いつもと違う年の瀬に 【揚子江】
2017.12.28
ぼちぼち仕事納めという方もいらっしゃることと存じますが、私、年の瀬に加速度的に忙しくなってまいりました。
NS社のSRさんから今週に入って断続的に、毎日なんか来る。いまのうちにやれるだけやっておかないと年明けキツイという性質の仕事だから、これは致し方ない。
昨日・今日とLS社のHHさんから立て続けに重めの案件が届く。2週間前に打診されて引き受けたものだから、これもしょうがない。
この状況は完全に織り込み済みで、どこにブーたれる筋合いのものでもない。
ただ、もちろんそれはなんとかなるだろうと思える量だから引き受けているわけだけど、仕事以外のことを計算に入れていなかった。大掃除、酒類等の買い出し、一陽来復、おせち作り…。三が日に仕事する気もさらさらないし。
明日の午前あたりが勝負どころかなぁ…。

というわけで今日のお昼ごはんは近場で軽めに済まそうと、久米川の「揚子江」へ。どこが軽めだ(笑)。
こちらは東村山市内でも屈指のディープゾーンというか、トワイライトゾーンというか…。
人を寄せ付けない殺風景な外観。
結界が張られたようなガラス戸を押し通る。
店内は、コンクリートむき出しの床に、赤い天板のデコラのテーブルと色あせたビニールレザーのいす。
どこかが汚いというより、店全体に圧倒的年季を感じる。

2時ちょうどの来店で、驚くことにお客さんがいる。それもちっちゃい女の子。お父さんと一緒だ。
この若いお父さんは、お店のお母さんとの会話の内容から、久々に来た昔の常連って感じ。「〇〇さん、どうしてる?」みたいに友人名がいっぱい出てくるところから、高校時代に入り浸ってたクチとみた。

注文は8割チャーハン・ラーメンセット870円。
お店のお父さんは僕と入れ違いに出前に出かけたので、どうなるんだろうと見ていると、お母さんが厨房に入ったり出たりしていろいろやってる。ものすごいマイペースで。そういえば思い出したが、以前来たときチャーハン作ってたな。
こちらは典型的な、店はボロいが味はいいというタイプ。特にチャーハンは僕の好みのど真ん中だ。前回食べたマーボ豆腐もおいしかった。ラーメンの味は覚えていない。
お母さんは作っている途中、2回もホールの冷蔵庫に材料をとりに来るし、勝手口から出ていってしばらく戻ってこないし。マイペースというか、あまりにも段取りが悪そうで、見ているこっちがハラハラする。

で、どうにかこうにか、2品同時にやって来る。
チャーハンの盛り付けがものすごく雑(笑)。まあ、おいしければいいので。
チャーハンをひと口。うーん… 炒め具合も雑(笑)。卵、カリカリになっちゃってたり。

でも、やっぱり味はいいんだな、これが。
具はチャーシューと卵のみ。どうやったらこういう味になるのか。
ラーメンは、今日のは明らかにできがよくないので、スープがおいしい、とだけ。

お母さんはずっと元常連と話してるんだが、こんなに口数が多く元気な人だとは思わなかった。顔つきも、表情豊かで若々しく見える。
人は若いころを懐かしんで昔なじみの店を訪れることがある。
そういうとき、にぎやかだったあのころを思い出し、店の人も活力を取り戻すに違いない、と。
そういうお店の覚えのある人は、ときどきは顔を出してあげて。
生き生きとしたお母さんの顔を見ていて、そう思った。

[DATA]
揚子江
東京都東村山市萩山町5-2-5
[Today's recommendation]

https://youtu.be/p-638ny5_Mk


◆ 猫写真はこちら ◆
ぼちぼち仕事納めという方もいらっしゃることと存じますが、私、年の瀬に加速度的に忙しくなってまいりました。
NS社のSRさんから今週に入って断続的に、毎日なんか来る。いまのうちにやれるだけやっておかないと年明けキツイという性質の仕事だから、これは致し方ない。
昨日・今日とLS社のHHさんから立て続けに重めの案件が届く。2週間前に打診されて引き受けたものだから、これもしょうがない。
この状況は完全に織り込み済みで、どこにブーたれる筋合いのものでもない。
ただ、もちろんそれはなんとかなるだろうと思える量だから引き受けているわけだけど、仕事以外のことを計算に入れていなかった。大掃除、酒類等の買い出し、一陽来復、おせち作り…。三が日に仕事する気もさらさらないし。
明日の午前あたりが勝負どころかなぁ…。

というわけで今日のお昼ごはんは近場で軽めに済まそうと、久米川の「揚子江」へ。どこが軽めだ(笑)。
こちらは東村山市内でも屈指のディープゾーンというか、トワイライトゾーンというか…。
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人を寄せ付けない殺風景な外観。
結界が張られたようなガラス戸を押し通る。
店内は、コンクリートむき出しの床に、赤い天板のデコラのテーブルと色あせたビニールレザーのいす。
どこかが汚いというより、店全体に圧倒的年季を感じる。

2時ちょうどの来店で、驚くことにお客さんがいる。それもちっちゃい女の子。お父さんと一緒だ。
この若いお父さんは、お店のお母さんとの会話の内容から、久々に来た昔の常連って感じ。「〇〇さん、どうしてる?」みたいに友人名がいっぱい出てくるところから、高校時代に入り浸ってたクチとみた。

注文は8割チャーハン・ラーメンセット870円。
お店のお父さんは僕と入れ違いに出前に出かけたので、どうなるんだろうと見ていると、お母さんが厨房に入ったり出たりしていろいろやってる。ものすごいマイペースで。そういえば思い出したが、以前来たときチャーハン作ってたな。
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こちらは典型的な、店はボロいが味はいいというタイプ。特にチャーハンは僕の好みのど真ん中だ。前回食べたマーボ豆腐もおいしかった。ラーメンの味は覚えていない。
お母さんは作っている途中、2回もホールの冷蔵庫に材料をとりに来るし、勝手口から出ていってしばらく戻ってこないし。マイペースというか、あまりにも段取りが悪そうで、見ているこっちがハラハラする。

で、どうにかこうにか、2品同時にやって来る。
チャーハンの盛り付けがものすごく雑(笑)。まあ、おいしければいいので。
チャーハンをひと口。うーん… 炒め具合も雑(笑)。卵、カリカリになっちゃってたり。

でも、やっぱり味はいいんだな、これが。
具はチャーシューと卵のみ。どうやったらこういう味になるのか。
ラーメンは、今日のは明らかにできがよくないので、スープがおいしい、とだけ。

お母さんはずっと元常連と話してるんだが、こんなに口数が多く元気な人だとは思わなかった。顔つきも、表情豊かで若々しく見える。
人は若いころを懐かしんで昔なじみの店を訪れることがある。
そういうとき、にぎやかだったあのころを思い出し、店の人も活力を取り戻すに違いない、と。
そういうお店の覚えのある人は、ときどきは顔を出してあげて。
生き生きとしたお母さんの顔を見ていて、そう思った。

[DATA]
揚子江
東京都東村山市萩山町5-2-5
[Today's recommendation]

https://youtu.be/p-638ny5_Mk


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