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トータルな世界観を表出する蕎麦の名店 【土家】

2019.07.06

 この土地の人間として当代きっての名店といわれる蕎麦懐石の「土家」の名を知らないはずもないが、分不相応につきこれまで意識に上ることすらなかったのだが、店主の修行先が「九段一茶庵」であることを聞きつけてきた相方ががぜん興味を示し始めた。その閉店した名店の客だったからだ。


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「土家」は完全予約制。
1カ月待ちとうわさされるが、試しに電話してみると、キャンセルが出たか何かであっさり入れてしまった。


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お店は東村山駅から5分ほどの前川の畔にある。
気難しそうなベテラン職人などを想像してビクついていたが、営まれているのが若いご夫婦で驚いた。気難しいどころか、気さくでとても感じがよい。


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カウンター4席、テーブル1卓(~5人程度)。
狭いというわけではなく空間を広くとってあり、カウンターと個室風のテーブル席の間には距離がある。


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築90年、15年間放置されていた古民家を店主自ら4カ月かけて修繕したという。
オープンは2008年。


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酒は「聖」から。
先付けは蕎麦豆腐。


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先付け:オクラを練り込んだ蕎麦豆腐・ウニのあんかけ 湯葉ととうもろこしの冷たいスープ・蕎麦の実とジュレがけ

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椀物:鱧とずいき、ズッキーニの蕎麦がき椀

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八寸:南高梅の甘酢漬け、モロヘイヤ・新しょうが・枝豆の酢の物、サゴシの酢じめ、山桃、かぼちゃのカレー風味、じゃばらきゅうり、焼きなすゼリー寄せ、プチトマト、鮎の甘露煮、太刀魚の南蛮漬け、鰻の焼き物

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八寸2人前

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聖SAVAGE 純米大吟醸中取り生(左) 鯉川 特別純米

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揚げ物:鱸・なす・フルーツトマト・さやいんげん

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辛味大根蕎麦

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水菓子:紅茶アイス白玉入り


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素晴らしい料理と蕎麦。
器、空間…、すべてのものに自分の手をかけるという店主のこだわり。
なにより、ていねいながら気負いも気取りもなく、温かで心底くつろがせてくれる接客。
ご主人、奥さま、お世話になりました。


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[DATA]
土家
東京都東村山市野口町4-18-1



[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/ttK8eRueuWI





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非公開コメント

Re: No title

KUONさま

自分でも何度も見直してしまったぐらいで。
う、うまそー…(笑)
魚だけで、鱧、サゴシ、鮎、太刀魚、鰻、鱸、(雲丹)ですから。
これはゴチソウであり、オモテナシでありました。

Re: No title

たれかはさま

コース料理をいただくことはほとんどありませんが、これはすごい! と。
見た目だけじゃなく。
また行ってみたいです。

Re: No title

ツキさま

古民家だけにサイズ感(規格)が独特で、タイムスリップ感も味わえます。
お料理はていねいな仕事がしてあり、どれもすごくおいしかったです。

Re: おばんです

つかりこさま

行っちゃいました。
抜け駆け…(笑)

想像以上に蕎麦前充実、酒が進む。
おっしゃるとおり蕎麦は短め、ズズッというよりモグっと。
でも本当にあったかい接客で、くつろげるし料理をしっかり味わえます。

> (僕のモチベなんて、この程度・汗)

↑なにより大事なことだと思いますよー(笑)

No title

こんばんは。

何もかも。素晴らしいです。今日で三回も、見に来てしまいました。

水菓子用のスプン、素敵。

No title

こんにちは。

良いですねぇ、お神酒をやって、そして蕎麦で〆る。

ううむ、とても美味しそう!

コースで出てくるお蕎麦屋さんって未体験なんですが、心惹かれます。

No title

この外観。まるで時代劇のセットみたいで、前を通るだけでも価値がありそうです(笑

そして、そのかぼちゃの見事な仕事。皮を削いで煮込んでも型崩れしていない。手練れですね!

おばんです

わっ、ずるい!
行っちゃったのー?!

そうか、九段の一茶庵でやってた人なんですね。
一茶庵系の蕎麦屋には、懐石のような料理を出さない店もありますが、
本来は、創業者は機械打ちブームの蕎麦業界に
手打ちと懐石料理屋のような料理、器、普請にこだわった
高級志向をぶちかました人なので、そのスタイルをしっかり受け継いでいる
一人なんでしょうね。

想像以上に、蕎麦前が充実していますね!
僕なら「作(ざく)」のアテにしたなあ。
おー、いいな、いいなあ。
あらびき蕎麦は、ちょっと短めに見えますが、でもとてもうまそうです。
川のほとりというのも心地よさそうですねー。
かわり蕎麦なども食べられるといいのにね。

よーし、がっぽり稼いで、僕も行かなくちゃ。
(僕のモチベなんて、この程度・汗)
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