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変わらずおいしいラーメン、だが… 【珍来】

2020.01.06

 東久留米滝山の中華料理店「珍来」は昨年9月以来。
つまり消費税率改定後、初入店ということになる。
「珍来」といえば、“滝山名物”10個200円の餃子をはじめ、リーズナブル&がっつりがウリ。増税後、価格体系はどうなったか?


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店先の餃子の看板も店内の品書きも、まったく変わっていない。
よかったよかった。
と思ったら…。


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注文はみそラーメン600円と餃子200円。
実はみそラーメンというメニューは品書きにはなく、サッポロラーメンと書いてある品がそれに相当する。たぶん… σ( ̄、 ̄=) タブン…


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これは昨夏局地的に盛り上がった「ピリカ」閉店騒動に伴って西武柳沢からおやっさんごと水平展開されてきた元「ピリカ」の名物ラーメンである。


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なので、ほかに「ピリカ」で出していた塩ラーメン・正油ラーメンも当店にスライドしてきているはずで、それらをひっくるめてサッポロラーメンと称している、つまり“サッポロラーメン=ピリカのラーメン”ということなんじゃないかと勝手に解釈している。


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厨房には引退がうわさされた店主(お兄さん)の姿もあり、弟のピリカのおやっさんとの夢の兄弟コラボ継続中。老老コラボともいう ( ̄ω ̄;) エートォ…


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みそラーメンは、ピリカの味そのものと言っていいスープだが、麺が変わったような気がする。多加水中細縮れとかいうのかな、ピリカの麺とも以前の珍来のラーメンの麺とも違うように思うんだが…?


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餃子は相変わらずおいしい。
これで10個200円は、やっぱりすごい。


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で、お支払いで…
「880円です」とおばちゃん。
あ… 品書きはそのままに内税→外税に変えました、作戦かぁ…。


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まあ、品数の多いお店だけに、短冊を作り直す手間ひまコストと秤にかけての苦肉の策であるだろうし、わからなくもない。ずっと良心価格を貫いてきたお店だけに、おおむね理解できるというスタンスをとるものである。にしても、乱暴すぎない…?

税率アップ2%(正確には1.1/1.08≒1.0185で、上げ率約1.85%)に対していきなり10%は、感覚的にもさすがに変動幅が大きい。
実はほかにもいくつか経験しているこういうケース、世間的にはピエール・ド・サクサという(木村晋介語録より)


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[DATA]
珍来
東京都東久留米市滝山5-12-23





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ダブルメインのがっつり中華定食が…!? ―1CLシリーズ⑨ 【珍来】

2019.09.01

 なにかと話題の東久留米滝山の中華料理店「珍来」であるが、そういえばランチサービスというのがあったな… とふと思い出し、それがものすごく安かったような気がしてきた。
気になるので調べてみた。


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調べるといっても、こういうお店の最新情報がネットに上がることはあまり期待できず、もしかして自分が7月に行ったときに撮ってなかったか…? と見直してみた、と。
そしたら撮ってました v(。・・。) オッケ♪


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3種類あるサービスメニューのうち、麻婆トーフ定食アゲギョーザ付が、なんと500円。1CL(ワンコインランチ)である。
これは行かないわけにはいかないだろう。


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はっきりいって、この1CLは期待できる。
どのへんが期待できるかというと、とにかく量 ( ̄ω ̄;) エー…


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以前、トリカラアゲ定食というのを食べたことがあるが、そのときたまたま体調が思わしくなく… てか二日酔いだったんだが、出てきたカラアゲのあまりのデカさに逃げ出したくなったという。なんとか完食したが、そのときの状況はちょっとしたトラウマになっている。
…というくらい、ボリュームに期待が持てる(笑)。


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今日は胃腸の調子も悪くなく… という留意点をもって臨む1CLって、いったい… ( ̄_ ̄;;


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厨房には「ピリカ」のおやっさんが見え隠れしているが、これがいまだにものすごく不思議な感じ。「珍来」と「ピリカ」の両方を知っていて、かつ込み入った事情は知らなかったという人間は、みんなそういう感覚になるだろうな。
お兄さんの老師は隅のほうで黙々と野菜を刻んだり、サポートに徹するという構図がはっきりしてきているように思う。


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やって来た麻婆トーフ定食、とにかくお盆のデカいこと ; ̄ロ ̄) !!
この麻婆豆腐、もしかして豆腐1丁使ってる…? という縮尺感で見ていただくと全体のボリュームが伝わると思う。


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麻婆の味のほうは、甘く、辛い。シンプルである。豆板醤の風味が強く、ご飯が進む。


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「ピリカ」の餃子がこんがりきつね色に揚がりケチャップをまとっている姿というのも感慨深いものがある。
これがコロモの香ばしさと餡の野菜の甘味のマッチングばっちり、とてもおいしい。ケチャップとも意外なほど合う。


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で、ご飯もガッツリ系のレベルだし、みそ汁とたくあんが付いて、ワンコイン。
ボリューム的には期待どおりで、当シリーズここまででNo.1だろう。
味のほうも安定の街中華クオリティ。
両手を合わせて、ごちそうさま。


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珍来
東京都東久留米市滝山5-12-23





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夢の兄弟コラボ? 順風の始動 【珍来】

2019.07.15

 6月いっぱいで閉店した柳沢の人気ラーメン店「ピリカ」の店主が実は滝山の中華料理店「珍来」店主の弟で、閉店の背景には異例の呼び戻し人事があった… というような情報発信をした手前、ヒマを見てはその後の動向を注視していたが、ピリカ閉店から程なくして珍来の動きが慌ただしくなった。


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7月1日撮影


7月某日。
裏道を通りかかると、勝手口に人の気配が。
ピリカのおやっさん、滝山に現る…!


