ノスタルジック街中華への道 【中華 柳屋】
2023.01.21
風が強いので多摩湖を見にいく。
自転車で東村山駅西口から西へ。
武蔵大和駅を過ぎて狭山公園横を上ると多摩湖堰堤(ダム)の袖。
坂の手前で、坂をこいで上る姿を思い浮かべる。
落下してきた隕石が命中するなど天文学的確率の不確定要素の発生でもない限り、僕は坂を上っているはずだ。
時間は点ではなく未来に向かって引き伸ばされた連続体であり、数分後に坂を上っている自分はすでに存在しているのではないか?

多摩湖
…などとギリシャ哲学的? 考察を深めつつくだんの坂を上り、堰堤で富士山を眺め、周回自転車道を西武ドーム方面へ向かい、狭山湖堰堤まで時間はさらに連続しているはずである。
ところが狭山湖堰堤から富士山を眺める自分は存在しなかった。

多摩湖堰堤から望む富士山
山口観音奥之院五重塔横で自転車道をそれ、狭山湖へ下る途中、自転車に違和感を覚える。嫌な予感がして止めて調べてみると、後輪の空気が抜けかかっている。
不確定要素は天文学的でもなんでもない普通の頻度でそこらへんに転がっているのであった 。。。
以上、謎の前フリ終了。

狭山湖取水塔
問題は、ここが狭山丘陵の山の中ということ。
スマホのマップで自転車店を検索。
最寄りで2.7km先と出た。
2.7km押していくほか選択肢はないのである。

この絶望的状況…
ただし2.7kmは直線距離。
最短ルートの所沢武蔵村山立川線を真っすぐ行けば約3kmだが、道幅が狭く歩道が整備されていないうえ交通量の多い道を自転車を押して歩くのは無謀である。
幸い僕は裏道をよく知っており、その点だけは運がよかったと思う。
実際に押して歩いた距離をあとで測距すると4km超。
自転車屋さん、やってなかったらどうしよう…。
やってました! (;^_^A

「タイヤ交換ですね」と自転車屋さん。「穴あいちゃってますから」
料金5500円也。
ガーン (o ̄∇ ̄)o!!ガーン

交換作業に30分ほどかかるというので近所を散策。
前述のように交通量の多い歩行者や自転車に優しくない道で、まったく通ることがないので、逆に新鮮だったりする。
歩き始めてすぐ、前方に“中華そば”の赤い暖簾。
ファサードにはデカデカと「中華 柳屋」の文字。
ここがそうか…。

僕でも知っているくらいだから、「柳屋」はこのエリアでは有名店。
実は以前、コメントで閉店情報が寄せられたことがあり、なのにGoogleマップには載ったままで、どうなっているのかと思っていたが、見たところ元気に営業中のもよう。
あとで調べると、2019年に先代ご主人が亡くなり、しばらく店を閉めていたが、息子さんが継いで再開、現在に至っているらしい。

時刻は11時40分。まだ混みだす前というタイミングである。
まるで今日ここに入ることが運命づけられていたかのようだ。
つまりパンクした時点で「柳屋」に入ることは決まっていたわけで、えーと、パンク野郎がラーメンマンで…(←もうええわ! ヾ(・ω・o))

L字カウンターのみ10席程度の小さいお店。
おかあさんと息子さんの2人体制。
注文はワンタンメン。

素材が冷蔵庫にきれいに並べられていたり、麺はテボでなく平ざるで丁寧に湯切りしていたりと、調理場の様子からも意識の高さが伝わってくる。
約8分でワンタンメン来る。

スープは鶏ガラだしの懐かしくも優しい味わい。
麺はツルッと口当たりのよい極細麺。
具はチャーシュー、メンマ、ナルト、ホウレンソウ、ネギ。肉の歯応えも風味もしっかり残るチャーシューがまた、ノスタルジック。

食べ終わって、ほっこりいい気分。
パンクしてよかったとさえ思えたのだった(笑)。
自転車屋さんに戻って支払おうとすると…
カ、カードがない!
ガガーン ( _△_;ガガーン!!
年末年始の出費で金欠ぎみのフトコロから、なけなしのキャッシュ5500円が失われたのでありました。

[DATA]
中華 柳屋
埼玉県所沢市山口1381
インスタやってます 𓇌𓍯𓂋𓍯𓐚𓇌𓎡𓅱
[Today's recommendation]

https://youtu.be/63vqob-MljQ



風が強いので多摩湖を見にいく。
自転車で東村山駅西口から西へ。
武蔵大和駅を過ぎて狭山公園横を上ると多摩湖堰堤(ダム)の袖。
坂の手前で、坂をこいで上る姿を思い浮かべる。
落下してきた隕石が命中するなど天文学的確率の不確定要素の発生でもない限り、僕は坂を上っているはずだ。
時間は点ではなく未来に向かって引き伸ばされた連続体であり、数分後に坂を上っている自分はすでに存在しているのではないか?

多摩湖
…などとギリシャ哲学的? 考察を深めつつくだんの坂を上り、堰堤で富士山を眺め、周回自転車道を西武ドーム方面へ向かい、狭山湖堰堤まで時間はさらに連続しているはずである。
ところが狭山湖堰堤から富士山を眺める自分は存在しなかった。

多摩湖堰堤から望む富士山
山口観音奥之院五重塔横で自転車道をそれ、狭山湖へ下る途中、自転車に違和感を覚える。嫌な予感がして止めて調べてみると、後輪の空気が抜けかかっている。
不確定要素は天文学的でもなんでもない普通の頻度でそこらへんに転がっているのであった 。。。
以上、謎の前フリ終了。

狭山湖取水塔
問題は、ここが狭山丘陵の山の中ということ。
スマホのマップで自転車店を検索。
最寄りで2.7km先と出た。
2.7km押していくほか選択肢はないのである。

この絶望的状況…
ただし2.7kmは直線距離。
最短ルートの所沢武蔵村山立川線を真っすぐ行けば約3kmだが、道幅が狭く歩道が整備されていないうえ交通量の多い道を自転車を押して歩くのは無謀である。
幸い僕は裏道をよく知っており、その点だけは運がよかったと思う。
実際に押して歩いた距離をあとで測距すると4km超。
自転車屋さん、やってなかったらどうしよう…。
やってました! (;^_^A

「タイヤ交換ですね」と自転車屋さん。「穴あいちゃってますから」
料金5500円也。
ガーン (o ̄∇ ̄)o!!ガーン

交換作業に30分ほどかかるというので近所を散策。
前述のように交通量の多い歩行者や自転車に優しくない道で、まったく通ることがないので、逆に新鮮だったりする。
歩き始めてすぐ、前方に“中華そば”の赤い暖簾。
ファサードにはデカデカと「中華 柳屋」の文字。
ここがそうか…。

僕でも知っているくらいだから、「柳屋」はこのエリアでは有名店。
実は以前、コメントで閉店情報が寄せられたことがあり、なのにGoogleマップには載ったままで、どうなっているのかと思っていたが、見たところ元気に営業中のもよう。
あとで調べると、2019年に先代ご主人が亡くなり、しばらく店を閉めていたが、息子さんが継いで再開、現在に至っているらしい。

時刻は11時40分。まだ混みだす前というタイミングである。
まるで今日ここに入ることが運命づけられていたかのようだ。
つまりパンクした時点で「柳屋」に入ることは決まっていたわけで、えーと、パンク野郎がラーメンマンで…(←もうええわ! ヾ(・ω・o))

