国分寺散歩からの… 昭和歌謡酒場 【居酒屋よっちゃん】
2019.10.20
国分寺の日立中央研究所の南の駐輪場に自転車を止めて街なかに上っていく途中、“姿見の池”の案内板が目に留まった。名前を聞いたことはあるが行ったことはなく、せっかく近くに来ているのでと、回れ右をして坂を下る。
名前の似ている武蔵国分寺跡近くの名水百選“真姿の池”のようなものかと思っていたが、行ってみて池の大きさに驚かされた。
池にはオシドリも飛来していた。残念ながらスマホの撮影ではこれが精いっぱい
一帯は駅でいうと国分寺というより西国分寺の圏内にあたる。というのも、一緒に案内板に載っていた“日影山”は西国分寺駅のホームのすぐ横。
中央線の電車がひっきりなしに行き交う駅近くにこんな場所があるとは…。
ホトトギス(左)、イタドリの種子(右)
――かつて付近の湧水や恋ヶ窪用水が流れ込み、清水を湛えていました。 現在の府中街道とほぼ同じ道筋にあたる東山道武蔵路や鎌倉上道の宿場町であった恋ヶ窪の遊女達が、朝な夕なに自らの姿を映して見ていた ことから、「姿見の池」と呼ばれるようになったと言い伝えられています。(国分寺市HPより)

高度経済成長期、都市化が進む中で湧水が減少し、池はいったん埋め立てられたそうだ。1993年に東京都の“国分寺姿見の池緑地保全地域”に指定され、99年、湿地・用水路・水辺林などを含めた池周辺地域として整備された。

府中街道陸橋より。正面がシティタワー国分寺ザ・ツイン、手前が西国分寺駅ホーム。左手の森が日影山
府中街道の陸橋を越えて中央線の南側を線路沿いに国分寺駅方面へ。
両駅間の最短ルートは距離にして1.5kmほどしかないが、野川の谷を下って上るので、けっこうな運動になる。

野川。水源(日立中央研究所の大池)より約180mの最上流域だが、台風19号の影響でまだ水量が多い
時刻は12時40分。
はらが、へった。。。

国分寺駅南口ロータリーから多喜窪通りに抜ける角地のビルに興味深い看板を発見。
“居酒屋よっちゃん、ランチ営業中”

居酒屋ランチには妙に惹かれるところがある。魚がうまそうなイメージだ。
それと、このとき僕は大きな勘違いをしていたんだが、「居酒屋よっちゃん」のランチメニューにある“イカのしょうが焼き”と、看板の後ろに見えるビルのプレートの“函館あかちょうちん”を結び付けて考えていた。
「函館のイカ… そいつはイイ!」
「函館あかちょうちん」はまったく別のお店だったということに、この記事を書いているときに気づいたという ( ̄ω ̄;) エートォ…
ま、結果オーライということで。

こちら「居酒屋よっちゃん」は、食べログによれば2015年6月オープン。
店内は赤提灯や各種ポスター、日本酒多数… とにぎやか。スタッフは全員若い人で、きびきびした接客が気持ちいい。
注文は、イカのしょうが焼き定食(笑)とモツ煮定食。

先客は3組で、2組が飲み、僕らともう1組が食事。
最近の昼飲み客の多さにはまだちょっと違和感あるなぁ…。一方、隣の席の食事のお父さん、中学生くらいの男子を連れてこういう店を選ぶとは、なかなかデキる。

イカのしょうが焼きという字ヅラに、焼いたイカが輪切りにしてあって脇におろしショウガが添えてあるような絵柄が浮かんだんだが、よく考えてみるとそれはただのイカ焼き、またはイカポッポだなぁ… と気づいて、しょうが焼きとは…? と考え直した、そのとおりのものが出てきたという ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

イカとネギというシンプルな材料で、甘辛く炒めてある。
イカは身が締まっていて一夜干しに近い食感で、よく味が絡んでおいしくいただける。居酒屋だけに味濃いめ。

モツ煮は大きい豚モツがごろごろ。
ゴボウとコンニャク少々、それと薬味ネギという、こちらもシンプルな構成で、ひたすらモツを食べ続けるような一品だ。

ご飯が非常に多く、しかもその1.5倍ほどが僕の担当になるといういつものパターン。
“ご飯大盛り・おかわり無料”と書いてあって、注文のとき一瞬迷ったが、危ない危ない。

BGMは80s歌謡曲。
食事中の相方さんが突然、右手をこめかみのところに持っていってピストルのポーズでクイッ、クイッ、クイッとひねる。
♪……はまだ じゅうろくだーからー

