チャーハンもおいしい東京とんこつの老舗 【東京ラーメン 大番】
2017.10.17
久々に晴れると天気予報では言っているが、いつまでも雨がやまない。明日来るはずの仕事が午前早くに送られてきたので、それをこなしつつ雨が上がるのを待つ。結局昼すぎまで降り続き、おかげでその仕事は1日前倒しであらかた終わってしまった。
勢いで雑用(郵便物の発送、衆院選の期日前投票)を片づけ、晴れ間も見えてきたのですっかり開放的な気分になって、昼ごはんにちょっと遠出をしてみようと東に向かった。
東方で遠方というと、練馬区あたり。

最初にめざした店は記憶にある地図の場所に見つからず、スマホで調べたら閉店とある。
まったく想定していなかったので代替案を考えておらず、遠出しているから時間ももう2時に近い。来る途中に何店かチェックしており、急いでコースを引き返すが、ことごとく午後休憩に入っている。開放感がすっかり裏目に出てしまった。

あたま真っ白状態でさまよい、3時近くに。
ちゃんとした定食では晩ごはんに響くタイミングで、もう食べるとしても麺類ぐらい。それも軽め、あっさりめのやつ。
その後もいろいろあって、結局落ち着いたのがひばりヶ丘のラーメン屋「大番」。

こってりとんこつラーメンだし…。
しかもC.ラーメンセット(大番ラーメン・小鉢・チャーハン)、ポチッとしてるし…。
どこが軽め、あっさりめだ(笑)。
ここのチャーハンはかなり好みの味なので、どうしてもこうなってしまう。
この店は“東京ラーメン”をうたっているように、いわゆる東京とんこつしょうゆ系。
昔、この系統を好んで食べていて、店名に“ホープ”と付くラーメン屋はずいぶん回った。
そのころ頭皮にブツブツができ、近所の皮膚科で脂漏性湿疹と診断され、原因と対策として医者は「とんこつラーメンみたいな脂っこいものがよくない」とおっしゃる。それでちょっと控えるようにした。
それから5年ぐらいたって同じ症状で同じ医者に診てもらい、「とんこつラーメンですよね?」と聞いたところ、「いや、それは関係ないみたいよ」って…。
実にいいかげん。でも医者はそれぐらい軽いほうがかかりやすくていいんだけどさ。
東京とんこつで個人店の老舗は案外少なく、大番はその一つ。
どれぐらい古くからやっているかは知らないが、店主はかなりのご高齢である。おばちゃんと2人体制で、ご夫婦だろうか? おばちゃんは麺ゆでの重責を担っているので、少なくともパートではないと思う。では店主はどうしているかというと、ひたすら中華鍋を振っている。
そう、こんな時間なのに僕の前にお客さんが3人もいるかなりの人気店で(後ろにも2人)、チャーハンがよく出ているのである。

こちらのラーメンは、この系統にありがちなジャンキー感がそれほど強くなく、味のバランスはいいと思う。
バラロールのチャーシューはトロトロ。海苔の質も悪くない。途中で唐辛子を投入するのが東京とんこつの鉄則。

チャーハンは“半”のわりに量は多め。具はチャーシュー、卵、カマボコ、ネギとオーソドックス。仕上がりにはややむらがあるが、今日のはパラパラでとてもおいしい。

セットの小鉢は冷ややっこ。ラーメン屋・中華屋でセットにやっこを付けるところは意外に多いが、どうなんだろう。少なくとも僕はラーメン食べながら、「あ… やっこ食べたい…」と思うことはないなぁ。

夕方、帰宅した妻がいきなり、「とんこつラーメン食べたでしょう」
昔、昼に吉祥寺の「ホープ軒」で食べると必ずそう言われていたが、久々に当てられた。味のバランスがいいと書いたが、ニンニクはかなり効いているようだ。

