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春色のおでん🥦🥔🍅 【塚田水産】

2023.02.25

 去年、大好評を博した「塚田水産」の期間限定品“みんみんの焼き餃子巻き”が今年も販売されているというので、ぜひ買いに行かなければと考えていた。


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少し説明すると、「塚田水産」は1945年創業の吉祥寺のおでん種専門店。「みんみん」はその近くで営業するやはり老舗の中華料理店で、餃子が人気。その餃子を包み込んだ揚げかまぼこが“みんみんの焼き餃子巻き”。
つまり吉祥寺を代表する名店どうしのコラボ商品である。


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このコラボさつま揚げ、去年に続いて登場のソーセージ店「ケーニッヒ」と、今年はなんと超有名ラーメン店「ホープ軒本舗」も参戦。
さらに近隣農家の“武蔵野野菜”も販売、“武蔵野おでん”と称しキャンペーン展開されている。


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週末に長女が泊まりに来るというので前記事の和菓子が3個ずつなのもそのため)、いい機会と思った。
うちの娘たちは小さいころから吉祥寺に連れていかれていて、「みんみん」も「ホープ軒」も未就学児のころから食べつけている。


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意外に高いなぁ… と思いつつ、「みんみんとケーニッヒとホープ軒、3つずつ!」と頼む。
正確には、“みんみん焼き餃子巻”320円、“ケーニッヒウィンナーソーセージ巻”350円、“ホープ軒ピリ辛チャーシュー揚”330円。


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お会計は、ちょうど3000円。
「2回抽選できますので」とおにいさん。


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その場でエア抽選が行われていて、おねえさんにレシートを渡すと「ちょうど3000円って、すごいですねー♪」
お買い上げ1500円につき1回抽選できるらしく、ビッタシ2回分。
でも吉祥寺コラボ商品3点を足すとちょうど1000円で、いろいろ狙って設定したんじゃないのかなぁ… ( ̄ω ̄;) ンー…


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サービス券2枚ゲット! ありがとうございます😺


あぶって食べようとはじめ考えていたが、この日はあまりに寒かった。
帰路に急きょ、おでん路線に変更し、途中の田無で材料調達。


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「塚田水産」のチラシの“武蔵野おでん”を参考に洋風おでんということで、だし用の鶏の手羽元、あとは具材の新ジャガイモ、芽キャベツ、トマト、カブ、ブロッコリー、アスパラガス、エリンギ……。


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味付けは塩と日本酒のみ。ベイリーフ1枚とコショウ5粒ほど。でっかいみんみん餃子は煮込むと崩れるので、軽く温める程度がよい


思い付きでつくったわりには、おいしくできた。
メインのさつま揚げからいいだしが出るからなんだな。
春野菜中心のおでんというのは、新発見!

「塚田水産」の“武蔵野おでんキャンペーン”は4月2日まで。


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[DATA]
塚田水産
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
https://tsukada-satsuma.com/
https://twitter.com/tukada_oden
https://www.instagram.com/tsukadasuisan/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/AQ8CG9PIWyI



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半月遅れのバレンタインチョコ♪


週末にしっぽり🍶 【大清かまぼこ店】

2023.01.27

 朝から曇天模様で、一昨日を底とする極端な冷え込みは過ぎたものの寒中ではあるので、日差しがなければ寒いのなんの。午後には雪も降るという。
週末の夜、自宅でしっぽり鍋をつつくという条件がそろっている。

おでん食べたい❣
仕事の途中ではありますが…
おでん種を買いにひばりが丘へ🍢


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予報では降りだしは昼すぎとのこと。
1時を過ぎていたが、思い立ったら何が何でも… と自転車を飛ばす。


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おでんのメインの練り物(揚げ物)は、ひばりが丘北口商店街「大清かまぼこ店」と、長いこと決まっている。
昔どこの商店街にもあったかまぼこ屋さんだが、いまや近隣に唯一残る貴重な存在。


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一方、吉祥寺まで足を伸ばせば「塚田水産」という有名店があり、行列店で近寄り難いものがあったが、場所柄、慣れてしまえば非常に使い勝手がよく、(インスタやブログにいちいち上げないが)いまや普段づかいになっている。

