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洋食屋の札幌みそ 【じゃがいも】

2017.07.26

 「じゃがいも」では以前、味噌ラーメンばかり食べていた。たまにカツカレーのことはあったが、定食はまず食べなかった。
それはじゃがいもに限った話じゃなく、かつて僕は定食というものをまず食べなかった。それがいつしか定食が増えるに従い、この店ではぱったりラーメン類を食べることがなくなった。それから2年近くたつかもしれない。
本日、その味噌ラーメンを久々に食べたくなった。


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この店は開店当時から「西山ラーメン」の暖簾を掲げているので、ラーメンは札幌系とみなされる。
そもそも「じゃがいも」という店名や、店内に飾られたじゃがいも畑の写真、木彫りの鮭の壁掛けなど、この店は北海道との強いつながりを感じさせる。おそらく店主の出身地。
なので、いきなり西山製麺というのにも納得がいった。


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あくまでも洋食系弁当がルーツなので、ラーメンがどこまで自家製であるかは問題にしない。こういう場合、プロセスではなく結果だけ見ればいいと思っている。

味噌ラーメン(590円+税)は、炒め野菜がたっぷりのった昔のタイプ。といっても最近のタイプはよく知らないんだが、とにかく若いころ味噌ラーメンといえばどこもこういうスタイルだった。
麺は西山の中太縮れ。具は豚コマと、キャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラ。スープにかなりニンニクが効いているのも昔の味噌ラーメン的。

初めて食べたときからこの味噌ラーメンの感想は変わらない。
たれが業務用っぽいが炒め野菜やニンニク風味でよくまとまっている。あと、味がかなり濃いんだが、それは僕には年々きつく感じられる部分ではある。


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以下、本日目撃した信じられないできごとを少々。

2017.07.26 13:28
カウンター5席中、両端と中(自分)の3席が埋まっており、このうち右の60すぎ男性の焼肉定食がいちばん早くやって来る。これはカウンターの向こう、私の目の前で店主が焼いていたもので、仕上がりがおいしそうなので、ついちらちら男性の手元をのぞいてしまう。
男性はまずソースを手にとった。ソースとはブルドック的なソースである。手にとったからには、かけるものがあるのである。
ちなみに、この店の定食のパターンから、この皿の構成はしょうが焼き系の焼き肉、フレンチドレッシングのかかった生野菜(トマト、パセリ付き)、ポテトサラダ、煮物、と推定される。このどれにソースが必要だというのか?
その答え、ソースの注ぎ先は、皿全体であった。しかもドボドボ。焼き肉にも、生野菜にも、トマトにも、ポテサラにも、煮物にも… ドボドボ。
とどめとばかりに、全体に大量の七味唐辛子。
ここに至ってようやく、男性は満足げな表情を浮かべ割り箸を手にとるのであった。



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人の好みをどうこう言うつもりはないので実況を伝えるにとどめるが、表現に客観性を欠くとしたら、それは一種の同属嫌悪である。われわれチープなまがいもの食品世代は、そういう子どものころの価値観から抜けきれないところがある。自分もどこかで同じようなふるまいを…? という不安、それを目の当たりにしたときの嫌悪感。

これで次回食べるものが決まった。自分で焼肉の味を確かめたうえで、「なんでそんなことするのさ」とおっさんに説教をしたい。どこの誰かは知るよしもなく、どんな顔をしていたかももはや覚えていないが。


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[DATA]
じゃがいも
東京都東村山市久米川町4-39-26





[Today's recommendation]


https://youtu.be/qJGSKbznSAM



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