サッポロラーメンを求めて 【蝦夷(清瀬)】
2017.02.28
最近、サッポロラーメンを一つのテーマにしている。といっても札幌の老舗・名店・人気店といったまともな方向性ではなく、1970年代に全国を席巻した“札幌ラーメンと称する”チェーン店の傍流の生き残り、というB級な話だ。
去年行った店の名を列挙すると、蝦夷・えぞ・えぞふじ・ピリカ・ピリカ・コタン。字ヅラをみて「ああ、あのテね」とピンとくる人も、わしらの世代には多いんじゃないだろうか。

前記6店のうち、たぶん家からいちばん近いのが清瀬の「蝦夷」。24時間営業のこの店は朝から飲めるというアナーキーさが売り(?)で、過去3回訪れた累計でわし以外にラーメンを食べている客の数はゼロ。周りはみーんな常連の酔っぱらい。ここはラーメンだけ食べて済まされる店ではないのではないか? と本気で疑うほどなのだ。
それでもリピートしているのは、やはりこういうラーメンが好きだから。

この手はどこも、みそラーメンが基本メニューだ。
僕はオープンキッチンの調理の様子を背後から眺められるこのへんの席に座る。
モヤシ、キャベツ、ニンジンを強火で一気に炒め上げてスープを注ぎ、ぐつぐつ煮立った状態でみそを溶く。ここのところが、器でみそとスープを合わせる「ピリカ」や「えぞふじ」とは工程が異なる。ニラ、粉、オイルを加えて完成。

味噌らーめん600円。
たっぷり野菜は4種類。肉類は入っていない。
学生時代、西早稲田の「えぞ菊」に通い詰めた。僕が「サッポロラーメン」を追い求めるのは青春の追憶なんだと思う。

[DATA]
蝦夷
東京都清瀬市松山1-4-3

https://www.youtube.com/watch?v=uYqItMmwwKE
最近、サッポロラーメンを一つのテーマにしている。といっても札幌の老舗・名店・人気店といったまともな方向性ではなく、1970年代に全国を席巻した“札幌ラーメンと称する”チェーン店の傍流の生き残り、というB級な話だ。
去年行った店の名を列挙すると、蝦夷・えぞ・えぞふじ・ピリカ・ピリカ・コタン。字ヅラをみて「ああ、あのテね」とピンとくる人も、わしらの世代には多いんじゃないだろうか。

前記6店のうち、たぶん家からいちばん近いのが清瀬の「蝦夷」。24時間営業のこの店は朝から飲めるというアナーキーさが売り(?)で、過去3回訪れた累計でわし以外にラーメンを食べている客の数はゼロ。周りはみーんな常連の酔っぱらい。ここはラーメンだけ食べて済まされる店ではないのではないか? と本気で疑うほどなのだ。
それでもリピートしているのは、やはりこういうラーメンが好きだから。

この手はどこも、みそラーメンが基本メニューだ。
僕はオープンキッチンの調理の様子を背後から眺められるこのへんの席に座る。
モヤシ、キャベツ、ニンジンを強火で一気に炒め上げてスープを注ぎ、ぐつぐつ煮立った状態でみそを溶く。ここのところが、器でみそとスープを合わせる「ピリカ」や「えぞふじ」とは工程が異なる。ニラ、粉、オイルを加えて完成。

味噌らーめん600円。
たっぷり野菜は4種類。肉類は入っていない。
学生時代、西早稲田の「えぞ菊」に通い詰めた。僕が「サッポロラーメン」を追い求めるのは青春の追憶なんだと思う。

[DATA]
蝦夷
東京都清瀬市松山1-4-3

https://www.youtube.com/watch?v=uYqItMmwwKE
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