焼き肉ランチを考察する 【百帝園】
2017.09.03
昼ごはんを鍋物にするという人はあまりいないと思うが、それは言ってしまえばめんどくさいからである。鍋物は食卓で自らの手で煮炊きをしなければいけない。昼ごはんはもっと手軽に済ませたい。
それは焼き肉の場合も同じことがいえる。めんどくさい。加えて焼き肉は、衣服や髪に煙のにおいが染み付く、食べたあとの口臭が気になる、といったマイナス要素も抱えている。

にもかかわらず、ランチサービスを提供している焼き肉店は少なくない。一定のニーズがあるからだ。
焼き肉はご飯との相性が抜群にいい。鍋物はどうしても酒宴の料理、夜の食べ物というイメージだが、焼き肉は、もちろんビールにもよく合うが、絶対白いご飯がほしくなる。昼にアルコールなしでも全然OKなのである。

自分が昼に焼き肉店を利用することが少ない理由を考えていたら、このように、反対に利用する側の理由が導き出されてしまったんだが…(笑)。
要するに僕の場合はめんどくさいというだけ。食べたいことは食べたいのだ。

そういうわけでもないんだが、日曜日の今日、妻と次女と一緒の昼食に焼き肉屋へ行ってみようということになった。
久米川駅から空堀川方面に下り、天王橋を渡って三差路を右へ。信号の手前に炭火焼肉・韓国料理の「百帝園」がある。
ここは以前、「アリラン」という名前の焼き肉屋だったが、2010年にいまの店に変わっている。両店を通して、入るのはこれが初めてである。
以前は表にランチメニューが掲示してあったと思うが、いくら探してもレギュラーメニューしか見当たらない。おそるおそる、という感じで入店。

入ってかなり驚いたんだが、店構えの暗く入りにくそうな印象とは裏腹に、店内は明るくきれいなのであった。想像していたよりもだいぶ広く、座席の配置もゆったりしている。

右手に4人掛けテーブルが4脚並び、左は広めの座敷席で4卓および通路を挟んでもう1卓。各テーブルにはちゃんとランチメニューが並べてある。
先客は座敷席の若い男性2人組のみ。われわれはテーブル席へ。

店員は若い男性2人。調理担当とホール担当だが、ホール係も厨房に出たり入ったりしていろいろ手伝っている様子。このホールのお兄さん、はっきり言って愛想はよくないが、感じが悪いわけでもない。単に素人くさいだけなので何の問題もない。

おかず3品、サラダ、スープ付きのランチから、ビビンパ定食780円(僕)、カルビクッパ定食780円(次女)、冷麺880円(妻)を注文(税別)。

まずサラダとおかず3品が来る。
おかずはモヤシキムチ、カクテキ、ちくわとピーマンのあえ物。

ビビンパは、写真では目玉焼きに覆われてわかりにくいが、野菜たっぷりのヘルシーごはんだ。
具はダイコン、ニンジン、豆もやし、セリ、ゼンマイのナムルと生レタス。

味つけは甘めで油っこくもあるが、くどくはない。
ビビンパとしては上品ともいえ、かなり好きな味だ。

ビビンパに肉類は入らないが、少し食べた冷麺のトッピングの牛肉のチャーシュー風がたいへん美味。本式の味と感じた。

どこにも書いてなかったと思うんだが、食後にコーヒーが付くという。
「え、出るの?」と僕。
「ええ、出るんですよ」とホール係さん。「ホットコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、オレンジジュース、カルピス…」
で、ホットコーヒー×3を頼む。コーヒーはデフォルトで砂糖、クリーム入りの懐かし系。

