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思いがけない異文化交流 【ミンガラバー】

2023.01.03

 前記事の続きで昼ごはん編。

七福神めぐりでは昼ごはんで確実に苦労する。
理由は明白だ。
土地勘のない場所というのが一つ。
正月で開いている店が少ないというのが一つ。
…というように悪条件が重なっているにもかかわらず、何の対策もとらないというのが一つ。
前回なんか「なか卯」だったもんな…。

七福神のゴールの鬼子母神から高田馬場まで歩く。
アテがあるわけじゃないが、馬場ならなんかあるだろう。
(↑という毎度おんなじおんなじな、極楽とんぼ…)

そして何もなかった Σ( ̄ε ̄;| | |・・・


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いちおう知っている店を見て回るわけだが、どこもやっていない…
というか、チェーン店は開いているというかチェーン店しか開いていない。


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念のため駅前交差点から坂を下って雑居ビル半地下のちゃんぽん屋さんをのぞいてみる… がやっぱりダメ。
ん…? そっちの店は開いてるかも。

と、昔ながらの地下飲食店街に救いがありました ♪(* ̄∇ ̄)/


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ミャンマー料理店「ミンガラバー」。


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高田馬場は“リトルヤンゴン”とも呼ばれ、ミャンマー人コミュニティが形成されミャンマー料理店の多いことで有名。
ミャンマー料理は気になりつつもハードルの高いものを感じこれまで食べたことがなかった。
ちょうどよい機会かもしれない。


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いざ、入店。
14時近くにもかかわらずほぼ満席で、お客の多くは異邦人である。
「はーい♪」と奥から声はすれど、忙しいとみえなかなか人は出てこず、久々のどアウェー光線を満身に浴び入り口に立ち尽くすわしら。

ややあって対応してくれたホール係のおかあさんのきわめてフレンドリーな接客&的確な日本語に、緊張は一気に緩んだのでありました。


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あとで調べると、「ミンガラバー」は高田馬場のミャンマー料理店の中でも古株(1997年創業)&高評価のお店で、こちらはその2号店として2014年にオープン(ただし“本店”はGoogleマップで検索できないので動静は不明)。

ビル入り口の看板にあったランチメニューを注文しようと思ったが、今日はやっていないとのこと。
お正月なんだからしょうがないし、開いてるだけでありがたい。


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ということで、注文は単品でチェーオーピュウ(温かいスープに豚のガツ・ハツ・レバー・ミンチボール入り塩味ビーフン)と、ダンパッウ(炊き込みご飯鶏モモ肉のスパイシー煮込み添え)に。


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チェーオー… のほうはいろいろ日本人にとってクセの強い料理なのか、わしらを心配してか、注文後「モツが入りますが…?」「太いのと細いのと、麺はビーフンですが…?」と2度確認に来た。
いまひとつニュアンスがわからず、「大丈夫です」と応えた。


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で、やってきた麺料理、まさに太いビロビロ麺と細いビーフン風と両方入った、麺好きにはたまらないダブル麺なのであった。
白濁しているスープは白湯製法かな、想像していたミャンマー料理の情熱系のイメージを覆す穏やかな味わいである。


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添えられている小皿の唐辛子ペーストも、甘酸っぱいが辛さは強くない印象。
と思っていたら、「辛いのがお好きでしたら」と出された卓上調味料は、タイ料理店でおなじみ、唐辛子ナンプラー漬け&青唐辛子酢漬けであった。
これを加えると一気にアジアンテイストに。


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ダンパッウの鶏肉はほろほろと崩れるほどよく煮込まれて、スパイスがよく効いた感じはインド&ネパールカレーに近いかな。


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グリーンピースやレーズンを炊き込んだインディカ米の上にカシューナッツがトッピングされていて、これがいいアクセントになっている。


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初めてミャンマー料理を味わったわけだが、どちらの料理もおいしかった。
周りから聞こえてくる知らない言語の中にいても、居心地は悪くないと感じられる。
評価が高いのも納得。


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[DATA]
ミンガラバー(MINGALABA)
東京都新宿区高田馬場2-18-6 柳屋ビルB1F
https://www.instagram.com/mingalaba_takadanobaba/?hl=ja





