富士見通りにそびえ立つ! 【幸寿司】
2019.12.15
ネコ絡みのイベントで国立へ。
イベント開始時間が13時のところ11時半に現地(北口の「くにきたべーす」)到着という計画性のなさ。
相方が、郵便局に用事があってたしか富士見通りに大きい郵便局があるから先にそっちを済ませようと言う。それでもなお時間が余ることは明白なので、駅近くの駐輪場に自転車を止めてぶらぶら歩いていくことにした。

文字どおり富士山が正面に見える
歩けど歩けど郵便局はない。
途中、この通りで気になっている国立らしくない(または、ある意味非常に国立らしい)お店2店「名物スタ丼 サッポロラーメン」と「幸寿司」をチェック。

富士見通りの終点近くになって、「谷保のほうだった気がする…」と。
その段階で初めてGoogle Mapを開くわしら。日曜でもやっていそうな大きい郵便局の所在地はさくら通りで、現在位置から1.4km離れていることが判明。自転車を置いてきたのが裏目に出たのであった。
ここはいったんリセットして、先に昼ごはん。
上記2店のうち、より入りやすそうに思えた「幸寿司」へ。

多摩地区を代表する高級住宅街・国立であるが、学生の街でもあり、盛りの多い店が意外に多いことは知る人ぞ知る。
「幸寿司」はまさに学生向けのドカ盛りメニューで有名なお店である。
でも量の調整はできるという程度の調べはついていたので、わりと気安く入店したわけだが…。
「ん…? 普通の次が1.5 ? それってどれくらい?」と尋ねる客に、
「だからそこに書いてあるから、ちゃんと読んでね」と叱責する、やんちゃそうな大将。

あちこちに、“自分の食べられる量を注文してください。写真を撮りたいだけというのはやめてください”という張り紙。
それに続いて、“食べ残される方が多いので罰金をいただくことにいたしました”と…。
カウンター8席の小さいお店で、大将との距離感がめっちゃ近い。客は僕らを含め3組6人。
単に海鮮が好きでそれを腹いっぱい食べられるというお店にはぜひ足を運んでみたいという純粋な動機のワタクシではあるが…。
図らずもガッチガチに緊張する場面に身を置くハメに… ( ̄Д ̄ ; ;

メニュー裏に、名物「びっくり丼」のシャリの量が書いてある。
・普通 2合 大茶わん 4杯
・少なめ 1.5合 大茶わん 3杯
・半分 1合 大茶わん 2杯
・1/3 0.8合 大茶わん1.5杯
・1/4 0.5合 大茶わん 1杯
・1/5 150g 茶わん 1杯
普段なら“普通”はないにしても“少なめ”くらいは頼んだかもしれないが、“罰金“にまで言及されていてはさすがにビビる。
注文は、びっくり丼(900円)シャリ半分と、あなご丼(1000円)に。
さて、びっくり丼。

※撮影は、大将にひと声かけてから
これにはびっくりした w( ̄▽ ̄;)w エ…
シャリが多いということはおいといて、ネタの種類・量にびっくりした。

赤エビ、白バイ貝、ホタテ、ママカリ、イカゲソ1匹、マグロすき身、ブリ、タイ、サーモン、イカ、タコ、シラウオ、シラス、タラコ、カズノコ、イカ肝あえ、クラゲ、茎ワカメ、ダイコンつぼ漬け、青菜漬け、玉子2切れ……
たぶん、ほかに忘れているものや気づかなかった(笑)ネタもあると思う。
びっくり丼には取り皿が付いてくる。
まずネタをある程度よけないと食べ進めないからだ。

で、ネタをよけてシャリの表面をある程度露出させたところで箸を入れるわけだが、深さがヤバいということに、この時点でようやく気づく。
マグロすき身やイカ、白バイなどはかなりおいしいのだが… 食べても食べても減らないネタとシャリ。
本当にこれはハーフサイズなのか?
僕はいつも玉子を最後に食べるのだが、1切れ残しておいた玉子が最後の最後にきついのなんの…。
なんとか完食…! と思ったら、横には相方の食べきれなかったあなご丼の残りが… ( ̄▽ ̄;)!! ガーン

これはもうのどを通りそうにないなぁ… と思いながらも、ひと口食べてみると、ん…? という不思議な感覚。
アナゴに程よい薫蒸香がついているのだ。
これはおいしい♪ と、別腹的に最後までおいしく食べられた(笑)。

びっくり丼を簡潔に言い表すと…
「3種類の異なる海鮮丼を一つの器に盛り付けてみました!」
シャリの量(ハーフサイズなのに)を含め、この一品を3種類の異なる海鮮丼に分解できる。
それでこの値段は、本当にびっくり。

ちょっと怖そうな大将だが、6人相手に忙しかっただけみたいで、おかみさんが用事から戻ってからは余裕の表情で、(叱責されていたというかイジられていた)常連さんとおしゃべりしてる。
「クルマエビがさっぱり売れない。自動車不況で」とかしょうもないこと言ってスベったりしてる。
なにしろコスパは最強クラスであり、その心意気に感謝しつつ節度をもって臨みさえすれば、気持ちよく過ごせる、また来たくなるお店なのである。