行動圏ではほかに、阿佐谷パールセンター、妙法寺門前。
こういう家内制手工業は貴重なので、あり続けていただきたいと願う次第である。


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うずら玉子巻き、ウインナ巻き、もやし生姜揚げ、いんげん揚げ、ごぼー巻き、いか巻、ぎょざ巻きを各2個。


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週末のぜいたくな自宅呑み。


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[DATA]
大清かまぼこ店
東京都西東京市ひばりが丘北4-2-25
http://www.kamaboko83.com/index.html





[Today's recommendation]


https://youtu.be/yFaTKBif4dM



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聖夜にしっぽり… 【塚田水産】

2022.12.23

前記事と前後するが…)

クリスマス寒波襲来。
この寒波、変則的である。
日本付近での偏西風の南蛇行に伴う“南西高北東低”の気圧配置で、等圧線が横に寝て寒気が大きく西回りに日本列島に流れ込む形となり、四国など普段雪の少ない地域に大雪をもたらし、東京では“冷たい南風”が吹いた。

あんまり寒いので、急きょおでんにすることに。
おでん種の練り物を買いに吉祥寺「塚田水産」へ。


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吉祥寺は家から見れば南東方向で、冬場は行きは追い風というのが普通である。
ところがこの日は上記のとおり南風優勢で、ずっと向かい風状態、しかも強烈に冷たい。
こういうのはちょっと経験がなく、これも気候変動の表れかもしれない。


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吉祥寺はものすごい人出。
「塚田水産」もいつもより長い行列ができているが、こればかりはどうしようもないので並ぶ。


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おでん種のかまぼこ屋さんは行動圏に2店あり、そのうち「塚田水産」は混むのとややお高いイメージで、もっぱらはひばりが丘の「大清かまぼこ店」を利用していた。
が、Instagramでフォローして身近に感じられるようになったこともあり、最近は塚田水産でもちょくちょく買うようになった。ネタによってはそう高くもないのであった。


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紅しょうが天、ウィンナー巻、うずら巻、イイダコさん、ごぼう巻、きくらげ天、カニつみれ、各2個。


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これで2000円ちょっと。
ね、高くないでしょ c( ̄▽ ̄)


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ところで、これに大根、こんにゃく、玉子、ちくわぶ、がんも、豆腐… と加えておでんが完成するわけで、具だくさんで当然1日で食べきれるものではない。
本日は12月23日。
組み立て間違えた感は否めない (〃 ̄ω ̄〃ゞ ウーム


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翌24日、引き続きしっぽりおでんを囲む夜。
クリスマス色ゼロの聖夜となったのでありました。


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[DATA]
塚田水産
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
https://tsukada-satsuma.com/
https://twitter.com/tukada_oden
https://www.instagram.com/tsukadasuisan/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/g_kj60DIq2M



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奈良漬けの地誌的考察 【山本の奈良漬】

2022.10.30

「十万石ふくさや本店」を出て忍城方面へ。
駐車場に戻る前に、もう1カ所寄ってみたい。
行田名物“ゼリーフライ”に関係するらしい。

さすがに疲れてきて日差しがきつく感じられ、行田市駅へ向かう大通りの交差点で日陰になっている南側歩道に渡った。
歩き始めてすぐ、道の向かいの“奈良漬”の文字が目に留まる。


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ゼリーフライの前にここものぞいてみようか…。
さっきの横断歩道に引き返し、北側歩道に戻った。
奈良漬けに目がないのである ( ̄- ̄;) ンー


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製造元のHPによると、創業大正10(1921)年。
(西暦に変換するため)大正○○年で検索かけるのは、これが3回目。
すごいぞ、行田!


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お店のご主人は非常に親切な方で、いろいろ教えていただいた。


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奈良漬けにしろ守口漬けにしろ関西の地名が付いており、粕漬けは西方のイメージが強い。
なぜ行田で奈良漬けなのかというと、造り酒屋が多く酒粕を入手しやすかったからだそうだ。

また、今回の行田編でここまでひと言も触れておらず申し訳なかったが、行田といえば足袋。江戸中期以来、行田は日本有数の足袋生産地として栄えた。
その足袋屋さんが贈答用に使ったのが、奈良漬け。


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おなじみの瓜のほかに、梅、生姜というものがある。
その3種の詰め合わせ“奈良漬三色”を買う。