[Today's recommendation]


https://youtu.be/-7IRnin9gF0



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辛いがうまい! 【サワディー 久米川店】

2022.01.28

 午前中、萩山図書館方面へ歩き、そのまま昼ごはんということに。

右👉 の最新記事の写真を見ていただければわかるように最近、昼は中華(というかラーメン)に偏り、加えて先日「忠豊」でいただいたラー油に相方がハマり夜ごはんに激辛料理が出てきたりして、少し胃がお疲れモード。
今日はさっぱりした和食系がいいね♪

せっかく萩山に来てるんだからご無沙汰してる萩山駅前の「じろえもん」にしようと、行ってみたが臨時休業。久米川に戻る途中にある「味っ子」はどうかとのぞいてみると、テイクアウトのみの営業。久米川の街なかの老舗そば店「巴屋」なら大丈夫だろう、いや、定休日だ…。
こうなると、アタマ真っ白に。

「ここは?」とすぐ隣の看板を指さす相方。
「ここで、いいかぁ…」


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タイ料理店。
お疲れ胃はどうした ヾ(・ω・o) ォィォィ


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「サワディー」は1986年創業。
最初のエスニックブームの時代ではあるが、ブームとはいえ都心でもまだ珍しかったタイ料理店がこんな郊外に… というのは驚きであり謎である。
ちなみに僕らがこの地に引っ越してくる10年も前の話であり、当時の様子は想像すらできない。


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ビル共用部の階段上り口から既成事実的にお店のアプローチと化している。


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異国情緒の装飾は、ハデさを増している気がしないでもないが、確実にソフィスティケートされてきている。
ずいぶん入りやすい雰囲気になった。


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入り口でフロアマネジャー風の若い男性が出迎え、席に案内してくれる。


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注文は、ランチメニューから4.豚肉ご飯と、1~2月限定メニューのセンレックイェンターフォー。


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入ったとき、すいていて意外な気がしたが、後客の常連さんとマネジャー氏とのやりとりによれば、前日はものすごく混んだらしい。
今日もじわじわ埋まっていった。


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豚肉ご飯は、いわゆるガパオライスだ。
次々と注文が入り人気のメニューのよう。

辛さと甘さと酸っぱさの、これこそタイ料理。
ジャスミンライスのさっぱりした軽さによく合っている。


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センレックイェンターフォーは、“紅腐乳(豆腐を紅麹で発酵させたもの)とすり身の団子(主に肉や魚)をのせた麺料理”と書いてある。


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「底のほうに辛いのや酸っぱいのが沈んでるので、かき混ぜながら食べないと最後ものすごく辛くなります(笑)」とマネジャーさん。

ネイティブな日本語ですごく気さくな接客をされる方で、この人の存在でお店の印象がガラッと変わった。
あとで知ったが、こちらはお店3代目だ。

いや、上澄みから辛いです(笑)。


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紅腐乳とは豆腐をこうじで発酵させた中華食材。
センレックイェンターフォーは定番のタイ料理らしく、紅腐乳の色が移った紅色のスープと独特の香りが特徴とのこと。


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やはり甘酢っぱ辛いスープ。
紅腐乳、魚団子のほか、タイ風豚揚げ、イカ、揚げワンタン、空芯菜… と具だくさん。
おでんのような厚切り大根がゴロッとのっているのがおもしろい。


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ただ、ものすごく辛く、途中から汗が噴き出した。はじめ額、しまいには首筋まで。
代謝の落ちる冬場にこれだけ汗をかけば体調も整うというもので、胃の痛いのも治ったかな(笑)。


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ココナツミルクのデザート。
前日、忙しかったねぎらいにマネジャーさんが厨房のおかあさんに甘いものを要求したと。
だったら明日のお客さんの分も一緒に作る… となったらしい。

普段はないサービスで、ラッキー♪
丸いのは白玉というかタピオカの大きいのというか。
写真ではわからないがココナツの果肉がふんだんに入った、ぜいたくなデザートであった。


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日本の寒中に南国風の料理とおもてなしで、あったかい気持ちにさせていただいた。


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[DATA]
サワディー 久米川店
東京都東村山市栄町2-21-8
https://www.facebook.com/sawasdeethaiRestaurantkumegawa
https://www.instagram.com/sawasdee_kumegawa/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/yPQfcG-eimk



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前菜で満足❣ レベルの驚きのランチ 【アジアン酒場 アビマーニ】

2020.09.05

 毎月第1土曜日に開催される「つむじ市」の告知をInstagramで見つけ、野菜を買いに昼に出かけた。
しかし野菜が売られている土間の入り口には、「本日、これより中は完売となりました」の看板。
昼では遅いのである。