L字カウンターのみ10席程度の小さいお店。
おかあさんと息子さんの2人体制。
注文はワンタンメン。

素材が冷蔵庫にきれいに並べられていたり、麺はテボでなく平ざるで丁寧に湯切りしていたりと、調理場の様子からも意識の高さが伝わってくる。
約8分でワンタンメン来る。

スープは鶏ガラだしの懐かしくも優しい味わい。
麺はツルッと口当たりのよい極細麺。
具はチャーシュー、メンマ、ナルト、ホウレンソウ、ネギ。肉の歯応えも風味もしっかり残るチャーシューがまた、ノスタルジック。

食べ終わって、ほっこりいい気分。
パンクしてよかったとさえ思えたのだった(笑)。
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自転車屋さんに戻って支払おうとすると…
カ、カードがない!
ガガーン ( _△_;ガガーン!!
年末年始の出費で金欠ぎみのフトコロから、なけなしのキャッシュ5500円が失われたのでありました。

[DATA]
中華 柳屋
埼玉県所沢市山口1381
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[Today's recommendation]

https://youtu.be/63vqob-MljQ



日常モード復帰へ 【餃子の王将 秋津店】
2023.01.09
年末年始、普段食べないものばかり食べて胃腸が疲れるとよくいうが、精神面も消化器不調の原因になっているんじゃないだろうか。
ハレの日は気疲れする。
それがクリスマスから小正月まで連続的に押し寄せる。
胃腸の疲れをとる七草がゆ… というが、それもまた一連の非日常。
「おせちもいいけどカレーもね♪」のカレーのほうが、おかゆよりも胃腸回復効果がありそうな気がするんだが、どうだろう σ( ̄、 ̄=) ムゥ…
ということで、日常モード復帰ごはん! って、カレーは昨日食べたことだし…
餃子食べたい! 目いっぱい❣

しかし世の中、意外に日常復帰が遅いらしく、餃子といえば“滝山名物 一皿10ヶ250円”のお店なんかまだ休みだ。
そんなときは安定・安心“王将餃子”。

半年ぶりの「餃子の王将 秋津店」。
1時半近くにもかかわらず順番待ちと、ものすごい混みよう。
考えていることはみんな一緒かも。

注文は餃子定食と餃子の王将ラーメンセット。
餃子定食は、餃子2人前(12個)とスープ、漬物、ライスというセット。
餃子の王将ラーメンセットは、餃子の王将ラーメン、餃子3ヶ、ジャストサイズ炒飯。
餃子セット、すぐ来る。
この混みようだから見込みでじゃんじゃん焼いてる感じ。

餃子12ヶを一望のもとに見渡せる充足感を味わう。
しかるのち、餃子+白ごはんの口福を堪能する。

餃子定食は、半年前と内容ほぼ同じ(キムチ→漬物に変更)で値段は30円アップ。このご時世においてそれはぎりぎり最低限の上げ幅といえよう。
一方、ラーメンセットは値段ほぼ据え置き(940円→938円)で餃子が6ヶ→3ヶと、こちらは物価高がもろ反映される形となった。
値上げを感じさせない工夫が透けて見えるが、昨今の社会情勢を鑑みれば不信感より同情心が勝ってしまう。

ジャストサイズとは少量というニュアンスで、~炒飯とは半炒飯、ミニ炒飯のこと。
ちなみに前回食べたオリジナルメニュー“ジャストサイズラーメンセット”すなわち“餃子・半ラーメン・半炒飯セット”が800円で、それに対してラーメンがフルサイズで938円は、高いのか高くないのか… ( ̄ー ̄?) アリャ?

王将ラーメンは、「ますたに」はじめ「魁力屋」「来来亭」で認知度が上がった京都背脂醤油系に近い。
ほかに醤油ラーメンもあるが、王将の基本ラーメンはこっち。

ラーメンも炒飯も以前に比べ洗練というか安定感が感じられる。
安定方向に向かうのはチェーン店の常だが、いい意味で平準化している気がする。

満腹度・満足度の高さからして、なんだかんだ言っていまだコストパフォーマンス抜群の「餃子の王将」なのであった。

[DATA]
餃子の王将 秋津店
東京都東村山市久米川町1-37-7
https://www.ohsho.co.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/e6T6AQ5yXqc
Jeff Beck(1944.6.24 - 2023.01.10)




年末年始、普段食べないものばかり食べて胃腸が疲れるとよくいうが、精神面も消化器不調の原因になっているんじゃないだろうか。
ハレの日は気疲れする。
それがクリスマスから小正月まで連続的に押し寄せる。
胃腸の疲れをとる七草がゆ… というが、それもまた一連の非日常。
「おせちもいいけどカレーもね♪」のカレーのほうが、おかゆよりも胃腸回復効果がありそうな気がするんだが、どうだろう σ( ̄、 ̄=) ムゥ…
ということで、日常モード復帰ごはん! って、カレーは昨日食べたことだし…
餃子食べたい! 目いっぱい❣

しかし世の中、意外に日常復帰が遅いらしく、餃子といえば“滝山名物 一皿10ヶ250円”のお店なんかまだ休みだ。
そんなときは安定・安心“王将餃子”。

半年ぶりの「餃子の王将 秋津店」。
1時半近くにもかかわらず順番待ちと、ものすごい混みよう。
考えていることはみんな一緒かも。

注文は餃子定食と餃子の王将ラーメンセット。
餃子定食は、餃子2人前(12個)とスープ、漬物、ライスというセット。
餃子の王将ラーメンセットは、餃子の王将ラーメン、餃子3ヶ、ジャストサイズ炒飯。
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餃子セット、すぐ来る。
この混みようだから見込みでじゃんじゃん焼いてる感じ。

餃子12ヶを一望のもとに見渡せる充足感を味わう。
しかるのち、餃子+白ごはんの口福を堪能する。

餃子定食は、半年前と内容ほぼ同じ(キムチ→漬物に変更)で値段は30円アップ。このご時世においてそれはぎりぎり最低限の上げ幅といえよう。
一方、ラーメンセットは値段ほぼ据え置き(940円→938円)で餃子が6ヶ→3ヶと、こちらは物価高がもろ反映される形となった。
値上げを感じさせない工夫が透けて見えるが、昨今の社会情勢を鑑みれば不信感より同情心が勝ってしまう。

ジャストサイズとは少量というニュアンスで、~炒飯とは半炒飯、ミニ炒飯のこと。
ちなみに前回食べたオリジナルメニュー“ジャストサイズラーメンセット”すなわち“餃子・半ラーメン・半炒飯セット”が800円で、それに対してラーメンがフルサイズで938円は、高いのか高くないのか… ( ̄ー ̄?) アリャ?

王将ラーメンは、「ますたに」はじめ「魁力屋」「来来亭」で認知度が上がった京都背脂醤油系に近い。
ほかに醤油ラーメンもあるが、王将の基本ラーメンはこっち。

ラーメンも炒飯も以前に比べ洗練というか安定感が感じられる。
安定方向に向かうのはチェーン店の常だが、いい意味で平準化している気がする。

満腹度・満足度の高さからして、なんだかんだ言っていまだコストパフォーマンス抜群の「餃子の王将」なのであった。

[DATA]
餃子の王将 秋津店
東京都東村山市久米川町1-37-7
https://www.ohsho.co.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/e6T6AQ5yXqc
Jeff Beck(1944.6.24 - 2023.01.10)




滝山の土曜の午后1時 【珍来】
2022.11.26
今月は仕事のペースがいつもと違い、毎月20日前にはヒマになっているところ、昨日まで引きずってしまった。すでに翌月分も動き始めており、リフレッシュ期間がないのがつらい。それと、家にこもりぎみで、目方が増しぎみなのがつらい。
それでも週内に終わらせられたのはよかった。
あ~ 終わった終わった。ラーメンでも食いに行くか~ ゞ( ̄∇ ̄;)

滝山の中華料理店「珍来」の脇を通ると、勝手口から見える厨房内に動きがない。
土曜の昼どきにしてはヒマそうで、ラッキーかも… と自転車を止めた。
土日の午後は草野球おやじのたまり場という状況が多いのである。

読みどおりすいていて、というか先客ゼロだったが、いちおう遠慮して4人テーブルではなくカウンター的に使われている大きい円卓の隅っこに座る。

注文は、みそラーメンと餃子。

ちなみに品書きにみそラーメンというものはなく、サッポロラーメンというのもがそれに該当する。たぶん。
サッポロラーメンには塩としょうゆもある。たぶん。
違ってたら、すまんすまん。

サッポロラーメンは西武柳沢の伝説のラーメン店「ピリカ」から作り手ごと水平移動してきた。

そのへんの事情は過去記事を参照していただければ。

餃子1皿10個250円。
ギョーザヒトサラ10コ250エン
大事なことなので2回言いました。
500円払ったら20個も食べられる。当たり前か。

半分ほど食べたところで、背後にお客の入ってきた気配。
やはりというか、野球おやじ2名で、店内ガラガラなのにわざわざ円卓の僕の目の前に陣取る。
なぜ? 指定席…?

