念願の島ずし 【ながしま 磯とり料理】
2017.06.03
約11カ月ぶりの家族での夜の外食。
・名目:結婚30周年をメインに5~6件のお祝い事をまとめてこなすこと
・資金:第927回mini toto-B当せん金額18940円(購入金額100円!)
・目的:「ながしま」の島ずし(「島ずしのレシピ」参照)
今年はたまたま結婚記念日を思い出した。夕刊1面の「5月23日」という字づらに引っかかるものがあったのだ。というぐらいだから、例年わしら夫婦は結婚記念日をスルーしてしまう。それどころか数年前まで自分は1週間ほど日付を間違えて覚えていて、「今日結婚記念日じゃん」と言ったら、「とっくに過ぎてる」と妻にあきれられた。

予約をして夕方のスタート時間6時のちょっと前に到着。お店は開いているようなので入るとすでに8割がた埋まっていて、いきなり面食らわされる。そのあとも続々とお客さんがやって来て、あっという間にいっぱいになった。狭いカウンター席の稼働率100%。
いい店だから混むだろうと予想してはいたが、ここまでとは。
居酒屋チェーンひしめく久米川でのこの状況に、まだまだ世の中捨てたもんじゃないなと安心する一方、これまで利用してこなかった自分が情けないやら悔しいやら。夜外食の習慣がないから仕方ないが。
店員は大将のほかにおばちゃんが3人。大忙しながら笑顔と思いやりと心の余裕を失わない安定・安心のオペレーションだ。
島ずしは最初のオーダー時に予約、食べるときにあらためて申告するシステム。
まずキリンラガー2本と刺盛、焼き鳥、おしんこを頼む。ビールと一緒に出てきたお通しを見て、「オレ、これだけでもう満足」(笑)
つぶ貝、あなごしんじょう、あしたばのごま和えの3点盛り。こんなきれいでおいしそうなお通し見たことない。味もどれも申し分ない。
このようにテンションマックスでスタートした今宵のオーダーは次のとおり。
・刺盛 松(まぐろ、ひらめ、金目鯛、しめ鯖、たこ、赤貝)2000円
・焼き鳥(若どり、砂肝、レバー、つくね、各2本、砂肝は塩、ほかはタレ)150円×8
・おしんこ盛合せ(なす、かぶ、きうり)400円
・天ぷら盛合せ(海老2、いか、きす、鯖、エリンギ2、ししとう2)1200円×2
・キンシ正宗生酒 760円×2
どの料理も感涙もののおいしさ。ランチの定食で大将の実力は十分承知しているつもりだったが、とんでもない。レパートリーの広さにも驚くが、これだけの客のオーダーをほぼ1人でこなしているにもかかわらず細部に神経が行き届いている。焼き鳥の完璧な火の通し、エリンギの天ぷらのおいしいこと。

念願の島ずしをお願いする(780円×3)。
ネタはカツオ、トビウオ、岩海苔。魚は漬け、岩海苔は佃煮仕立てで、しょうゆを付けずにそのままいただく。
以前、大将に聞いた話ではシャリの味が強めとのことだったが、思っていたより上品である。ややクセがあるトビウオに練りからしがよく合う。岩海苔は甘すぎず香りよい炊き上がり。期待以上のおいしさ。
島ずしのにぎりはお母さんの担当とのこと。金土日限定の理由は「毎日にぎるって考えたら嫌になっちゃうの(笑)」
夏場、島ずしはお休み。それでもこの店の魅力は尽きない。次の機会を心に誓って、最高の宴席をあとにした。

[DATA]
ながしま 磯とり料理
東京都東村山市栄町1-11-1

https://youtu.be/Wg5-m0tNeoY
約11カ月ぶりの家族での夜の外食。
・名目:結婚30周年をメインに5~6件のお祝い事をまとめてこなすこと
・資金:第927回mini toto-B当せん金額18940円(購入金額100円!)
・目的:「ながしま」の島ずし(「島ずしのレシピ」参照)
今年はたまたま結婚記念日を思い出した。夕刊1面の「5月23日」という字づらに引っかかるものがあったのだ。というぐらいだから、例年わしら夫婦は結婚記念日をスルーしてしまう。それどころか数年前まで自分は1週間ほど日付を間違えて覚えていて、「今日結婚記念日じゃん」と言ったら、「とっくに過ぎてる」と妻にあきれられた。

予約をして夕方のスタート時間6時のちょっと前に到着。お店は開いているようなので入るとすでに8割がた埋まっていて、いきなり面食らわされる。そのあとも続々とお客さんがやって来て、あっという間にいっぱいになった。狭いカウンター席の稼働率100%。
いい店だから混むだろうと予想してはいたが、ここまでとは。
居酒屋チェーンひしめく久米川でのこの状況に、まだまだ世の中捨てたもんじゃないなと安心する一方、これまで利用してこなかった自分が情けないやら悔しいやら。夜外食の習慣がないから仕方ないが。
店員は大将のほかにおばちゃんが3人。大忙しながら笑顔と思いやりと心の余裕を失わない安定・安心のオペレーションだ。
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島ずしは最初のオーダー時に予約、食べるときにあらためて申告するシステム。
まずキリンラガー2本と刺盛、焼き鳥、おしんこを頼む。ビールと一緒に出てきたお通しを見て、「オレ、これだけでもう満足」(笑)
つぶ貝、あなごしんじょう、あしたばのごま和えの3点盛り。こんなきれいでおいしそうなお通し見たことない。味もどれも申し分ない。
このようにテンションマックスでスタートした今宵のオーダーは次のとおり。
・刺盛 松(まぐろ、ひらめ、金目鯛、しめ鯖、たこ、赤貝)2000円
・焼き鳥(若どり、砂肝、レバー、つくね、各2本、砂肝は塩、ほかはタレ)150円×8
・おしんこ盛合せ(なす、かぶ、きうり)400円
・天ぷら盛合せ(海老2、いか、きす、鯖、エリンギ2、ししとう2)1200円×2
・キンシ正宗生酒 760円×2
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どの料理も感涙もののおいしさ。ランチの定食で大将の実力は十分承知しているつもりだったが、とんでもない。レパートリーの広さにも驚くが、これだけの客のオーダーをほぼ1人でこなしているにもかかわらず細部に神経が行き届いている。焼き鳥の完璧な火の通し、エリンギの天ぷらのおいしいこと。

念願の島ずしをお願いする(780円×3)。
ネタはカツオ、トビウオ、岩海苔。魚は漬け、岩海苔は佃煮仕立てで、しょうゆを付けずにそのままいただく。
以前、大将に聞いた話ではシャリの味が強めとのことだったが、思っていたより上品である。ややクセがあるトビウオに練りからしがよく合う。岩海苔は甘すぎず香りよい炊き上がり。期待以上のおいしさ。
島ずしのにぎりはお母さんの担当とのこと。金土日限定の理由は「毎日にぎるって考えたら嫌になっちゃうの(笑)」
夏場、島ずしはお休み。それでもこの店の魅力は尽きない。次の機会を心に誓って、最高の宴席をあとにした。

[DATA]
ながしま 磯とり料理
東京都東村山市栄町1-11-1

https://youtu.be/Wg5-m0tNeoY
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