吉祥寺の街はずれに60年 【まるけん食堂】
2018.09.11
ブログタイトルに昭和と付いているが、特に昭和(1926.12.25~1989.01.07)という年代に強くこだわっているわけではない。
その時代の空気感や人間性のようなものを思い出させる(忘れさせない)場所や事柄にアクセスし続けたいと願っているわけで。
昭和時代に存在したということを考えれば、いちおう創業30年が目安となるが、昨日今日できたところでも当然、いいお店はたくさんある。
いまさら、言い訳じゃないが。
言い訳か… ( ̄▽ ̄;)アハハ

ところで、吉祥寺という街(武蔵野市吉祥寺 本町・東町・南町・北町、三鷹市井の頭公園・御殿山の一部と規定)に限っては、このブログは文字どおり昭和になっている。偶然である。
これまで吉祥寺のお店を11店取り上げているが、おそらくいちばん新しいのが1985年オープンの「武蔵野文庫」。

吉祥寺東町の「まるけん食堂」も、知る人ぞ知る昭和食堂。
知る人ぞ知るとは、知らない人は知らないという意味だが、同じ吉祥寺東町に住んでいたことのあるワタクシ、最近まで知りませんでした。

女子大通りに面したマンションの1階(お店自体は、ちょっと脇道に入る)。Googleマップで距離を測ると、僕のアパートと直線距離で300m。知らなかったでは済まされないなぁ… ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

外から店内の様子が見える。常連客が多そう、相席必至っぽい、この2点から、気になりつつも気軽にのれんをくぐることのできないお店である。
たまたま通りかかったタイミングでお客さんが1人しか認められなかったので、思い切って入ってみた。

思ったよりも狭い店内。4人テーブル1つ、テーブル2つくっつけた8人席、壁に面した2人席の、合計14席。
壁の品書きを見て、焼肉定食650円って安いなぁ… とそれを頼んだんだが、あとで見返すとお店最高値であった w( ̄▽ ̄;)wワォッ!!

で、店内のホワイトボードが謎。

420円で、コロッケ(2個)からナスイタメまで8品。単品でそれは高いかも… と思えば、ちゃんと横に“1品210”と書いてある。つまりこの420円8品は定食と結論づけられるわけである。
ところがこれ、コロッケ(2個)、メンチカツまではわかる。安いと思う。その横、マカロニサラダ。…ん? 生アゲ煮、冷ヤッコ、ピーマンイタメ。…ん、ん??
マカロニサラダ定食や冷ヤッコ定食ということかなぁ…。それはちょっとイメージしづらいので、420円で高いのか安いのかわからなくなった(笑)。

焼肉定食は、メインの焼肉の皿、たくあん2切れ、みそ汁、とシンプルな見た目。
提供前に厨房からショウガをおろす音が聞こえていたが、仕上げにたっぷりのおろしショウガがかかっている。味付けはしょうゆメインで甘さはあまり感じない。しっかりソテーしてあって香ばしい豚肉に生のおろしショウガがよく合い、食が進む。
みそ汁もそうだが、よけいなうま味のないシンプルで好きな味付け。ボリュームもあって、コスパは抜群によい。

目の前の棚に古い写真が飾ってある。
“中華そば まるけん”の看板。
「中華屋さんだったんですか?」とお店のおかあさんに聞いてみた。
「そうなんですよ。この場所で、向きも同じ。もうすぐ60年になります」

同じ東町に住んでいたことがあると言ったら、ちょっとやりとりしただけですぐに場所を当てられた。
創業60年と在住歴4年の差は大きい。
定食の品書きの謎も、60年の積み重ねゆえ、ということかな…。

[DATA]
[DATA]
まるけん食堂
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-6-14
[Today's recommendation]

https://youtu.be/5IsSpAOD6K8


ブログタイトルに昭和と付いているが、特に昭和(1926.12.25~1989.01.07)という年代に強くこだわっているわけではない。
その時代の空気感や人間性のようなものを思い出させる(忘れさせない)場所や事柄にアクセスし続けたいと願っているわけで。
昭和時代に存在したということを考えれば、いちおう創業30年が目安となるが、昨日今日できたところでも当然、いいお店はたくさんある。
いまさら、言い訳じゃないが。
言い訳か… ( ̄▽ ̄;)アハハ

