家系の源流をくむ 【洞くつ家】
2022.08.21
子どもがまだ小さいころ、この子らが成長したら、街のラーメン屋に年ごろの娘さんを伴って入るという禁断の行い? を決行したいと、ひそかに企んでいた。
子どもが成長し、それがかなったとき、もうちょっとましな望みはなかったかと、わが身を省みた (〃 ̄ω ̄〃ゞ

そんなラーメン屋の一つが吉祥寺の「洞くつ家」。
(失礼… ヾ(_ _*))

小金井市の高校に自転車で通っていた長女に、吉祥寺や国分寺といった街への行き方を教えていたときのことだったと思う。
過去記事にも書いているように、2回もお年賀をもらっていたりと、「洞くつ家」には妙にご縁があるのである。

家系源流に近い横浜の「六角家」直系のお店で、いまも入り口に“六角家姉妹店”の看板が掲げられている。

ラーメン750円をポチっとな。

好みを聞かれ、「薄味」と申告。
娘と入ったとき、家系ラーメンの“お好み”は、とりあえず“薄味”にしとけば…? と教示したことを思い出した(笑)。

しばらくしてフロア係から厨房へ暗号のごとき注文の7~8人分が一気に伝えられる。
ややあって厨房から、「もう一度お願いしまーす!」
そりゃそうだ ヾ( ̄∇ ̄;)

薄味は以前よりもっと薄いような気がしないでもない。
が、とんこつのだしが濃厚にとられる家系ラーメンではそれくらいでも最後ちょうどよくなる… と思っている。
飽きられたくなかったらお店もそっちを推奨したほうがいいんではないかとも思うんだが…。

チャーシュー、ホウレンソウ、ノリ、ネギ… と、鉄板のトッピング。

長く、おいしく、食べ続けたい🍜

[DATA]
洞くつ家(どうくつや)
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-2-4
[Today's recommendation]



https://youtu.be/AMD2TwRvuoU
子どもがまだ小さいころ、この子らが成長したら、街のラーメン屋に年ごろの娘さんを伴って入るという禁断の行い? を決行したいと、ひそかに企んでいた。
子どもが成長し、それがかなったとき、もうちょっとましな望みはなかったかと、わが身を省みた (〃 ̄ω ̄〃ゞ

そんなラーメン屋の一つが吉祥寺の「洞くつ家」。
(失礼… ヾ(_ _*))

小金井市の高校に自転車で通っていた長女に、吉祥寺や国分寺といった街への行き方を教えていたときのことだったと思う。
過去記事にも書いているように、2回もお年賀をもらっていたりと、「洞くつ家」には妙にご縁があるのである。

家系源流に近い横浜の「六角家」直系のお店で、いまも入り口に“六角家姉妹店”の看板が掲げられている。

ラーメン750円をポチっとな。

好みを聞かれ、「薄味」と申告。
娘と入ったとき、家系ラーメンの“お好み”は、とりあえず“薄味”にしとけば…? と教示したことを思い出した(笑)。

しばらくしてフロア係から厨房へ暗号のごとき注文の7~8人分が一気に伝えられる。
ややあって厨房から、「もう一度お願いしまーす!」
そりゃそうだ ヾ( ̄∇ ̄;)

薄味は以前よりもっと薄いような気がしないでもない。
が、とんこつのだしが濃厚にとられる家系ラーメンではそれくらいでも最後ちょうどよくなる… と思っている。
飽きられたくなかったらお店もそっちを推奨したほうがいいんではないかとも思うんだが…。

チャーシュー、ホウレンソウ、ノリ、ネギ… と、鉄板のトッピング。

長く、おいしく、食べ続けたい🍜

[DATA]
洞くつ家(どうくつや)
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-2-4
[Today's recommendation]



https://youtu.be/AMD2TwRvuoU
マイベスト家系… 的な? 【洞くつ家】
2019.12.26
家系ラーメンは好きなジャンルだが、当ブログでこれまで取り上げているのは「伝家」と「大山家」のみで、今回の「洞くつ家」が3店目。ブログの日付的にはもうじき丸3年になるので、ざっと1年1回ペースときわめて少ない。なぜか?
なぜだろう… σ(・・ ?)

“家系というより資本系”と揶揄されるように大手外食産業の参入が進み、家系ラーメン自体のイメージが変わってしまったということはあるかもしれない。セントラルキッチン=工場でつくったものを“家”と言って出されてもなぁ…。

と、いまや全国どこでもチェーン店を見かけるらしい“家系”ラーメンだが、20年前は都心でもまだ珍しい存在だった。ましてや多摩地区となると、20世紀にすでに存在していたのは、知る限りでは上記「大山家」(1997年創業)と「武蔵家」(1999年創業)の2店のみ。

2003年、その「武蔵家」から分かれて同じ吉祥寺に出店したのが「洞くつ家」。
家系の源流である新杉田「吉村家」から派生した「六角家」直系で、いまも入り口に“横浜六角家姉妹店”の看板が掲げられている。

