Go To 茶屋、はじめました…? 【ひるねの森 竹映】
2020.12.06
“朝に思い付いて散策”シリーズ。
今回はだいぶ観光っぽかった。
まず自転車で新秋津駅に行き、駐輪場に止めて武蔵野線で新座へ。そこから平林寺経由で新秋津まで徒歩で戻ってくるというコース。

わかる人はわかると思うが、平林寺は関東を代表する禅寺で、国の天然記念物にも指定されている見事な境内林を有しており、今回は“歩く”よりも“観る”にウェイトが置かれている。そのへんが観光っぽい。

参拝料500円。それも観光っぽい。
ちなみに公式HPには“参拝料は国指定天然記念物平林寺境内林の整備に使われています”とある。
実は武蔵野の面影を残すとされる境内林の冬枯れの静寂に浸るつもりでやって来たが、その“期待”は見事に裏切られた。

紅葉が見ごろなのである。
見ごろだし見事なのだった。
こういうのも期待外れと言うんだろうか…(笑)。

紅葉が見ごろと書いたが、正確には見ごろはカエデである。
ほかの樹種は気づかなかったので、たぶん過ぎている。


それにしても、あまりの見事さに写真を撮りまくり、出るときにはスマホのバッテリーが20%に。
昼ごはんのお店の撮影が危ぶまれる事態に陥っていたという (^^;;)

門前の茶屋というものに強くひかれる――と5本前の記事に書いている。

平林寺総門の向かいの「ひるねの森 竹映」はまさにイメージぴったりの門前の茶屋。
平林寺に行くとなった瞬間、昼ごはんはここと決まっていた。セットで(笑)。

いつか入ってみたいとずっと遠巻きに眺めていたが、入ってみればオープンテラスというか外の席がある。このご時世にピッタリではないか。
前払い制で、店内で注文して中か外か席を聞かれる。
「天ぷらそばとけんちんうどん、外で」と申告。

店頭で漬物とせんべいを売っている。

ここで売られている漬物が以前食べたことがある所沢「深井醤油」のたまり漬けということは知っていたが、せんべいも「有名な『秩父みそ屋』のものなんですよ」と売っているおばあさん。
こういう茶屋&土産物屋というのも観光そのものだが、ローカルで素性のしっかりした品を扱っているあたり、好感度が上がる。

せんべいの極上と七味を買う。

茶屋が好きな理由は物見遊山という非日常と結び付いているからであって、うまいのまずいの言っているわけではない。


矛盾するようだが、こういうシチュエーションで食べるものはうまいに決まっている。

木曽駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅の山菜そばみたいなもので… いや、もっとちゃんとおいしいんだけど。

けんちんうどんの汁はていねいにつくられ上品な仕上がりで、そばのエビ天はサイズ感もあってプリプリで。

けんちん汁の里芋、さつまいもの天ぷらが、しみじみおいしい。
深まりゆく里の秋…。

さて、ここから8km強。
腹ごなしのウォーキングは山あり川あり、衰退商店街ありの、なかなか中身の濃いコースだった。

© OpenStreetMap contributors
[DATA]
ひるねの森 竹映
埼玉県新座市野火止1-20-47
[Today's recommendation]



https://youtu.be/-WsqK1mCGeY


新座駅前
“朝に思い付いて散策”シリーズ。
今回はだいぶ観光っぽかった。
まず自転車で新秋津駅に行き、駐輪場に止めて武蔵野線で新座へ。そこから平林寺経由で新秋津まで徒歩で戻ってくるというコース。

わかる人はわかると思うが、平林寺は関東を代表する禅寺で、国の天然記念物にも指定されている見事な境内林を有しており、今回は“歩く”よりも“観る”にウェイトが置かれている。そのへんが観光っぽい。

参拝料500円。それも観光っぽい。
ちなみに公式HPには“参拝料は国指定天然記念物平林寺境内林の整備に使われています”とある。
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実は武蔵野の面影を残すとされる境内林の冬枯れの静寂に浸るつもりでやって来たが、その“期待”は見事に裏切られた。

紅葉が見ごろなのである。
見ごろだし見事なのだった。
こういうのも期待外れと言うんだろうか…(笑)。

紅葉が見ごろと書いたが、正確には見ごろはカエデである。
ほかの樹種は気づかなかったので、たぶん過ぎている。
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それにしても、あまりの見事さに写真を撮りまくり、出るときにはスマホのバッテリーが20%に。
昼ごはんのお店の撮影が危ぶまれる事態に陥っていたという (^^;;)

門前の茶屋というものに強くひかれる――と5本前の記事に書いている。

平林寺総門の向かいの「ひるねの森 竹映」はまさにイメージぴったりの門前の茶屋。
平林寺に行くとなった瞬間、昼ごはんはここと決まっていた。セットで(笑)。

いつか入ってみたいとずっと遠巻きに眺めていたが、入ってみればオープンテラスというか外の席がある。このご時世にピッタリではないか。
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前払い制で、店内で注文して中か外か席を聞かれる。
「天ぷらそばとけんちんうどん、外で」と申告。

店頭で漬物とせんべいを売っている。

ここで売られている漬物が以前食べたことがある所沢「深井醤油」のたまり漬けということは知っていたが、せんべいも「有名な『秩父みそ屋』のものなんですよ」と売っているおばあさん。
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こういう茶屋&土産物屋というのも観光そのものだが、ローカルで素性のしっかりした品を扱っているあたり、好感度が上がる。

せんべいの極上と七味を買う。

茶屋が好きな理由は物見遊山という非日常と結び付いているからであって、うまいのまずいの言っているわけではない。


矛盾するようだが、こういうシチュエーションで食べるものはうまいに決まっている。

木曽駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅の山菜そばみたいなもので… いや、もっとちゃんとおいしいんだけど。

けんちんうどんの汁はていねいにつくられ上品な仕上がりで、そばのエビ天はサイズ感もあってプリプリで。

けんちん汁の里芋、さつまいもの天ぷらが、しみじみおいしい。
深まりゆく里の秋…。

さて、ここから8km強。
腹ごなしのウォーキングは山あり川あり、衰退商店街ありの、なかなか中身の濃いコースだった。

© OpenStreetMap contributors
[DATA]
ひるねの森 竹映
埼玉県新座市野火止1-20-47
[Today's recommendation]



https://youtu.be/-WsqK1mCGeY


新座駅前