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忽然とだるま市 ――久米水天宮の初御縁日

2020.01.05

 久米水天宮のことを書きたいが目印がないから場所をうまく説明できない… というのは転入民の感覚で、地元の人にすればその水天宮こそが目印なのかもしれない。


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所沢市久米は、自宅から自転車で西所沢・小手指・新所沢方面に行くときに通るルート。
その西域の丘陵の裾はこれといった特徴のない、どちらかというと寂しい住宅地で、酒屋とその斜向かいに同じ屋号の何かの商店があるくらい。

そんなさびれた土地のさらに町外れに、忽然とにぎやかな市が立っていた。
10年ほど前のこと。偶然通りかかって驚かされたのである。


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そのときは遠目に眺めただけだが、ぜひもう一度その日に行ってみたいと思っていた。
カレンダーの関係で今年は格好の機会である。


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松が丘側から向かって直前までまるで人けがないので、あれはマボロシだったのか… と疑い始めたほどだが、「肥田野酒店」の通りに出ると突如にぎやかになった。


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久米水天宮は鳩峯八幡神社の摂社。
1月5日の例大祭を初水天宮というらしい。


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まず鳩峯八幡神社へ


福岡県久留米市にある全国の水天宮の総本宮である「水天宮」のホームページによると、初水天宮祭とは「五日は水天宮の御縁日であり、新年の最初の御縁日に執り行われる祭典」


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ここ久米水天宮ではだるま市が開かれる。
かつては東京・村山地方からも丘陵を越えて参拝客が訪れたという。


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赤ちゃん連れの若い夫婦やご近所連れ立ってのお年寄りなど、とにかくいろんな人が入り混じってお参りしている。
昔からずっとこの地に続いている行事なんだと思い知らされたところで…
おひるごはんは…?

(つづく)


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[Today's recommendation]

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https://youtu.be/VpM_JQNBVYs


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