ワンランク上、じっくり味わう辛シビ麺 【麻辣椀】

2019.07.27

 西武新宿線久米川駅南口の中華料理店「麻辣椀」は、2016年5月オープンの新しいお店。
場所はモザーク通りのインドカレー「サンガム」や居酒屋「青空」の裏手にあたり、メインショッピングストリートから1本それる格好だ。駅から徒歩約3分の近さにもかかわらず、この目立ちにくい立地条件ゆえ、地元民にもいまだ知れ渡っているとは言い難い。


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自分はオープン当初に偶然発見しており、その穴場感には逆に強く印象づけられていたが、ずっと入りそびれていた。


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目立たないのは立地のためだけでなく、店舗の外観・外装デザイン、いわゆるファサードにも理由がありそう。
暖簾も幟もない中華屋さんに、初めての客がそう気安く入れるものではない。


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この日、通りすがりに目にした“えびワンタンメン”の文字にグッと心をつかまれた。
勝手に抱いていた入りづらい理由――やや高級 and/or ややオシャレ and/or やや閉鎖的… それらの対極をいくような丸っこいフォント。親しみやすそうで、なによりワンタンメンがおいしそう。


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間口の印象から極セマ物件を想像していたが、そこそこ奥行きがあり、2人テーブルを基本に縦に12席分の配置。


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テーブルのランチメニューは店頭のものより品数が多い。
店名からイメージしていた四川料理専門というわけでもなく、上海、台湾… と、バリエーションが豊富。


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台南担仔麺という懐かしい料理がある。1980年代後半に渋谷や六本木に展開していた(新宿などに現存)台湾料理チェーンの店名として僕ら世代に刷り込まれている。


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「これはどんなもの?」と思わず聞いてみた。
「塩味の汁そばで、味付けひき肉がのってます」とおばさま。
「辛いですか?」
「いや、辛くはないです」


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お店のチラシ


店名からして、ここは辛いものをまず食べておくべきでは…? いや、油ギッシュな上海やきそばにもそそられるものが… と、思考回路混乱中。ワンタンメンはすでにどこかに飛んでいる。入りづらいどころか、迷うほどマッチングのよいお店である。
結論は、やはりここはランチの半分を占める基本メニュー坦々・麻辣系のうち、最上位変換形? の麻辣担々麺に。


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ランチはサラダ、シューマイ、ザーサイ付き。
深めのオシャレな器の麻辣担々麺。表面をラー油に覆われたいかにも辛そうなビジュアルだが、ひと口スープをすすると、辛さもシビレ感もほどほどな感じ。


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刺激に立ち向かうというより、しっかり受け止め、じっくり味わうといいましょうか… d(* ̄o ̄) …


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ゴマペーストたっぷりのクリーミーなスープの上に、麻辣味、酸味、かすかな苦味といった複雑な味覚・嗅覚要素が絡み合う力強く深みのある味わい。
思わず飲み干すおいしさだ。


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こちらは新メニューの開発も盛んなようで、いわゆる裏メニューもあるとのウワサ。
たまたま隣の席の常連さんの注文がその裏メニュー、ご当地名物・黒焼きそば。
揚げ唐辛子のトッピングたっぷりの過激なルックスに、つい目がくぎ付けに。
なんだかワクワクさせられるお店なのだった o(^^o) ♪


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[DATA]
麻辣椀(マーラーワン)
東京都東村山市栄町2-22-22
https://mandarin-restaurant-1838.business.site/



[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/nPLV7lGbmT4





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Re: 7777

つかりこセブンさま

体重77kgにキープするのが吉、と出ました。

Re: こんばんはー

つかりこさま

ちょうどそのころ(80年代後半)香港に旅行に行って、観光客の行かないような路地裏の食堂で飲茶をしたら信じ難いほどの激安で、歴然たる日本との経済格差を感じました。
その分、観光地価格がいかにぼったくってるかというのも見えてくるくるわけですが。
いま、香港は(台湾も)市民的には厳しい局面にあって、こんなウマいのマズいの言ってる場合じゃないんだろうな… と、ちょっと周囲の視線が気になったりします。
とか言って、次の記事も台湾だったりしますが…。

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7777

あっ!
僕の前コメの、コメ投稿時に打つ「認証用キーワード」、
「ナナ なな なな なな」でした!
なんか、いいことあるかなー?

こんばんはー

やー、メニューのどれをとっても美味しそうですね!
たしかに、「えびワンタンメン」も「台南担仔麺」も
食べてみたくなる一品です。

新宿の「台南担仔麺」は、どっちも何度も行ったことがありますよ。
'80年代のエスニック料理ブームにまんまと乗っけられて
行ったクチであります。
そうそう、おっしゃる通り、その時に初めてシャンツァイを口にしたんでした。
始めは、なんだこりゃ、と思ったのですが、だんだん慣れてきて、
東南アジア方面の料理では、あれがなきゃイヤ、というのもたくさんある次第です。

ところで、個人的にもっと気になるのは「本日の炒飯」です。
おお、ものすごくそそられます。

Re: No title

鍵コメさま

それほど辛く感じませんでしたが、酸味が強いのが意外で、しかもおいしかったです。

ステーキ… というか老舗洋食のポタージュスープ、いいですねー。
昔、向かいの「博多赤のれん」によく入ってました(笑)。

Re: (=゚ω゚)ノぃょぅ

焼き鳥おうじさま

1980年代前半にまず香港スタイルの飲茶ブームがあって、続いてエスニックブームの流れで台湾の小鉢・小皿料理を押し出してきたのが「台南担仔麺」(←店名)です。
台南担仔麺(←品名)がパクチー(中国式に香菜=シャンツァイと呼んだ)との未知との遭遇という人も多かったはずですが、思いっきり評価が分かれてました。てか、「あれだけはダメ!」という人がほとんどで(笑)。
いまも新宿の2店舗http://www.tainan-taami.com/のほか、経営的つながりはわかりませんが都内に何店か同名のお店があるようです。
機会がありましたら、ぜひ。

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(=゚ω゚)ノぃょぅ

これはおいしそう。
暑い夏にぴったりですね。
台南担仔麺って初めて聞きました。
表参道にある大学に通っていたんですが、
そんなにブームだったんですか。
よくよく考えたら、学食で食べてたので、
知らなかったんだと思います。
食べてみたいなあ。
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