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「つむじ市」のコーヒースタンド


そのまますごすご帰ろうとしたが、ふと入り口横のコーヒースタンドが目に留まった。
ここのコーヒーもおいしいが、そうではなく各種ソフトドリンク。
使われているシロップの製造元が市内のエスニック料理店「アビマーニ」であることを思い出したのだ。
思い出したら猛烈に食べたくなって、その足で「アビマーニ」へ。


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表に“C day LUNCH”の立て看板。


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説明しよう。
こちらのお店はランチメニューとしてA~Eの5パターンの組み合わせが用意され、ローテーション方式がとられている。日曜定休の週6日営業なので、たとえば今週月曜日がAとすると次の月曜はBというふうにずれていく(A~Eの内容はお店HPを見てね)。


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「決まった曜日にしか来れないというお客さんもいるので、なるべくいろんなものを食べてもらおうと」と、あとで店長さんに聞いた。
なるほどねー d(゜ο゜)o


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ということで、Cランチ7種類から、夏季限定のトムヤム冷麺は外せないとして、もう1品、迷いに迷って赤豚の黒カレーガパオライスに。
ランチはすべて生春巻・海老トースト・ソフトドリンク付きで、選べるドリンクは自家製ジンジャーエールとソルティレモンのスカッシュに。


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まずドリンクが来る。


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ジンジャーエールはショウガをスライスして砂糖でもみ込んで煮出して… という手間ひまかけて作られたもの。ソルティレモンは塩分5%とのことで、なるほどしょっぱい。
どちらも驚くほどおいしいが、ショウガの辛み成分やソルティレモンの塩分補給効果など、夏バテ防止・熱中症対策にもよさそう。


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続いて前菜2種。
この2品はお店の名物メニューで、海老トーストはスイートチリソース味、生春巻はナンプラーベースのタレでいただく。


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今回はこれに薬味ペーストを付けてもらった。タイ産唐辛子をベースに、辛いだけでなく香りもよく、何にでも合いそう。
これも自家製で、ご主人は何でも自分で作る流儀のようだ。


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そしてなんでもあっさりレシピを教えてくれる。前回はジンジャーエールの作り方、今回はこのペーストの材料を教えてもらった。
入手(代用)容易な材料でシンプルに作られているので、興味のある方はお店で聞いてみてください。


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で、このドリンクと絶品の前菜で、僕はもう満足してしまった。驚きのランチと言うほかない。
いやいや、ここからがメインなのである。


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トムヤム冷麺は甘辛すっぱおいしい夏のタイ風麺料理の定番。
海老ごろごろでパクチーどっさりがうれしい。
夏季限定メニューで、あと2週間で終了とのこと。まだ間に合う ヾ(・ω・*)


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赤豚の黒カレーガパオライスとは、ガパオライスのひき肉バジル炒め部分が黒カレー風味肉野菜炒めになっているオリジナリティ高いメニューだ。


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これを食べていた相方が、「これって黒焼きそばソースじゃない?」と。
それで思い出したが、このものを前回も食べている。黒カレーに「ポールスタア」の東村山黒焼そばソースを使っているということをご主人に聞いたはず。


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実はトムヤム冷麺を前回も食べていたことは覚えている。
ということは…

あとで自分のブログを確認したところ、約1年前の前回とまったく同じ2品を頼んでいたことが判明。どうりでいろいろデジャヴュ感が…(笑)。
能がないというか、単純な人々である。


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帰りしなに聞いた夜のセットメニュー。
「ディナーのお値段じゃないですね」と言うと、「ええ、ラーメン屋感覚で(笑)」とご主人。


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昼の前菜2品にさらに水餃子がついて、各種麺飯料理が、なんと999円‼
これはぜひ食べに行かなければ👍


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[DATA]
アジアン酒場 アビマーニ(ABHIMANI)
東京都東村山市本町3-6-14
https://abhimani.net/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/8NmjIkXuF_8



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タイ料理のちょっとジャンキーな吸引力 【サワディー 久米川店】

2020.07.11

 3日ほど前、タイ料理店「サワディー」の7~8月限定メニューのインスタ投稿を目にした。
ヤムママーというものが載っていて、“トムヤム味インスタントラーメンのシーフードサラダ”と書いてある。
レストランメニューなのに、インスタントって、堂々と。
気になってしょうがないんですけど… (ーー;).。oO