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おそらくそのへんがお店再開のタイミングで、その後も何度かチャンスはあったが、訳あって入店を思いとどまっていた。


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本店(珍来)と支店(ピリカ)では事業内容(メニュー構成)が大きく異なる。この事業継承計画はいかなる性質のものであるか。
従前の事業そのままに後任に引き渡すのか、店舗と名称だけ残し事業は支店の内容に変更するのか、両者の融合を図るのか。

言い換えると、大好きな珍来の炒飯を食べ続けられるのか、食べ納めと思ったピリカのみそラーメンが再び食べられるのか、いやいや、両方いっぺんに… という根本的な疑問に対し、単身乗り込んでも解決は困難である。
相方の休みの日を待って潜入を決行。


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注文は決まっているが、いざ実行しようとなると躊躇するものがある。
“ピリカのラーメン”といういわば他店の品を頼もうという、まかり間違えば暴挙。
混んでいたりしたら煙たがられるかもしれないし。


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で、お店、めっちゃ混んでました w( ̄△ ̄;)w オオッ…!
これはめんどくさい注文はちょっとムリかも… と諦めかけたが、よく見ると隣のテーブルにすり鉢どんぶりが。まさにピリカのラーメンの器である。

一応、ホール係のおばちゃんに確認。
「ピリカのラーメンって、食べられます?」
「うん、みんな食べてるよ(笑)」


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いやー、驚いた。
そのあとも次々とみそラーメンが運ばれてくる。見える範囲で数えたところ、僕らを含め16人のお客のうち少なくとも11人がすり鉢どんぶり。
ある程度は予想していたが、これほどまでとは。
ピリカ、人気あるなー(笑)。


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まず炒飯。チャーシューの大きな塊がゴロゴロ、ボリューム満点の珍来の炒飯そのものである。
厨房にはピリカのおやっさんの横に引退するというお兄さん“滝山の老師”の姿も。このへんはまだお兄さん担当なのかな。


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続いてみそラーメン。見た目も味もピリカのラーメン。
先月、これが最後と心のうちで手を合わせたラーメンと思わぬ形での再会。胸が熱くなる。


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「どう、同じ味?」とおばちゃん。
「すごくおいしい。これって遠くからも来てる感じですか?」
「そう。あっちのお客さんがね」


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ただし、ピリカそのものではない。
麺がツルッとしたピリカのものより細めで加水も少ないタイプ。あとデフォでコーンがのっている。
品書きをいくら見直してもみそラーメンがないので、昔から書いてあって謎だったサッポロラーメン600円がこれに割り当てられているようだ。ピリカのみそラーメン400円+コーン50円に比べ150円値上げということになるが、ピリカが異常だったのでこれでもまだ安い。


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ちなみに一緒に頼んだ餃子は珍来の10個200円という出血価格のままだが、これはピリカの餃子じゃないだろうか? だとすれば、こちらは8個250円から大きな値下げということになる。


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今後の展開は…?
たとえば技能・技術の伝承はどうするか。OJT(On the Job Training)でやっていくとして、みそラーメンの注文がこんなに入っていたらほかを覚える暇はないんじゃないの…? とか。
そういうことを言うのは野暮というものだが。


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なによりおばちゃんが生き生きしてる。
そりゃそうだ。閉店(失業)の危機から一転、後継者が決まり、あまつさえ新しいお客をごっそり連れてきてくれたわけだから。
めったにない明るい話題であるし、客としても手放しに喜んでいいと思う。


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「ピリカ」再び! 【珍来】

2019.06.27

 つかりこさんちや僕のところで局地的に盛り上がった… といったら閉店騒ぎなので不謹慎だが、まあ感動のフィナーレを迎えようとしている柳沢のラーメン屋「ピリカ」であるが、昨日深夜に当ブログにコメントが寄せられ(Gmail転送のタイムラグが大きかったもよう)、その衝撃の内容にはっきり目が覚め、あれこれ考えたら眠れなくなった。
そうはいってもいつしか寝ているわけで、今度は起きたとき「夢だったに違いない」と思ったくらい思いもよらない展開だったので、急きょ記事を上げることにした。

コメントにはこうあった。

――滝山団地近くの「珍来」の店主さんが、「ピリカ」のおやっさんのお兄さんとのことです。「珍来」の店主さんが引退するので、「ピリカ」のおやっさんが「珍来」を継ぐそうですよ。


