ちゃんと調べてこようよ… ヾ(ー ー ) 【上海酒家 軼菁飯店】
2020.01.22
先日、吉祥寺のお店の記事を作るのに調べものをしているとき、「吉祥寺のおいしい中華料理20選」的ないわゆるグルメキュレーションのよくあるタイプのサイトを何げなく開いていると、“レンガ館地下の老舗中華料理”みたいな見出しが目に留まった。
そんなとこにそんなものあったの…?

吉祥寺に少しは詳しいつもりでいたし、古い中華店で入ったことがないのは「聘珍樓」くらいじゃないかと考えていたので、ちょっと焦った。
しかしそんな街のド真ん中にあるものをなぜ知らずにいたのか、不思議でもある。
さっそく行ってみた。

お店の名前はナントカ飯店… と、アセッたわりにはろくに調べもせずに出かけたわけだが、えー、「軼菁飯店」と書いて“イジンはんてん”と読む。地下に下りるエスカレーター横の集合看板にルビ振ってあります ( ̄∇ ̄*)ゞ
レンガ館モールは、南はダイヤ街、北は元町通りに面しており、「軼菁飯店」は元町通り側から地下に下りてすぐの正面に位置する。

“昔の吉祥寺について語るスレ”みたいなやつ風に記述すると…
「ダイヤ街側から地下に下りて左にカレースタンドあったよね」「その隣が広島風お好み焼き」「あれっ? お好み焼きがつぶれてカレー屋になったのでは…?」「レンタルレコード全盛時代、3階のレンタル屋に毎日のように通ってました」「屋上バッティングセンター」「←それ、隣のコスモビルな」……
と記憶をたどっていっても、この中華屋さんには行き着かない。

それもそのはず、あとで調べてわかったことだが、こちらは1994年開店。老舗とは言わんやろ… ヾ(・ε・。)
上記スレッドの時代とは10年も隔たっているのだから、引っかかるはずもない。
ちょっと安心したような… というより未知の老舗? という期待もあったので、拍子抜けかな…。

と、長い前フリで恐縮ですが、気を取り直して…。

「軼菁飯店」はガラス張りの外壁にびっしりメニュー表が張ってある、品数の多そうなお店。
これは中国人系のお店に共通する特徴で、視覚情報が多すぎて視力の衰えている高齢者には処理しきれないのだ。
で、いつも注文を間違えるという。


中華麺3点セットと決めて入っておきながら、迷いが生じ「五目炒飯セット」にくら替え。
すでに負けてる感が…。

セット内容は、スープ・日替わり点心(春巻き)・杏仁豆腐。

五目炒飯の具は、チャーシュー、エビ(1匹)、卵、キャベツ、タマネギの5品目。
“五目”といったら8~10種入りというのが日本の常識で、5種で五目というのはなかなか…。
あるいは、ネギやタマネギはそもそも具にカウントしないという意見も聞かれ…。
セットの春巻きが作り置きのようでもあるし…。

…と、このセットはいろいろ問題含み。
それで850円(+税)は、コスパ的にどうだろう…。

と、不満を抱えて気乗りしないままこの記事を作るにあたって写真を見ていて「え…!?」となった。
“ランチタイム限定、ライス・麻婆豆腐(平日のみ)・日替わりスープ食べ放題!”

ガーン ( ̄▽ ̄;) !!ガーン
このお店のウリはコレだったのね…。

どうりで混んでいると思った。そういえば僕の座った位置のすぐ横にセルフみたいな炊飯ジャーがあったな…。
ちゃんと書いてあるもの読もうよ。あるいは、ちゃんと調べてこようよ。
これには懲りた、さすがに(笑)。
ワタシは情報敗者であり、すでに脱落者ではあるが… たとえば麺単品でも上記食べ放題OK ? とシミュレーションしてみる。
ここは中華麺(ラーメン)550円を頼むに限る。
だって定食類は食べ放題のライスとかぶるし、あんかけラーメン系は麻婆豆腐とかぶるし。
ラーメン単品を頼んで、食べ放題の麻婆豆腐とライスとの組み合わせのバリエーション――“ラーメン+麻婆丼”からの“麻婆ラーメン+ライス”からの…… と自由にやらせてもらいたい。
と、堅くリベンジを誓ったのでありました。

[DATA]
上海酒家 軼菁飯店(いじんはんてん)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-5 吉祥寺レンガ館モールB1F
http://www.yijing.jp/
[Today's recommendation]



そのころレンタル屋でLPを借りてカセットテープに落としていたのがこういう作品 https://youtu.be/vIdbeJzjKSs


ハモニカ横丁「こしの」の酒まんじゅう
先日、吉祥寺のお店の記事を作るのに調べものをしているとき、「吉祥寺のおいしい中華料理20選」的ないわゆるグルメキュレーションのよくあるタイプのサイトを何げなく開いていると、“レンガ館地下の老舗中華料理”みたいな見出しが目に留まった。
そんなとこにそんなものあったの…?

