ウワサにたがわぬおいしさ 【手打ちうどん 漕】
2021.04.11
前記事の続きで、東伏見から東村山まで歩いて帰るという計画である。
東伏見公園を出発したのが11時15分で、いつ昼食にしてもいいというタイミングだが、結局東村山市まで食べずに来てしまった。地元愛の表れと言いたいところだが、決断力の欠如以外のなにものでもない。
小平のあたりで思い出し、多摩湖自転車歩行者道を萩山へ。
萩山駅南口にユニークなうどん店がオープンしたという情報があちこちで上がっていた。

駅構内を通って南口に出ると、殺風景な駅前広場に“手打ちうどん”の幟が一竿。背後には「あまいけ」の看板。
「手打ちうどん 漕(そう)」は食品スーパー「あまいけ」店内にある讃岐うどんのお店である。

1月20日オープン。
当初から注目度が高かったのは、オープン直後に続けざまに発せられた「こげら」ご主人のツイートの影響が大きいと思う。
「漕」店主は富士見町の人気うどん店「こげら」で修行した方なのだそうだ。

外からのぞくと席数は多くなさそう。
1時半すぎだが3~4人お客があり、それでもう余裕がない感じ。

外で待つことにして、ガラス壁に張ってある品書きを眺めながら回り込むと、スーパー店内からも入れるようになっている。

そちらから見ると、カウンターの端っこに2席続きの空きがある。
気配を察知したお店のおねえさん(奥さんかな)がアクリルの間仕切りをどかして招き入れてくれた。

スーパー店内の入り口
逆J形カウンターのみ5~6席。
いすの配置に余裕があるので密な感じはない。
かけうどん(温)×2。それぞれ、ちくわ天セット(ちくわ+茄子+大葉)、えび天セット(えび+れんこん+大葉)。セットはどちらも“茄子またはれんこん”の選択制。

四角い断面の中太のうどんは、強烈なコシはないが、温かいうどんでもしっかりしたかみ応えがある。「こげら」ご主人のツイートによると、粉は日清製粉の特雀と府金製粉のネバリゴシのブレンドとのこと。

いりこと節の香る優しいつゆ。
昆布だしの自然なうま味が効いていて、思わず飲み干すおいしさ。

天ぷらは軽い揚げ上がりで、ボリュームはあるが胃に負担を感じない。
えびはプリプリで香りもよく。

お会計のとき、「もしよかったら…」と、だし昆布をいただいた。
一番だしをとったあとのもののようで、手にずっしり重く、肉厚で等級の高いものであろうことは素人にも想像がつく。
しょうゆと酒とみりんで軽く炊いてみると、これが驚くほどおいしい。思うに、昆布自体のおいしさはもとより、このものはだしをとる過程でいりこのうま味もたっぷり吸収しているのではないだろうか(笑)。
この昆布の一番だし。
とてもぜいたくだし、なるほどおいしいはず…! と、激しくナットク (≧∇≦)b

[DATA]
手打ちうどん 漕
東京都東村山市萩山町2-2-1 スーパーあまいけ萩山店内
https://teuchiudon-sou.amebaownd.com/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/xKQhteVqa84


キンラン
前記事の続きで、東伏見から東村山まで歩いて帰るという計画である。
東伏見公園を出発したのが11時15分で、いつ昼食にしてもいいというタイミングだが、結局東村山市まで食べずに来てしまった。地元愛の表れと言いたいところだが、決断力の欠如以外のなにものでもない。
小平のあたりで思い出し、多摩湖自転車歩行者道を萩山へ。
萩山駅南口にユニークなうどん店がオープンしたという情報があちこちで上がっていた。

駅構内を通って南口に出ると、殺風景な駅前広場に“手打ちうどん”の幟が一竿。背後には「あまいけ」の看板。
「手打ちうどん 漕(そう)」は食品スーパー「あまいけ」店内にある讃岐うどんのお店である。

1月20日オープン。
当初から注目度が高かったのは、オープン直後に続けざまに発せられた「こげら」ご主人のツイートの影響が大きいと思う。
「漕」店主は富士見町の人気うどん店「こげら」で修行した方なのだそうだ。

外からのぞくと席数は多くなさそう。
1時半すぎだが3~4人お客があり、それでもう余裕がない感じ。

外で待つことにして、ガラス壁に張ってある品書きを眺めながら回り込むと、スーパー店内からも入れるようになっている。

そちらから見ると、カウンターの端っこに2席続きの空きがある。
気配を察知したお店のおねえさん(奥さんかな)がアクリルの間仕切りをどかして招き入れてくれた。

スーパー店内の入り口
逆J形カウンターのみ5~6席。
いすの配置に余裕があるので密な感じはない。
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かけうどん(温)×2。それぞれ、ちくわ天セット(ちくわ+茄子+大葉)、えび天セット(えび+れんこん+大葉)。セットはどちらも“茄子またはれんこん”の選択制。

四角い断面の中太のうどんは、強烈なコシはないが、温かいうどんでもしっかりしたかみ応えがある。「こげら」ご主人のツイートによると、粉は日清製粉の特雀と府金製粉のネバリゴシのブレンドとのこと。

いりこと節の香る優しいつゆ。
昆布だしの自然なうま味が効いていて、思わず飲み干すおいしさ。

天ぷらは軽い揚げ上がりで、ボリュームはあるが胃に負担を感じない。
えびはプリプリで香りもよく。

お会計のとき、「もしよかったら…」と、だし昆布をいただいた。
一番だしをとったあとのもののようで、手にずっしり重く、肉厚で等級の高いものであろうことは素人にも想像がつく。
しょうゆと酒とみりんで軽く炊いてみると、これが驚くほどおいしい。思うに、昆布自体のおいしさはもとより、このものはだしをとる過程でいりこのうま味もたっぷり吸収しているのではないだろうか(笑)。
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この昆布の一番だし。
とてもぜいたくだし、なるほどおいしいはず…! と、激しくナットク (≧∇≦)b

[DATA]
手打ちうどん 漕
東京都東村山市萩山町2-2-1 スーパーあまいけ萩山店内
https://teuchiudon-sou.amebaownd.com/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/xKQhteVqa84


キンラン