わざわざ食べに行きたい迫力トンテキ 【ぐるめらん】
2017.08.19
お盆の期間をピークにこのところずっと忙しく運動不足で、足腰がなまっているのが実感される。少し歩いておきたいところだが、近場を歩くのもマンネリ気味なので、自転車で少し遠くまで行ってそれから歩こうということになった。
どうせなら、とあまりなじみのない西国分寺方面に向かう。
途中、恋ヶ窪のあたりで、府中所沢線の工事が一気に進んで街の様子が一変しているのに驚かされる。伏見通りもそうだが、最近の東京都の道路工事のスピード感はすごいものがある。
その一方、西国分寺駅北口の整備の遅さにも驚かされる。これじゃ、どっかの田舎駅と変わらんだろう。中央線とは思えないが、こういうのはこういうので僕は嫌いじゃないんだけど。

駅前で無料駐輪場は見つからず(100円でもケチる)、でもすっかりおなかが減ってしまい、そのまま自転車で南口へ。
旧府中病院のあたりに気になる店があったのを思い出したのだ。

国分寺駅前から国立方面に延びる多喜窪通り沿い、府中所沢線を過ぎたあたりに位置する洋食店「ぐるめらん」。
マンション1階のお店だが、入り口が見つけにくい。ここは1階が駐車場と店舗、つまりこのマンションは片足だけ下駄を履いた構造になっていて、店舗入り口は駐車場の奥にある。

入り口が見つかっても入りにくい。今度は“営業中”のプレートが見つからないのだ。でも中に明かりがついているので思い切ってドアを開けてみる。

店内は意外に広く、テーブルがゆったり配置されている。調度品は重厚感があり照明を抑えた落ち着いた雰囲気で、昔の喫茶店のようでもある。先客は年配女性1人。
席は、4人掛けテーブル×3、2人掛けテーブル×3(可変)、カウンター5席。中ほどのテーブル席に着く。

店内を見回すと、入り口のあたりにランチの案内の黒板が掛けてある。本日のランチ:ロースの焼肉とアジフライ1000円。もう1品はカットステーキ1980円と値段的に除外となるので、1000円のランチ×2かレギュラーから選ぶかという選択になる。
ときに、この店が頭にあったのは、グルメサイトで見た豪快っぽい肉料理の写真がおいしそうだったから。メニュー帳を開いて“トンテキ”の文字に、「そう、これ」と思い出す。
ということで、注文はトンテキ1188円+SET[ご飯・みそ汁・お新香]324円(僕)、ランチ(妻)。

厨房は白髪の年配シェフと、その息子さんなのか壮年のシェフの2人体制、ホールに女性1人。
調理はほとんど若い人が行うようで、年配シェフはサーブも手伝う。接客はどちらの人もいい意味で素人っぽく、アットホームで感じがよい。
少しずつお客さんが入ってきて、気づいたらテーブルは5席まで埋まり、カウンターにも何人かいる。地元の常連が多そうで、意外に年配客がちらほら。

まずランチが来る。
ミックスプレートとしたら焼肉もアジフライもけっこう大ぶり。焼肉はしょうゆベースのしょうが焼き系、アジフライにはタルタルソースが添えてある。ほかに温泉卵が付く。
これにコーヒーまたは紅茶付きで1000円はかなりお得。

トンテキは、まず見た目がすごい。

丸い鉄板にモヤシが山のように敷かれ、その上に分厚いロース肉が覆いかぶさっている。シンプルなだけに迫力満点だ。
鉄板からはみ出すほどの大きさと厚みに加え、たっぷりのモヤシが緩衝材となってナイフを入れづらいが、なんとか数切れ切り出せば、断面はかすかにピンクがかって火の通りはバッチリ、口に運べばほどよい軟らかさ。

まず爽やかな酸味が広がる。レモンバター風味とのことで、ちょっと経験のない味だが、これがとてもおいしい。レモンでさっぱりしているが、バターもしっかり効いていて良質の肉にさらにコクが加わる感じ。横に添えられたパセリバターもいいアクセントとなる。
ダッチオーブンのような厚手のプレートは保温性に優れ、モヤシは最後までアツアツ。ご飯はおかわり可。

トンテキはセットで1512円。ランチとしたらけっこう高いが、満足度は値段以上といっていい。われわれにしてみればちょっとした遠征ノリだが、わざわざ食べにくる価値ありだ。
あとでサイトを見ていると、同じレモンバター風味のチキンソテーが実にうまそうなのである。次の遠征もそう遠くないかもしれない。