このあと続々と押し寄せて取り囲まれてしまうんじゃないかと気が気でなく、残りをかっ込むように食べて店を出た。
早食いは肥満の原因なんだぜ。くっそー ( ̄‥ ̄)=3
しかしこのお店はそういう人々に支えられているのであり、僕のようなよそ者にとやかく言われる筋合はないのである。

[DATA]
珍来
東京都東久留米市滝山5-12-23
[Today's recommendation]

https://youtu.be/fEKZBgOlYKA




今月は仕事のペースがいつもと違い、毎月20日前にはヒマになっているところ、昨日まで引きずってしまった。すでに翌月分も動き始めており、リフレッシュ期間がないのがつらい。それと、家にこもりぎみで、目方が増しぎみなのがつらい。
それでも週内に終わらせられたのはよかった。
あ~ 終わった終わった。ラーメンでも食いに行くか~ ゞ( ̄∇ ̄;)

滝山の中華料理店「珍来」の脇を通ると、勝手口から見える厨房内に動きがない。
土曜の昼どきにしてはヒマそうで、ラッキーかも… と自転車を止めた。
土日の午後は草野球おやじのたまり場という状況が多いのである。

読みどおりすいていて、というか先客ゼロだったが、いちおう遠慮して4人テーブルではなくカウンター的に使われている大きい円卓の隅っこに座る。

注文は、みそラーメンと餃子。

ちなみに品書きにみそラーメンというものはなく、サッポロラーメンというのもがそれに該当する。たぶん。
サッポロラーメンには塩としょうゆもある。たぶん。
違ってたら、すまんすまん。

サッポロラーメンは西武柳沢の伝説のラーメン店「ピリカ」から作り手ごと水平移動してきた。

そのへんの事情は過去記事を参照していただければ。

餃子1皿10個250円。
ギョーザヒトサラ10コ250エン
大事なことなので2回言いました。
500円払ったら20個も食べられる。当たり前か。

半分ほど食べたところで、背後にお客の入ってきた気配。
やはりというか、野球おやじ2名で、店内ガラガラなのにわざわざ円卓の僕の目の前に陣取る。
なぜ? 指定席…?

このあと続々と押し寄せて取り囲まれてしまうんじゃないかと気が気でなく、残りをかっ込むように食べて店を出た。
早食いは肥満の原因なんだぜ。くっそー ( ̄‥ ̄)=3
しかしこのお店はそういう人々に支えられているのであり、僕のようなよそ者にとやかく言われる筋合はないのである。

[DATA]
珍来
東京都東久留米市滝山5-12-23
[Today's recommendation]

https://youtu.be/fEKZBgOlYKA




尊いもの 【中華料理 わかまつ】
2022.11.13
「ジョイフル本田 瑞穂店」で買い物をした帰り、昼ごはんをどうするか。
車でこっち方面はいつもそれで苦労する。
駐車場の広い店はたいがいチェーン店で、うーむ… と ( ̄~ ̄;) ウーム
もうチェーン系でも資本系でもいいかぁ… と某ラーメン店へ向かっている途中、はたと思い当たった。
この先に「わかまつ」があるじゃないか! (* ̄∇ ̄)ノシ

新青梅街道の街中華「わかまつ」。
ド郊外の幹線道路沿いにこのようなお店が残っていること自体が奇跡的だが、当然その存在はモータリゼーションとの乖離はなはだしい。
5年前の記事に写っているポール看板もなくなり、店先に暖簾もかかっていないとなれば、ドライバーの目に留まることはまずあるまい。
僕は自転車でよく通り、これでも営業中ということがわかっているからいいけれど。

知っている人は知っているわけで、先客3組4人。
カウンター席に年配男性、テーブルには小さい女の子と若いお父さんと、すでに幅広い客層だが、僕らのあとどんどんお客が入ってきて、12時前にして5脚のテーブル席がすべて埋まってしまったという。
お店は高齢のご夫婦で切り盛りされており、この状況はかなりハードにも思えるが…。


注文は、チャンポンと五目焼ソバ。
チャンポンは、上のリンク先の記事にも書いているが、市内きってのうどんの名店のおかみさんがブログで推していて、ずっと気になっていたもの。

まずチャンポン。
卵とじ&あんかけと、パッと見から意外性いっぱい。

具の種類がものすごく多い。
ハクサイ、キャベツ、モヤシ、長ネギ、ニラ、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、干しシイタケ、グリーンピース、豚肉、カマボコ、エビ…
これほど多くの食材を、だしの鶏ガラスープがしっかりまとめている感じ。
ゆえに、初めて食べているにもかかわらず、きわめて懐かしい。

ストレートの中太麺が、チャンポンっぽい
五目焼ソバは、なんと、洋食のステンレス皿で出てきた。
わーい❣

こちらもまた、なつかしうまし。
具はチャンポンとほぼ同じで、こっちは長ネギではなくタマネギ、あと卵とじでなくゆで卵 ♪(* ̄∇ ̄)

実は提供に5分ほどのズレがあり、ネギの件はともかく材料がほぼ同じなら一緒に作れないのかとも思うが、製法が決定的に違う。五目焼きそばといえば普通あんかけを連想するが、こちらは具を麺と一緒に炒めるソース焼きそばタイプ。
なので、卵とじ&あんかけのチャンポンと同時につくることはできそうにないのであった。

やはり相当忙しそうで厨房はしっちゃかめっちゃかで、2人とも小走りで動いている。
支払いのときも手が離せそうに見えないので、しばらく厨房の様子を見学させてもらったが、おかあさんがタマネギとニンジンとピーマンを大きめにカットし、おとうさんがそれをひったくるようにして油に投入していた。
さっき注文のあった酢豚の製作中らしい。
なんと、酢豚1皿分の野菜を作る直前に切り出しているのである。

僕らのチャンポンと五目焼ソバもそうだが、注文一つ一つ丁寧にこしらえている。
食べ物を超え、何か尊いものに触れる思いがした。

[DATA]
中華料理 わかまつ
東京都武蔵村山市中央114-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yibf6QNjgGU


「ジョイフル本田 瑞穂店」で買い物をした帰り、昼ごはんをどうするか。
車でこっち方面はいつもそれで苦労する。
駐車場の広い店はたいがいチェーン店で、うーむ… と ( ̄~ ̄;) ウーム
もうチェーン系でも資本系でもいいかぁ… と某ラーメン店へ向かっている途中、はたと思い当たった。
この先に「わかまつ」があるじゃないか! (* ̄∇ ̄)ノシ

