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規範はユルくチャンポンは手堅く 【大龍軒】

2017.04.07

 チャンポンが好きで以前は某チャンポンチェーンによく行っていたが、あるとき某ハンバーガーチェーンから来た社長が商品に口出ししてまったく別の食い物にしてしまってからは一度も行っていない。
それでもチャンポンという食べ物は好きなので、ときどき探してみて、去年ようやく見つけた好みのチャンポンを出す店がこの「大龍軒」。

1981年創業の老舗チャンポン店で、その後ラーメンチェーンの「一徹」グループ入りしたが2013年8月に独立し、屋号も「大龍軒」に戻して再スタートを切った。一徹時代もチャンポンをうたっていたので、しばりの緩いチェーンだったんだろうと思う。その一徹は、一時僕の行動圏内だけでも4~5店あったが、まったく見かけなくなってしまった。

この店では、チェーン時代の名残かそれとも経営者の意識の高さからか、いわゆる声出し・復唱が導入されている。「麺入りまーす」「ありがとうございまーす」とかいうやつ。
ところで、店員は調理担当の若い男性のほかはみんな女性で4~5人もいる。みんな年いってる。
ここのところに難があるらしく、年のせいか、声出し・復唱への理解度・実施状況がばらばらである。やる人もいればやらない人もいる。同じやる人でもやったりやらなかったりする。つまり、“その気のある人が、気が向いたときに”声出しをするという行動規範になってしまっている。こんなの徹底してやらなかったらやる意味ないと思うが。


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「23番出しまーす」からややあって、8番(わし)出しまーすの声出しなしにちゃんぽん(790円+税)が運ばれてきた。
具はキャベツ、モヤシ、ニンジン、絹さや、豚肉、エビ、イカ、かまぼこ、ちくわ、キクラゲ、コーンで、たっぷり感がうれしい。ごま油の香りがけっこう強い。コショウも効いている。麺は煮込まないのでモチモチ感が出ないのがやや残念ではあるが、バランスのとれたおいしいチャンポンだと思う。

さて、この店ではやはりマニュアル徹底への道のりは遠いようで、仕事の合間におばちゃんたちはずーっとおしゃべりしてる。会話が弾みすぎることも復唱を飛ばす原因の一つになってる。


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一人のおばちゃん(A)が〇〇の話を始めた。狭い道でトラックが… と。
「サイドミラー、メリメリ」「こっち側もボコッと」とか聞こえてくる。

BGMはRed Hot Chili Peppersの『By The Way』に変わっていた。おばちゃんAの話に耳をそばだてながらも、PVのタクシードライバーの発煙筒踊りが脳裏をよぎり、妙な具合にシンクロする。
おばちゃんAもレッチリのせいでアドレナリンがドバドバな感じ。なんだか話がエスカレートしていった。

そのとき無口な調理担当が、「〇〇に遭ったら相手のことを△△ほうが…」とボソリ。
冷や水をぶっかけられたおばちゃん連中はそそくさと持ち場に戻るのであった。わしも安心して最後のコーンをすくうのであった。

去年来たときもまったく同様の状況で、このユルさは癖になりそうで来店頻度が増えるかも、とか思うのだが、経営者側もしくは指導コンサルにしてみればよもや要カイゼンの業務態度が僕のようなひねくれ者にはウケがいいとは思いもよるまい。


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[DATA]
大龍軒
東京都立川市若葉町2-1-4


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