変わらず過ごせることのかけがえのなさ 【そば処 ごろう】
2020.12.31
年越しそばは地元のお店で。
といっても年の瀬の慌ただしいなか、お店に食べに行くことはそもそもないので、生そばを買うということ。
それは毎年同じで、コロナ禍も関係ない。

去年の年越しそばは野口町の「喜作」。秋に20年ぶりくらいに入って印象がよかったから。

同じころ、つまり去年の秋にやはり20年ぶりくらいに入って、市内そば店ベスト5に急浮上したのが多摩湖町の「ごろう」で、今年はこちらで買うことに。

お店に伺うとのれんが出ておらず、電話予約の持ち帰りのみの営業。
それでも店内には受け取りの人が2人、予約の紙袋もたくさん並んでいる。こういう状況で、今年は休んでいることが多かったと記憶しているだけに、盛況のようでなにより。

「よいお年をお迎えください」
感染症が人のつながりにまで影響を及ぼそうとしているこのご時世に温かい声をかけていただき、新しい年を明るく迎えられる気持ちにさせられる。

竹皮の入れ物が素晴らしい
大みそかは第九ではなくマーラーの2番。
夜は鴨鍋とそば。
例年と変わらず送ることができるのは恵まれたことと思えてくる、今年の年越し。

皆さま、よいお年を。

追記:
期待以上においしいそばでした👍

[DATA]
そば処 ごろう
東京都東村山市多摩湖町1-29-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/sHsFIv8VA7w


年越しそばは地元のお店で。
といっても年の瀬の慌ただしいなか、お店に食べに行くことはそもそもないので、生そばを買うということ。
それは毎年同じで、コロナ禍も関係ない。

去年の年越しそばは野口町の「喜作」。秋に20年ぶりくらいに入って印象がよかったから。

同じころ、つまり去年の秋にやはり20年ぶりくらいに入って、市内そば店ベスト5に急浮上したのが多摩湖町の「ごろう」で、今年はこちらで買うことに。

お店に伺うとのれんが出ておらず、電話予約の持ち帰りのみの営業。
それでも店内には受け取りの人が2人、予約の紙袋もたくさん並んでいる。こういう状況で、今年は休んでいることが多かったと記憶しているだけに、盛況のようでなにより。

「よいお年をお迎えください」
感染症が人のつながりにまで影響を及ぼそうとしているこのご時世に温かい声をかけていただき、新しい年を明るく迎えられる気持ちにさせられる。

竹皮の入れ物が素晴らしい
大みそかは第九ではなくマーラーの2番。
夜は鴨鍋とそば。
例年と変わらず送ることができるのは恵まれたことと思えてくる、今年の年越し。

皆さま、よいお年を。

追記:
期待以上においしいそばでした👍

[DATA]
そば処 ごろう
東京都東村山市多摩湖町1-29-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/sHsFIv8VA7w


季節感を大切にするおもてなしの心 【そば処 ごろう】
2019.11.01
東村山駅の西口方面は最近めっきり行かなくなった。
というか、以前、頻繁に行っていたことのほうが不思議なのでそっちの理由を考えてみると、多摩湖自転車道のいわば山岳コース、多摩湖一周を自分に課していて、いまじゃキツイのでそれをやらなくなった。
東村山~、西向きゃ多摩湖…♪ と間違えて? 覚えてる人もたくさんいるくらいで、多摩湖は駅西口方面。
自分を追い込む感覚を思い出したくないので、そっち方面を無意識に避けていた、と。
それで最近、ちょっと慌てて西口の良店の再開拓を企てているということが、右の最新記事の傾向からも、わかる人にはおわかりいただけると思う。

「そば処 ごろう」は、駅西口から約1.7kmと、徒歩で行くにはちょっと遠い住宅街にある。はっけんのもり通りが通ったことで、車で行くにもむしろわかりにくくなった気がする。
にもかかわらず客入りがいいらしいことは、グルメサイトの口コミ等からうかがい知れる。昔から人気店だった。