今回は焼き肉ではなかったが、納得の焼き肉屋ランチであった。ここもいずれ本格的に攻め込むことになる予感がする。

[DATA]
百帝園
東京都東村山市本町4-12-3
[Today's recommendation]

https://youtu.be/E-Xna3ny6KY



ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモン(東村山市本町)
昼ごはんを鍋物にするという人はあまりいないと思うが、それは言ってしまえばめんどくさいからである。鍋物は食卓で自らの手で煮炊きをしなければいけない。昼ごはんはもっと手軽に済ませたい。
それは焼き肉の場合も同じことがいえる。めんどくさい。加えて焼き肉は、衣服や髪に煙のにおいが染み付く、食べたあとの口臭が気になる、といったマイナス要素も抱えている。

にもかかわらず、ランチサービスを提供している焼き肉店は少なくない。一定のニーズがあるからだ。
焼き肉はご飯との相性が抜群にいい。鍋物はどうしても酒宴の料理、夜の食べ物というイメージだが、焼き肉は、もちろんビールにもよく合うが、絶対白いご飯がほしくなる。昼にアルコールなしでも全然OKなのである。

自分が昼に焼き肉店を利用することが少ない理由を考えていたら、このように、反対に利用する側の理由が導き出されてしまったんだが…(笑)。
要するに僕の場合はめんどくさいというだけ。食べたいことは食べたいのだ。

そういうわけでもないんだが、日曜日の今日、妻と次女と一緒の昼食に焼き肉屋へ行ってみようということになった。
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久米川駅から空堀川方面に下り、天王橋を渡って三差路を右へ。信号の手前に炭火焼肉・韓国料理の「百帝園」がある。
ここは以前、「アリラン」という名前の焼き肉屋だったが、2010年にいまの店に変わっている。両店を通して、入るのはこれが初めてである。
以前は表にランチメニューが掲示してあったと思うが、いくら探してもレギュラーメニューしか見当たらない。おそるおそる、という感じで入店。

入ってかなり驚いたんだが、店構えの暗く入りにくそうな印象とは裏腹に、店内は明るくきれいなのであった。想像していたよりもだいぶ広く、座席の配置もゆったりしている。

右手に4人掛けテーブルが4脚並び、左は広めの座敷席で4卓および通路を挟んでもう1卓。各テーブルにはちゃんとランチメニューが並べてある。
先客は座敷席の若い男性2人組のみ。われわれはテーブル席へ。

店員は若い男性2人。調理担当とホール担当だが、ホール係も厨房に出たり入ったりしていろいろ手伝っている様子。このホールのお兄さん、はっきり言って愛想はよくないが、感じが悪いわけでもない。単に素人くさいだけなので何の問題もない。

おかず3品、サラダ、スープ付きのランチから、ビビンパ定食780円(僕)、カルビクッパ定食780円(次女)、冷麺880円(妻)を注文(税別)。

まずサラダとおかず3品が来る。
おかずはモヤシキムチ、カクテキ、ちくわとピーマンのあえ物。

ビビンパは、写真では目玉焼きに覆われてわかりにくいが、野菜たっぷりのヘルシーごはんだ。
具はダイコン、ニンジン、豆もやし、セリ、ゼンマイのナムルと生レタス。

味つけは甘めで油っこくもあるが、くどくはない。
ビビンパとしては上品ともいえ、かなり好きな味だ。

ビビンパに肉類は入らないが、少し食べた冷麺のトッピングの牛肉のチャーシュー風がたいへん美味。本式の味と感じた。

どこにも書いてなかったと思うんだが、食後にコーヒーが付くという。
「え、出るの?」と僕。
「ええ、出るんですよ」とホール係さん。「ホットコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、オレンジジュース、カルピス…」
で、ホットコーヒー×3を頼む。コーヒーはデフォルトで砂糖、クリーム入りの懐かし系。

今回は焼き肉ではなかったが、納得の焼き肉屋ランチであった。ここもいずれ本格的に攻め込むことになる予感がする。

[DATA]
百帝園
東京都東村山市本町4-12-3
[Today's recommendation]

https://youtu.be/E-Xna3ny6KY



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