たまらん坂(多摩蘭坂)
[DATA]
ぐるめらん
東京都国分寺市内藤1-7-15
[Today's recommendation]

https://youtu.be/2K4nuunwlZ0




ジャコウアゲハ(国分寺市西恋ヶ窪)
お盆の期間をピークにこのところずっと忙しく運動不足で、足腰がなまっているのが実感される。少し歩いておきたいところだが、近場を歩くのもマンネリ気味なので、自転車で少し遠くまで行ってそれから歩こうということになった。
どうせなら、とあまりなじみのない西国分寺方面に向かう。
途中、恋ヶ窪のあたりで、府中所沢線の工事が一気に進んで街の様子が一変しているのに驚かされる。伏見通りもそうだが、最近の東京都の道路工事のスピード感はすごいものがある。
その一方、西国分寺駅北口の整備の遅さにも驚かされる。これじゃ、どっかの田舎駅と変わらんだろう。中央線とは思えないが、こういうのはこういうので僕は嫌いじゃないんだけど。

駅前で無料駐輪場は見つからず(100円でもケチる)、でもすっかりおなかが減ってしまい、そのまま自転車で南口へ。
旧府中病院のあたりに気になる店があったのを思い出したのだ。

国分寺駅前から国立方面に延びる多喜窪通り沿い、府中所沢線を過ぎたあたりに位置する洋食店「ぐるめらん」。
マンション1階のお店だが、入り口が見つけにくい。ここは1階が駐車場と店舗、つまりこのマンションは片足だけ下駄を履いた構造になっていて、店舗入り口は駐車場の奥にある。

入り口が見つかっても入りにくい。今度は“営業中”のプレートが見つからないのだ。でも中に明かりがついているので思い切ってドアを開けてみる。

店内は意外に広く、テーブルがゆったり配置されている。調度品は重厚感があり照明を抑えた落ち着いた雰囲気で、昔の喫茶店のようでもある。先客は年配女性1人。
席は、4人掛けテーブル×3、2人掛けテーブル×3(可変)、カウンター5席。中ほどのテーブル席に着く。

店内を見回すと、入り口のあたりにランチの案内の黒板が掛けてある。本日のランチ:ロースの焼肉とアジフライ1000円。もう1品はカットステーキ1980円と値段的に除外となるので、1000円のランチ×2かレギュラーから選ぶかという選択になる。
ときに、この店が頭にあったのは、グルメサイトで見た豪快っぽい肉料理の写真がおいしそうだったから。メニュー帳を開いて“トンテキ”の文字に、「そう、これ」と思い出す。
ということで、注文はトンテキ1188円+SET[ご飯・みそ汁・お新香]324円(僕)、ランチ(妻)。

厨房は白髪の年配シェフと、その息子さんなのか壮年のシェフの2人体制、ホールに女性1人。
調理はほとんど若い人が行うようで、年配シェフはサーブも手伝う。接客はどちらの人もいい意味で素人っぽく、アットホームで感じがよい。
少しずつお客さんが入ってきて、気づいたらテーブルは5席まで埋まり、カウンターにも何人かいる。地元の常連が多そうで、意外に年配客がちらほら。

まずランチが来る。
ミックスプレートとしたら焼肉もアジフライもけっこう大ぶり。焼肉はしょうゆベースのしょうが焼き系、アジフライにはタルタルソースが添えてある。ほかに温泉卵が付く。
これにコーヒーまたは紅茶付きで1000円はかなりお得。

トンテキは、まず見た目がすごい。

丸い鉄板にモヤシが山のように敷かれ、その上に分厚いロース肉が覆いかぶさっている。シンプルなだけに迫力満点だ。
鉄板からはみ出すほどの大きさと厚みに加え、たっぷりのモヤシが緩衝材となってナイフを入れづらいが、なんとか数切れ切り出せば、断面はかすかにピンクがかって火の通りはバッチリ、口に運べばほどよい軟らかさ。

まず爽やかな酸味が広がる。レモンバター風味とのことで、ちょっと経験のない味だが、これがとてもおいしい。レモンでさっぱりしているが、バターもしっかり効いていて良質の肉にさらにコクが加わる感じ。横に添えられたパセリバターもいいアクセントとなる。
ダッチオーブンのような厚手のプレートは保温性に優れ、モヤシは最後までアツアツ。ご飯はおかわり可。

トンテキはセットで1512円。ランチとしたらけっこう高いが、満足度は値段以上といっていい。われわれにしてみればちょっとした遠征ノリだが、わざわざ食べにくる価値ありだ。
あとでサイトを見ていると、同じレモンバター風味のチキンソテーが実にうまそうなのである。次の遠征もそう遠くないかもしれない。

たまらん坂(多摩蘭坂)
[DATA]
ぐるめらん
東京都国分寺市内藤1-7-15
[Today's recommendation]

https://youtu.be/2K4nuunwlZ0




ジャコウアゲハ(国分寺市西恋ヶ窪)
Sponsored Link