新青梅街道の街中華「わかまつ」。
ド郊外の幹線道路沿いにこのようなお店が残っていること自体が奇跡的だが、当然その存在はモータリゼーションとの乖離はなはだしい。
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5年前の記事に写っているポール看板もなくなり、店先に暖簾もかかっていないとなれば、ドライバーの目に留まることはまずあるまい。
僕は自転車でよく通り、これでも営業中ということがわかっているからいいけれど。

知っている人は知っているわけで、先客3組4人。
カウンター席に年配男性、テーブルには小さい女の子と若いお父さんと、すでに幅広い客層だが、僕らのあとどんどんお客が入ってきて、12時前にして5脚のテーブル席がすべて埋まってしまったという。
お店は高齢のご夫婦で切り盛りされており、この状況はかなりハードにも思えるが…。


注文は、チャンポンと五目焼ソバ。
チャンポンは、上のリンク先の記事にも書いているが、市内きってのうどんの名店のおかみさんがブログで推していて、ずっと気になっていたもの。

まずチャンポン。
卵とじ&あんかけと、パッと見から意外性いっぱい。

具の種類がものすごく多い。
ハクサイ、キャベツ、モヤシ、長ネギ、ニラ、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、干しシイタケ、グリーンピース、豚肉、カマボコ、エビ…
これほど多くの食材を、だしの鶏ガラスープがしっかりまとめている感じ。
ゆえに、初めて食べているにもかかわらず、きわめて懐かしい。

ストレートの中太麺が、チャンポンっぽい
五目焼ソバは、なんと、洋食のステンレス皿で出てきた。
わーい❣

こちらもまた、なつかしうまし。
具はチャンポンとほぼ同じで、こっちは長ネギではなくタマネギ、あと卵とじでなくゆで卵 ♪(* ̄∇ ̄)

実は提供に5分ほどのズレがあり、ネギの件はともかく材料がほぼ同じなら一緒に作れないのかとも思うが、製法が決定的に違う。五目焼きそばといえば普通あんかけを連想するが、こちらは具を麺と一緒に炒めるソース焼きそばタイプ。
なので、卵とじ&あんかけのチャンポンと同時につくることはできそうにないのであった。

やはり相当忙しそうで厨房はしっちゃかめっちゃかで、2人とも小走りで動いている。
支払いのときも手が離せそうに見えないので、しばらく厨房の様子を見学させてもらったが、おかあさんがタマネギとニンジンとピーマンを大きめにカットし、おとうさんがそれをひったくるようにして油に投入していた。
さっき注文のあった酢豚の製作中らしい。
なんと、酢豚1皿分の野菜を作る直前に切り出しているのである。

僕らのチャンポンと五目焼ソバもそうだが、注文一つ一つ丁寧にこしらえている。
食べ物を超え、何か尊いものに触れる思いがした。

[DATA]
中華料理 わかまつ
東京都武蔵村山市中央114-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yibf6QNjgGU


オーソドックス&完成度高い半チャンセット 【ラーメン喜楽】
2022.10.04
不定期にひっそり掲載している“街中華シリーズ”では、ラーメン・半チャーハンセットばかり食べている(「漢珍亭」「新雅」「はぐろや」「宝来」参照)。
だいたいが日替わり的サービスメニューなのでまったくの偶然だが、面白いことにこれらに(普通のラーメン+普通のチャーハン)の組み合わせが一つも含まれておらず、これを条件付き確率の公式 P(A∣B) = n(A∩B) / n(B) に当てはめて計算すると、その確率は…… えーと、相当低いことがわかる。(←ぜんぜんわかってない ヾ(・ω・o) ォィォィ)

ところで、いまいちばん気になっている中華屋さんが東久留米市下里の「喜楽」。
最近(2022年8月)隣にラーメン店ができ、行列ができたりして話題になっている。このブログにも何件か情報をいただいており、どんなものかとその動静が気になっていた。新店でなく「喜楽」の動静が。

たぶん2回しか入ったことないが、味も雰囲気もよく、ブログ記事にもさせてもらっているとなれば、一宿一飯の… じゃないが、義理人情が発動してしまうのが人間というもの。

ということで、“気になる街の中華屋さんに入ってみた…! シリーズ”番外編。

4人掛けテーブル×3、L字カウンター6席のこぢんまりしたお店。
12時5分前の入店で先客1組2名、後客2組3名。

以前食べたラーメン+半チャーハンのセットがおいしかったことを思い出し、冒頭の流れもあって、躊躇なくその“チャーハンセット”を注文。

過去記事にお寄せいただいた地元の方のコメントによれば、かなり歴史のあるお店で、いまのご主人は2代目にあたるそうだ。
きれいな店内で、(僕から見て)若いご夫婦で切り盛りされていて、街中華としては異質な印象だが、爽やかな接客など主観だが昔の喫茶店が思い出され、逆に懐かしい。

(普通のラーメン+普通のチャーハン)のチャーハンセット。

半チャーハンは強めのしっかりした味付け。
具はチャーシュー、卵、ナルト、ネギ。

ご飯の炒め具合も具材の火の通りも的確で、オーソドックスかつ完成度の高いチャーハン。

ラーメンは一見昔風だが、メンマが極太で、映え要素というかいまどきテイストが加味される。
このメンマの香りが鶏ガラベースのしょうゆスープに移ると、不思議と懐かしい味わいとなる。

かむほどに肉のうま味が広がるチャーシュー。
ツルッとしたストレート麺も濃いめのスープによく合う。

こういうのでいいんだよ。
いや、こういうのがいいんだよ。

[DATA]
ラーメン喜楽
東京都東久留米市下里5-9-10
[Today's recommendation]



https://youtu.be/98WtmW-lfeE


不定期にひっそり掲載している“街中華シリーズ”では、ラーメン・半チャーハンセットばかり食べている(「漢珍亭」「新雅」「はぐろや」「宝来」参照)。
だいたいが日替わり的サービスメニューなのでまったくの偶然だが、面白いことにこれらに(普通のラーメン+普通のチャーハン)の組み合わせが一つも含まれておらず、これを条件付き確率の公式 P(A∣B) = n(A∩B) / n(B) に当てはめて計算すると、その確率は…… えーと、相当低いことがわかる。(←ぜんぜんわかってない ヾ(・ω・o) ォィォィ)

ところで、いまいちばん気になっている中華屋さんが東久留米市下里の「喜楽」。
最近(2022年8月)隣にラーメン店ができ、行列ができたりして話題になっている。このブログにも何件か情報をいただいており、どんなものかとその動静が気になっていた。新店でなく「喜楽」の動静が。

たぶん2回しか入ったことないが、味も雰囲気もよく、ブログ記事にもさせてもらっているとなれば、一宿一飯の… じゃないが、義理人情が発動してしまうのが人間というもの。

ということで、“気になる街の中華屋さんに入ってみた…! シリーズ”番外編。

4人掛けテーブル×3、L字カウンター6席のこぢんまりしたお店。
12時5分前の入店で先客1組2名、後客2組3名。

以前食べたラーメン+半チャーハンのセットがおいしかったことを思い出し、冒頭の流れもあって、躊躇なくその“チャーハンセット”を注文。

過去記事にお寄せいただいた地元の方のコメントによれば、かなり歴史のあるお店で、いまのご主人は2代目にあたるそうだ。
きれいな店内で、(僕から見て)若いご夫婦で切り盛りされていて、街中華としては異質な印象だが、爽やかな接客など主観だが昔の喫茶店が思い出され、逆に懐かしい。

(普通のラーメン+普通のチャーハン)のチャーハンセット。

半チャーハンは強めのしっかりした味付け。
具はチャーシュー、卵、ナルト、ネギ。

ご飯の炒め具合も具材の火の通りも的確で、オーソドックスかつ完成度の高いチャーハン。

ラーメンは一見昔風だが、メンマが極太で、映え要素というかいまどきテイストが加味される。
このメンマの香りが鶏ガラベースのしょうゆスープに移ると、不思議と懐かしい味わいとなる。

