勝負の世界で異種ファイトメシ…? 【スパゲッティPiaPia ウィンズ立川店】
2020.01.21
立川のウィンズ周辺のお店、よりピンポイントにはウィンズ施設そのものに入居している飲食店が妙に魅力的に映るのは、そこが大人の世界だから。
言い換えれば、ひと昔前の世界で、決して古いわけではないJRAの建物そのものを昭和任侠伝の世界に変えてしまうその後ろ向きのプリミティブパワーとはいったい何か、というのが今回のテーマ… か?

「必勝ラーメン」、うどん・そばの「勝庵」といったベタなネーミングのお店に一度は入ってみたいと思っている。
ただし、レース開催日以外に… (;^_^ A …
というくらいのギャンブル音痴である。
一昨年のジャパンカップの日にたまたま通りかかってせっかくだからひと口買ってみようとウィンズに入ったがマークシートの記入の仕方からわからず投票コンシェルジュのおねえさん2人がかりで指導を受けたにもかかわらず、買うときやっぱり間違えもう1人の手を煩わせた… というくらいにオンチである。
というくらいコドモ的だから、ここが大人の世界に映るのである。

この界隈には古本屋や中古CDショップが何店かあるので昔からよく来る場所で、そんな勝負の殿堂を横目に眺めていたわけだが、ちょっと異質なお店があることに最近気づいた。

近寄って確かめてみると、スパゲッティ専門店らしい。
パスタではなくスパゲッティ。

「スパゲッティPiaPia (ピアピア)」は2016年8月オープン。八王子の有名店の支店とのこと。
ショーケースにいろいろ並んでいるように見えて、その半分以上がミートソースとナポリタンのバリエーションであり、そっち方面に特化しているもよう。
そっち方面とは、つまり焼きスパゲッティ、いわゆる“ロメスパ”である。

サンプルケース右下(上の写真では左下)が、総重量2.5kgという“元帥”
カウンターが3面に計10席ほど、もう1面にはマンガの棚、中央にテーブル席2×3という店内。
麺の量は並盛りで300gである。以降、中盛り450g、大盛り600g、特盛り750g、大将1200g、元帥1800gと上がっていく。フードファイトのお店でもあるのだね。。。

券売機で基本メニューのミートソース(並盛り)640円を購入。
店員さんに食券を渡して、席に荷物を置き、セルフのウォーターサーバーに行くと調理場が見える。
さっそく炒めてます ( ̄m ̄) フフ…

焼き色の付いたスパゲッティの麺なんて、いまどきの人は見たこともないかもしれないが、これが昭和の標準。

喫茶店でアルバイトをしていた自分の経験から言うと、ゆでた麺にバターを絡めて冷蔵庫で一晩寝かせる(このお店は違うかもしれないけど)。それをフライパンで炒めると、ところどころ焦げたりして独特のもちっとした食感になるのだ。

ミートソースはひき肉たっぷり。並盛りでもガッツリ系の片鱗が垣間見えるという ( ̄ε ̄ ;
味付けは甘め濃いめで、いかにも男子向けという感じ。
おじさん的にはこの基本形で十分満足できる内容である。
平日ランチタイム(11:00~15:30)ドリンクバー無料(左)。謎の液体“ヤバスコ”は、ニンニクと酢でできたオリジナル調味料(右)。ラベルには“MADE IN PiaPia”と、芸が細かい
ちなみに立川でスパゲッティといえば、いまはなき第一デパートの「サンモリノ」を思い浮かべる人も多いと思うが、このお店、あながち無関係でもないようだ(こちらの記事参照)。

競馬という大人の世界にスパゲッティという子ども子どもした食べ物の組み合わせは、一見ミスマッチのようでもあるが、“昭和+男子”という根っこのところで深く結び付いていると感じたわけで…。

[DATA]
スパゲッティPiaPia ウィンズ立川店(ピアピア)
東京都立川市錦町1-3-6 ウィンズ立川A館1F
https://ameblo.jp/piapiahati/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Kz_H8cMjBQM
競馬のファンファーレとしても? 有名な‘Final’は11'16"~


武蔵野橋より
立川のウィンズ周辺のお店、よりピンポイントにはウィンズ施設そのものに入居している飲食店が妙に魅力的に映るのは、そこが大人の世界だから。
言い換えれば、ひと昔前の世界で、決して古いわけではないJRAの建物そのものを昭和任侠伝の世界に変えてしまうその後ろ向きのプリミティブパワーとはいったい何か、というのが今回のテーマ… か?

