大勝軒といえば、この味この匂い 【大勝軒 狭山ヶ丘店】

2019.03.20

 こんなところに「大勝軒」が… と25年前、横目に通り過ぎていたのが日本橋本町と狭山ヶ丘の店である。日本橋は、そのころ医薬系の仕事が多かった関係でしょっちゅう足を運んでいた小舟町の会社に行く通り道。狭山ヶ丘は仕事とはまったく関係ないが、そっち方面への遠征路にあった。そのころはずいぶん行動範囲が広かった。
この2店に共通していたのが、名前はそうだが“有名な大勝軒”に関係するとも思えない、うらぶれた立地、くたびれた外観。


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いまでは東池袋系のメジャー化に伴い大勝軒情報はネット上にあふれており、それらによれば日本橋は“人形町系”と呼ばれる名門中華の系譜、狭山ヶ丘は“永福町系”であることがわかる。
この地に越してから入った大勝軒でリピートしたのは「保谷 大勝軒」と「一ツ橋 大勝軒」で、どちらも永福町系。なので、その情報を知ってから「狭山ヶ丘店」は気になる存在となっていた。


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昨日の武蔵関もそうだが、春先に遠出する目的は園芸店。昔、品ぞろえが豊富だった「オリンピック所沢西店」のあと、そういえば近い! ということで「大勝軒 狭山ヶ丘店」へ。


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お店の前に自転車を止めているところからすでに強烈な匂いをキャッチ。
あ、大勝軒だ… と。
「永福町 大勝軒」に入ったことはないが、保谷や一ツ橋に共通するワイルドな魚介系の匂いが永福町系の特徴である。


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店内はカウンター8席ほど、4人掛けテーブル3脚。先客7人とけっこうにぎわっている。
年配のご夫婦? で切り盛りされているもよう。


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中華そば730円を注文。
あ… 玉子入りにすればよかった、たった50円違いだし… といつもモヤモヤする注文下手なところを今年は修正していきたい σ( ̄、 ̄=) ンー…


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カウンター越しに渡されたラーメン、でっかいどんぶりとステンレスのトレーが、やはり永福町系の特徴とされる。
どんぶりがでかいので、当然量が多い。麺はやわめ。くどいようだが、まさに永福町系を踏襲。


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麺ははじめやわそうでいて最後までその状態をキープする。魚介系のスープも懐かしい。


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店主が変わって味が洗練された一ツ橋に入ったとき、保谷みたい… と感じたものだが、この狭山ヶ丘店では昔の一ツ橋店がしのばれる、気がした。


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やはり僕はこの味が好きで、こうなると永福町系めぐりもおもしろいかもしれない。
その前に、本家本元「永福町 大勝軒」にはぜひ行っておかねばなるまい。


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[DATA]
大勝軒 狭山ヶ丘店
埼玉県所沢市狭山ヶ丘2-642



[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://www.youtube.com/watch?v=mLhpXUtxS1c


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Re: おー、狭山ヶ丘

つかりこさま

> その日(時間帯?)は空いてる風で、店の前に得も言われぬ静寂が
> 漂っていて、とても入りにくい空気で、なんだかやめといたほうがいいかあ、

↑その空気感はいつも漂っていると記憶してます(笑)。
ワタクシ、今月はたまたまディープなお店が多く、耐性がついているものと思われます。
でも入ってみれば、おっしゃるとおり既視感もあって和みます。
ぜひ行ってみてください。

「そら屋」で売ってる香取と「モエ」の白カビサラミ、サイコーです!

Re: No title

ツキさま

僕も「永福町 大勝軒」は入ったことないです。
近くによく行くCDショップがあったんですが、大勝軒はいつも行列で。
狭山ヶ丘は、たしかにこの系列では価格を抑えぎみ。へんぴな場所でガラパゴス的過程をたどったんでしょうか。

小川のチェーン店といえば際コーポレーションの「草門去来荘」がありますが、隣のイタリアンともども自分には縁がなさそうです。

おー、狭山ヶ丘

この店は知っていますよ。
ウチの生活圏の一部ですからね。
でも、入ったことないんですよ。
おととしあたりに、車で行って店の前まで行ったのですが、
その日(時間帯?)は空いてる風で、店の前に得も言われぬ静寂が
漂っていて、とても入りにくい空気で、なんだかやめといたほうがいいかあ、
って感じで、よしといたんです。

> でっかいどんぶりとステンレスのトレーが、やはり永福町系の特徴とされる。

↑ なんだ、ホントですね!
既視感があって、安心感もしっかり。
入ればよかったなあ。
ルポいただき、おかげさまで抵抗感がなくなりました。
ありがとさんですー。


生酛と白カビサラミ&チーズ。
サイコーですねー、よだれが出ました。

No title

実は、永福町 大勝軒に行ったことがないんですよ。行く先々の大勝軒は、ほとんどが永福系だというのに・・

こちらのお店は、僕が出入りする数店の大勝軒と比べると、どのメニューも100円ほどリーズナブルなようです。経営者が違うのだから当たり前と言えばそれまでですが、こうしたお客さんに優しい努力って嬉しいですよね。
入り口の棕櫚竹をはじめとした植木鉢にも、ほかの大勝軒とは違う個性とカジュアルな世界を感じるのは僕だけかな。

余談ですが、中学生の頃に住んでいた小平市の小川町というところに有名店とは無関係の”大勝軒”があったんですよ。御大の大勝軒も世間的にはあまり知られていない時代の話です。赤暖簾の下がる普通の中華屋さん。野菜炒めやチャーハンをやっている。
それに、その近所には今では名の通った某チェーン社長の実家もありました。その頃はチェーンというより、単体のお店でしたけれどね。
大勝軒は閉めたでしょうし、某チェーンのご家族も引っ越されたでしょう。でも考えようによっては、ある種の聖地なのかも(笑
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