fc2ブログ

地域密着 “和食の殿堂” 【堀天】

2019.03.03

 午後3時ころの降りだしという予報だったが、9時ころには降り始めた。
なりゆきで参加した東久留米の「つるしびな巡り」スタンプラリー参照1参照2の抽選会は今日が最終日で、せっかく巡っておいて尻切れとんぼじゃなんだから、車で行くことにした。


190303 horiten-26


東久留米市役所向かいのイトーヨーカドーの駐車場に止めて晩ごはんの買い物をして、会場の市民プラザ屋内ひろばへ。
2人で3回ずつ引いて、僕が緑の玉を出した。その瞬間、パッと場が盛り上がり、雨模様で出足が鈍く所在なげにしている商工会女性部の皆さんのなぐさみにはなったかも。“商店賞”でクリスマスローズの鉢をいただいた。


190303 horiten-12


昼ごはんには、こんな機会でもなければ入らないだろうというお店を選んだ。
自転車ではやや遠く、それでも自分1人ならなんてことない距離ではあるが、1人では入らんやろ… という系統。


190303 horiten-11


新座の産業道路沿いの“和食の殿堂”“和食の王様”「寿司割烹 堀天」。
地元では有名なお店で、法事や祝事、宴会・接待などの需要を一手に担ってきたようだ。


190303 horiten-13


通りに面したホールだけでもかなり広く、長い通路の左がテーブル席、右の窓際が小上がりで、6~8人席が5列ほど。
中ほどから垂直に奥に向かうもう一本の通路があり、果てしなく奥行きがある… ように見える。その両サイドが大小の座敷席になっていると思われる。パンフレットには80名まで対応可と書いてある。


190303 horiten-14


ホール正面は長い寿司カウンターで、職人が4人も。
なんかヒマそう、というか楽しそうにおしゃべりしていたが、僕らのあとに入った8人組のオーダーが通った途端、きりきりと働きだす。
飾りじゃなかったのね… とひと安心(←飾ってどうする ヾ(- -;)…


190303 horiten-16


注文を決めるのに大いに迷ってしまった。メニュー表のたぐいがやたら多いのと、もう一つ難点が…。
もしかしたら平日ランチ的な情報をどこかで見ていたのかもしれない。想定していたよりどれもみな高いのだ。


190303 horiten-15


熟考の末、熟成とんかつ御膳950円と、天ぷら付ごぼううどん1250円に。
値段を(下から)熟考… という見方も σ( ̄、 ̄=) ンー…

ちなみに“ごぼううどん”は、同じくこの店のメニューにある“にんじんうどん”とともに、“新座ブランド認定事業”の第1回認定品


190303 horiten-56


そのごぼううどん、まるでそばのような第一印象で、しかしながらゴボウと言われればたちまち得心のいく容姿をしている。そして香りがゴボウそのもの。


190303 horiten-21


武蔵野系のうどんにはゴボウの天ぷらが最高に合うと考えているが、これはうどんのみでそのコンビネーションを実現… というのはちょっと違う気もするが(笑)、ともあれこの新座ブランドはおいしい。


190303 horiten-20


天ぷらは、にんじん、なす、さつまいも、ふきのとう。


190303 horiten-55


とんかつ御膳は小鉢、お新香、フルーツ付きという内容を見ればむしろ安いといってもよく、この品だけ価格設定基準が合っていないのは謎。


190303 horiten-22


分厚いがやわらかく、おいしいとんかつである。


190303 horiten-57


今回はその表面をなぞっただけであり、通路の先の奥座敷をのぞいてみたいという好奇心に駆られるのである。


190303 horiten-25-2


[DATA]
堀天
埼玉県新座市堀ノ内1-1-11





[Today's recommendation]

wachat190303-2-22.jpg




https://www.youtube.com/watch?v=r16cOsvuoFE


Sponsored Link

コメントの投稿

非公開コメント

Re: No title

たれかはさま

> おそばのようで、蕎麦でない、ベンベン♪

↑そうはいっても、そばとうどんでは大違いですから、口に入れたらそば要素はまったくありません。当たり前か…
その代わりゴボウ要素満載で、僕は好きです。

埼玉といえばラーショに負けず庶民派な(ジャンキーな?)ローカルチェーン「山田うどん」もありますよ。
いずれにしろ遠方からお越しの方がわざわざ選ばずとも… というようなお店ですが、でもそういうエキセントリックな指向性には大いに共感いたします。

Re: No title

ツキさま

非チェーン系の郊外型レストランはほとんど見かけなくなりましたが、何かしら特徴があって面白いですね。
値段の比較だけではない、印象点というものを大事にしたいものです。

No title

こんばんは(^-^*)/

ううむ、


おそばのようで、蕎麦でない、ベンベン♪
(すみません、関西人なもので)

それは何かと尋ねたら、うどんであるとは....
とても見えないです。

バリエーションが豊富ですね、麺類は。

埼玉県に来ております、チャンスがあればどこかラーショに行きたいのですが、はてさて如何相成りますか??

No title

店構えもお品書きも、そしてお値段もロードサイドの和的ファミレスと被りそうです。なのに駐車場も埋まっているし、店内のしつらえもくたびれた感じがしない。
でもこんなご時世まで屋台骨を支えてきたところを見ると、丸太の如き営業的な手腕があったこが想像できますね。お隣の赤い鳥居に護られてきたのかも。。。
それに、きゅうりの飾り包丁にチェーン店のそれとは違う余裕が見えますね。たまの雨の日。通りに行き交う車を目にしながら落ち着いて食事をするのも良いかもしれません(笑)
Latest Articles
どこか遠くへ 【たから家 本店】 Oct 01, 2023
ホスピタリティの心 【魚人】 Sep 30, 2023
見どころいっぱい 【国立天文台―その2】 Sep 29, 2023
日本の天文学研究の中心 【国立天文台】 Sep 28, 2023
王道! 大衆食堂 【三喜食堂】 Sep 27, 2023
見て、触れて、体感できる広報施設 【陸上自衛隊広報センター りっくんランド】 Sep 26, 2023
古河名物といえば 【田村屋 西口店】 Sep 24, 2023
手淹れコーヒーと地元野菜のプレートランチ 【Sane cafe & gallery】 Sep 23, 2023
古河城遺構の観光拠点 【お休み処 坂長】 Sep 22, 2023
古河藩重臣のための屋敷 【鷹見泉石記念館】 Sep 22, 2023
ハーバルライフ提案型施設 【生活の木 薬香草園】 Sep 21, 2023
わらじタンタンとは? 【中国味界 海燕】 Sep 19, 2023
Ranking
          
          
Category
Category-2