリアを行ったり来たりしたにすぎない。
その中心に位置するのが食事処「洗心庵」。


20190921 senshinan-32
五大堂を除き半径200mほどに集中している今回の訪問先。Google Mapには表示されないが、前々報の「御水主町民家」は「比翼塚」のあたりに位置する


お店のHPに“瑞巌寺・円通院隣接のお食事とおみやげ処”とあるように、瑞巌寺の拝観受付から60m、円通院山門のすぐ隣という位置関係になる。


20190921 senshinan-11


記事では時間が前後するが、瑞巌寺参道から円通院に向かう途中で昼ごはんに「洗心庵」に立ち寄ったと。


20190921 senshinan-12


立地やキャッチコピーから想像がつくように、お店のタイプとしては観光地や門前町によくある食堂併設型土産物屋。


20190921 senshinan-13


表のスタンド看板や食品サンプルを見ると、かきや穴子という松島らしいメニューをはじめ、牛たん、ずんだ… と、ご当地カラーが前面に打ち出され、土産部門より食事・喫茶部門に力点が置かれている印象。
さっき通った国道沿いにずらっと並ぶ同様のお店に比べて価格もリーズナブルに感じられ、入店を決めた次第である。


20190921 senshinan-14

20190921 senshinan-15


店舗正面左が売店で右が食事処入り口と分かれている。
食事処は、通路を挟んで左手にたたきのテーブル席スペース、右手がオープンな和風お休み処風。通路の奥はテーブル数卓と広い座敷スペースとなっている。
奥の座敷席に着く。


20190921 senshinan-16

20190921 senshinan-19


注文は、人気No.1の穴子天丼1300円とNo.2のかき丼1100円にすんなり決定。


20190921 senshinan-18

20190921 senshinan-17


隅の席で若い僧侶がスイーツっぽいものを召し上がっていて、女性店員と同僚どうしのようなくだけた調子で言葉を交わしているあたりに、お店の由緒のようなものを見て取れる気がするのだが…。


20190921 senshinan-21

20190921 senshinan-20


まずかき丼、5分ほどと早い提供である。


20190921 senshinan-22


かきフライとタマネギの卵とじ、すなわちカツ丼のかきバージョン。
でっかいかきフライが4つ。全国屈指の産地だけに、かきのクォリティは間違いなし。


20190921 senshinan-24

20190921 senshinan-23


穴子丼はフタからはみ出す迫力の荷姿。


20190921 senshinan-25

20190921 senshinan-26


サイズはでかいが、ふわっと軟らかく揚がっていて、大味な感じはなくおいしい穴子天。
ほかにナス、カボチャ、大葉。


20190921 senshinan-27

20190921 senshinan-29


知っているつもりで、実は松島をよく知らなかったということが判明した今回の旅。
名前だけでも前々から知っていたのは「紅蓮屋 心月庵」の“こうれん”くらいだが、それにまつわる印象深いエピソードを、あとで見つけた。


20190921 senshinan-30


――比翼塚:小太郎が15歳の春、父が西国観音参り旅の途中で象潟の商人と親しくなり、小太郎と商人の娘の結婚を約束したのです。ところが、帰国した父は小太郎が病死したことを知ります。象潟ではこのことを知らず娘を嫁がせてきました。掃部は娘に象潟に帰るよう勧めましたが、娘は嫁として松島に残り、 掃部夫妻につくし、義父母亡き後は髪をおろして紅蓮尼となりました。松島観光協会HPより、冒頭の地図&前報参照)


20190921 senshinan-31


[DATA]
洗心庵
宮城県宮城郡松島町松島字町内67
http://www.sensinan.co.jp/



[Today's recommendation]

※旅の間ネコ不在のため猫写真はお休みします
◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3

 にほんブログ村 猫ブログへ





“心洗われる”歌声
https://youtu.be/2Ios-NT0fNI

 にほんブログ村 音楽ブログへ






Sponsored Link

コメントの投稿

非公開コメント

Re: No title

no nameさま

天麟院や日吉山王神社は次回ということで。
何度も通過しているので知っているつもりでいても、ぜんぜん松島を知らない(覚えていない)ことを痛感しています。
福浦橋を渡ったこともあるし、展望台の山に登ったこともあるはずなんですけど…
水族館跡地が草っ原というのが寂しいです。

Re: こんちはー

つかりこさま

国道45号沿いはどこも海鮮丼になってるんですね。
いつから…?
海鮮丼でもよかったんですけど夜はすし屋と決まっていたので違うものと探して、ここは当たりでした。
ずんだも食べておけばよかった…

「こうれん」自体は知ってましたがエピソードは帰ってきてから調べがついたもので。
いつもそんな感じで行き当たりばったりで、記事にする段階で素材が足りないわけです。
比翼塚の写真とか。
円通院のバラ園とか…

No title

五郎八姫の菩提寺が実家のお寺なので、いつもその辺を通ります。
松島こうれんの前の駐車場を利用します。由来とか、尼さんくらいしか分かりませんでした。
先心庵も外から見るだけでしたが、穴子が大きくて美味しそうですね。
松島四大観と言って高台から見る、お勧めの場所が4ヶ所あります。
島々の間に白いヨットなんかが浮かんでいて、のんびりした気持ちになります。
写真を見てて、松島で育ったものとして嬉しくなりました。
ありがとうございました。

こんちはー

出ましたー!
器から超ハミ出の穴子天!
ド迫力ですねー。
奥さまと写ってる写真などは、「こん棒」に見えます。
牡蠣もさすがにでかいですよね。
穴子と牡蠣、石巻出張の時に、
名物として大変美味しくいただきました。
いやー、うまそうですね。

それと、ずんだ餅もとても美味しくて、
何度もお土産に買って帰って、
自分で食べてたのを思い出します。
さすが、土井勝氏が書籍で
「宮城・仙台は日本一美味しいくに」
と絶賛していただけあると思います。

「こうれん」は、まったく知らないお菓子でした。
仙台駄菓子なら、もらって食べたことがあったのですが、
歴史エピソードつきのお菓子だなんて、
浅い歴史しかない道産子にはうらやましい限りです。

松島は若い頃にも行ったことがあるのですが、
焼き牡蠣と海の方ばかり観ていて、
背のほうにこんな名刹があっただなんて!
ゆっくり旅行したくなります。
結局、うまいもの三昧になりそうですが・・・。(汗)
Latest Articles
ラーメンハウスという業態は… 【白龍】 Oct 22, 2019
いい感じの田舎そば 【喜作】 Oct 21, 2019
マイナーファミレスの魅力とは? 【不二家 秋津店】 Oct 20, 2019
昔なじみにばったり… みたいな? 【らーめん たつ】 Oct 18, 2019
格を高く、敷居を低く 【椿】 Oct 17, 2019
熱々ウマウマ、超オトクな中華定食 【東来聚】 Oct 16, 2019
街の変遷を垣間見るがごとき… 【おかめ】 Oct 14, 2019
甘味処の軽食は…? 【あづま】 Oct 12, 2019
20数年ぶり? の価格改定 【九州ラーメン いし】 Oct 10, 2019
立ち食いそば屋で、あの天ぷら! 【木曽路】 Oct 09, 2019
ここにも歴史の生き証人が… 【とき】 Oct 08, 2019
ボリューム感にビビらされ… 【一翆】 Oct 07, 2019
Category
Ranking
          
          
Category-2