気取らず居心地よい本格寿司 【鮨孝】
2018.03.10
今日は相方が着物を着てとあるセミナーに行く日。そこでの自らの発言をきっかけに着付けを習うようになったから、有言実行をアピールしているらしい。
セミナーは午後に開かれるので、昼ごはんを済ませてから出かけることに。

着物で入れるお店は限られる。たべものの種類というより、店のつくりがゆったりしていないと、あちこち引っかけて物を落としたり倒したりしそうで、同行者の自分がひやひやする。
で、言わず語らずのうちにすし屋に向かっている、みたいな。それも、このあたりでも特に落ち着きがあって安心して使えるお店。
東村山駅前で良質なすしランチを格安で提供する「鮨孝」。

これはその時点ではまったく気づいていなかったことだが、ちょうど1年前(2017.03.11)、まったく同じ理由で鮨孝に入っている。
以前は昼も夜もときどき使っていたのだが、ご無沙汰になっていて、去年久々に入ってよさを再認識した。そこから丸1年空いちゃったのは、自分的に不本意ではある。

12時半前でカウンターにお客さんはなく、掘りごたつの個室に熟年女性グループ。
握り場には2代目。大将は裏方に徹している。
おかみさんが相方に膝掛けを持ってきてくれる。
もう1人、若女将? を合わせ、家族4人体制のもよう。
ランチにぎり870円×2を発注。

目の前のネタケースにずらっと貝が並ぶ。ホタテ、トリガイ、アオヤギ、ミルガイ、ホッキ、アカガイ、タイラギ。
貝好きの僕にはたまらない光景である。とりわけトリガイがおいしそう。
「今年はトリガイ早いです。もう殻付きが入ってきてます」と2代目。

僕の前のカウンターの上に、お相撲さんの写真パネル。化粧まわしに、“北勝富士・ウチノ看板・所沢”と入っている。
「北勝富士の地元は山向こうすぐ、山口とか荒幡とか、あのへんなんですよ」と2代目。「おやじさんがうちのお客さんなんです」
小林祐希、オコエ瑠偉、床姉妹… と、2代目は東村山出身のスポーツ選手にアツい思いを寄せる。
壁には地元出身の落語家・三遊亭兼太郎のポスター。
「豊島屋さんの酒蔵で落語やりますよ」
それはぜひ聴きに行ってみたい。

まず小鉢・茶わん蒸し・香の物。
小鉢は切り干し大根とひじきの甘酢あえ、茶わん蒸しは鶏肉等の下ごしらえのしっかりしたプロの味、香の物は自家製ぬか漬け3種。

にぎりはいつもながら上品で美しいビジュアル。シャリは小さめだがネタはボリューム感がある。
マグロのづけはちょうどよい塩梅で、エビは大きく食べ応え十分、玉子はほどよい甘さの上品な味わい。
白身はキンメ? 僕は赤魚の刺し身に苦手意識があるが、これはいい。しっかり脂がのり、この日いちばんのネタだと思う。

ランチのこの内容・価格でほとんどお客さんが入っていないのは相変わらず謎だが、ネタケースの充実ぶりから夜のにぎわいはうかがい知れる。
ランチ利用だけじゃ申し訳ない、という気持ちにさせられるので、まあ思うつぼだがそろそろ夜に行かなきゃな…。

[DATA]
鮨孝
東京都東村山市本町2-6-25
[Today's recommendation]

https://youtu.be/Jb2stN7kH28


今日は相方が着物を着てとあるセミナーに行く日。そこでの自らの発言をきっかけに着付けを習うようになったから、有言実行をアピールしているらしい。
セミナーは午後に開かれるので、昼ごはんを済ませてから出かけることに。

着物で入れるお店は限られる。たべものの種類というより、店のつくりがゆったりしていないと、あちこち引っかけて物を落としたり倒したりしそうで、同行者の自分がひやひやする。
で、言わず語らずのうちにすし屋に向かっている、みたいな。それも、このあたりでも特に落ち着きがあって安心して使えるお店。
東村山駅前で良質なすしランチを格安で提供する「鮨孝」。

これはその時点ではまったく気づいていなかったことだが、ちょうど1年前(2017.03.11)、まったく同じ理由で鮨孝に入っている。
以前は昼も夜もときどき使っていたのだが、ご無沙汰になっていて、去年久々に入ってよさを再認識した。そこから丸1年空いちゃったのは、自分的に不本意ではある。

12時半前でカウンターにお客さんはなく、掘りごたつの個室に熟年女性グループ。
握り場には2代目。大将は裏方に徹している。
おかみさんが相方に膝掛けを持ってきてくれる。
もう1人、若女将? を合わせ、家族4人体制のもよう。
ランチにぎり870円×2を発注。

目の前のネタケースにずらっと貝が並ぶ。ホタテ、トリガイ、アオヤギ、ミルガイ、ホッキ、アカガイ、タイラギ。
貝好きの僕にはたまらない光景である。とりわけトリガイがおいしそう。
「今年はトリガイ早いです。もう殻付きが入ってきてます」と2代目。

僕の前のカウンターの上に、お相撲さんの写真パネル。化粧まわしに、“北勝富士・ウチノ看板・所沢”と入っている。
「北勝富士の地元は山向こうすぐ、山口とか荒幡とか、あのへんなんですよ」と2代目。「おやじさんがうちのお客さんなんです」
小林祐希、オコエ瑠偉、床姉妹… と、2代目は東村山出身のスポーツ選手にアツい思いを寄せる。
壁には地元出身の落語家・三遊亭兼太郎のポスター。
「豊島屋さんの酒蔵で落語やりますよ」
それはぜひ聴きに行ってみたい。

まず小鉢・茶わん蒸し・香の物。
小鉢は切り干し大根とひじきの甘酢あえ、茶わん蒸しは鶏肉等の下ごしらえのしっかりしたプロの味、香の物は自家製ぬか漬け3種。

にぎりはいつもながら上品で美しいビジュアル。シャリは小さめだがネタはボリューム感がある。
マグロのづけはちょうどよい塩梅で、エビは大きく食べ応え十分、玉子はほどよい甘さの上品な味わい。
白身はキンメ? 僕は赤魚の刺し身に苦手意識があるが、これはいい。しっかり脂がのり、この日いちばんのネタだと思う。

ランチのこの内容・価格でほとんどお客さんが入っていないのは相変わらず謎だが、ネタケースの充実ぶりから夜のにぎわいはうかがい知れる。
ランチ利用だけじゃ申し訳ない、という気持ちにさせられるので、まあ思うつぼだがそろそろ夜に行かなきゃな…。

[DATA]
鮨孝
東京都東村山市本町2-6-25
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https://youtu.be/Jb2stN7kH28


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