fc2ブログ

学生街の洋食屋さん 【ジュノン】

2017.03.30

 鷹の台は津田塾、白梅、ムサビなどを擁する学生街で、昭和の洋食屋や喫茶店がポツリポツリと残っている。
駅前商店街にある「ジュノン」。女子大と美大に囲まれていてさぞオシャレかというと、そうでもない。“そうでもない”とはずいぶんぼかした言い回しなのだが、とにかくこの店はいわく言い難いオーラを放っている。まあ、言い難いもなにも“雑”のひと言なんだが(笑)。
何でもかんでもガムテープで済ませる。店先のメニュー掲示も、建て付けの調整も、丸いすの合皮の補修も、全部ガムテープ。したがって店内の美観ゼロ(笑)。
まあ、料理で勝負ということなのだが。


junon31.jpg


ちょうど1年前に妻と食べに来ており、そのときと同じチキンカツカレー690円をオーダー。僕は1人のときは同じものを頼むことが多い。内容を知っているという安心感からだ。

ところが出てきた料理は記憶とだいぶ様子が違う。
まず、こんなに量多かったか? それから楕円と記憶していた皿が丸皿である。さらに、ほぼ具なしカレーだったはずが、今回は具だくさん。単なる記憶違いか、それとも前回はサンデースペシャル(100円引き)だったから別物ということなのか。


junon34.jpg


ともかく、この量は覚悟してかからないとけっこうやばいかも。
写真ではチキンカツが小ぶりに見えるが、それは目の錯覚。縮尺があべこべなのであって、カツが普通サイズで皿がデカい。

量もさることながら、僕をもっと苦しめたのは味付けなのだった。まずいと言っているのではない。濃いのだ。ひと口目で脳天にガツンときた。これはおじさん向けの味付けではなく、ガテン系、体育会系の食べ物だ。


junon35.jpg


そこであらためて店内を眺めてみるのだが、女子大生風2人組と妙齢のおばさま、あとから入ってきた学生カップルの男のほうも細っちい。多め、濃いめ、硬め? な人物は一人も見当たらない。これはどういうことか?
答えは、たまたまです(笑)。前回は近くのグラウンドで午前練習を終えたらしい大学野球部の半貸し切り状態だった。


junon32.jpg


その独特のゆるさ、雑な感じが多様な人々を引き付けるのだと思う。手作り感満載の料理の数々と、何だかんだいってなごんでしまう店内の雰囲気。量を求める人も、味を求める人も、それ以外の人も、ちゃんと楽しめるようになっている。
長く続けてこられたのには理由があるのだ。


junon33.jpg


[DATA]
ジュノン
東京都小平市たかの台38-3







https://www.youtube.com/watch?v=G56ZSrmHAVo


 
shunran.jpgamana.jpguguisukagura.jpgkusaboke.jpg
玉川上水の土手に咲く早春の花々。シュンラン、アマナ、ウグイスカグラ、クサボケ


関連記事

Sponsored Link

コメントの投稿

非公開コメント

Latest Articles
リニューアルオープン! さくら茶屋改め… 【森のキッチン】 Jul 01, 2022
梅雨が明け丑の日とくれば… 【オオギヤと宇奈とと 東村山店】 Jun 29, 2022
猛暑に、ギトギト💦 【ぼん天 久米川店】 Jun 28, 2022
名物豆腐・ゆば料理をカジュアルに 【豆らく】 Jun 27, 2022
都下の避暑地 【澤乃井園 清流ガーデン】 Jun 27, 2022
自由度の高い… 【松屋】 Jun 25, 2022
街角の古きよき… 【喫茶アン】 Jun 24, 2022
植物にも、ストーリー 【牧野記念庭園】 Jun 23, 2022
変わらずに在り続ける 【珍来】 Jun 21, 2022
うまさは、深い 【天下一】 Jun 20, 2022
埼玉のディズニーランド!? 【サイボク キッチン】 Jun 19, 2022
創業100年の深み 【直久 新宿西口店】 Jun 19, 2022
Ranking
          
          
Category
Category-2