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店頭の看板の“浅漬”という文字が気になっていた。
奈良漬けは何度も漬け替えを行い完成までに最低3年かかるらしい… といったようなざっくりした印象からすると、浅漬けというニュアンスがどうしてもピンとこない。


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浅漬または新奈良漬とは、今年とれた新瓜を今年の新粕で短期間で漬け込んだもので、普通の奈良けより色味が薄い。今年は特に青みがきれいに出ているのだそうだ。
それも一舟買う。


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手前が浅漬け


お土産天国 行田(笑)。
最後に、謎のゼリーフライへ。

(つづく)


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[DATA]
山本の奈良漬
埼玉県行田市行田4-6
http://www.kanetamaru.co.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/HdBB35J3Nbg
1921年作曲


大山名物 創業明治5年! 【大津屋きゃらぶき本舗】

2022.10.23

 大山編4本目。
ここまで書いてきたように、これは過去の大山参りを忠実になぞる旅である。
というか、結果的にそうなってしまってる。
でも観光ってそういうものですよね。


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午前


箱根に行けば大涌谷で黒たまご食べるし、日光に行けば東照宮鳴き龍の間で手たたくし、浅草に行けば人力車に乗るし。……乗りますよね?
と、毎回おんなじおんなじ。でも楽しい。


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こま参道 雑景


ケーブルカーでこま参道に下り、もう一つなぞらなければならないことがある。
土産物のきゃらぶきである。


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午後


前に来たとき、雑誌かガイドブックかの情報があったんだと思うが、「大津屋」できゃらぶきを買った。
おそろしくおいしかった。
ずっと覚えていた。


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「大津屋」のきゃらぶきは、“きゃらぶき”と“甘口きゃらぶき”の2種類。


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後者は“五代目の味”というキャッチもいまどき風でちょっとアレだが、なにしろ“甘くないつくだ煮”というものを初めて食べて衝撃を受けたのが、こちらのきゃらぶき。
甘口という選択はありえない。


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きゃらぶきと葉唐辛子を買う。


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そのころ山で採ってきたフキで作ったきゃらぶきはなかなかいい線いっていたと思う。
それからもときどき作るが、最近どうもしっくりこない。
久々に食べて、自分の作るものと理想形との隔たりの大きさを思い知らされる。


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さて、お土産も買ったことだし、ようやくちゃんと昼ごはん。

(つづく)


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[DATA]
大津屋きゃらぶき本舗
神奈川県伊勢原市大山618
https://www.kyarabuki.com/index.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Ibd1-ooK5as
明治5(1872)年作曲



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次号予告


ホヤをめぐる冒険 【角上魚類 小平店】

2022.07.07

 梅雨が明けてカーッと暑くなるこの時期に食べたくなるもの――ナス漬け、ところてん、ホヤ…。

ほや【海鞘】 尾索綱ホヤ目の原索動物の総称。海産で汽水にも生息し、単体、または群体をつくる。単体のものは球形ないし卵形で、岩や海草に固着。(デジタル大辞泉)


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…という書き出しは3年前の記事のセルフコピペだが、日付としては今回のほうが3週間ほど早い。
梅雨明けが平年より3週間ほど早かったわけだから、本能の赴きは正常といえよう。


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ホヤが食べたくなって夕方に「角上魚類 小平店」へ。


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ときどき書いているが、僕は三陸の漁村の生まれで、子どものころ祖父が道楽でやっていた沿岸漁業を手伝わされたりしていた。海産物には漁協が出漁の可否を決めるものがあって、夏季に解禁されるのがアワビ、ウニ、ホヤ。アワビ・ウニと違ってたいして金にならないホヤは“口開け”(解禁)もルーズで、ひと夏開きっ放しでいつでも漁ができる状態で、街の会社に単身赴任していて週末に帰ってくる父親が気晴らしみたいにホヤ捕りをしていた。それに連れていってもらっていたのが、ホヤをめぐる記憶の大きな部分を占める。


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夕方、品薄状態でも撮らせていただき、ありがとうございます


そのへんの海産物にお金を払うことにいまだに抵抗があるんだが、思えば親元からアワビやウニが送られてこなくなって久しい。


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ホヤ1個180円。
安いものだ。

このくらいは自分でもさばける。
ホヤといえば、キュウリと酢の物。


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しみじみ、うまいじゃないか。


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[DATA]
角上魚類 小平店
東京都東久留米市柳窪2-8-16
https://www.kakujoe.co.jp/shop/kodaira.php





