いまや街の顔? の地域密着インドカレー 【ピアーズ 東村山店(本店)】
2018.09.29
所用のため昼ごはんに出るのが2時半近くになってしまった。その時間に営業しているお店は限られる。
ふと思い付いてインドカレーの「ピアーズ」の営業時間を調べてみると、ランチタイムは15時まで。なんとか間に合いそうなので急いで向かう。

以前、同じような感じで久米川の「サンガム3号店」に入ったのを思い出したので調べてみたわけだが、ならばほかはどうだろうと東村山市内のインド・ネパール料理店(テイクアウト専門の「ネパール」を除く10店)を調べてみたら、ほぼ例外なく営業時間11:00~15:00・17:00~23:00であった(「BIHANI」のみ中休みなしで11:00~23:00)。
カルテルでも結んでるんだろうか? 東村山印尼咖組合連合会とかって(笑)。

驚くのは東村山市内にインドカレー店が11店も存在すること。
かつてインドカレーはおしゃれな存在だった。1990年代後半のグルメ本に掲載された首都圏のエスニック料理店をまとめたサイトによれば、インドカテゴリーは17店あり、住所を見ると千代田区二番町、中央区銀座、港区赤坂・六本木・西麻布・南青山、目黒区目黒、渋谷区道玄坂・宇田川町、新宿区西新宿・新宿、杉並区高円寺北、横浜市中区… と、それなりの街が並ぶ。
まさか北多摩の外れの市に10店以上の時代が来るとは、20世紀には思いもよらなかっただろう。

6月17日オープンの「ピアーズ 新小平店」
いまはむしろ、何もないような場所にポツンと1軒飲食店があると思ったらインドカレー、ということも珍しくない。
この夏、小平市の鷹の街道の閉店したそば・うどんのお店で内装工事をしている、と思っていたら、インドカレー店がオープンした。それはまさに東村山に本店を置く「ピアーズ」の4店舗目となる支店なのだった。

14:37で先客は1人。
広い店内にテーブル席がゆったりと配置。右奥の席に着く。

オーダーは、日替わりのなすとチキンのカレー850円(相方)、シーフードカレー980円(長女)、ほうれん草チキンカレー880円(私)。
ホウレンソウ系にしたのは、前回食べておいしかったから。
辛さは“甘甘”から“超大辛”まで7段階。
前回1の“普通”では全然辛くなかったので、3の“大辛”にしてみる。ほかの2人は“普通”に。
ドリンクは僕と長女がラッシー、相方がホットチャイ。

まずサラダとスープ。
サラダはサウザンアイランドやオーロラソースに似たインドカレー屋独特の甘いニンジン? のドレッシング。
トマトスープも甘めの味付け。

こちらはナンが大きいので有名。
皿がほとんど用をなしていないほど。

ほうれん草チキンカレーの大辛、“大”というほど辛さは感じない。
主観的には中辛くらいの感覚で、ちょうどよい辛さだ。

なすとチキンのカレーとシーフードカレーは色合いとかよく似ているが、味はだいぶ違う。当たり前か(笑)。
なすとチキンは、まあ王道な感じ。なすの実がしまっていて秋を感じる。

シーフードカレーはエビ、イカ、アサリという具だけじゃなく、魚介系の“だし”がとられているふうで、ショウガを強めに効かせてある。これ、かなりおいしい。

女子2人はナンを大量に余す。っていうか、しっぽの部分しか食べてないし ┐( ̄  ̄; )┌ ヤレヤレ……

でもこちらはナンもカレーも持ち帰りOK。お願いすると、ナンをアルミホイルに包んでくれ、カレーの容器も持ってきてくれる。
これは素晴らしいサービスで、ナンがでかいことを知っていても安心して頼める。女性客が多いのもうなずける。
僕らのあとに2人お客さんが入ってきたが、どちらもテイクアウト利用。
テイクアウトの電話注文も入っている。

市内のインドカレー店では最古参の2008年のオープン。10年ですっかり街に溶け込んでいるようだ。
昭和時代の街の料理店三大業種といえば、すし・そば・中華だが、いまや人々の生活といちばん距離感が近いのはインドカレーかもしれないな… とふと思った。

[DATA]
ピアーズ 東村山店(本店)
東京都東村山市本町3-8-23
http://indian-curry.piaaz.jp/
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=9QZOHzWLF9w


所用のため昼ごはんに出るのが2時半近くになってしまった。その時間に営業しているお店は限られる。
ふと思い付いてインドカレーの「ピアーズ」の営業時間を調べてみると、ランチタイムは15時まで。なんとか間に合いそうなので急いで向かう。