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早速このものをテイクアウト。


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受け取るとき、「インスタント麺でのびやすいので早めに召し上がってください」とお店のおにいさん。
たしかにインスタント麺そのものという見た目である。


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細めで平べったく縮れの強い、袋麺というよりカップ麺によくあるタイプ?
ゆで時間が絶妙なのか、家に持ち帰るのにそれなりに時間がかかるが、のびた感じはしなかった。


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このヤムママー、食べる前からかなり匂いが強い。
大きめのパクチーがトッピングしてあるが、匂いのもとはこれではなくネギ系。2色のタマネギがほぼ生の状態でごろごろしてる。
さらにはニラや小口ネギのようなものやエシャロットの葉のようなものや、おそらくニンニクも… と、ネギ系たっぷり。
香辛料のエキゾチックな香りと相まって食欲直撃…! だが、仕事途中の人にはちょっとキツいかも… という意外にディープなたべものでもある。


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ほかにレタスも多めに使われているが、やはり麺の存在感が大きいのでサラダ感覚とはちょっと違うかな。
シーフードはエビとイカ。


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味付けはタイ料理のキホン、甘酸っぱ辛い。
はじめタマリンドのような酸味を強く感じるが、しだいに唐辛子が効いてくる。
後半、かなり辛い。生タマネギの辛味も追い撃ち。


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ジャンキー要素も東南アジア料理の魅力の一端とすればヒエラルキーのシナジーが… って、何が言いたいかわからなくなっちゃいそうだが、とにかくはまる人はガッツリはまる新感覚の麺料理に違いない。


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ちなみにもう1品、「私は保守的だから、パッタイでいいの」と相方さん。
普段「サワディー」で食べるときはだいたいパッタイ+何かという頼み方をするというくらい好き。安定のおいしさである。


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でもこうやってヤムママーと一緒に食べてあらためて気づくことには、かなり甘くオイリー。
パッタイのジャンキー度、同じくらい高し。
まあ、それがいいんではあるけれども。


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[DATA]
サワディー 久米川店
東京都東村山市栄町2-21-8
https://www.facebook.com/sawasdeethaiRestaurantkumegawa
https://www.instagram.com/sawasdee_kumegawa/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/hTBPPSNGYi8


国立クオリティを村山プライスで 【アジアン酒場 アビマーニ】

2019.08.10

 こういうブログをやっていながら近場に入ったことのないお店がいくつもあるというのはちょっとマズいかなぁ… と思うことがある。
サッカーに例えれば海外リーグの話題は気にかけるがJのクラブの動向がさっぱりわからなくなってしまっていることに対する自己嫌悪みたいなもので、きわめて個人的な問題であり、ほかの人にすればどうでもいい話であるとは思うが…。


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東村山本町・鷹の道沿いの「アジアン酒場 アビマーニ」は2017年4月オープン。


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以前この場所で営業していたうどんが人気の居酒屋という業態から勝手に想像していたよりかなり狭いお店で、少し面食らった。
見える範囲では4人掛けテーブル2卓、カウンター4席の計12席。2階も客席になっているもよう。


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こちらのランチはおもしろいシステムで、A~Eの5パターンを日替わりで回している。各パターン7種類から選べ、人気No.1のガパオライスなど3品は共通のようだ。


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E dayの本日、まずランチメニューから赤豚の黒カレーガパオライス、もう1品は“夏special”トムヤム冷麺を注文。
全品ドリンク付きで、自家製ジンジャーエール(相方)と高知産柚子のスカッシュ(僕)に。


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すぐにドリンクが出てきたが、これがどちらも驚きのおいしさである。
ジンジャーエールはショウガをスライスして砂糖でもみ込んで煮出して… と、ご主人がていねいに作り方を教えてくれる。


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柚子などのスカッシュには店内で販売しているシロップが使われていて、そのシロップ製造にもご主人が関わっているとのこと(各シロップは久米川辻近くの「つむじ」でも常設販売)。


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続いて前菜2種、生春巻きと海老トースト。
ちゃんと品書きを見ていないので前菜が出てきただけで驚いたという(笑)。
海老トーストはスイートチリソース味、生春巻きはナンプラーベースのタレでいただく。海老トーストの甘くかつ刺激的な味付けに食欲をそそられる。


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トムヤム冷麺は野菜たっぷり、ぷりぷりエビがごろごろ。麺はセンレックかな?
甘味と酸味のバランスが絶妙で、あとから辛さがくる。じわりと汗ばむ夏らしいメニューだ。