かむほどに肉のうま味が広がるチャーシュー。
ツルッとしたストレート麺も濃いめのスープによく合う。

こういうのでいいんだよ。
いや、こういうのがいいんだよ。

[DATA]
ラーメン喜楽
東京都東久留米市下里5-9-10
[Today's recommendation]



https://youtu.be/98WtmW-lfeE


街道沿いの中華屋さん 【宝来】
2022.09.26
「ジョイフル本田瑞穂店」(2007年1月開業)ができたばかりのころ、同時期にできた「ダイヤモンドシティ・ミュー」(古っ…💦)経由で江戸街道を自転車こいで買い物に行っていた。

道幅が狭く交通量の多い、自転車にやさしいとはいえないルートだが、デリケートな国境地帯であまりプラプラしてちゃいけない印象があって、裏道を開拓しようなんて考えもしなかったんだと思う。一目散に通過していたが、ラーメン屋さんが3~4軒あったことは覚えている。
それが「一二三」であり「まるよし」であり、今回の「宝来」だったと思われる。
こんな辺境で商売が成り立つのか? と当時不思議に思ったものだが、どの店もいまもってバリバリの人気店だ。
知らないことはたくさんあるということ。

ということで、青梅市新町「はぐろや」に続く、気になる街の中華屋さんに入ってみた…! シリーズ。
街中華(まちちゅうか)の“街”は、繁華街の街であり商店街の街であり住宅街の街であるが、この場合は“街道沿いの中華屋さん”略して“街中華”となる。

日替わりの550円メニューというのがあって、この日はラーメン大盛り、タンメン、中華丼の3種類。
タンメン好きとしてはナイスタイミング。

広めの厨房を囲む鈎形カウンターのみの店内。
13:10入店で先客2名、後客2名。

タンメンを“ラーメンセット(麺類&半チャーハン)”で注文
50円引き、つまり350円の半チャーハンが300円になるというセットで、550円のタンメンと合わせて850円と超オトク。
ちなみにタンメンの通常価格は680円なので、1030円→850円と約18%もオトク。
親子かな、男性2人体制で、若いほうの方が炒め、おとうさんが麺ゆでという分担になっているもよう。
炒め作業がおそろしく手際よく、タンメンと半チャーハン、あっという間に完成。



あっさり塩味のスープは炒め油の熱が加わってチョー熱々。
具材はシャキシャキのモヤシを主体に、ハクサイ、ニンジン、ニラ、キクラゲ、豚肉。
中太の伸びにくいタイプでタンメンに好適な麺。

――シンプルで熱々シャキシャキの“タンメンかくあるべし!”というタンメン。

半チャーハンはチャーシュー、卵、ナルト、ネギ、グリーンピースのベーシックな具材で、パラパラな仕上がり。
懐かしくも完成度の高いチャーハンだと思う。

先客のカレーラーメンがおいしそうだった。
というか、何を食べてもおいしいだろうと思わせるお店である。

[DATA]
宝来
東京都武蔵村山市残堀1-43-3
[Today's recommendation]



https://youtu.be/qBruAooXPNU




次はどこかな…?
「ジョイフル本田瑞穂店」(2007年1月開業)ができたばかりのころ、同時期にできた「ダイヤモンドシティ・ミュー」(古っ…💦)経由で江戸街道を自転車こいで買い物に行っていた。

道幅が狭く交通量の多い、自転車にやさしいとはいえないルートだが、デリケートな国境地帯であまりプラプラしてちゃいけない印象があって、裏道を開拓しようなんて考えもしなかったんだと思う。一目散に通過していたが、ラーメン屋さんが3~4軒あったことは覚えている。
それが「一二三」であり「まるよし」であり、今回の「宝来」だったと思われる。
こんな辺境で商売が成り立つのか? と当時不思議に思ったものだが、どの店もいまもってバリバリの人気店だ。
知らないことはたくさんあるということ。

ということで、青梅市新町「はぐろや」に続く、気になる街の中華屋さんに入ってみた…! シリーズ。
街中華(まちちゅうか)の“街”は、繁華街の街であり商店街の街であり住宅街の街であるが、この場合は“街道沿いの中華屋さん”略して“街中華”となる。

日替わりの550円メニューというのがあって、この日はラーメン大盛り、タンメン、中華丼の3種類。
タンメン好きとしてはナイスタイミング。

広めの厨房を囲む鈎形カウンターのみの店内。
13:10入店で先客2名、後客2名。

タンメンを“ラーメンセット(麺類&半チャーハン)”で注文
50円引き、つまり350円の半チャーハンが300円になるというセットで、550円のタンメンと合わせて850円と超オトク。
ちなみにタンメンの通常価格は680円なので、
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親子かな、男性2人体制で、若いほうの方が炒め、おとうさんが麺ゆでという分担になっているもよう。
炒め作業がおそろしく手際よく、タンメンと半チャーハン、あっという間に完成。



あっさり塩味のスープは炒め油の熱が加わってチョー熱々。
具材はシャキシャキのモヤシを主体に、ハクサイ、ニンジン、ニラ、キクラゲ、豚肉。
中太の伸びにくいタイプでタンメンに好適な麺。

――シンプルで熱々シャキシャキの“タンメンかくあるべし!”というタンメン。

半チャーハンはチャーシュー、卵、ナルト、ネギ、グリーンピースのベーシックな具材で、パラパラな仕上がり。
懐かしくも完成度の高いチャーハンだと思う。

先客のカレーラーメンがおいしそうだった。
というか、何を食べてもおいしいだろうと思わせるお店である。

[DATA]
宝来
東京都武蔵村山市残堀1-43-3
[Today's recommendation]



https://youtu.be/qBruAooXPNU




次はどこかな…?
運気の上がる? 【福元】
2022.09.11
前記事の「聖天宮」でことさら目を引く特徴が、色彩。
遠目にも黄金に輝いて見える。
HPには“屋根:神様と皇帝の建造物しか使われない黄色い屋根瓦と龍”とある。
どういうことか。
中国における色とは古代の陰陽五行説に基づくもので、青・赤・黄・白・黒の“五色”を正色とし、季節や方位をも象徴するものとして宮殿や寺院などに施された。東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武の“四神”もそれにあたるが、黄色はその中央に位置し、皇帝・皇位を表す色として尊ばれ、宋代から清代まで皇帝以外の使用が制限された。――ということを意味する。
以上を踏まえ、昼ごはん編。

「聖天宮」は坂戸市の郊外に位置し、地図で見る限り半径1km以内に飲食店はほとんど見当たらない。
まったく土地勘がないエリアでヘタに動いたらドツボにはまるのは目に見えており、出発前にスマホで飲食店を検索すると、近くに中華料理店がある。
この流れで中華、いいんじゃないの?
とさっそく向かった。

車でほんの数分。
前方にそれらしいお店が見えてきた。

なんと「聖天宮」にも劣らぬ真っ黄っ黄な外観。
富と権威を象徴する配色に、運気が上がりそうな予感がしたのであった!