「必勝ラーメン」、うどん・そばの「勝庵」といったベタなネーミングのお店に一度は入ってみたいと思っている。
ただし、レース開催日以外に… (;^_^ A …
というくらいのギャンブル音痴である。
一昨年のジャパンカップの日にたまたま通りかかってせっかくだからひと口買ってみようとウィンズに入ったがマークシートの記入の仕方からわからず投票コンシェルジュのおねえさん2人がかりで指導を受けたにもかかわらず、買うときやっぱり間違えもう1人の手を煩わせた… というくらいにオンチである。
というくらいコドモ的だから、ここが大人の世界に映るのである。

この界隈には古本屋や中古CDショップが何店かあるので昔からよく来る場所で、そんな勝負の殿堂を横目に眺めていたわけだが、ちょっと異質なお店があることに最近気づいた。

近寄って確かめてみると、スパゲッティ専門店らしい。
パスタではなくスパゲッティ。

「スパゲッティPiaPia (ピアピア)」は2016年8月オープン。八王子の有名店の支店とのこと。
ショーケースにいろいろ並んでいるように見えて、その半分以上がミートソースとナポリタンのバリエーションであり、そっち方面に特化しているもよう。
そっち方面とは、つまり焼きスパゲッティ、いわゆる“ロメスパ”である。

サンプルケース右下(上の写真では左下)が、総重量2.5kgという“元帥”
カウンターが3面に計10席ほど、もう1面にはマンガの棚、中央にテーブル席2×3という店内。
麺の量は並盛りで300gである。以降、中盛り450g、大盛り600g、特盛り750g、大将1200g、元帥1800gと上がっていく。フードファイトのお店でもあるのだね。。。

券売機で基本メニューのミートソース(並盛り)640円を購入。
店員さんに食券を渡して、席に荷物を置き、セルフのウォーターサーバーに行くと調理場が見える。
さっそく炒めてます ( ̄m ̄) フフ…

焼き色の付いたスパゲッティの麺なんて、いまどきの人は見たこともないかもしれないが、これが昭和の標準。

喫茶店でアルバイトをしていた自分の経験から言うと、ゆでた麺にバターを絡めて冷蔵庫で一晩寝かせる(このお店は違うかもしれないけど)。それをフライパンで炒めると、ところどころ焦げたりして独特のもちっとした食感になるのだ。

ミートソースはひき肉たっぷり。並盛りでもガッツリ系の片鱗が垣間見えるという ( ̄ε ̄ ;
味付けは甘め濃いめで、いかにも男子向けという感じ。
おじさん的にはこの基本形で十分満足できる内容である。
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ちなみに立川でスパゲッティといえば、いまはなき第一デパートの「サンモリノ」を思い浮かべる人も多いと思うが、このお店、あながち無関係でもないようだ(こちらの記事参照)。

競馬という大人の世界にスパゲッティという子ども子どもした食べ物の組み合わせは、一見ミスマッチのようでもあるが、“昭和+男子”という根っこのところで深く結び付いていると感じたわけで…。

[DATA]
スパゲッティPiaPia ウィンズ立川店(ピアピア)
東京都立川市錦町1-3-6 ウィンズ立川A館1F
https://ameblo.jp/piapiahati/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Kz_H8cMjBQM
競馬のファンファーレとしても? 有名な‘Final’は11'16"~


武蔵野橋より