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赤豚の黒カレーガパオライスの見た目、香りには心当たりがある。聞けば思ったとおりポールスタアの黒焼きそばソースを使っているとのこと。
「ポールスタアさんとは国立時代からのお付き合いなんです」とご主人。


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以前は国立の富士見通りで8年間営業していたということで、あとでネットで調べてみるとかなりの人気店だったようだ(e.g. 女優・石井めぐみさんのブログより)。
ご家庭の事情により実家に近い現在地に移転したという。


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「どうりで東村山っぽくないですもんね(笑)」と相方。
たしかにランチに前菜って、このへんではあまり見ない (*・ω・)) コクコク
「いやいや、同じ多摩地区ですから(笑)」と謙虚なご主人。
でも目も舌も肥えた国立マダム相手に8年のキャリアはすごいと思うのだ。


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ところで、偶然にも前々報に続いて“黒焼きそば食べ歩きキャンペーン”の指定メニューとなった。
こういうライス方面へのアプローチもありだなぁ… と黒焼きそばソースのフトコロの深さとご主人のセンスに感心させられる。
ただし記事はあくまでも偶然であり、当方はポールスタアの回し者ではありません(でござる)。


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[DATA]
アジアン酒場 アビマーニ(ABHIMANI)
東京都東村山市本町3-6-14
https://abhimani.net/





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/YXnjy5YlDwk


タイのおふくろの味は、フトコロにも優しく 【メースィールアン 久米川店】

2019.01.11

 久米川駅近辺での昼ごはん。
あるお店を提案されたが、節約中である旨を伝え、安く食べられるところを数店提示。その中から相方が選んだのがタイ料理店「メースィールアン」。
タイ料理という時点でそもそもボトムラインが低くない印象があるが、このお店は常識外れに安い(と僕は思っている)。


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「MAE SRI RUAN」だった店頭の置き看板が「タイのお母さんの味 メースィールアン」に変わっていた。
開店から8年半、どんどん街に溶け込んでいく感じ。
ちなみに“mae sri ruan”はタイ語で“よい奥さん(お母さん)”だそうだ。


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「パッタイとグリーンカレーかなぁ…」と言いながらお店に向かっていたが、前に入ったときもそうだった気がするし…。
調べてみるとそのとおりで、しかも前回のブログ記事には

――われわれはふた月続けて同じ組み合わせのタイ料理ランチにしたという事実が浮かび上がる。しかもそれと気づかずに …( ̄  ̄;) ムム…

と書いている。
まったく進歩がないと言わざるを得ない。


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ということで、食べたことないもの食べる路線に方針を変えました。
タイラーメン550円、チャーハン600円を注文。


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先客はお店のおかあさんの同胞と思われる女性1人だったが、僕らのあとに2組3人。
トータル4組6人だが、お店は1人体制なのでそれでもけっこう大変そうだ。


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実は大変なのは製造工程をじっと見ている僕のような客で、あ、のびる… とか、冷める… とかハラハラするのだが、おかあさんは悠然たるもの。


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タイラーメンはあっさり塩味の、いわゆるセンレック・ナーム。
以前、吉祥寺のタイ料理店やベトナム料理店(ともに閉店)でこういう汁そばを食べたことがあるので、イメージどおり。


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薄味の麺料理を卓上調味料セット“クルワンプルーン”で調整しつつ食べるのが本場スタイルらしい。
ナンプラー、唐辛子入り酢(プリックナムソム)、粗びき唐辛子(プリックボン)、砂糖(ナムターン)のうち、砂糖を除く3種で味を調整。どんどんおいしくなる。


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一方チャーハンは、以前歌舞伎町の「バンタイ」で食べた塩チキンライス風を予想していたら、色も味も濃いめの焼きめし風。
大きいタマネギスライスとカリッと炒められた豚ばらの塊がいいアクセントとなる。


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2人で1150円、タイ料理としては破格だと思いません?
で、割り勘にしてもらって(笑)、僕は550円。
この3日で昼食代1550円と、だいぶフトコロが持ち返してきた感じ。


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[DATA]
メースィールアン 久米川店
東京都東村山市栄町2-23-4