…と、無理やり感のある長い前振り終了 (〃 ̄ω ̄〃ゞウーム

中華料理店「福元」は、最近急速に勢力を拡大している本場系中華料理店という内外観。
メニュー構成も、その系統に多い膨大な種類のセットメニュー中心。

僕はこれが苦手で納得いく注文ができたためしがない。
そもそもセットもカテゴリーが1つではないというところからして、順列組み合わせ的に問題が複雑化していくのである。


まず“ラーメンセット”の“台湾ラーメン+高菜炒飯”を決めておいて、もう1品を検討。

餃子を食べたいので“定食メニュー”の“餃子定食”はどうかとなったが、餃子2人前にラーメン・ライス・唐揚げほか全6皿って、ちょっと無理。
ならば“ラーメン餃子セット”では…? と見てみると、餃子1人前にラーメン・ライスの3皿で、値段は先の餃子定食と同じって、なぜ?
…というふうに、理不尽で不可解なことだらけなのである。
まるで同じような質問が繰り返される適性検査のごとくで、結局自分は量が多すぎると判断されるものに対して挑むことはできるが、損をこいてると思われることには我慢できない性格らしい。
ということで、もう1品は餃子定食 ( ̄ω ̄;)

ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)680円

餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメンを選択)880円
ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)と餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメン)が並んで、これは2人で食べる量じゃないな… と思いました。
満漢全席には程遠い内容だが、量だけは皇帝並みに食べたかも… というしょうもないオチ ゞ( ̄∇ ̄;)
どれも味がよかったということを付け加えておきます。

[DATA]
福元
埼玉県川越市下広谷433-7
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yKNxeF4KMsY


今日の買い物
前記事の「聖天宮」でことさら目を引く特徴が、色彩。
遠目にも黄金に輝いて見える。
HPには“屋根:神様と皇帝の建造物しか使われない黄色い屋根瓦と龍”とある。
どういうことか。
中国における色とは古代の陰陽五行説に基づくもので、青・赤・黄・白・黒の“五色”を正色とし、季節や方位をも象徴するものとして宮殿や寺院などに施された。東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武の“四神”もそれにあたるが、黄色はその中央に位置し、皇帝・皇位を表す色として尊ばれ、宋代から清代まで皇帝以外の使用が制限された。――ということを意味する。
以上を踏まえ、昼ごはん編。

「聖天宮」は坂戸市の郊外に位置し、地図で見る限り半径1km以内に飲食店はほとんど見当たらない。
まったく土地勘がないエリアでヘタに動いたらドツボにはまるのは目に見えており、出発前にスマホで飲食店を検索すると、近くに中華料理店がある。
この流れで中華、いいんじゃないの?
とさっそく向かった。

車でほんの数分。
前方にそれらしいお店が見えてきた。

なんと「聖天宮」にも劣らぬ真っ黄っ黄な外観。
富と権威を象徴する配色に、運気が上がりそうな予感がしたのであった!

…と、無理やり感のある長い前振り終了 (〃 ̄ω ̄〃ゞウーム

中華料理店「福元」は、最近急速に勢力を拡大している本場系中華料理店という内外観。
メニュー構成も、その系統に多い膨大な種類のセットメニュー中心。

僕はこれが苦手で納得いく注文ができたためしがない。
そもそもセットもカテゴリーが1つではないというところからして、順列組み合わせ的に問題が複雑化していくのである。


まず“ラーメンセット”の“台湾ラーメン+高菜炒飯”を決めておいて、もう1品を検討。

餃子を食べたいので“定食メニュー”の“餃子定食”はどうかとなったが、餃子2人前にラーメン・ライス・唐揚げほか全6皿って、ちょっと無理。
ならば“ラーメン餃子セット”では…? と見てみると、餃子1人前にラーメン・ライスの3皿で、値段は先の餃子定食と同じって、なぜ?
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…というふうに、理不尽で不可解なことだらけなのである。
まるで同じような質問が繰り返される適性検査のごとくで、結局自分は量が多すぎると判断されるものに対して挑むことはできるが、損をこいてると思われることには我慢できない性格らしい。
ということで、もう1品は餃子定食 ( ̄ω ̄;)

ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)680円

餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメンを選択)880円
ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)と餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメン)が並んで、これは2人で食べる量じゃないな… と思いました。
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満漢全席には程遠い内容だが、量だけは皇帝並みに食べたかも… というしょうもないオチ ゞ( ̄∇ ̄;)
どれも味がよかったということを付け加えておきます。

[DATA]
福元
埼玉県川越市下広谷433-7
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yKNxeF4KMsY


今日の買い物
消滅商店街に残る… 【新雅】
2022.09.01
古い話で恐縮だが、パソコン初期のころからある「シムシティ」という都市運営シミュレーションゲーム。自分的にはMS-DOS版のフロッピーディスクを上司に借りてやっていたというくらい古い話で、細かいことは覚えていないが、インフラを整備することで勝手に住宅地や商業施設ができ街が発展していく… というような内容だったように思う。
都市開発とは案外そんな感じで、学校をつくれば文房具屋ができ、病院をつくれば花屋ができ、駅をつくれば東横INNが勝手にできてくるのである。
昭和30年代・東京多摩地域という設定の「シムシティ」があったとして、“団地造成”というコマンドを打つと、周囲には勝手に商店街が形成されていき、その構成員として“そば屋・すし屋・中華屋”はワンセットで必須項目ということになるだろう。
いま衰退商店街に残っている飲食店があるとすれば、たいていはそのどれかである。

武蔵野中央公園。背後の建物が「NTT武蔵野研究開発センタ本館」
武蔵野市緑町の「武蔵野緑町パークタウン」はかつて「武蔵野緑町団地」という公団住宅で、その南には衰退したが再浮上の可能性を秘めた「グリーンパーク商店街」という魅力的な商店街が現存する(「季節のテーブル 野の花」などを参照ください)。
パークタウンを斜めに貫く通りを「NTT武蔵野研究開発センタ」に向かうと、この先鋭的研究施設や建て替えられて整然とした集合住宅のはざまに、ほんの一区画だけ古い建物群が残っている。
ここもかつては商店街だったかも… と、どこか心惹かれるこの場所に古い中華料理店が残っていることを、つい最近知った。

武蔵野市あたりに知らない中華屋さんはないと思い込んでいたが…。
言葉では説明しづらい場所なので写真をご覧いただきたい👇

武蔵野中央公園の東、「中島飛行機武蔵製作所工場 正門跡」裏側から望む「NTT武蔵野研究開発センタ本館」

研究所手前に残る古い建物群

緑色の庇テントを目印に…

右手が「武蔵野緑町パークタウン」。肝心の中華屋さんはまだ現れない

上の写真を反対から見ると、奥まった位置に赤い看板が…

寄ってみると、古い建物群のさらに裏側に“中華料理”の暖簾がはためいているではないか!
ということで、(ネット情報によれば)1966年ごろ創業の中華料理店「新雅」。
「漢珍亭」に続く、気になる街の中華屋さんに入ってみた…! シリーズ。

こちらサービスメニューが売りのもようで、最近観察を続けたところ、A.焼肉丼・ラーメンは固定で、B・Cが日替わり。
本日は、B.(半)チャーハン・特製麺、C.ビリ辛麺・(小)ライス。

店内は程よい広さで、中央に円卓、四隅にテーブル席。

赤い暖簾の影が映り込み、夕暮れ時のようにまったり落ち着く店内の雰囲気。
ホール係はとても感じのよいおかあさん。

「特製麺ってどんな…?」
「しょうゆ味で野菜がのってる麺なんですよ♪」
ということで、サービスメニューBの(半)チャーハン・特製麺を注文。
“通研正門前商店街”という記述
メニュー表には、えびそばやかにそばといった“ちょい上”の品やら、やきめしという“ちょい下”な表現やらが混在する。
炒飯(チャーハン)が見当たらないので、やきめしがそれに相当すると思われる。
が、最初にやって来た半チャーハン、予想に反しなんという上品なビジュアルでしょう… w( ̄▽ ̄;)w

そんな感じで、洗練を追究したお店なんだと思う。
店内のきれいさと料理の洗練度は比例する… ような気がする。

特製麺は、一般的にはモヤシそばというのが近いかも。
しょうゆ味のラーメンの上に、モヤシ、タマネギ、ニラと、たっぷりのひき肉の炒め物がのる。
あっさりなしょうゆ味に野菜の甘味と油のコク味が加わり、深みのある味わいに。

時間差で出てきたので、チャーハンちょっと食べちゃってます (;^_^A
麺は昔ながらの細縮れ麺で、見た目以上にボリューミー。
これで750円って、特製麺だけで750円と言われても全然驚かないという驚異のコスパ!