この日は2時半と遅い時間だったので先客がなくラッキー。
ちなみに僕が出たところで店じまいをしていた。休憩ではなく15時閉店、昼のみ営業のお店である。

品書きには“秋の献立”とある。
その横の一輪挿しにはノコンギク。隣のテーブルにはまた別の花が生けてある。

お茶が蕎麦茶というのもうれしい。
秋のおすすめ三味セイロ(辛味大根・とろろ芋・くるみ味噌)を注文。

高齢のご夫婦のお店で、おかみさんが調理しているもよう。
額縁には“当店のそば粉は国内産100%の石臼挽きを使用しております”とある。七三そばだそうだ。

まばらにホシの入る細切りそばで、切りむらがやや多いあたりは手打ち感があってむしろ好印象。
やはり季節感の演出にカエデの葉が添えてあるが、この秋、関東平野部の紅葉は平年より遅い傾向にある。

香り・のど越しともよく、市内でも五指に入るおいしいそばだと思う。
ワサビは本ワサビ。
つゆはかつおだしの効いたやや甘めの味わいで、辛味大根ととろろ芋にかけていただく。

秋の味覚としてくるみ味噌はやはり出色で、香ばしく素朴な甘みが郷愁を誘う。
頭の中で審査員の京極万太郎氏が 〽うさぎおーいし… と歌いだしたという ( ̄ω ̄;) …

おそらく20年ぶりくらいの入店だが、そのことを後悔させられた。
少なくとも1年に4回は入りたいお店である。

[DATA]
そば処 ごろう
東京都東村山市多摩湖町1-29-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/4mHbSoPP10o
東村山駅の西口方面は最近めっきり行かなくなった。
というか、以前、頻繁に行っていたことのほうが不思議なのでそっちの理由を考えてみると、多摩湖自転車道のいわば山岳コース、多摩湖一周を自分に課していて、いまじゃキツイのでそれをやらなくなった。
東村山~、西向きゃ多摩湖…♪ と間違えて? 覚えてる人もたくさんいるくらいで、多摩湖は駅西口方面。
自分を追い込む感覚を思い出したくないので、そっち方面を無意識に避けていた、と。
それで最近、ちょっと慌てて西口の良店の再開拓を企てているということが、右の最新記事の傾向からも、わかる人にはおわかりいただけると思う。

「そば処 ごろう」は、駅西口から約1.7kmと、徒歩で行くにはちょっと遠い住宅街にある。はっけんのもり通りが通ったことで、車で行くにもむしろわかりにくくなった気がする。
にもかかわらず客入りがいいらしいことは、グルメサイトの口コミ等からうかがい知れる。昔から人気店だった。

この日は2時半と遅い時間だったので先客がなくラッキー。
ちなみに僕が出たところで店じまいをしていた。休憩ではなく15時閉店、昼のみ営業のお店である。

品書きには“秋の献立”とある。
その横の一輪挿しにはノコンギク。隣のテーブルにはまた別の花が生けてある。

お茶が蕎麦茶というのもうれしい。
秋のおすすめ三味セイロ(辛味大根・とろろ芋・くるみ味噌)を注文。

高齢のご夫婦のお店で、おかみさんが調理しているもよう。
額縁には“当店のそば粉は国内産100%の石臼挽きを使用しております”とある。七三そばだそうだ。

まばらにホシの入る細切りそばで、切りむらがやや多いあたりは手打ち感があってむしろ好印象。
やはり季節感の演出にカエデの葉が添えてあるが、この秋、関東平野部の紅葉は平年より遅い傾向にある。

香り・のど越しともよく、市内でも五指に入るおいしいそばだと思う。
ワサビは本ワサビ。
つゆはかつおだしの効いたやや甘めの味わいで、辛味大根ととろろ芋にかけていただく。

秋の味覚としてくるみ味噌はやはり出色で、香ばしく素朴な甘みが郷愁を誘う。
頭の中で審査員の京極万太郎氏が 〽うさぎおーいし… と歌いだしたという ( ̄ω ̄;) …

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おそらく20年ぶりくらいの入店だが、そのことを後悔させられた。
少なくとも1年に4回は入りたいお店である。

[DATA]
そば処 ごろう
東京都東村山市多摩湖町1-29-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/4mHbSoPP10o