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2




https://youtu.be/cH2PH0auTUU


コスパ最強、素材も味も満足のタイ料理 【メースィールアン 久米川店】

2018.08.29

 タイ料理の相場というものを知らないが、久米川の「メースィールアン」はコストパフォーマンス的に最優良なんじゃないかとみている。


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比較になって申し訳ないが、先月入った同じ久米川のタイ料理店「サワディー」には、20年通っていることに免じて引き合いに出すことをお許しいただくとして、たとえば2人でグリーンカレーとパッタイを食べたとする。
「サワディー」の場合1550円で、これはこれで都会価格から見れば恐ろしくコスパ良好となるはずだが、「メースィールアン」は1300円。これはタイ料理に限らず、いまどきなかなかない優秀なレベルといえる。


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視点を変えると、われわれはふた月続けて同じ組み合わせのタイ料理ランチにしたという事実が浮かび上がる。しかもそれと気づかずに …( ̄  ̄;) ムム…
大好きなパッタイはいつも頼むとして、もう1品、「たまにはカレーにしようか」なんて発言もあったように思う。行き当たりばったり感は否めない。


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店内はスナックの居抜きのようなムーディなつくりで、エキゾチックな装飾は控えめ。ワイドショーの流れる大型モニターもカラオケスナック的である。


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カウンター席のほか、4人テーブル1卓、2人テーブル3卓。
調理担当のタイ人のおかあさんと接客係の日本人のおっちゃんの2人体制。


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初めて入ったのが2011年で、タイの大洪水があった年。お店のおばちゃんは被災した故郷にしばらく帰っていたとのことで、浸水したレストランで水と一緒に入り込んだ大蛇が捕獲されたというようなことを話していた。
2011年といえば東日本大震災で故郷の当時両親が住んでいた家は津波に遭い、大蛇どころじゃない大ごとになっていたのだが…。
防災の日が近いからか、タイ料理を食べて災害について考えさせられる。


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自然災害といえば、1993年の記録的冷夏ではタイ米騒動が起きた。
凶作の対策として緊急輸入されたタイ米が不評で、売れ残ったタイ米と日本米をセットで売り出す米屋も出現、タイ米がごみとして出されるという悲しい出来事も。


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その後、エスニック料理が浸透してタイ米(インディカ種)は正しく評価され、むしろこだわりの食材のイメージが確立されていったのは、タイ米好きとしてはうれしい流れ。


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で、こちらのグリーンカレーのご飯はタイ米。
軽い食味が、さらりとしたカレーによく合う。


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店内に目をやると、入り口近くの棚にジャスミンライスとプリントされた米袋がある。
タイ米の最高級品だ。


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パッタイの麺の太さを選べる店もあるようだが、こちらのは細麺。
甘めの味付けだからか、あたりが柔らかい感じがいい。


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おっちゃんに調味料を勧められる。
ただし、ナンプラーはかけすぎるとしょっぱくなる、酢はけっこう味が変わる… と。
うーん… それはそうだろうな。


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どちらも安定のおいしさでボリュームがあり、なかなか満足。


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お会計をお願いすると、「おなか、いっぱいですか?」と聞いてくるおかあさん。本当に人がよさそう。
働き者だし、人好きだし… という感じ。
日本もずっと好きでいてくれるといいな、と心から思った。


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[DATA]
メースィールアン 久米川店
東京都東村山市栄町2-23-4





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=CxEu0QN6nzk



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◆ 猫写真はこちら その1 その2


地元ブルワリーにキッチンカー参戦! ――その2 【カオマンガイ ピントー】

2018.07.15

――その1よりつづく

「Distant Shores Brewing(DSB)」駐車場のキッチンカーは、タイ料理移動販売の「カオマンガイ ピントー」さん。
カオマンガイ(ゆで鶏のっけご飯)をメインに、平日は多摩地区を中心に、休日はイベントへ出店している。


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オーナーは若い男性。
「出店場所を探してるんですけど、都内では全然見つからないんです」とのこと。


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なお、6月より東久留米・旧市役所通りの自然食コミュニティレストラン「YOUR BIG FAMILY」レンタルスペースで、毎週月曜日、「小さなタイ料理屋さん」としてランチ営業を行っている(11:30~15:00、LO 14:30)。


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カオキャックン(タイのえびせん)300円を購入。
DSBの屋外テーブルでえびせんをつまみにビールを飲んでいると、4時半を過ぎたあたりからどんどんお客さんがやって来た。


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隣のテーブルに、小さい子ども連れファミリー客。
タイの屋台料理はえびせんといえどもけっこう辛く、子どもの食べるものはなさそうだが、DSBは持ち込み可で、隣はセブンイレブンだ。けっこう親子連れを目にする。


