お酒好き要チェックのテーマパーク―1 【石川酒造直売店 酒世羅】
2021.06.27
とあるメールマガジンで石川酒造のイベント情報を見つけた。
毎月4週目週末は感謝Dayとのことで直売所などでさまざまなサービスが用意されているが、特にこのタイミングで目を引くのが送料無料キャンペーン。お中元が送料無料になるのはかなりうれしい。酒蔵見学も兼ねるので観光要素のポイントも高い。
27日(日)に出かけることにした。

普通、車で行くような距離感だが、目的地は酒蔵である。車で出かけて後悔するシーンが多々予想されるわけで(試飲とか…)。車でラクするのと試飲とどっちを選ぶかと聞かれれば、迷わず「試飲!」と答えるワタシ。

当日、台風と梅雨前線の影響で予報は雨だが、朝降っていないので酒飲みの本能の赴くままに電車で出かける。乗り換え1回・片道20分強と、実は電車の便も悪くないのだ。

西武拝島線拝島駅から徒歩20分。

福生市熊川の石川酒造は創業150余年。東京に残る数少ない酒蔵の一つである。

銘酒「多満自慢」で知られるが、明治期にはビールづくりにも挑んでおり、1998年に「多摩の恵」の名で111年ぶりにビール醸造を復活させている。
敷地内には国指定登録有形文化財の建造物が6棟あり、和の食事処、ビアレストラン、直売所などを併設。
“酒飲みのテーマパーク”をコンセプトに常設の観光施設として開放されている。

長屋門(国登録有形文化財)

雑蔵(右、国登録有形文化財)

「福生のビール小屋」

麦酒釜の館
直売所「酒世羅」へ。
“さけせら”と読み、英語で“Sake Cellar”と表記する。

「多満自慢」の各定番ブランドや季節限定品、クラフトビール「多摩の恵」「TOKYO BLUES」がズラッと並び、壮観。
酒器や小袋、酒粕クッキー・あめ、酒粕石けん・入浴剤… と品ぞろえも豊富で、見ているだけで楽しくなる。
が、“試飲中止のお知らせ”の掲示。
がーん ( ̄▽ ̄;)!! ガーン
許可をいただいて撮影
多満自慢の人気銘柄「雄町」純米吟醸生原酒四合瓶とビール4本(「TOKYO BLUES」3種+「多摩の恵 明治復刻地ビール」)を詰め合わせにしてもらって仙台の友人に送る。
家飲み用にも同じ「雄町」とビールを2本購入。


外では感謝Dayの一環として限定ビール&樽酒の量り売りが行われていた。
「多摩の恵」ヴァイツェンを買って敷地内の井戸裏スペースへ。

井戸とは昭和30年代まで使われていた仕込み水の井戸で、樹齢700年超の御神木に守られ、横には明治期に使われていたというビール醸造用の大釜も展示。
その裏が井戸枠や大がめをテーブル代わりに使った休憩所になっている。

苔むした木々に囲まれ堀を流れる清らかな水音を聞きながら飲む蔵出しの一杯。
こたえられません。

時刻は11:20。
ビールが呼び水となリ、一気に空腹感が…
(つづく)

[DATA]
石川酒造 直売店 酒世羅
東京都福生市熊川1
https://www.tamajiman.co.jp/
https://www.facebook.com/tamajiman/
https://twitter.com/tamaji_man
https://www.instagram.com/ishikawabrewery/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/cGnZHIY_hoQ
とあるメールマガジンで石川酒造のイベント情報を見つけた。
毎月4週目週末は感謝Dayとのことで直売所などでさまざまなサービスが用意されているが、特にこのタイミングで目を引くのが送料無料キャンペーン。お中元が送料無料になるのはかなりうれしい。酒蔵見学も兼ねるので観光要素のポイントも高い。
27日(日)に出かけることにした。

普通、車で行くような距離感だが、目的地は酒蔵である。車で出かけて後悔するシーンが多々予想されるわけで(試飲とか…)。車でラクするのと試飲とどっちを選ぶかと聞かれれば、迷わず「試飲!」と答えるワタシ。

当日、台風と梅雨前線の影響で予報は雨だが、朝降っていないので酒飲みの本能の赴くままに電車で出かける。乗り換え1回・片道20分強と、実は電車の便も悪くないのだ。

西武拝島線拝島駅から徒歩20分。

福生市熊川の石川酒造は創業150余年。東京に残る数少ない酒蔵の一つである。

銘酒「多満自慢」で知られるが、明治期にはビールづくりにも挑んでおり、1998年に「多摩の恵」の名で111年ぶりにビール醸造を復活させている。
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敷地内には国指定登録有形文化財の建造物が6棟あり、和の食事処、ビアレストラン、直売所などを併設。
“酒飲みのテーマパーク”をコンセプトに常設の観光施設として開放されている。

長屋門(国登録有形文化財)

雑蔵(右、国登録有形文化財)

「福生のビール小屋」

麦酒釜の館
直売所「酒世羅」へ。
“さけせら”と読み、英語で“Sake Cellar”と表記する。

「多満自慢」の各定番ブランドや季節限定品、クラフトビール「多摩の恵」「TOKYO BLUES」がズラッと並び、壮観。
酒器や小袋、酒粕クッキー・あめ、酒粕石けん・入浴剤… と品ぞろえも豊富で、見ているだけで楽しくなる。
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が、“試飲中止のお知らせ”の掲示。
がーん ( ̄▽ ̄;)!! ガーン
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多満自慢の人気銘柄「雄町」純米吟醸生原酒四合瓶とビール4本(「TOKYO BLUES」3種+「多摩の恵 明治復刻地ビール」)を詰め合わせにしてもらって仙台の友人に送る。
家飲み用にも同じ「雄町」とビールを2本購入。


外では感謝Dayの一環として限定ビール&樽酒の量り売りが行われていた。
「多摩の恵」ヴァイツェンを買って敷地内の井戸裏スペースへ。

井戸とは昭和30年代まで使われていた仕込み水の井戸で、樹齢700年超の御神木に守られ、横には明治期に使われていたというビール醸造用の大釜も展示。
その裏が井戸枠や大がめをテーブル代わりに使った休憩所になっている。

苔むした木々に囲まれ堀を流れる清らかな水音を聞きながら飲む蔵出しの一杯。
こたえられません。

時刻は11:20。
ビールが呼び水となリ、一気に空腹感が…
(つづく)

[DATA]
石川酒造 直売店 酒世羅
東京都福生市熊川1




[Today's recommendation]



https://youtu.be/cGnZHIY_hoQ
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コメントの投稿
Re: No title
鍵コメMさま
そうだったんですね。
あの建物群や巨木に圧倒されました。あんなところで夜に飲めるなんてうらやましい限りです。
田村酒造、気になるスポットとして急浮上しています。
そうだったんですね。
あの建物群や巨木に圧倒されました。あんなところで夜に飲めるなんてうらやましい限りです。
田村酒造、気になるスポットとして急浮上しています。
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