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ひそかに続く三鷹ディープゾーン探訪 【かどや】

2019.11.21

 三鷹駅南口中央通りの産業プラザ東交差点を左折、いずみ通りを50mほど進んだ先にあるいい感じに年季の入った五軒長屋。
その真ん中の一軒に入る定食「かどや」。
30年ほどタイムスリップしたような、いわゆる大衆食堂そのものといった外観が目を引く。


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三鷹の南口ではときどきギョッとするような物件に行き当たる。
それでも、このお店はお客が出入りする場面を何度か見かけたことがあり、それなりの役割で地域に根差した存在なのかもしれないと思っていた。


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いつも表に自転車が止まっている印象だが、それがなく、入りやすいタイミングかも… と潜入を決意。僕はお行儀がいいので近くの市営駐輪場まで自転車を置きに行って戻ってくる。


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引き戸を開けると、カウンターのいちばん奥の席で新聞か何かを読んでいた初老の男性がこちらに一瞥をくれ、すぐまた新聞か何かに視線を戻した。
どう見てもお店の人である。久々にやっちまったかも… ( ̄ω ̄ i) タラー


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「いらっしゃい」と、カウンター越しにお茶を出してくれたおかみさんは、愛想はないがキツそうにも見えないので、やや安堵する。さっぱりした感じの、昔の喫茶店のママさんのようなおかみさんである。一方、ご主人は、リリー・フランキーから経年によりアクが抜けたような、それでもまだクセのある容貌といいましょうか…。


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店内はカウンターのみ7~8席の、一杯飲み屋または一膳飯屋といったつくり。
カウンターの中のおかみさんに「唐揚げ」と申告。


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すぐに配膳台にお新香の小鉢が載せられ、まもなく「熱いですよ」と、みそ汁。定食のパーツごとに配膳されるシステムのもよう。
唐揚げのところから調理はご主人にチェンジ。途中、ぐるっとカウンターから出てご飯のどんぶりを持ってきたりと、なんかマイペースな感じ。
作業台に用意してあったキャベツの千切りの盛られた皿に唐揚げを並べ、「おまちどお」と配膳台に載せ、とり唐揚げ定食ととのう。


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唐揚げは、しっかりコロモをまとった、どちらかというとフリッターに近いもの。味付けはあっさりめで、普通においしい。ボリューミーとはいかないが、1個1個そこそこサイズ感はある。


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ただ、組み立てが単調で、キュウリの浅漬けがありがたく感じられるという。
680円という値段を考えれば、何の不満もないのだが。


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いつの間にかおかみさんの姿はなく、ご主人におあいそしてもらったが、こちらも愛想はないがさっぱりしているだけで、悪い感じの人ではないのだった。


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[DATA]
かどや
東京都三鷹市下連雀3-19-15





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Z3ZCZjhjguA


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