なんと! ワンコイン丼に焼き鳥○串…!? ―1CLシリーズ⑦ 【暁やきとり】
2019.08.29
お店に入る難易度は飲食店ジャンルによって異なるが、テリトリー意識という要素もそこに微妙に加わってくるように思う。
ラーメン屋だったらどこでも気軽に入れるが、すし屋となると地元から遠ざかるほど入りにくくなる… みたいな。
ときどき通る道沿いに気になるランチ案件がある。
場所は練馬区で、行政区分でいうと地元の町の3つ隣くらい、直線距離にして約10kmという位置関係である。
これがラーメンだったら簡単に入れるが… という話。
もしくは、これが地元だったら… と。

上石神井駅と大泉学園駅を結ぶ上石神井通りのちょうど真ん中らへんにある「暁やきとり」は、店頭にランチメニューの看板を出している。
焼き鳥屋のランチというだけでそそられるものがあるが、看板にはやきとり丼の文字。好物である。

今回、1CL(ワンコインランチ)のネタを記憶をもとに探っているとき、「そういえばあそこのやきとり丼って、すごく安くなかったか…?」と。
ググッてみると、なんと500円ではないか。
さっそく行ってみました。

このように、ずっと躊躇していたお店に入る動機づけとなるのが1CLシリーズの効能。
いらぬアウェー感など超越するものがある。

店内は普通の居酒屋風で、カウンター4席と、背後の上がりの間には掘りごたつが4卓。お店の人は年配のご主人とおかみさん。
1時半近くでお客はないが、テーブルには食べ終わった食器が散乱していて、ピーク時間は混み合いそう。
カウンターの左端に座ってやきとり丼を注文。

カウンターの反対側は惣菜のテイクアウトコーナーになっていて、カツ煮120円など、こちらも激安。手打ちそば・うどんも出すらしく、なかなかカオス感漂う店内。

1CLの魅力の一つが、何が出てくるかわからないガチャガチャ的要素。
このドキドキハラハラ感、現代社会ではなかなか味わえないかも(笑)。

で、ランチサービスであってもちゃんと焼いているようで、ご主人はカウンターの奥の焼き場につきっきり。
待つこと約10分、やきとり丼、ととのいました。
カウンター越しに手渡されたこのワンコイン丼に、驚愕! Σ(・ω・ノ)ノ !!

たとえばやきとり一串100円といったらかなり安い部類だと思うが、このやきとり丼、なんと5串(+α)分のってる。
正肉(ムネ)、ハツ、ねぎま、ぼんちり、つくね、(+ししとう)。

常識的に考えると、すでに足が出てる。
さらに、みそ汁とお新香が付くのである。

やきとり丼、別アングル
味付けは基本タレだが、正肉は塩と分けてある。全体に小ぶりかと思うと、つくねがなかなかボリューミー。
みそ汁はなめこと豆腐の正統派。自家製ぬか漬けはよく発酵していて甘めのタレ味のいい箸休めに。ご飯の量が、実は少なくない。
もう言うことありません (*-ω-) ウンウン♪

なんだかこれが一つの到達点のような気がしないでもないが、「いや、まだまだ」とささやく声がある限り、この企画、続きます。

[DATA]
暁やきとり
東京都練馬区石神井台5-23-23
[Today's recommendation]

◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆

https://youtu.be/8yiJOImd6k0
お店に入る難易度は飲食店ジャンルによって異なるが、テリトリー意識という要素もそこに微妙に加わってくるように思う。
ラーメン屋だったらどこでも気軽に入れるが、すし屋となると地元から遠ざかるほど入りにくくなる… みたいな。
ときどき通る道沿いに気になるランチ案件がある。
場所は練馬区で、行政区分でいうと地元の町の3つ隣くらい、直線距離にして約10kmという位置関係である。
これがラーメンだったら簡単に入れるが… という話。
もしくは、これが地元だったら… と。

上石神井駅と大泉学園駅を結ぶ上石神井通りのちょうど真ん中らへんにある「暁やきとり」は、店頭にランチメニューの看板を出している。
焼き鳥屋のランチというだけでそそられるものがあるが、看板にはやきとり丼の文字。好物である。

今回、1CL(ワンコインランチ)のネタを記憶をもとに探っているとき、「そういえばあそこのやきとり丼って、すごく安くなかったか…?」と。
ググッてみると、なんと500円ではないか。
さっそく行ってみました。

このように、ずっと躊躇していたお店に入る動機づけとなるのが1CLシリーズの効能。
いらぬアウェー感など超越するものがある。

店内は普通の居酒屋風で、カウンター4席と、背後の上がりの間には掘りごたつが4卓。お店の人は年配のご主人とおかみさん。
1時半近くでお客はないが、テーブルには食べ終わった食器が散乱していて、ピーク時間は混み合いそう。
カウンターの左端に座ってやきとり丼を注文。

カウンターの反対側は惣菜のテイクアウトコーナーになっていて、カツ煮120円など、こちらも激安。手打ちそば・うどんも出すらしく、なかなかカオス感漂う店内。

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1CLの魅力の一つが、何が出てくるかわからないガチャガチャ的要素。
このドキドキハラハラ感、現代社会ではなかなか味わえないかも(笑)。

で、ランチサービスであってもちゃんと焼いているようで、ご主人はカウンターの奥の焼き場につきっきり。
待つこと約10分、やきとり丼、ととのいました。
カウンター越しに手渡されたこのワンコイン丼に、驚愕! Σ(・ω・ノ)ノ !!

たとえばやきとり一串100円といったらかなり安い部類だと思うが、このやきとり丼、なんと5串(+α)分のってる。
正肉(ムネ)、ハツ、ねぎま、ぼんちり、つくね、(+ししとう)。

常識的に考えると、すでに足が出てる。
さらに、みそ汁とお新香が付くのである。

やきとり丼、別アングル
味付けは基本タレだが、正肉は塩と分けてある。全体に小ぶりかと思うと、つくねがなかなかボリューミー。
みそ汁はなめこと豆腐の正統派。自家製ぬか漬けはよく発酵していて甘めのタレ味のいい箸休めに。ご飯の量が、実は少なくない。
もう言うことありません (*-ω-) ウンウン♪

なんだかこれが一つの到達点のような気がしないでもないが、「いや、まだまだ」とささやく声がある限り、この企画、続きます。

[DATA]
暁やきとり
東京都練馬区石神井台5-23-23
[Today's recommendation]



https://youtu.be/8yiJOImd6k0