メニュー表に“通研正門前商店街”と書いてあることに、あとで気づいた。
「通研」とは日本電信電話公社電気通信研究所の略で、現NTT武蔵野研究開発センタにあたる。
次に入ったとき、そのへんの昔の話をおかあさんに聞いてみたい。

[DATA]
新雅(しんぎ)
東京都武蔵野市緑町2-3-35
[Today's recommendation]



https://youtu.be/CMm0RYovM5U


次はここかな…?
古い話で恐縮だが、パソコン初期のころからある「シムシティ」という都市運営シミュレーションゲーム。自分的にはMS-DOS版のフロッピーディスクを上司に借りてやっていたというくらい古い話で、細かいことは覚えていないが、インフラを整備することで勝手に住宅地や商業施設ができ街が発展していく… というような内容だったように思う。
都市開発とは案外そんな感じで、学校をつくれば文房具屋ができ、病院をつくれば花屋ができ、駅をつくれば東横INNが勝手にできてくるのである。
昭和30年代・東京多摩地域という設定の「シムシティ」があったとして、“団地造成”というコマンドを打つと、周囲には勝手に商店街が形成されていき、その構成員として“そば屋・すし屋・中華屋”はワンセットで必須項目ということになるだろう。
いま衰退商店街に残っている飲食店があるとすれば、たいていはそのどれかである。

武蔵野中央公園。背後の建物が「NTT武蔵野研究開発センタ本館」
武蔵野市緑町の「武蔵野緑町パークタウン」はかつて「武蔵野緑町団地」という公団住宅で、その南には衰退したが再浮上の可能性を秘めた「グリーンパーク商店街」という魅力的な商店街が現存する(「季節のテーブル 野の花」などを参照ください)。
パークタウンを斜めに貫く通りを「NTT武蔵野研究開発センタ」に向かうと、この先鋭的研究施設や建て替えられて整然とした集合住宅のはざまに、ほんの一区画だけ古い建物群が残っている。
ここもかつては商店街だったかも… と、どこか心惹かれるこの場所に古い中華料理店が残っていることを、つい最近知った。

武蔵野市あたりに知らない中華屋さんはないと思い込んでいたが…。
言葉では説明しづらい場所なので写真をご覧いただきたい👇

武蔵野中央公園の東、「中島飛行機武蔵製作所工場 正門跡」裏側から望む「NTT武蔵野研究開発センタ本館」

研究所手前に残る古い建物群

緑色の庇テントを目印に…

右手が「武蔵野緑町パークタウン」。肝心の中華屋さんはまだ現れない

上の写真を反対から見ると、奥まった位置に赤い看板が…

寄ってみると、古い建物群のさらに裏側に“中華料理”の暖簾がはためいているではないか!
ということで、(ネット情報によれば)1966年ごろ創業の中華料理店「新雅」。
「漢珍亭」に続く、気になる街の中華屋さんに入ってみた…! シリーズ。

こちらサービスメニューが売りのもようで、最近観察を続けたところ、A.焼肉丼・ラーメンは固定で、B・Cが日替わり。
本日は、B.(半)チャーハン・特製麺、C.ビリ辛麺・(小)ライス。

店内は程よい広さで、中央に円卓、四隅にテーブル席。

赤い暖簾の影が映り込み、夕暮れ時のようにまったり落ち着く店内の雰囲気。
ホール係はとても感じのよいおかあさん。

「特製麺ってどんな…?」
「しょうゆ味で野菜がのってる麺なんですよ♪」
ということで、サービスメニューBの(半)チャーハン・特製麺を注文。
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メニュー表には、えびそばやかにそばといった“ちょい上”の品やら、やきめしという“ちょい下”な表現やらが混在する。
炒飯(チャーハン)が見当たらないので、やきめしがそれに相当すると思われる。
が、最初にやって来た半チャーハン、予想に反しなんという上品なビジュアルでしょう… w( ̄▽ ̄;)w

そんな感じで、洗練を追究したお店なんだと思う。
店内のきれいさと料理の洗練度は比例する… ような気がする。

特製麺は、一般的にはモヤシそばというのが近いかも。
しょうゆ味のラーメンの上に、モヤシ、タマネギ、ニラと、たっぷりのひき肉の炒め物がのる。
あっさりなしょうゆ味に野菜の甘味と油のコク味が加わり、深みのある味わいに。

時間差で出てきたので、チャーハンちょっと食べちゃってます (;^_^A
麺は昔ながらの細縮れ麺で、見た目以上にボリューミー。
これで750円って、特製麺だけで750円と言われても全然驚かないという驚異のコスパ!

メニュー表に“通研正門前商店街”と書いてあることに、あとで気づいた。
「通研」とは日本電信電話公社電気通信研究所の略で、現NTT武蔵野研究開発センタにあたる。
次に入ったとき、そのへんの昔の話をおかあさんに聞いてみたい。

[DATA]
新雅(しんぎ)
東京都武蔵野市緑町2-3-35
[Today's recommendation]



https://youtu.be/CMm0RYovM5U


次はここかな…?
謎のガレージ物件、潜入! 【漢珍亭】
2022.08.26
このところ近場でも閉業するお店が相次いでいる。
猛暑でもコロナでもロシアのせいでもなく、僕の入るようなお店の閉店理由、それは、トシ…。
あまり意識したことなかったが、僕は自分より年かさの(と思われる)人のやっているお店を選ぶ傾向がある。
自分が厄年だなんだと言ってるくらいだから、その年かさといったら世間一般的にはほぼ定年後。
店を畳んでも不思議でも何でもない。
となると、気になるが入っていないというお店が、いよいよ気になるようになった。
思い余って入ってしまったという実例が、先月の「豊島屋」。
そんなシリーズの第2弾。

一見、ごく普通の中華屋さんだが…
練馬区石神井台――
東西に富士街道と新青梅街道、南北に関町庚申通りと上石神井通りに囲まれた住宅街の一角に、忽然と中華料理店の看板が出現する。
ただし出現するのは看板のみで、お店の実体を把握できない。
どういうことか?
言葉では説明しづらいので写真をご覧いただきたい。

何もない住宅街だけに、よく目立つ袖看板とスタンド看板

しかし通りに面した壁面はすべてシャッターに閉ざされている

両側シャッター物件の中央はガレージかな?

