物価も盛りも、あの時代のままな…! ―1CLシリーズ⑯ 【ジュノン】
2019.09.13
ワンコインの食事を続けていれば支出が減るのは当然であるが、もう一つの効果として、摂取カロリーが低く抑えられる点が挙げられる。
1CLは大大サービス品につき、さすがにボリュームまでは… というケースが多いからだ。一部例外を除き。
にもかかわらず、期待されるべき体形的不都合(腹部等における)に対する改善効果がいっこうに上がらないのは、どういうことだ…?
さらにいうと、財政状態のほうも相変わらずさっぱり、さっぱり…。
なんで…?
まあ、ブログ記事には表れにくい夜のビール摂取量という数値が両疑問に深く関わっている疑い濃厚というのは、ちょっと考えればわかることだが ( ̄ω ̄;) エートォ…

さて、上に“一部”例外と書いたが、「中華街」「暁やきとり」「珍来」「パンドラ」… と、量的にも平均より多いんじゃないの? というお店は、一部どころではなかった。今回のラインアップは、そのあたりも一般論のままにはいかないというのがすごいところだと思う。
そして本日の1CLも、それらに負けず劣らずボリューム満点。

鷹の台駅前商店街の中ほどにある「ジュノン」は、昔の学生街の洋食屋がそのまま現在に至っているようなお店である。

開店時そのままの状態を維持するにはふつう細やかなメンテナンスが欠かせないが、この店の場合、そのままといったらそのまま、なすがまま、なるがまま、あるがまま、いまに至っているという意味の、そのまま。
なので、お店は経年のいろんなものが蓄積されていて、入りにくいことこの上ない。

一方、値段のほうもそのままな感じで、たしか日替わりやサンデーやモーニングといったサービスメニューが多かったので、その中に1CLがあるかもしれないと、昔の写真を見直してみた。
すると、サービス品どころかレギュラーメニューにありました、1CL。

入りにくいもう一つの理由が、これも昔そのままという要素で懐かしいといえば懐かしいが、学生のたまり場感が強い点。
奥のほうは学生3グループ。手前の2人掛けテーブルのご婦人2名とカウンターのワタクシを除く十数名の平均年齢は20歳前後と見受けられる。


カツライスとチキンカツライスがワンコイン。“目玉焼き付き”のチキンのほうも気になるぞ…
見ているとほとんどそればっかり出ている、というものが、カツライス。
これが1CL。
僕の注文も、もちろんカツライス。

混んでいるので時間がかかるかと思ったが、意外に速く8分ほどで提供。
メロン形のライス型で抜いたご飯ものったワンプレートランチだが、このプレートがでかい。

続いてやって来たみそ汁と一緒に撮った写真ではそれほどのサイズ感が伝わらないが、それは規格外なおわんに伴う目の錯覚である。このおわんは普通、みそ汁ではなくちらしずしなど丼物に使われるタイプのもの。
なのでこのカツ、実は相当でかい。

ややクリスピーな揚がり具合で、豚ロース使用と書いてあるが脂身はほとんどなく、肉々感の強いカツである。
付け合わせのキャベツもまあまあの量で、ほかにレタス、カイワレ、トマト。みそ汁の具は豆腐とワカメ、小口ネギ。ご飯のてっぺんには梅干しとゴマを飾り、見た目にも抜かりない。

ティッシュボックスやしょうゆのボトルをスケール代わりに全体のサイズ感を推量していただきたい
安いんだから削れるところは削って… というフツウの発想が、こちらのお店にはないらしい。

あのころの物価そのままという価格設定と、質素だが手抜きのない盛り付け。
学生時代にタイムスリップしたような学生街の洋食屋さん。

[DATA]
ジュノン
東京都小平市たかの台38-3
[Today's recommendation]


https://youtu.be/7ag2Bc9RCoQ
ワンコインの食事を続けていれば支出が減るのは当然であるが、もう一つの効果として、摂取カロリーが低く抑えられる点が挙げられる。
1CLは大大サービス品につき、さすがにボリュームまでは… というケースが多いからだ。一部例外を除き。
にもかかわらず、期待されるべき体形的不都合(腹部等における)に対する改善効果がいっこうに上がらないのは、どういうことだ…?
さらにいうと、財政状態のほうも相変わらずさっぱり、さっぱり…。
なんで…?
まあ、ブログ記事には表れにくい夜のビール摂取量という数値が両疑問に深く関わっている疑い濃厚というのは、ちょっと考えればわかることだが ( ̄ω ̄;) エートォ…

