山海のこだわり食材をリーズナブルに 【伊都の郷 藏】
2020.01.29
久米川駅前の顔が「むらやま」なら、東村山駅東口の顔的存在は喫茶店「グリム館」だったが、2018年12月に閉店し市民に少なからぬ衝撃を与えた。
そのあとに入ったのが「伊都の郷 藏」という居酒屋で、料理の素材やお酒にかなりこだわりのあるお店らしいという印象を「東村山グルメ日記2」の記事を読んで抱いていた。

そのお店でランチ営業をしていることに気づいたのは最近のこと。
刺し身5品の定食が1000円みたいなことが書いてある品書き横目に眺めて、案外リーズナブルかも… と思ったのだった。

店内は2面がガラス張りという条件を生かして自然光をいっぱいに取り入れ、居酒屋とは思えない明るい雰囲気である。
テーブル席が4人×5卓、6人×1卓、L字カウンターに8席。
見た限りでは白衣の板さん2名、サービス係の女性1名の体制で、皆さん若い。
注文は、一番人気『藏』定食1000円と、糸島野菜と糸島和牛の牛すじカレー800円(税込み価格)。

ホームページには、こだわりが8項目。「糸島の旬の恵み」「糸島野菜」「全国各地の海の幸」「糸島地酒」「こだわりの日本酒」「果実酒」「こだわりの食器」「シックな和モダン空間」とあって、主要コンセプトは、店名にも冠してあるように全国的にも知られる“糸島野菜”をはじめとする糸島(伊都の郷)の旬の幸の提供である。

伊都の郷とは、『魏志倭人伝』など中国の史書に記述の残る倭国内の国の一つで現在の福岡県糸島半島にあった伊都国のこと。国宝 金印に刻されているアレだね。

カレーはミニサラダ、らっきょう付き。
サラダはレタス、ダイコン、タマネギで、これが糸島野菜か… という力強い味。ドレッシングは自家製っぽいすっきりした和テイストで、野菜のうま味を引き立てる。
カレーの具はニンジンと八つ頭? のような芋が主で、煮崩れて姿ははっきりしないが牛の香りが強く、ふんだんに牛すじが使われているのがわかる。

『藏』定食は板さんが直々に運んできて刺し身の説明をしてくれた。
ブリの塩たたき、シマアジ、マナガツオ、ヒラマサ、マダイの5品である。
どうよ、このラインアップ。
シマアジにマナガツオですよ。ランチに w( ̄▽ ̄;)w オオッ!!

マグロやイカやタコといった定番ネタが使われていないあたり、並々ならぬこだわりが伝わってくるというもの。

中央がブリの塩たたき。右上から時計回りに、マナガツオ、ヒラマサ、マダイ、シマアジ(写真ヘタすぎて泣けてくる…)
ブリの塩たたきは味が付いているのでワサビのみで食す。塩で締めてあるため程よく脂が抜けて、炙ってもくさみがなく、炙り香が香ばしい。絶品です。

付け合わせのサラダはカレーと同じ。小鉢はキュウリとワカメの三杯酢。だしの非常に濃厚なあら汁も特筆もの。

これだけうまい刺し身が並んでいれば酒が欲しくなる。
酒が欲しくはなるが、自分は酒飲みだが刺し身に関しては酒より白いご飯で食べるのが断然おいしいと思っている。
なのでご飯が少ないのがいかにも残念… と思って食べ終えたわけであるが、あとで写真を見ると“定食はライスおかわり自由”と書いてある。チキショー…

[DATA]
伊都の郷 藏
東京都東村山市本町2-3-71 伊わ多ビル2F
https://risusulenis.co.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/bZ_BoOlAXyk
https://youtu.be/dvgZkm1xWPE


季節外れの大雨で増水した空堀川(この川はこれで増水レベル)
久米川駅前の顔が「むらやま」なら、東村山駅東口の顔的存在は喫茶店「グリム館」だったが、2018年12月に閉店し市民に少なからぬ衝撃を与えた。
そのあとに入ったのが「伊都の郷 藏」という居酒屋で、料理の素材やお酒にかなりこだわりのあるお店らしいという印象を「東村山グルメ日記2」の記事を読んで抱いていた。

そのお店でランチ営業をしていることに気づいたのは最近のこと。
刺し身5品の定食が1000円みたいなことが書いてある品書き横目に眺めて、案外リーズナブルかも… と思ったのだった。

店内は2面がガラス張りという条件を生かして自然光をいっぱいに取り入れ、居酒屋とは思えない明るい雰囲気である。
テーブル席が4人×5卓、6人×1卓、L字カウンターに8席。
見た限りでは白衣の板さん2名、サービス係の女性1名の体制で、皆さん若い。
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注文は、一番人気『藏』定食1000円と、糸島野菜と糸島和牛の牛すじカレー800円(税込み価格)。

ホームページには、こだわりが8項目。「糸島の旬の恵み」「糸島野菜」「全国各地の海の幸」「糸島地酒」「こだわりの日本酒」「果実酒」「こだわりの食器」「シックな和モダン空間」とあって、主要コンセプトは、店名にも冠してあるように全国的にも知られる“糸島野菜”をはじめとする糸島(伊都の郷)の旬の幸の提供である。

伊都の郷とは、『魏志倭人伝』など中国の史書に記述の残る倭国内の国の一つで現在の福岡県糸島半島にあった伊都国のこと。国宝 金印に刻されているアレだね。

カレーはミニサラダ、らっきょう付き。
サラダはレタス、ダイコン、タマネギで、これが糸島野菜か… という力強い味。ドレッシングは自家製っぽいすっきりした和テイストで、野菜のうま味を引き立てる。
カレーの具はニンジンと八つ頭? のような芋が主で、煮崩れて姿ははっきりしないが牛の香りが強く、ふんだんに牛すじが使われているのがわかる。

『藏』定食は板さんが直々に運んできて刺し身の説明をしてくれた。
ブリの塩たたき、シマアジ、マナガツオ、ヒラマサ、マダイの5品である。
どうよ、このラインアップ。
シマアジにマナガツオですよ。ランチに w( ̄▽ ̄;)w オオッ!!

マグロやイカやタコといった定番ネタが使われていないあたり、並々ならぬこだわりが伝わってくるというもの。

中央がブリの塩たたき。右上から時計回りに、マナガツオ、ヒラマサ、マダイ、シマアジ(写真ヘタすぎて泣けてくる…)
ブリの塩たたきは味が付いているのでワサビのみで食す。塩で締めてあるため程よく脂が抜けて、炙ってもくさみがなく、炙り香が香ばしい。絶品です。

付け合わせのサラダはカレーと同じ。小鉢はキュウリとワカメの三杯酢。だしの非常に濃厚なあら汁も特筆もの。

これだけうまい刺し身が並んでいれば酒が欲しくなる。
酒が欲しくはなるが、自分は酒飲みだが刺し身に関しては酒より白いご飯で食べるのが断然おいしいと思っている。
なのでご飯が少ないのがいかにも残念… と思って食べ終えたわけであるが、あとで写真を見ると“定食はライスおかわり自由”と書いてある。チキショー…

[DATA]
伊都の郷 藏
東京都東村山市本町2-3-71 伊わ多ビル2F
https://risusulenis.co.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/bZ_BoOlAXyk
https://youtu.be/dvgZkm1xWPE


季節外れの大雨で増水した空堀川(この川はこれで増水レベル)