ん…? なにやら奥に気配が…
意を決して踏み込んでみると、なんと、左奥の物件に“中華料理”のピカピカの暖簾が!!
…という究極の隠れ家レストランなのであった。

コロナ禍に発見したこの「漢珍亭」、気になりつつも、これは入りづらい… (;^_^A

テーブル2卓、カウンター5席ほどの小さいお店。
厨房内のご主人のこなれた接客に、一気に緊張がゆるむ。
こちら、荻窪で名店といわれた街中華が移転してきたという情報がある。
普通の街中華のワンランク上な感じのお献立表。

それより壁の短冊が気になって眺めているうちに目に留まったのが、“おすすめメニュー”のホワイトボードにある“半カレーチャーハン+ラーメン”のセット。
カレーチャーハンは、街の中華屋さんというものと同じくらいの絶滅危惧種である。

やって来たセットのトレー。
スタイリッシュともいえるビジュアルは、やはりただ者ではない。

ラーメンは、チャーシュー、メンマ、ノリ、ネギという基本の具に、糸唐辛子の飾りが、スタイリッシュ。
混濁系スープのしょうゆラーメンが懐かしい。
どこだったか昔食べたラーメン(新宿「山田屋」とか…?)が思い出される。

麺は中太縮れ。
かつて味わったことのないシャキシャキな食感のメンマ、しっかり味が入り、かつ繊維がほぐれるチャーシュー。

半カレーチャーハンは、セットの半とは思えないきれいな盛り付けである。
具もたっぷりで、チャーシューも卵もごろごろ。
やはり味の濃いチャーシューが決め手で、絶妙なカレー風味がじわじわ生きてくる。

隣の昼飲みじいさんの餃子がすごくおいしそうだ。
1回では伝えきれない、文字どおり隠れた名店なんだと思った。

[DATA]
漢珍亭
東京都練馬区石神井台5-3-3
[Today's recommendation]



https://youtu.be/RzO7IGWGxu8


こちらもずっと気になっているお店
このところ近場でも閉業するお店が相次いでいる。
猛暑でもコロナでもロシアのせいでもなく、僕の入るようなお店の閉店理由、それは、トシ…。
あまり意識したことなかったが、僕は自分より年かさの(と思われる)人のやっているお店を選ぶ傾向がある。
自分が厄年だなんだと言ってるくらいだから、その年かさといったら世間一般的にはほぼ定年後。
店を畳んでも不思議でも何でもない。
となると、気になるが入っていないというお店が、いよいよ気になるようになった。
思い余って入ってしまったという実例が、先月の「豊島屋」。
そんなシリーズの第2弾。

一見、ごく普通の中華屋さんだが…
練馬区石神井台――
東西に富士街道と新青梅街道、南北に関町庚申通りと上石神井通りに囲まれた住宅街の一角に、忽然と中華料理店の看板が出現する。
ただし出現するのは看板のみで、お店の実体を把握できない。
どういうことか?
言葉では説明しづらいので写真をご覧いただきたい。

何もない住宅街だけに、よく目立つ袖看板とスタンド看板

しかし通りに面した壁面はすべてシャッターに閉ざされている

両側シャッター物件の中央はガレージかな?

ん…? なにやら奥に気配が…
意を決して踏み込んでみると、なんと、左奥の物件に“中華料理”のピカピカの暖簾が!!
…という究極の隠れ家レストランなのであった。

コロナ禍に発見したこの「漢珍亭」、気になりつつも、これは入りづらい… (;^_^A

テーブル2卓、カウンター5席ほどの小さいお店。
厨房内のご主人のこなれた接客に、一気に緊張がゆるむ。
こちら、荻窪で名店といわれた街中華が移転してきたという情報がある。
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普通の街中華のワンランク上な感じのお献立表。

それより壁の短冊が気になって眺めているうちに目に留まったのが、“おすすめメニュー”のホワイトボードにある“半カレーチャーハン+ラーメン”のセット。
カレーチャーハンは、街の中華屋さんというものと同じくらいの絶滅危惧種である。

やって来たセットのトレー。
スタイリッシュともいえるビジュアルは、やはりただ者ではない。

ラーメンは、チャーシュー、メンマ、ノリ、ネギという基本の具に、糸唐辛子の飾りが、スタイリッシュ。
混濁系スープのしょうゆラーメンが懐かしい。
どこだったか昔食べたラーメン(新宿「山田屋」とか…?)が思い出される。

麺は中太縮れ。
かつて味わったことのないシャキシャキな食感のメンマ、しっかり味が入り、かつ繊維がほぐれるチャーシュー。

半カレーチャーハンは、セットの半とは思えないきれいな盛り付けである。
具もたっぷりで、チャーシューも卵もごろごろ。
やはり味の濃いチャーシューが決め手で、絶妙なカレー風味がじわじわ生きてくる。

隣の昼飲みじいさんの餃子がすごくおいしそうだ。
1回では伝えきれない、文字どおり隠れた名店なんだと思った。

[DATA]
漢珍亭
東京都練馬区石神井台5-3-3
[Today's recommendation]



https://youtu.be/RzO7IGWGxu8


こちらもずっと気になっているお店
暑いときほど、アツアツ💦 【さんらいず亭】
2022.08.04
暑い夏に食べたいものとして、このブログで必ずといっていいほど挙げているのが、タンメン。
暑いときには冷たいものという指向性がないらしく、“暑いほど熱い”だろうが… と、ときどき体育会系なワタシ。
熱いといえば、アツアツ炒め野菜をアツアツ汁麺にのせる、アツアツ命の麺料理 タンメンと。
ところが実際、暑い夏に熱いタンメンを食べているかというと、どうだろう…。

そんなことを考えていたらタンメンが食べたくなった。
食べたくなったら食べないと収まらないのが、タンメン。

押し出しが強くなく万人向けのイメージのタンメンだが、ハクサイvsキャベツ論争のごとく具材等に対する個々人のこだわりは意外に強い。
自分的にも食べるお店が決まっていたりする。
そのうちの一つが久米川町の「さんらいず亭」。

タンメン680円と激安。
そしてタンメンに限らずこちらの麺全般、量がすごい。
そのあたりも選ぶ理由には違いないが。
タンメン来る。
スープをひと口。
あっつ~!! (>▽< ;;

スケール代わりに割り箸を置いてみました
具は豚肉、モヤシ、ニンジン、ニラ、キクラゲと…、キャベツとハクサイ。
キャベツもハクサイも入ってるから、論争になりようがない。
おいしければ(この部分は)どっちでもいい派の自分としては、なにかと気が楽だ(笑)。

熱々タンメンにあるまじき伸びやすい細麺で、すごくせかされるようなそのギリギリ感も、意外に好きかも (>▽<) b

強いて挙げれば熱々でしょっぱいスープかなぁ。
タンメンのポイント。

[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8
[Today's recommendation]



https://youtu.be/t4H_Zoh7G5A


暑い夏に食べたいものとして、このブログで必ずといっていいほど挙げているのが、タンメン。
暑いときには冷たいものという指向性がないらしく、“暑いほど熱い”だろうが… と、ときどき体育会系なワタシ。
熱いといえば、アツアツ炒め野菜をアツアツ汁麺にのせる、アツアツ命の麺料理 タンメンと。
ところが実際、暑い夏に熱いタンメンを食べているかというと、どうだろう…。

そんなことを考えていたらタンメンが食べたくなった。
食べたくなったら食べないと収まらないのが、タンメン。

押し出しが強くなく万人向けのイメージのタンメンだが、ハクサイvsキャベツ論争のごとく具材等に対する個々人のこだわりは意外に強い。
自分的にも食べるお店が決まっていたりする。
そのうちの一つが久米川町の「さんらいず亭」。

タンメン680円と激安。
そしてタンメンに限らずこちらの麺全般、量がすごい。
そのあたりも選ぶ理由には違いないが。
![]() | ![]() |
タンメン来る。
スープをひと口。
あっつ~!! (>▽< ;;

スケール代わりに割り箸を置いてみました
具は豚肉、モヤシ、ニンジン、ニラ、キクラゲと…、キャベツとハクサイ。
キャベツもハクサイも入ってるから、論争になりようがない。
おいしければ(この部分は)どっちでもいい派の自分としては、なにかと気が楽だ(笑)。

熱々タンメンにあるまじき伸びやすい細麺で、すごくせかされるようなそのギリギリ感も、意外に好きかも (>▽<) b

強いて挙げれば熱々でしょっぱいスープかなぁ。
タンメンのポイント。

[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8
[Today's recommendation]



https://youtu.be/t4H_Zoh7G5A