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/mV9rANDqkK8





おでん食べたい 【大清かまぼこ店】

2022.04.02

 「西武所沢S.C.」に買い物の用事があって、歩いて所沢へ。
そのまま電車でひばりが丘へ。
娘が泊まりに来るので夕ごはんの仕込み。
「寒くなるらしいよ」とLINEしたら「おでん食べたい」と。


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2カ月前にも同じような記事を書いているが、そっちは長女で今回は次女。
よっぽどおでん好きな一家みたいだ。


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メインの具の練り物(揚げ物)を買いに、いつもの「大清かまぼこ店」へ。


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うずら玉子巻き、ウインナ巻き、もやし生姜揚げ、しいたけ揚げ、ごぼー巻き、ぎょうざ巻きを各3個、上はんぺんを1枚。


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所沢をスルーしたのは、いつも昼ごはんのお店選びで迷うから。
ひばりが丘なら選択肢が少ない分、簡単に決まりそうだ。

ということで、昼ごはん。

(つづく)


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[DATA]
大清かまぼこ店
東京都西東京市ひばりが丘北4-2-25
http://www.kamaboko83.com/index.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/zMIFAFJ0FG4



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次号予告


これぞ吉祥寺最強コラボ! 【塚田水産】

2022.03.15

 学生時代に住んでいた吉祥寺にはいまだに愛着があり、ホーム意識がある。
自然、吉祥寺のお店を取り上げることが多くなる。
ただし、自分の中ではいまも1980年代の吉祥寺が大きな位置を占めており、情報としては“いまどき”ではなく“昔ながら”という切り口が中心。
まあ、新しいおしゃれな街に古い店が違和感なく溶け込んでいるところに吉祥寺の魅力があったりもするので、それはそれでいいのかなと。

今回の「塚田水産」も歴史あるお店で、1945(昭和20)年創業のおでん種専門店。
「さとう精肉店」「小ざさ」と3軒並びの行列風景は吉祥寺名物といえる。


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2022/03/03撮影


経緯を説明すると、数日前に僕のインスタ投稿に塚田水産さんから“いいね”をいただいたところに始まる。
その投稿というのが同じ吉祥寺の「みんみん」ネタで、半年近くも前のもの。なぜ「みんみん」に“いいね”かの理由はすぐに判明することになるが、それはともかく「塚田水産」はスキがあればブログで取り上げたいと常々考えているので、いい取っ掛かりに思えてすかさずフォローさせていただいた。
で、インスタをチェックするようになり、今週月曜日の新規投稿

――大人気商品「みんみんの焼き餃子巻き」3/15まで販売延長中です。

ミンミンノヤキギョーザマキぃ…!?
いや、おでん種に餃子巻き(餃子入りさつま揚げ)というものがあることは承知しているが、みんみんの餃子といえば超人気の品。それを使った餃子巻きとは、なんともぜいたくな話ではないか(みんみん餃子はつい2週間前に記事にしている)


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「みんみん」の焼き餃子(2021/10/20)


問題は、それが期間限定品で(2月限定が人気につき半月延長)、販売期間が残り2日ということ。その2日間、僕は忙しい。
さらには数量限定でもある(1日50個)。投稿は午前中には売り切れというニュアンスで書かれており、どう頑張っても午前中に吉祥寺に行くのは無理だ。

で、頑張って仕事して、なんとか出られるようになったのが火曜11時すぎ。
ダメもとで行くだけ行ってみるか… と、ちんたら自転車をこぎ、お店に着いたのが12時25分。


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不思議なことに、いつもの行列がない。


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ん…? もしかしたら…
と、かすかな期待を込めてのぞいてみると…


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ありました! みんみん焼き餃子巻き!!
本日最終日!!