ところで、吉祥寺という街(武蔵野市吉祥寺 本町・東町・南町・北町、三鷹市井の頭公園・御殿山の一部と規定)に限っては、このブログは文字どおり昭和になっている。偶然である。
これまで吉祥寺のお店を11店取り上げているが、おそらくいちばん新しいのが1985年オープンの「武蔵野文庫」。

吉祥寺東町の「まるけん食堂」も、知る人ぞ知る昭和食堂。
知る人ぞ知るとは、知らない人は知らないという意味だが、同じ吉祥寺東町に住んでいたことのあるワタクシ、最近まで知りませんでした。

女子大通りに面したマンションの1階(お店自体は、ちょっと脇道に入る)。Googleマップで距離を測ると、僕のアパートと直線距離で300m。知らなかったでは済まされないなぁ… ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

外から店内の様子が見える。常連客が多そう、相席必至っぽい、この2点から、気になりつつも気軽にのれんをくぐることのできないお店である。
たまたま通りかかったタイミングでお客さんが1人しか認められなかったので、思い切って入ってみた。

思ったよりも狭い店内。4人テーブル1つ、テーブル2つくっつけた8人席、壁に面した2人席の、合計14席。
壁の品書きを見て、焼肉定食650円って安いなぁ… とそれを頼んだんだが、あとで見返すとお店最高値であった w( ̄▽ ̄;)wワォッ!!

で、店内のホワイトボードが謎。

420円で、コロッケ(2個)からナスイタメまで8品。単品でそれは高いかも… と思えば、ちゃんと横に“1品210”と書いてある。つまりこの420円8品は定食と結論づけられるわけである。
ところがこれ、コロッケ(2個)、メンチカツまではわかる。安いと思う。その横、マカロニサラダ。…ん? 生アゲ煮、冷ヤッコ、ピーマンイタメ。…ん、ん??
マカロニサラダ定食や冷ヤッコ定食ということかなぁ…。それはちょっとイメージしづらいので、420円で高いのか安いのかわからなくなった(笑)。

焼肉定食は、メインの焼肉の皿、たくあん2切れ、みそ汁、とシンプルな見た目。
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提供前に厨房からショウガをおろす音が聞こえていたが、仕上げにたっぷりのおろしショウガがかかっている。味付けはしょうゆメインで甘さはあまり感じない。しっかりソテーしてあって香ばしい豚肉に生のおろしショウガがよく合い、食が進む。
みそ汁もそうだが、よけいなうま味のないシンプルで好きな味付け。ボリュームもあって、コスパは抜群によい。

目の前の棚に古い写真が飾ってある。
“中華そば まるけん”の看板。
![]() | ![]() |
「中華屋さんだったんですか?」とお店のおかあさんに聞いてみた。
「そうなんですよ。この場所で、向きも同じ。もうすぐ60年になります」

同じ東町に住んでいたことがあると言ったら、ちょっとやりとりしただけですぐに場所を当てられた。
創業60年と在住歴4年の差は大きい。
定食の品書きの謎も、60年の積み重ねゆえ、ということかな…。

[DATA]
[DATA]
まるけん食堂
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-6-14
[Today's recommendation]

https://youtu.be/5IsSpAOD6K8


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Re: No title
unagiさま
価格、すごいですよね。
あとで見直したら、いちばん高いものを頼んでいたことに気づいて、大それたマネを… と、うろたえてしまいました(笑)。
都会の価格設定は、上にも下にも幅があるのかもしれませんね。
でもたしかに、最初入るときは敷居高いです…。
価格、すごいですよね。
あとで見直したら、いちばん高いものを頼んでいたことに気づいて、大それたマネを… と、うろたえてしまいました(笑)。
都会の価格設定は、上にも下にも幅があるのかもしれませんね。
でもたしかに、最初入るときは敷居高いです…。
No title
こんばんは
価格が、すごすぎですね。
学生時代通ったお店にすごく安かった記憶がありますが
さらに下を言っていて驚きました。
都会は何でも高いと思っていましたが
違うんですね。
敷居が高そうでなかなか勇気もいりそうですが・・
価格が、すごすぎですね。
学生時代通ったお店にすごく安かった記憶がありますが
さらに下を言っていて驚きました。
都会は何でも高いと思っていましたが
違うんですね。
敷居が高そうでなかなか勇気もいりそうですが・・