みふじ幼稚園裏の坂から富士山を望む
[DATA]
幸寿司
東京都国立市西2-12-44
[Today's recommendation]



https://youtu.be/L6-uJLteKek
ネコ絡みのイベントで国立へ。
イベント開始時間が13時のところ11時半に現地(北口の「くにきたべーす」)到着という計画性のなさ。
相方が、郵便局に用事があってたしか富士見通りに大きい郵便局があるから先にそっちを済ませようと言う。それでもなお時間が余ることは明白なので、駅近くの駐輪場に自転車を止めてぶらぶら歩いていくことにした。

文字どおり富士山が正面に見える
歩けど歩けど郵便局はない。
途中、この通りで気になっている国立らしくない(または、ある意味非常に国立らしい)お店2店「名物スタ丼 サッポロラーメン」と「幸寿司」をチェック。

富士見通りの終点近くになって、「谷保のほうだった気がする…」と。
その段階で初めてGoogle Mapを開くわしら。日曜でもやっていそうな大きい郵便局の所在地はさくら通りで、現在位置から1.4km離れていることが判明。自転車を置いてきたのが裏目に出たのであった。
ここはいったんリセットして、先に昼ごはん。
上記2店のうち、より入りやすそうに思えた「幸寿司」へ。

多摩地区を代表する高級住宅街・国立であるが、学生の街でもあり、盛りの多い店が意外に多いことは知る人ぞ知る。
「幸寿司」はまさに学生向けのドカ盛りメニューで有名なお店である。
でも量の調整はできるという程度の調べはついていたので、わりと気安く入店したわけだが…。
「ん…? 普通の次が1.5 ? それってどれくらい?」と尋ねる客に、
「だからそこに書いてあるから、ちゃんと読んでね」と叱責する、やんちゃそうな大将。

あちこちに、“自分の食べられる量を注文してください。写真を撮りたいだけというのはやめてください”という張り紙。
それに続いて、“食べ残される方が多いので罰金をいただくことにいたしました”と…。
カウンター8席の小さいお店で、大将との距離感がめっちゃ近い。客は僕らを含め3組6人。
単に海鮮が好きでそれを腹いっぱい食べられるというお店にはぜひ足を運んでみたいという純粋な動機のワタクシではあるが…。
図らずもガッチガチに緊張する場面に身を置くハメに… ( ̄Д ̄ ; ;

メニュー裏に、名物「びっくり丼」のシャリの量が書いてある。
・普通 2合 大茶わん 4杯
・少なめ 1.5合 大茶わん 3杯
・半分 1合 大茶わん 2杯
・1/3 0.8合 大茶わん1.5杯
・1/4 0.5合 大茶わん 1杯
・1/5 150g 茶わん 1杯
普段なら“普通”はないにしても“少なめ”くらいは頼んだかもしれないが、“罰金“にまで言及されていてはさすがにビビる。
注文は、びっくり丼(900円)シャリ半分と、あなご丼(1000円)に。
さて、びっくり丼。

※撮影は、大将にひと声かけてから
これにはびっくりした w( ̄▽ ̄;)w エ…
シャリが多いということはおいといて、ネタの種類・量にびっくりした。

赤エビ、白バイ貝、ホタテ、ママカリ、イカゲソ1匹、マグロすき身、ブリ、タイ、サーモン、イカ、タコ、シラウオ、シラス、タラコ、カズノコ、イカ肝あえ、クラゲ、茎ワカメ、ダイコンつぼ漬け、青菜漬け、玉子2切れ……
たぶん、ほかに忘れているものや気づかなかった(笑)ネタもあると思う。
びっくり丼には取り皿が付いてくる。
まずネタをある程度よけないと食べ進めないからだ。

で、ネタをよけてシャリの表面をある程度露出させたところで箸を入れるわけだが、深さがヤバいということに、この時点でようやく気づく。
マグロすき身やイカ、白バイなどはかなりおいしいのだが… 食べても食べても減らないネタとシャリ。
本当にこれはハーフサイズなのか?
僕はいつも玉子を最後に食べるのだが、1切れ残しておいた玉子が最後の最後にきついのなんの…。
なんとか完食…! と思ったら、横には相方の食べきれなかったあなご丼の残りが… ( ̄▽ ̄;)!! ガーン

これはもうのどを通りそうにないなぁ… と思いながらも、ひと口食べてみると、ん…? という不思議な感覚。
アナゴに程よい薫蒸香がついているのだ。
これはおいしい♪ と、別腹的に最後までおいしく食べられた(笑)。

びっくり丼を簡潔に言い表すと…
「3種類の異なる海鮮丼を一つの器に盛り付けてみました!」
シャリの量(ハーフサイズなのに)を含め、この一品を3種類の異なる海鮮丼に分解できる。
それでこの値段は、本当にびっくり。

ちょっと怖そうな大将だが、6人相手に忙しかっただけみたいで、おかみさんが用事から戻ってからは余裕の表情で、(叱責されていたというかイジられていた)常連さんとおしゃべりしてる。
「クルマエビがさっぱり売れない。自動車不況で」とかしょうもないこと言ってスベったりしてる。
なにしろコスパは最強クラスであり、その心意気に感謝しつつ節度をもって臨みさえすれば、気持ちよく過ごせる、また来たくなるお店なのである。

みふじ幼稚園裏の坂から富士山を望む
[DATA]
幸寿司
東京都国立市西2-12-44
[Today's recommendation]



https://youtu.be/L6-uJLteKek