吉祥寺に少しは詳しいつもりでいたし、古い中華店で入ったことがないのは「聘珍樓」くらいじゃないかと考えていたので、ちょっと焦った。
しかしそんな街のド真ん中にあるものをなぜ知らずにいたのか、不思議でもある。
さっそく行ってみた。

お店の名前はナントカ飯店… と、アセッたわりにはろくに調べもせずに出かけたわけだが、えー、「軼菁飯店」と書いて“イジンはんてん”と読む。地下に下りるエスカレーター横の集合看板にルビ振ってあります ( ̄∇ ̄*)ゞ
レンガ館モールは、南はダイヤ街、北は元町通りに面しており、「軼菁飯店」は元町通り側から地下に下りてすぐの正面に位置する。

“昔の吉祥寺について語るスレ”みたいなやつ風に記述すると…
「ダイヤ街側から地下に下りて左にカレースタンドあったよね」「その隣が広島風お好み焼き」「あれっ? お好み焼きがつぶれてカレー屋になったのでは…?」「レンタルレコード全盛時代、3階のレンタル屋に毎日のように通ってました」「屋上バッティングセンター」「←それ、隣のコスモビルな」……
と記憶をたどっていっても、この中華屋さんには行き着かない。

それもそのはず、あとで調べてわかったことだが、こちらは1994年開店。老舗とは言わんやろ… ヾ(・ε・。)
上記スレッドの時代とは10年も隔たっているのだから、引っかかるはずもない。
ちょっと安心したような… というより未知の老舗? という期待もあったので、拍子抜けかな…。

と、長い前フリで恐縮ですが、気を取り直して…。

「軼菁飯店」はガラス張りの外壁にびっしりメニュー表が張ってある、品数の多そうなお店。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
これは中国人系のお店に共通する特徴で、視覚情報が多すぎて視力の衰えている高齢者には処理しきれないのだ。
で、いつも注文を間違えるという。


中華麺3点セットと決めて入っておきながら、迷いが生じ「五目炒飯セット」にくら替え。
すでに負けてる感が…。

セット内容は、スープ・日替わり点心(春巻き)・杏仁豆腐。

五目炒飯の具は、チャーシュー、エビ(1匹)、卵、キャベツ、タマネギの5品目。
“五目”といったら8~10種入りというのが日本の常識で、5種で五目というのはなかなか…。
あるいは、ネギやタマネギはそもそも具にカウントしないという意見も聞かれ…。
セットの春巻きが作り置きのようでもあるし…。

…と、このセットはいろいろ問題含み。
それで850円(+税)は、コスパ的にどうだろう…。

と、不満を抱えて気乗りしないままこの記事を作るにあたって写真を見ていて「え…!?」となった。
“ランチタイム限定、ライス・麻婆豆腐(平日のみ)・日替わりスープ食べ放題!”

ガーン ( ̄▽ ̄;) !!ガーン
このお店のウリはコレだったのね…。

どうりで混んでいると思った。そういえば僕の座った位置のすぐ横にセルフみたいな炊飯ジャーがあったな…。
ちゃんと書いてあるもの読もうよ。あるいは、ちゃんと調べてこようよ。
これには懲りた、さすがに(笑)。
ワタシは情報敗者であり、すでに脱落者ではあるが… たとえば麺単品でも上記食べ放題OK ? とシミュレーションしてみる。
ここは中華麺(ラーメン)550円を頼むに限る。
だって定食類は食べ放題のライスとかぶるし、あんかけラーメン系は麻婆豆腐とかぶるし。
ラーメン単品を頼んで、食べ放題の麻婆豆腐とライスとの組み合わせのバリエーション――“ラーメン+麻婆丼”からの“麻婆ラーメン+ライス”からの…… と自由にやらせてもらいたい。
と、堅くリベンジを誓ったのでありました。

[DATA]
上海酒家 軼菁飯店(いじんはんてん)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-5 吉祥寺レンガ館モールB1F
http://www.yijing.jp/
[Today's recommendation]



そのころレンタル屋でLPを借りてカセットテープに落としていたのがこういう作品 https://youtu.be/vIdbeJzjKSs


ハモニカ横丁「こしの」の酒まんじゅう