[DATA]
東京ラーメン 大番
東京都西東京市ひばりが丘北3-3-21
[Today's recommendation]

https://youtu.be/RjlvdcBAKdg


◆ 猫写真はこちら ◆
久々に晴れると天気予報では言っているが、いつまでも雨がやまない。明日来るはずの仕事が午前早くに送られてきたので、それをこなしつつ雨が上がるのを待つ。結局昼すぎまで降り続き、おかげでその仕事は1日前倒しであらかた終わってしまった。
勢いで雑用(郵便物の発送、衆院選の期日前投票)を片づけ、晴れ間も見えてきたのですっかり開放的な気分になって、昼ごはんにちょっと遠出をしてみようと東に向かった。
東方で遠方というと、練馬区あたり。

最初にめざした店は記憶にある地図の場所に見つからず、スマホで調べたら閉店とある。
まったく想定していなかったので代替案を考えておらず、遠出しているから時間ももう2時に近い。来る途中に何店かチェックしており、急いでコースを引き返すが、ことごとく午後休憩に入っている。開放感がすっかり裏目に出てしまった。

あたま真っ白状態でさまよい、3時近くに。
ちゃんとした定食では晩ごはんに響くタイミングで、もう食べるとしても麺類ぐらい。それも軽め、あっさりめのやつ。
その後もいろいろあって、結局落ち着いたのがひばりヶ丘のラーメン屋「大番」。

こってりとんこつラーメンだし…。
しかもC.ラーメンセット(大番ラーメン・小鉢・チャーハン)、ポチッとしてるし…。
どこが軽め、あっさりめだ(笑)。
ここのチャーハンはかなり好みの味なので、どうしてもこうなってしまう。
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この店は“東京ラーメン”をうたっているように、いわゆる東京とんこつしょうゆ系。
昔、この系統を好んで食べていて、店名に“ホープ”と付くラーメン屋はずいぶん回った。
そのころ頭皮にブツブツができ、近所の皮膚科で脂漏性湿疹と診断され、原因と対策として医者は「とんこつラーメンみたいな脂っこいものがよくない」とおっしゃる。それでちょっと控えるようにした。
それから5年ぐらいたって同じ症状で同じ医者に診てもらい、「とんこつラーメンですよね?」と聞いたところ、「いや、それは関係ないみたいよ」って…。
実にいいかげん。でも医者はそれぐらい軽いほうがかかりやすくていいんだけどさ。
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東京とんこつで個人店の老舗は案外少なく、大番はその一つ。
どれぐらい古くからやっているかは知らないが、店主はかなりのご高齢である。おばちゃんと2人体制で、ご夫婦だろうか? おばちゃんは麺ゆでの重責を担っているので、少なくともパートではないと思う。では店主はどうしているかというと、ひたすら中華鍋を振っている。
そう、こんな時間なのに僕の前にお客さんが3人もいるかなりの人気店で(後ろにも2人)、チャーハンがよく出ているのである。

こちらのラーメンは、この系統にありがちなジャンキー感がそれほど強くなく、味のバランスはいいと思う。
バラロールのチャーシューはトロトロ。海苔の質も悪くない。途中で唐辛子を投入するのが東京とんこつの鉄則。

チャーハンは“半”のわりに量は多め。具はチャーシュー、卵、カマボコ、ネギとオーソドックス。仕上がりにはややむらがあるが、今日のはパラパラでとてもおいしい。

セットの小鉢は冷ややっこ。ラーメン屋・中華屋でセットにやっこを付けるところは意外に多いが、どうなんだろう。少なくとも僕はラーメン食べながら、「あ… やっこ食べたい…」と思うことはないなぁ。

夕方、帰宅した妻がいきなり、「とんこつラーメン食べたでしょう」
昔、昼に吉祥寺の「ホープ軒」で食べると必ずそう言われていたが、久々に当てられた。味のバランスがいいと書いたが、ニンニクはかなり効いているようだ。

[DATA]
東京ラーメン 大番
東京都西東京市ひばりが丘北3-3-21
[Today's recommendation]

https://youtu.be/RjlvdcBAKdg


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