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なんだろう。よっぽど運がよかったのかな…?
舞い上がって、肝心の「次はいつ?」を聞き忘れた (〃 ̄ω ̄〃ゞ


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もう1品、季節限定 菜の花と桜えび天を買う。


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ただいま“オリジナルさつま揚げを作ろう!! スタンプラリー”実施中


ちなみに幟の“吉祥寺揚げ”とは、魚のすり身にパン粉の衣を付けて揚げたもの。
魚離れがいわれる若者をターゲットに7年前に考案され、新しいヒット商品となっている。


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このように、こちらは老舗でありながらチャレンジャーでもある。
そんな中から生まれたのが“みんみん焼き餃子巻き”というわけだ。


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みんみん餃子はでかいので有名で、生で買った場合、うまく焼くのにコツが要る。
さつま揚げにするのも簡単ではなかったらしく、“あえて焼き餃子をすり身で巻く”と、開発秘話が書いてある。


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厚めの餃子皮のモチモチ感と練り物のプリプリ感。
野菜の甘味とすり身のうま味。
吉祥寺ならでは、老舗どうしのコラボから生まれた新感覚の食べ物といえよう。


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[DATA]
塚田水産
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
https://tsukada-satsuma.com/
https://twitter.com/tukada_oden
https://www.instagram.com/tsukadasuisan/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/bbt2G71uT1M



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おでんは続くよ 【大清かまぼこ店】

2022.02.05

 前記事の続きで、石神井からの帰路にひばりが丘に立ち寄る。


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おでんが食べたくてちくわぶを買ったというか、ちくわぶを買ったからにはおでんにせざるを得ないというか…。


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メインの具の練り物(揚げ物)を、いつものひばりが丘北口商店街「大清かまぼこ店」で調達。


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うずら玉子巻き、ウインナ巻き、えび巻き、いんげん揚げ、もやし生姜揚げ、しいたけ揚げ、いか巻き、はす揚げ、ごぼー巻き、紅白だんごを、各2個。


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これで2000円ちょっと。安い!
というか、買いすぎ。2人でこれは多すぎ。
明らかにちくわぶのデカさにつられてる (^▽^;)


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娘が来るのに合わせて… というのには、ちくわぶ1本くらい持って帰らせようというもくろみもあったわけだが…。まぁ、思ったより賞味期限が長いので問題ない。


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というか、練り物買いすぎて3日くらいおでんが続きそうで、その勢いでちくわぶも食べきっちゃうかも。


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[DATA]
大清かまぼこ店
東京都西東京市ひばりが丘北4-2-25
http://www.kamaboko83.com/index.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/a5Za8pKGT2E



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おもしろ自販機シリーズ♪ 【鈴木商店】

2022.02.05

 自転車で石神井あたりから都心へ向かうとき、新青梅街道の上石神井交差点から左に入る古そうな道をよく通る。東通りというその道はやがて旧早稲田通りと合流して荻窪方面へ向かう。
その途中に気になる物件がある。

物件というか、業態というか、機器…?


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古そうな食品工場があって気になっていたが、そこの表に設置してある自販機を横目に見て、「むむ…!?」となった。


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ロッカー型自販機のボックスに入っているのは、ちくわぶ。
なんと、ちくわぶの自動販売機なのである。


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こちら「鈴木商店」は、ちくわぶを専門に製造する町工場らしい。
関東ではおでんの具としておなじみかもしれないが、全国的にはどうなんだろう… という、ある意味隙間商品であるちくわぶの自販機。


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おでんシーズンにぜひ買ってみたいと思っていたが、調べてみると自販機の最低ロット4本はさすがに多い。
今週末、長女が来るというので、それに合わせておでん&ちくわぶ… となった。


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自販機は、4本100円または8本200円。


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ボックスに100円入れて中の商品を手に取り、思わず声が漏れる。
「でかっ!」


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商業地区ではない場所だけに僕の行動が怪しげに映ったか、つられるように若い男女がお買い上げ。
「でかっ!」
と女の人。


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でかっ!


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でかっ! 安っ!!


しかし長女は職場に感染者が出て濃厚接触疑いで来られなくなり… ちくわぶもおでんもわしら2人で…。
というか、ちくわぶだけでおでんにはならないので、種を買いに…。


20220205 suzukishoten-24
比較対照:紀文の〇〇(ちくわぶは一本ずつ真空パックで、賞味期限2カ月ほどあります)

(つづく)


[DATA]
鈴木商店
東京都練馬区下石神井2-19-12





[Today's recommendation]

wachat220205-11.jpg



https://youtu.be/9iqZ-lyUsNM



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