券売機の下のほうに、“ランチタイムサービス:ラーメン一杯につき、いずれか一品(ライス・キャベチャー・味玉)サービス”の案内がぶら下がっている。これはうれしいサービスで、ちなみにキャベチャーとはキャベツとチャーシューをゴマダレであえたもの。
ラーメン750円の食券と、味玉の黄色の番号札を、横に待機している見習い風の若い店員さんに渡す。ここで好みを聞かれ「薄味」と申告、指定された席に着くやいなや配膳台に味玉の小鉢が載り、その2分後には「薄味、お待ちどお!」ドン! という、実に小気味よいテンポで事が運んでいく。

スープは以前と変わらず家系としてはすっきりした味わいだが、薄いというのではなく洗練度が高いんだと思う。豚骨と鶏油の香りのバランスがいい。

麺はやや平打ちの縮れ麺で、短めなのが特徴。以前は硬めで頼んでいたが、コシのしっかりした中太麺なので、自分的には普通でちょうどよい。

チャーシューはしっかりした肉質の残っているタイプ。ノリとホウレンソウは家系に必須だが、くたくたのホウレンソウという店が多いなか、こちらはかなりシャキッとしていて好ましい。
ちなみに、以前デフォでのっていた山くらげが、このスープと抜群に相性がよかった(いまは追加トッピング)。
というように以前はよく入ったお店で、どれくらいよく入ったかというと正月に入って年賀タオルをもらったというくらい。コウモリのキャラクターの刺繍が入ったしっかりしたタオルで感心させられた。
その翌年か翌々年にもまた正月に入り、やはりお年賀の金太郎あめをいただいている。

僕の入るようなお店で三が日に営業していたのはここくらいという事情もあったが、客を大切にするお店という印象が強く残っている。
年明けは2日より営業。
正月は何かサプライズがあるかもよ (^ ^)

[DATA]
洞くつ家(どうくつや)
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-2-4
[Today's recommendation]



https://youtu.be/D5E6buQE0jg
家系ラーメンは好きなジャンルだが、当ブログでこれまで取り上げているのは「伝家」と「大山家」のみで、今回の「洞くつ家」が3店目。ブログの日付的にはもうじき丸3年になるので、ざっと1年1回ペースときわめて少ない。なぜか?
なぜだろう… σ(・・ ?)

“家系というより資本系”と揶揄されるように大手外食産業の参入が進み、家系ラーメン自体のイメージが変わってしまったということはあるかもしれない。セントラルキッチン=工場でつくったものを“家”と言って出されてもなぁ…。

と、いまや全国どこでもチェーン店を見かけるらしい“家系”ラーメンだが、20年前は都心でもまだ珍しい存在だった。ましてや多摩地区となると、20世紀にすでに存在していたのは、知る限りでは上記「大山家」(1997年創業)と「武蔵家」(1999年創業)の2店のみ。

2003年、その「武蔵家」から分かれて同じ吉祥寺に出店したのが「洞くつ家」。
家系の源流である新杉田「吉村家」から派生した「六角家」直系で、いまも入り口に“横浜六角家姉妹店”の看板が掲げられている。

券売機の下のほうに、“ランチタイムサービス:ラーメン一杯につき、いずれか一品(ライス・キャベチャー・味玉)サービス”の案内がぶら下がっている。これはうれしいサービスで、ちなみにキャベチャーとはキャベツとチャーシューをゴマダレであえたもの。
![]() | ![]() |
ラーメン750円の食券と、味玉の黄色の番号札を、横に待機している見習い風の若い店員さんに渡す。ここで好みを聞かれ「薄味」と申告、指定された席に着くやいなや配膳台に味玉の小鉢が載り、その2分後には「薄味、お待ちどお!」ドン! という、実に小気味よいテンポで事が運んでいく。

スープは以前と変わらず家系としてはすっきりした味わいだが、薄いというのではなく洗練度が高いんだと思う。豚骨と鶏油の香りのバランスがいい。

麺はやや平打ちの縮れ麺で、短めなのが特徴。以前は硬めで頼んでいたが、コシのしっかりした中太麺なので、自分的には普通でちょうどよい。

チャーシューはしっかりした肉質の残っているタイプ。ノリとホウレンソウは家系に必須だが、くたくたのホウレンソウという店が多いなか、こちらはかなりシャキッとしていて好ましい。
ちなみに、以前デフォでのっていた山くらげが、このスープと抜群に相性がよかった(いまは追加トッピング)。
![]() | ![]() |
というように以前はよく入ったお店で、どれくらいよく入ったかというと正月に入って年賀タオルをもらったというくらい。コウモリのキャラクターの刺繍が入ったしっかりしたタオルで感心させられた。
その翌年か翌々年にもまた正月に入り、やはりお年賀の金太郎あめをいただいている。

僕の入るようなお店で三が日に営業していたのはここくらいという事情もあったが、客を大切にするお店という印象が強く残っている。
年明けは2日より営業。
正月は何かサプライズがあるかもよ (^ ^)

[DATA]
洞くつ家(どうくつや)
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-2-4
[Today's recommendation]



https://youtu.be/D5E6buQE0jg