これは一杯飲んだが最後、戻ってこられなくなるパターンだ。
あぶないあぶない…。

「居酒屋よっちゃん」は正面右手、「松屋」のビルの2階
[DATA]
居酒屋よっちゃん
東京都国分寺市南町3-18-17 樋野第一ビル2F
https://yottyann.on.omisenomikata.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/3JqXbNG-AMc?si=SZTP45cp4cZXrI6r
当時、僕は某音楽業界誌の編集者で、松本伊代ちゃんのマネージャーのSさんとはフィーリングが合って、この曲を含む“恋愛三部作”について何度かお話を伺った。伊代ちゃん同席ということが一度あり、それが河田町のフジテレビの楽屋だったので『夕やけニャンニャン』の本番前とかだったんだと思う。部屋の隅で体育座りをしている小さな女の子の寂しそうな姿が印象に残っている。
国分寺の日立中央研究所の南の駐輪場に自転車を止めて街なかに上っていく途中、“姿見の池”の案内板が目に留まった。名前を聞いたことはあるが行ったことはなく、せっかく近くに来ているのでと、回れ右をして坂を下る。
名前の似ている武蔵国分寺跡近くの名水百選“真姿の池”のようなものかと思っていたが、行ってみて池の大きさに驚かされた。
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一帯は駅でいうと国分寺というより西国分寺の圏内にあたる。というのも、一緒に案内板に載っていた“日影山”は西国分寺駅のホームのすぐ横。
中央線の電車がひっきりなしに行き交う駅近くにこんな場所があるとは…。
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――かつて付近の湧水や恋ヶ窪用水が流れ込み、清水を湛えていました。 現在の府中街道とほぼ同じ道筋にあたる東山道武蔵路や鎌倉上道の宿場町であった恋ヶ窪の遊女達が、朝な夕なに自らの姿を映して見ていた ことから、「姿見の池」と呼ばれるようになったと言い伝えられています。(国分寺市HPより)

高度経済成長期、都市化が進む中で湧水が減少し、池はいったん埋め立てられたそうだ。1993年に東京都の“国分寺姿見の池緑地保全地域”に指定され、99年、湿地・用水路・水辺林などを含めた池周辺地域として整備された。

府中街道陸橋より。正面がシティタワー国分寺ザ・ツイン、手前が西国分寺駅ホーム。左手の森が日影山
府中街道の陸橋を越えて中央線の南側を線路沿いに国分寺駅方面へ。
両駅間の最短ルートは距離にして1.5kmほどしかないが、野川の谷を下って上るので、けっこうな運動になる。

野川。水源(日立中央研究所の大池)より約180mの最上流域だが、台風19号の影響でまだ水量が多い
時刻は12時40分。
はらが、へった。。。

国分寺駅南口ロータリーから多喜窪通りに抜ける角地のビルに興味深い看板を発見。
“居酒屋よっちゃん、ランチ営業中”

居酒屋ランチには妙に惹かれるところがある。魚がうまそうなイメージだ。
それと、このとき僕は大きな勘違いをしていたんだが、「居酒屋よっちゃん」のランチメニューにある“イカのしょうが焼き”と、看板の後ろに見えるビルのプレートの“函館あかちょうちん”を結び付けて考えていた。
「函館のイカ… そいつはイイ!」
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「函館あかちょうちん」はまったく別のお店だったということに、この記事を書いているときに気づいたという ( ̄ω ̄;) エートォ…
ま、結果オーライということで。

こちら「居酒屋よっちゃん」は、食べログによれば2015年6月オープン。
店内は赤提灯や各種ポスター、日本酒多数… とにぎやか。スタッフは全員若い人で、きびきびした接客が気持ちいい。
注文は、イカのしょうが焼き定食(笑)とモツ煮定食。

先客は3組で、2組が飲み、僕らともう1組が食事。
最近の昼飲み客の多さにはまだちょっと違和感あるなぁ…。一方、隣の席の食事のお父さん、中学生くらいの男子を連れてこういう店を選ぶとは、なかなかデキる。

イカのしょうが焼きという字ヅラに、焼いたイカが輪切りにしてあって脇におろしショウガが添えてあるような絵柄が浮かんだんだが、よく考えてみるとそれはただのイカ焼き、またはイカポッポだなぁ… と気づいて、しょうが焼きとは…? と考え直した、そのとおりのものが出てきたという ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

イカとネギというシンプルな材料で、甘辛く炒めてある。
イカは身が締まっていて一夜干しに近い食感で、よく味が絡んでおいしくいただける。居酒屋だけに味濃いめ。

モツ煮は大きい豚モツがごろごろ。
ゴボウとコンニャク少々、それと薬味ネギという、こちらもシンプルな構成で、ひたすらモツを食べ続けるような一品だ。

ご飯が非常に多く、しかもその1.5倍ほどが僕の担当になるといういつものパターン。
“ご飯大盛り・おかわり無料”と書いてあって、注文のとき一瞬迷ったが、危ない危ない。

BGMは80s歌謡曲。
食事中の相方さんが突然、右手をこめかみのところに持っていってピストルのポーズでクイッ、クイッ、クイッとひねる。
♪……はまだ じゅうろくだーからー

これは一杯飲んだが最後、戻ってこられなくなるパターンだ。
あぶないあぶない…。

「居酒屋よっちゃん」は正面右手、「松屋」のビルの2階
[DATA]
居酒屋よっちゃん
東京都国分寺市南町3-18-17 樋野第一ビル2F
https://yottyann.on.omisenomikata.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/3JqXbNG-AMc?si=SZTP45cp4cZXrI6r
当時、僕は某音楽業界誌の編集者で、松本伊代ちゃんのマネージャーのSさんとはフィーリングが合って、この曲を含む“恋愛三部作”について何度かお話を伺った。伊代ちゃん同席ということが一度あり、それが河田町のフジテレビの楽屋だったので『夕やけニャンニャン』の本番前とかだったんだと思う。部屋の隅で体育座りをしている小さな女の子の寂しそうな姿が印象に残っている。