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そろそろ夕ごはんの時間。
タイ料理好きの娘にカオマンガイ700円をテイクアウトすることに。
国産鶏をはじめ、体に優しい食材にこだわる。お米はインディカ米。
おにいさんの印象どおり、まじめそのものの味わいのタイ料理。


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「YOUR BIG FAMILY」はブロ友mさんオススメのお店でずっと気になっていたが、意外なところでつながってくるからおもしろい。
ピントーの月曜か、YOUR BIG FAMILYの水木金か、近いうちに行ってみよう。


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[DATA]
カオマンガイ ピントー
https://www.instagram.com/khaomangai_pintoo/?hl=ja

Distant Shores Brewing(ディスタント・ショアーズ・ブルーイング)
東京都東村山市秋津町3-14-2
https://distantshoresbrewing.com/
https://ja-jp.facebook.com/dsbrewteam/





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=UnBlst3T7bY



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昭和から続く実力派タイ料理店 【サワディー 久米川店】

2018.07.13

 お店のホームページに1986年創業とある。わが家がこの町に引っ越してくる10年前である。
たしかにこの店は最初からあった。当時すでに年季が入っていた。


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前回と同じような書き出しでなんなんだが、てかコピペなんだが(笑)、それくらい1986という数字には強い感銘を受けているということ。
久米川駅南口のタイ料理店「サワディー」は1986年創業。


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1986年といえば、昭和61年。
昭和時代にタイ料理って、いまとなってはうまく認識の折り合いがつかない。


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たしかに1980年代後半、最初のエスニックブームが起こった。
自分自身、渋谷~代官山~恵比寿~六本木エリアなどを食べ歩いた。当時、タイ料理といえば新宿歌舞伎町の「バンタイ」(いまも人気店)


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しかし、昭和といえば『三丁目の夕日』と、読んだことも観たこともない作品イメージが年々増幅し、実体験を上回ってしまっている。
『三丁目の夕日』にタイ料理屋は出てこないだろう(たぶん)


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この「サワディー」、そんな意外なほど早くから存在し、なおかつ僕らが引っ越してきてからも20年以上、安定して営業を続けている。
東村山市という、埼玉だか東京だかわかんないが田舎には違いない土地で、それは不思議なことじゃないかと僕は思っている。


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古い2階建て雑居ビルの2階。
ビルの共用スペースも、年々タイ料理屋の占有度合いが進んでいる。トゥクトゥク乗り付け、とか。


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本日、来店したのは1時を過ぎていたのに、3組くらいの先客があり、あとからも入ってきた。
しっかり常客がいる感じ。


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店内がゆったりしていて、各テーブルもしきりがあったりして落ち着くからか。
ランチはメイン料理にサラダとスープ、デザートまで付く。のんびりできるはずだ。


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注文は、これはやっぱり外せない五目やきそば(パッタイ)800円と、もう一品、相方と一緒のときはあまり頼むことはない“辛口”だけど、品書きには“少しからい”とあるのでそれなら平気か? とグリーンカレー750円。


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まずサラダ。
ドレッシングが甘味のあるクリームタイプで、なんとなくアジアっぽく感じる。


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小さなおわんに入ったスープはいつもの具だくさんな鶏スープ。
ひき肉と大根とセロリであっさりした塩味。


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パッタイの大きめのえびは存在感があって、砕いたピーナツがたっぷりかけてある。


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レモンを搾るとスイートチリソースがベースの味にさらにエスニック感が増す。


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カレーの具は細切りのタケノコと鶏肉で、ココナツミルクの風味豊か。
たしかに“少しからい”というくらいの程よい辛さ。ナンプラーもたっぷり使っていそう。


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ココナツミルクのデザートは、タピオカにトウモロコシの粒がちらほら。
ダブル炭水化物スイーツ(笑)。


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糖質無制限のきらいはあるが、ココナツの甘い香りとトウモロコシの甘さがよく合っている。
こういうセンスは現地の人ならではだなぁと感心する。


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異国的だけれど、すっかり街になじんだ景色と味。
時間が醸したものなんだと思う。


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[DATA]
サワディー 久米川店
東京都東村山市栄町2-21-8





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=nqAvFx3NxUM



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宇宙展もタイカレーも、やっぱりココブンジ 【タラ】

2018.04.08

 国分寺市は日本の宇宙開発発祥の地である。
1955年4月12日、“日本の宇宙開発・ロケット開発の父”糸川英夫博士が開発したペンシルロケットの発射実験が、国分寺市本町1丁目の南部銃製造所で行われた。
現在の早稲田実業学校の敷地内であり、学校の正門前広場には「日本の宇宙開発発祥の地」記念碑が建つ。