以前、同じような感じで久米川の「サンガム3号店」に入ったのを思い出したので調べてみたわけだが、ならばほかはどうだろうと東村山市内のインド・ネパール料理店(テイクアウト専門の「ネパール」を除く10店)を調べてみたら、ほぼ例外なく営業時間11:00~15:00・17:00~23:00であった(「BIHANI」のみ中休みなしで11:00~23:00)。
カルテルでも結んでるんだろうか? 東村山印尼咖組合連合会とかって(笑)。

驚くのは東村山市内にインドカレー店が11店も存在すること。
かつてインドカレーはおしゃれな存在だった。1990年代後半のグルメ本に掲載された首都圏のエスニック料理店をまとめたサイトによれば、インドカテゴリーは17店あり、住所を見ると千代田区二番町、中央区銀座、港区赤坂・六本木・西麻布・南青山、目黒区目黒、渋谷区道玄坂・宇田川町、新宿区西新宿・新宿、杉並区高円寺北、横浜市中区… と、それなりの街が並ぶ。
まさか北多摩の外れの市に10店以上の時代が来るとは、20世紀には思いもよらなかっただろう。

6月17日オープンの「ピアーズ 新小平店」
いまはむしろ、何もないような場所にポツンと1軒飲食店があると思ったらインドカレー、ということも珍しくない。
この夏、小平市の鷹の街道の閉店したそば・うどんのお店で内装工事をしている、と思っていたら、インドカレー店がオープンした。それはまさに東村山に本店を置く「ピアーズ」の4店舗目となる支店なのだった。

14:37で先客は1人。
広い店内にテーブル席がゆったりと配置。右奥の席に着く。

オーダーは、日替わりのなすとチキンのカレー850円(相方)、シーフードカレー980円(長女)、ほうれん草チキンカレー880円(私)。
ホウレンソウ系にしたのは、前回食べておいしかったから。
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辛さは“甘甘”から“超大辛”まで7段階。
前回1の“普通”では全然辛くなかったので、3の“大辛”にしてみる。ほかの2人は“普通”に。
ドリンクは僕と長女がラッシー、相方がホットチャイ。

まずサラダとスープ。
サラダはサウザンアイランドやオーロラソースに似たインドカレー屋独特の甘いニンジン? のドレッシング。
トマトスープも甘めの味付け。

こちらはナンが大きいので有名。
皿がほとんど用をなしていないほど。

ほうれん草チキンカレーの大辛、“大”というほど辛さは感じない。
主観的には中辛くらいの感覚で、ちょうどよい辛さだ。

なすとチキンのカレーとシーフードカレーは色合いとかよく似ているが、味はだいぶ違う。当たり前か(笑)。
なすとチキンは、まあ王道な感じ。なすの実がしまっていて秋を感じる。

シーフードカレーはエビ、イカ、アサリという具だけじゃなく、魚介系の“だし”がとられているふうで、ショウガを強めに効かせてある。これ、かなりおいしい。

女子2人はナンを大量に余す。っていうか、しっぽの部分しか食べてないし ┐( ̄  ̄; )┌ ヤレヤレ……

でもこちらはナンもカレーも持ち帰りOK。お願いすると、ナンをアルミホイルに包んでくれ、カレーの容器も持ってきてくれる。
これは素晴らしいサービスで、ナンがでかいことを知っていても安心して頼める。女性客が多いのもうなずける。
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僕らのあとに2人お客さんが入ってきたが、どちらもテイクアウト利用。
テイクアウトの電話注文も入っている。

市内のインドカレー店では最古参の2008年のオープン。10年ですっかり街に溶け込んでいるようだ。
昭和時代の街の料理店三大業種といえば、すし・そば・中華だが、いまや人々の生活といちばん距離感が近いのはインドカレーかもしれないな… とふと思った。

[DATA]
ピアーズ 東村山店(本店)
東京都東村山市本町3-8-23
http://indian-curry.piaaz.jp/
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=9QZOHzWLF9w


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Re: No title
鍵コメさま
ここもそうですが、このエリアのいいお店はだいたいわかりにくい場所にあります。
駐車場もなかったりで、車では利用しづらい。
といって、わざわざ電車で来るようなところでもないですし…(笑)。
ここイイね! と伝えるのも、なかなか難しいものがありますね…。
ここもそうですが、このエリアのいいお店はだいたいわかりにくい場所にあります。
駐車場もなかったりで、車では利用しづらい。
といって、わざわざ電車で来るようなところでもないですし…(笑)。
ここイイね! と伝えるのも、なかなか難しいものがありますね…。
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