さて、上に“一部”例外と書いたが、「中華街」「暁やきとり」「珍来」「パンドラ」… と、量的にも平均より多いんじゃないの? というお店は、一部どころではなかった。今回のラインアップは、そのあたりも一般論のままにはいかないというのがすごいところだと思う。
そして本日の1CLも、それらに負けず劣らずボリューム満点。

鷹の台駅前商店街の中ほどにある「ジュノン」は、昔の学生街の洋食屋がそのまま現在に至っているようなお店である。

開店時そのままの状態を維持するにはふつう細やかなメンテナンスが欠かせないが、この店の場合、そのままといったらそのまま、なすがまま、なるがまま、あるがまま、いまに至っているという意味の、そのまま。
なので、お店は経年のいろんなものが蓄積されていて、入りにくいことこの上ない。

一方、値段のほうもそのままな感じで、たしか日替わりやサンデーやモーニングといったサービスメニューが多かったので、その中に1CLがあるかもしれないと、昔の写真を見直してみた。
すると、サービス品どころかレギュラーメニューにありました、1CL。

入りにくいもう一つの理由が、これも昔そのままという要素で懐かしいといえば懐かしいが、学生のたまり場感が強い点。
奥のほうは学生3グループ。手前の2人掛けテーブルのご婦人2名とカウンターのワタクシを除く十数名の平均年齢は20歳前後と見受けられる。


カツライスとチキンカツライスがワンコイン。“目玉焼き付き”のチキンのほうも気になるぞ…
見ているとほとんどそればっかり出ている、というものが、カツライス。
これが1CL。
僕の注文も、もちろんカツライス。

混んでいるので時間がかかるかと思ったが、意外に速く8分ほどで提供。
メロン形のライス型で抜いたご飯ものったワンプレートランチだが、このプレートがでかい。

続いてやって来たみそ汁と一緒に撮った写真ではそれほどのサイズ感が伝わらないが、それは規格外なおわんに伴う目の錯覚である。このおわんは普通、みそ汁ではなくちらしずしなど丼物に使われるタイプのもの。
なのでこのカツ、実は相当でかい。

ややクリスピーな揚がり具合で、豚ロース使用と書いてあるが脂身はほとんどなく、肉々感の強いカツである。
付け合わせのキャベツもまあまあの量で、ほかにレタス、カイワレ、トマト。みそ汁の具は豆腐とワカメ、小口ネギ。ご飯のてっぺんには梅干しとゴマを飾り、見た目にも抜かりない。

ティッシュボックスやしょうゆのボトルをスケール代わりに全体のサイズ感を推量していただきたい
安いんだから削れるところは削って… というフツウの発想が、こちらのお店にはないらしい。

あのころの物価そのままという価格設定と、質素だが手抜きのない盛り付け。
学生時代にタイムスリップしたような学生街の洋食屋さん。

[DATA]
ジュノン
東京都小平市たかの台38-3
[Today's recommendation]

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https://youtu.be/7ag2Bc9RCoQ
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Re: No title
TORUさま
僕はもろこの空気感のなか、学生時代を過ごしました。
そうです、空気感。
細かいことは思い出せませんが、空気感はよみがえるものですね。
僕はもろこの空気感のなか、学生時代を過ごしました。
そうです、空気感。
細かいことは思い出せませんが、空気感はよみがえるものですね。
No title
カツライス、、、すごいですね。これ。値段&ボリューム。まさに昭和。私の高校・大学の頃は平成の初めでしたから、まだこの空気感が残っていましたが、、、これが維持されているということはすごいですね。
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Re: No title
鍵コメさま
学生時代の通じる仲間というものは存在しないので一人で懐かしんでます。
いまこれでいっぱいいっぱい、ちゃんとしたことをやれって、ご冗談でしょう(笑)。
学生時代の通じる仲間というものは存在しないので一人で懐かしんでます。
いまこれでいっぱいいっぱい、ちゃんとしたことをやれって、ご冗談でしょう(笑)。
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