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宇宙や天文に興味のある方で、糸川=イトカワという名前を知らない人はいないだろう。
史上初の小惑星サンプルリターンを成し遂げた探査機「はやぶさ」が鉱物の微粒子を持ち帰ったのが小惑星イトカワであり、その名はもちろん糸川博士にちなんだもの。


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国分寺駅北口の再開発ビル「ココブンジ」(cocobunji)が完成し、昨日7日にはWEST 1~4階の商業施設「ミーツ国分寺」が開業を迎えたので見に行った。
というより、一足早く1日にオープンしていた市の施設「cocobunjiプラザ」(WEST 5階)で何か開館記念イベントが行われていたはず、と。


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それは「『国分寺×宇宙』展示 日本の宇宙開発発祥の地国分寺で育む『宇宙への夢』展」という長いタイトルの展示であった。


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ペンシルロケット実機(左)、ISS国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟模型(右)


ペンシルロケットの実機のほか、日本初の人工衛星「おおすみ」や国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の模型など、宇宙好きには一見の価値アリの展示となっている(4月26日まで)。


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日本初の人工衛星「おおすみ」の模型(右のケース)


と、得意分野なので長い前振りになってしまったが、計画して動いているわけではなく行ったらやっていた、と。


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実はもう一つ、はっきりした目的があって(もうちょっと前振りが続きます)、知り合いが関わった本が出版されたので紀伊國屋書店まで買いに来た。

僕はすでに読み終わっているが、非常におもしろい内容なので親戚の高校生に贈ってあげようと思ったのだ。こういうとき、僕はAmazonは使わない。
サブタイトルからもわかるように、宇宙の話も盛りだくさんで、現役のJAXA/ISASの研究者も登場する。
偶然の宇宙続きである。


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『生命の起源はどこまでわかったか――深海と宇宙から迫る』 高井研 編
A5・並製・カバー・208頁、本体1700円+税、岩波書店



ところで、cocobunji EAST 1階、路面の位置に入った飲食店が「てんや」と「松屋」って、どうなのよ…。

その70m先。お昼ごはんは昔よく入ったタイ料理店「タラ」へ。
宇宙ネタは… さすがに関係ないか(笑)。


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地下に潜る、店内はまるでスナック… となんとなく難易度が高そうなお店だが、地上の入り口に掲示してあるランチメニューの安さもあって、地域屈指の人気店である。
なにしろコーヒー付きで500円(+税)というメニューが3種類も用意されている(*日曜日はコーヒーは付かない)


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1989年開店と、タイ料理店としてはかなりの古株。
最初に入ったきっかけはテレビ番組だが、10年以上前のことなので放送内容はよく覚えていない。


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国分寺での昼食はだいたいココ、という時期もあった。
僕が食べるのは必ず500円のゲァン ガイだった。


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5年ぶりぐらいになるだろうか、注文はやはりゲァン ガイ(鶏肉とナス入り緑カレー)500円。もう1品はバーミー ナームーデン(焼豚ラーメン)700円に。


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ちなみにこちら、メニュー表の撮影はNG。
「ネットに載っちゃうとマネされちゃうから」とお店の方。
「料理の写真? OK♪」「お店? OK♪」と、ほかはたいへんフレンドリー。


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ゲァン ガイは、こんな辛かったかな…? というくらいにしっかり辛い。


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でも個人的にはこれくらいがちょうどよいという辛さだ。
ココナッツミルクの芳香に、ナンプラー? の隠し味を感じる。


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バーミー ナームーデンは、酸味は強いが甘味は控えめというバランス感覚が好き。
で、しっかり辛いが、これもちょうどよいレベル。
具は、「豚切らしちゃったから鶏でOK?」ということで蒸し鶏と、モヤシ、チンゲン菜、小口ネギ、パクチー、刻みピーナツ。麺はバミー(中華麺)。


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店名は、タイ語で「清水」の意味という。
けど、昔見たテレビに映っていたのは、おぼろげな記憶ながら、たくましい女性の姿。
どうしてももう一つの“Tara”を連想してしまうのだ。


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[DATA]
タラ
東京都国分寺市本町2-2-12 コムロビルB1





[Today's recommendation]


https://youtu.be/BUM_zT3YKHs



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