地元密着型の実力派うどん 【うどん亭 なべきち】
2017.04.15
東久留米卸売市場とクルネで買い物をしてから昼食というのが本日の行動予定。だが市場は6時すぎには開いているわけで、ついそのペースで動きだしが早くなり、10時半には買い物が済んでしまった。
周辺のお店をリストアップしていって、「なべきち」はたしか10時ごろから開いていることを思い出す。通常動くルートは平行していて交わらないから気づかなかったが、川の向こうの坂を上れば、クルネからならすぐそこだ。

東に竹丘団地、西に新興住宅地、北に東京病院をはじめとする医療・福祉機関群という立地で、ぱっと見はこのあたりでわりと見かける住宅街のうどん屋さん。長く頑張っているように思う。
11時前の来店で先客はなし。
思ったより狭いと感じたが、狭いのは間口で、奥は広い座敷になっている。10卓ぐらいはありそうだ。僕らは入って左手の2卓のテーブル席の奥側に。

大ざる 肉汁680円(僕)と、Lミックス(かきあげ、わかめ)肉汁730円(妻)。
で、一緒に運ばれてきたものをみると麺の量が変わらない。3LとLのはずで、これは何かの間違いではないかとよく見ると、大ざるは3Lではなくて3玉と書いてある。

そう、この店は東村山のうどんの有名店「きくや」の系列である。つけ汁の器もきくやと同じ竹筒だ。「L」とはきくや独自のカウント法で、L=3玉が起点となる。以下、2L(4玉)、3L(5玉)… と増えていく。ベースが3玉からもわかるように1玉の量は少ない。
僕はきくやではいつも3Lなので、L(3玉)ではいかにも少ない。追玉1玉80円に気づくのが残念ながら遅すぎた。ここは「玉」と「L」の表示が混在していて紛らわしい。

うどん自体はとてもおいしい。粉そのものが良質な感じ。薬味に練りわさびはちょっと珍しいが、これが意外にいける。きくやに比べてメニューのバリエーション、自由度ともに高いのも好ましい。

僕らのあとに、若いお父さんと小学生ぐらいの女の子、じいさん1名、若いお母さんと幼稚園ぐらいの女の子×2、じいさん1名、じいさん1名、と入ってきた。時刻は11時15分。土曜日とはいえ出足が早い。
最初のお父さんと娘さんはメンズセットとレディースセット。小学校中学年ぐらいでもレディーである。
最後のじいさん1名は「今日はつけものだけね」と言いながら入ってきた。「あとホットコーヒー」
漬物とコーヒー…?
だがフロアのお母さんはこの常連客に当たり前のようにスーパードライ中瓶を運んでいく。飲み終わったらコーヒー、という意味なのだろうか。しかしまだ11時15分なんだが…。
この、しっかり地域に溶け込んでる感。

こちらは調理担当のお母さんを中心に女性陣で運用されているようだ。自家製日替わりカントリーケーキ、雑貨販売会、手づくりのカーテン(暖簾)等、そこかしこに女性らしい感性がにじみ出ている。
「ますや」「小島屋」「きくや」と、このあたりのうどんの老舗はすべて女性運営だ。こちらのおばちゃんたちが、あちらの大おばちゃんと同じぐらいに年輪を重ねたときにどういうお店になっているか、いまから楽しみだ。

[DATA]
うどん亭 なべきち
東京都清瀬市竹丘2-2-26

2017.04.15 のりの太丸/東京都東久留米市下里5-12-12 東久留米卸売市場
イチゴ大福100円(税別)

https://youtu.be/sToT984x-5Y
東久留米卸売市場とクルネで買い物をしてから昼食というのが本日の行動予定。だが市場は6時すぎには開いているわけで、ついそのペースで動きだしが早くなり、10時半には買い物が済んでしまった。
周辺のお店をリストアップしていって、「なべきち」はたしか10時ごろから開いていることを思い出す。通常動くルートは平行していて交わらないから気づかなかったが、川の向こうの坂を上れば、クルネからならすぐそこだ。

東に竹丘団地、西に新興住宅地、北に東京病院をはじめとする医療・福祉機関群という立地で、ぱっと見はこのあたりでわりと見かける住宅街のうどん屋さん。長く頑張っているように思う。
11時前の来店で先客はなし。
思ったより狭いと感じたが、狭いのは間口で、奥は広い座敷になっている。10卓ぐらいはありそうだ。僕らは入って左手の2卓のテーブル席の奥側に。

大ざる 肉汁680円(僕)と、Lミックス(かきあげ、わかめ)肉汁730円(妻)。
で、一緒に運ばれてきたものをみると麺の量が変わらない。3LとLのはずで、これは何かの間違いではないかとよく見ると、大ざるは3Lではなくて3玉と書いてある。

そう、この店は東村山のうどんの有名店「きくや」の系列である。つけ汁の器もきくやと同じ竹筒だ。「L」とはきくや独自のカウント法で、L=3玉が起点となる。以下、2L(4玉)、3L(5玉)… と増えていく。ベースが3玉からもわかるように1玉の量は少ない。
僕はきくやではいつも3Lなので、L(3玉)ではいかにも少ない。追玉1玉80円に気づくのが残念ながら遅すぎた。ここは「玉」と「L」の表示が混在していて紛らわしい。

うどん自体はとてもおいしい。粉そのものが良質な感じ。薬味に練りわさびはちょっと珍しいが、これが意外にいける。きくやに比べてメニューのバリエーション、自由度ともに高いのも好ましい。

僕らのあとに、若いお父さんと小学生ぐらいの女の子、じいさん1名、若いお母さんと幼稚園ぐらいの女の子×2、じいさん1名、じいさん1名、と入ってきた。時刻は11時15分。土曜日とはいえ出足が早い。
最初のお父さんと娘さんはメンズセットとレディースセット。小学校中学年ぐらいでもレディーである。
最後のじいさん1名は「今日はつけものだけね」と言いながら入ってきた。「あとホットコーヒー」
漬物とコーヒー…?
だがフロアのお母さんはこの常連客に当たり前のようにスーパードライ中瓶を運んでいく。飲み終わったらコーヒー、という意味なのだろうか。しかしまだ11時15分なんだが…。
この、しっかり地域に溶け込んでる感。

こちらは調理担当のお母さんを中心に女性陣で運用されているようだ。自家製日替わりカントリーケーキ、雑貨販売会、手づくりのカーテン(暖簾)等、そこかしこに女性らしい感性がにじみ出ている。
「ますや」「小島屋」「きくや」と、このあたりのうどんの老舗はすべて女性運営だ。こちらのおばちゃんたちが、あちらの大おばちゃんと同じぐらいに年輪を重ねたときにどういうお店になっているか、いまから楽しみだ。

[DATA]
うどん亭 なべきち
東京都清瀬市竹丘2-2-26

2017.04.15 のりの太丸/東京都東久留米市下里5-12-12 東久留米卸売市場
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https://youtu.be/sToT984x-5Y
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