あのグループの本家本元! 【丸長中華そば店】
2019.09.26
荻窪の「丸長」といえば、文字どおり“丸長のれん会”の本家本元。日本のラーメン界のトップの座にあると言っても過言ではない。
丸長のれん会とは何か。どうすごいのか。
少し説明しよう。
――昭和23年杉並区荻窪4丁目に青木勝治氏、青木保一氏、青木甲七郎氏、山上信成氏、坂口正安氏、以上5名で共同経営の形で、中華そば店丸長を開店。(上記HPより)
その後、勝治氏が「荻窪丸長」に残り、ほかの4名はそれぞれ「阿佐ヶ谷永楽」(現「阿佐ヶ谷丸長」)、「川南栄龍軒」、「荻窪丸信」、「上原大勝軒」(=「中野大勝軒」)として独立。
「中野大勝軒」にはご存知“ラーメンの神様”山岸一雄氏がおり、最初ののれん分けとして東池袋に出店、“特製もりそば”のヒットによりラーメン界にその名をとどろかせる。
山岸氏亡き後も「東池袋系大勝軒」は店舗拡大を続け、現在に至る。
――というラーメン界の一大勢力の大もとに位置するのが、荻窪の「丸長中華そば店」である。
(参照:「荻窪丸信」「谷保丸信」「萬栄軒」「中野大勝軒」「サニー」)

荻窪駅南口。
線路沿いに阿佐ヶ谷方面に200mほど。

店内は、右にカウンター8席、左に4人掛けテーブル3卓。
1時半を過ぎていてもカウンター席はすべて埋まっており、いちばん奥のテーブルのみ食器は片付いていないが席は丸々空いている状態。テーブル席に1人客が座っていいものか、忙しそうなおねえさんと目が合うのを待って合図を送ると、「座ってお待ちください」と。

座って品書きを探したが、カウンター上の張り紙しか見当たらない。実は事前にちょっと調べて漠然と食べる候補を決めてきたが、それが張り紙には書いていない。たぶん真ん中のテーブル横に小さいプレートが張ってあり、それにもっと細かいメニューが書いてあるのだ(細かいといっても組み合わせのバリエーションにすぎないが)。
うろ覚えで「竹の子ワンタンメン…?」と申告。
注文はすんなり通りました ┐( -"-)┌ ヤレヤレ…

お客はほとんどが年配男性。僕のテーブルもすぐにおじさんおよびおじいさんと相席となった。
で、どちらも「まずビール」
そう来るかぁ。。。
相席でそれはさすがにキツいので(いちおう僕は現役なので)、この店はカウンターに空きがあるとき入るに限る。
ちなみに注文の過半数はつけ麺(つけそば)関係で、こちらはつけ麺の元祖とされる。
僕はつけ麺はあまり好きではないので、こういうところでも迷わず汁そばを頼む。

スープのだしには節系の個性を強く感じるが、ほかに具材も含め独特の香気を感じる。
夜に家族に「メンマくさい」と言われたほど。
最高位ラーメンの味の決め手はメンマである…! と、とりあえず言っておこう。
今回の注文は正しかった、と。
もちもちの太麺は、昔よく食べた「中野大勝軒」が思い出される。
ワンタンも皮のコシが強く、麺に負けない存在感がある。

ラーメン680円。ワンタンメンは780円で、竹の子ラーメンも780円。
ゆえに、竹の子ワンタンメンは880円。
品書きになかったのでどうかと思ったが、まあ明朗会計である。
というか、このワンタン、竹の子。
それぞれ100円って、むちゃくちゃ安くないですか!?

[DATA]
丸長中華そば店
東京都杉並区荻窪4-31-12
[Today's recommendation]



https://youtu.be/8WQVb_nuKvs
荻窪の「丸長」といえば、文字どおり“丸長のれん会”の本家本元。日本のラーメン界のトップの座にあると言っても過言ではない。
丸長のれん会とは何か。どうすごいのか。
少し説明しよう。
――昭和23年杉並区荻窪4丁目に青木勝治氏、青木保一氏、青木甲七郎氏、山上信成氏、坂口正安氏、以上5名で共同経営の形で、中華そば店丸長を開店。(上記HPより)
その後、勝治氏が「荻窪丸長」に残り、ほかの4名はそれぞれ「阿佐ヶ谷永楽」(現「阿佐ヶ谷丸長」)、「川南栄龍軒」、「荻窪丸信」、「上原大勝軒」(=「中野大勝軒」)として独立。
「中野大勝軒」にはご存知“ラーメンの神様”山岸一雄氏がおり、最初ののれん分けとして東池袋に出店、“特製もりそば”のヒットによりラーメン界にその名をとどろかせる。
山岸氏亡き後も「東池袋系大勝軒」は店舗拡大を続け、現在に至る。
――というラーメン界の一大勢力の大もとに位置するのが、荻窪の「丸長中華そば店」である。
(参照:「荻窪丸信」「谷保丸信」「萬栄軒」「中野大勝軒」「サニー」)

荻窪駅南口。
線路沿いに阿佐ヶ谷方面に200mほど。

店内は、右にカウンター8席、左に4人掛けテーブル3卓。
1時半を過ぎていてもカウンター席はすべて埋まっており、いちばん奥のテーブルのみ食器は片付いていないが席は丸々空いている状態。テーブル席に1人客が座っていいものか、忙しそうなおねえさんと目が合うのを待って合図を送ると、「座ってお待ちください」と。

座って品書きを探したが、カウンター上の張り紙しか見当たらない。実は事前にちょっと調べて漠然と食べる候補を決めてきたが、それが張り紙には書いていない。たぶん真ん中のテーブル横に小さいプレートが張ってあり、それにもっと細かいメニューが書いてあるのだ(細かいといっても組み合わせのバリエーションにすぎないが)。
うろ覚えで「竹の子ワンタンメン…?」と申告。
注文はすんなり通りました ┐( -"-)┌ ヤレヤレ…

お客はほとんどが年配男性。僕のテーブルもすぐにおじさんおよびおじいさんと相席となった。
で、どちらも「まずビール」
そう来るかぁ。。。
相席でそれはさすがにキツいので(いちおう僕は現役なので)、この店はカウンターに空きがあるとき入るに限る。
ちなみに注文の過半数はつけ麺(つけそば)関係で、こちらはつけ麺の元祖とされる。
僕はつけ麺はあまり好きではないので、こういうところでも迷わず汁そばを頼む。

スープのだしには節系の個性を強く感じるが、ほかに具材も含め独特の香気を感じる。
夜に家族に「メンマくさい」と言われたほど。
最高位ラーメンの味の決め手はメンマである…! と、とりあえず言っておこう。
今回の注文は正しかった、と。
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もちもちの太麺は、昔よく食べた「中野大勝軒」が思い出される。
ワンタンも皮のコシが強く、麺に負けない存在感がある。

ラーメン680円。ワンタンメンは780円で、竹の子ラーメンも780円。
ゆえに、竹の子ワンタンメンは880円。
品書きになかったのでどうかと思ったが、まあ明朗会計である。
というか、このワンタン、竹の子。
それぞれ100円って、むちゃくちゃ安くないですか!?

[DATA]
丸長中華そば店
東京都杉並区荻窪4-31-12
[Today's recommendation]



https://youtu.be/8WQVb_nuKvs