ドカ盛り1CLに、感謝… 【来々軒】
2019.12.04
東小金井駅南口から真っすぐ南東方向に延び武蔵野赤十字病院の南で連雀通りに合流する通りを富士見通りというらしい。
通りの名前がわかるとこういうブログの記事は書きやすくなるので道路名標識は気にしているほうだが、この通りには“ふじみどり”というプレートがたくさん掛かっていてモヤモヤする。
だいたい語呂合わせってダブルミーニングになっていないとストンと落ちないものだが、それはどんな鳥? 元ネタがわからん… と。
というか、そもそもこの通りの角度では富士山が見えるとも思えないし。

と、謎多き富士見通りに、年季の入った中華屋さんがある。
ここは自転車でサッと通過するルートで、お店を視野の隅に捉える程度だったが、最近、理由は忘れたが自転車を止めて店先の品書きを眺めてみたことがあった。
1CL(ワンコインランチ)が充実しているのである。
ぬかった… と思いました。

その中華店「来々軒」。
店頭にいっぱい品書きが張ってあって、中華屋さんというより大衆食堂の様相を呈している。
ワンコインランチの実態もつかみにくいほどの情報量であるが、絞り込んでいくと、“ワンコイン 500円”と書いてある黒板のメニューがそれのようだ。

“ご注文は番号で”と書いてある。
「よし、これでいこう!」と決めた“チキンカツとやさい炒め”は、番号が“K”。
なんでいきなりK ? と思って、ほかを見てみると、ワンコインメニュー5種の番号はN・E・K・A・R。
“NEKAR”って、何…?

お店に入って、いちおう「K」と注文して、店内にもさらに目いっぱいに張られている品書きを見ていると、“ご注文はワンコインRAKENで選んでください”とある。

あー、 “NEKAR”は右横書きだったのね、そうかぁ、なるほどなるほど…… って、RAKENって何よ ヾ(- -;)
「来…… 軒?」みたいな? ヾ(^o^;)
ふじみどりといい、なんで詰まるかな、この商店街。

注文から提供まで10分ほどかかり、この激安ランチ、ちゃんと注文ごとにつくっているのである。

チキンカツはムネ肉使用で、小ぶりだがかなり厚みがある。

野菜炒めは、キャベツ、モヤシ、タマネギ、ニンジン、キヌサヤ、タケノコ、キクラゲ、豚肉と具の種類が多く、バランスのよい組み立て… かというとそうでもなく、それでもなお糖質が突出。

ご飯はぱっと見「うわ…!」となるくらい、すでにすごいボリューム感だが、そればかりか、よく見ると上部が平らにならされていて、しゃもじでギュッと押し付けられたフシがある。
どんぶりを手にとると、ずっしり重い…。

最後はいっぱいいっぱいで、ワンコインと軽い気持ちで頼んでオオゴトになりそうなのであった。
おそらく膨大なメニュー全般に同様の特徴があるものと思われる。

支払いで「520円です」とお店のおばちゃん。
20円…? と思ってよく見ると、レジの横に“10月1日より外税5%を頂きます”という紙が張ってある。
5%というところに苦渋の決断ぶりがにじみ出ているようだ。しかも端数切り捨て。
ワンコインの上に10円玉を2つのせ、心の中で「ありがとう」とつぶやいた。

[DATA]
来々軒
東京都武蔵野市境南町4-21-8
[Today's recommendation]



https://youtu.be/gl1aHhXnN1k
東小金井駅南口から真っすぐ南東方向に延び武蔵野赤十字病院の南で連雀通りに合流する通りを富士見通りというらしい。
通りの名前がわかるとこういうブログの記事は書きやすくなるので道路名標識は気にしているほうだが、この通りには“ふじみどり”というプレートがたくさん掛かっていてモヤモヤする。
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だいたい語呂合わせってダブルミーニングになっていないとストンと落ちないものだが、それはどんな鳥? 元ネタがわからん… と。
というか、そもそもこの通りの角度では富士山が見えるとも思えないし。

と、謎多き富士見通りに、年季の入った中華屋さんがある。
ここは自転車でサッと通過するルートで、お店を視野の隅に捉える程度だったが、最近、理由は忘れたが自転車を止めて店先の品書きを眺めてみたことがあった。
1CL(ワンコインランチ)が充実しているのである。
ぬかった… と思いました。

その中華店「来々軒」。
店頭にいっぱい品書きが張ってあって、中華屋さんというより大衆食堂の様相を呈している。
ワンコインランチの実態もつかみにくいほどの情報量であるが、絞り込んでいくと、“ワンコイン 500円”と書いてある黒板のメニューがそれのようだ。

“ご注文は番号で”と書いてある。
「よし、これでいこう!」と決めた“チキンカツとやさい炒め”は、番号が“K”。
なんでいきなりK ? と思って、ほかを見てみると、ワンコインメニュー5種の番号はN・E・K・A・R。
“NEKAR”って、何…?

お店に入って、いちおう「K」と注文して、店内にもさらに目いっぱいに張られている品書きを見ていると、“ご注文はワンコインRAKENで選んでください”とある。

あー、 “NEKAR”は右横書きだったのね、そうかぁ、なるほどなるほど…… って、RAKENって何よ ヾ(- -;)
「来…… 軒?」みたいな? ヾ(^o^;)
ふじみどりといい、なんで詰まるかな、この商店街。

注文から提供まで10分ほどかかり、この激安ランチ、ちゃんと注文ごとにつくっているのである。

チキンカツはムネ肉使用で、小ぶりだがかなり厚みがある。

野菜炒めは、キャベツ、モヤシ、タマネギ、ニンジン、キヌサヤ、タケノコ、キクラゲ、豚肉と具の種類が多く、バランスのよい組み立て… かというとそうでもなく、それでもなお糖質が突出。

ご飯はぱっと見「うわ…!」となるくらい、すでにすごいボリューム感だが、そればかりか、よく見ると上部が平らにならされていて、しゃもじでギュッと押し付けられたフシがある。
どんぶりを手にとると、ずっしり重い…。

最後はいっぱいいっぱいで、ワンコインと軽い気持ちで頼んでオオゴトになりそうなのであった。
おそらく膨大なメニュー全般に同様の特徴があるものと思われる。

支払いで「520円です」とお店のおばちゃん。
20円…? と思ってよく見ると、レジの横に“10月1日より外税5%を頂きます”という紙が張ってある。
5%というところに苦渋の決断ぶりがにじみ出ているようだ。しかも端数切り捨て。
ワンコインの上に10円玉を2つのせ、心の中で「ありがとう」とつぶやいた。

[DATA]
来々軒
東京都武蔵野市境南町4-21-8
[Today's recommendation]



https://youtu.be/gl1aHhXnN1k