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「珍来」は好きな中華屋さんだが、たしかにこの1カ月ほど店を閉めていてちょっと気がかりだった。


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5月31日撮影


で、その店主がピリカのおやっさんのお兄さん…?
似てるわ d (・・〃)


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「珍来」の店主(左、僕は老師と呼ぶ)と「ピリカ」のおやっさん


これは朗報である。
先日食べ納めと思ったピリカのラーメンがまだまだ食べられる。
しかも自分にとって「珍来」は「ピリカ」よりずっと近い。
月イチくらいで通ってもいい。


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が、ちょっと待てよ… となって昨夜眠れなくなったわけだが、本当に「ピリカ」のラーメンが食べ続けられるんだろうか?
コメントによれば、おやっさんは「珍来」を継ぐのであって、「ピリカ」を続けるというわけではなさそうだ。


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「ピリカ」のみそラーメン(上)と「珍来」のラーメン。木のレンゲは共通するが…


が、しかし…。
僕の想像するところでは「ピリカ」のおやっさんは何十年もラーメンと餃子を作り続けてきた。言い換えれば、ラーメンと餃子しか作ってこなかった。「珍来」の膨大な品ぞろえに対応できるんだろうか?


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「珍来」の餃子(上)と「ピリカ」の餃子。雑な盛り付けは共通するが…


そうなのだ。
最初の疑問は逆であって、「ピリカ』のラーメンが… ではなく「珍来」の料理が食べ続けられるんだろうか? なのである。

たとえば「珍来」の炒飯はあらゆる炒飯の中でもトップクラスに好きなのだが、それがもう食べられないのではないか? 名物の10個200円の餃子はどうなるのか? と。

だがしかし「ピリカ」のみそラーメンも捨て難い… という一種ぜいたくな心配事ではある。


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「珍来」の炒飯。これで普通盛り


どうなることか予想もつかないが、いずれにしろ大注目。
願わくは「珍来」の老師が引退を撤回して兄弟両方のメニューを出し続けてくれれば万々歳なんだが。

※情報をお寄せくださったスタークスさんにお礼申し上げます。


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「珍来」餃子50個持ち帰りをやったことがある。皿に載りきらず、2段重ね(一部3段)である。これで1000円


追記:「ピリカ」の営業は6/30(日)まで。まだ間に合う!


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街中華の法則? 【珍来】

2018.01.19

 個人飲食店の店主(オーナー料理人;男性の場合)の呼称であるが、業種にもよるが、わりと主観的印象で勝手に使い分けている。
大将、マスター、板さん、シェフ、おやじさん、おっちゃん…。


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東久留米・滝山商店街の中華料理店「珍来」の店主は、それら類型表現には収まらない特異なキャラクターの持ち主だ。
最近映画をまったく見ていないのでうまい例えが思い浮かばないが、たとえば『ドラゴン・キングダム』とか『カンフー・パンダ』とか、そういうのに出てきそうな。
僕はこちらの店主をひそかに“老師”と呼ぶ。


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よく不定期に休んでいるので、まだやってるか? とハラハラさせられる存在である。
入ってみれば、懐かしの街の中華屋そのものの店内。

さびれた団地商店街にある街中華とは思えない繁盛ぶりを見せることがある。
かと思うと、まったく閑古鳥だったりする。
自分が入るとき、両極端が、ほぼかわりばんこ。


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今日は閑古鳥のほう。
お店のおばちゃんが客席に座って新聞読んでる。


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注文は、玉子炒飯600円と焼餃子(一皿10ケ)200円…。
タイプミスかと思われそうなので、もう一度入力する。

焼餃子(一皿10ケ)200円。

証拠写真も掲載する。


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安いだけでなく味も一級の餃子ももちろん魅力だが、僕のお目当ては炒飯。
炒飯が食べたくなったとき真っ先に思い浮かぶのが、ここ。
そのボリュームもうれしいが、味が好みのど真ん中。そのつど仕上がりにムラがあるが、おいしいときは感動的においしい。


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僕の位置から老師の姿は見えないが、炒飯を炒める音が聞こえてくる。大きいストロークの鍋振り。混んでるときこのリズムではさばけないだろう、というゆったり感。
何しろ調理関係はほとんど老師1人。いまもおばちゃん、なんにもしない。


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待望の炒飯。まあ普通かな…。
いつものようにチャーシューの塊がごろごろ。
普通においしいが、感動はない。
もしかして鍋振りのリズムに関係してたりして。
混んでる=感動の法則があったりして…。


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妙におとなしい炒飯に対して、餃子はどうか。
ここの餃子は具材の配合や下味など、下ごしらえがていねいという印象だが、今日のは野菜の刻みが雑だったり、合わせ目から具がはみ出していたりと、ずいぶんあらっぽい。
これまでとは違った顔を見せている。
でもアラっぽくても変わらぬおいしさ、という地力を感じる。
もちろん個人的感想。


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老師がレジから小銭をくすねて外出、すぐ袋を提げて戻ってきた。
おばちゃんに飲み物でも買ってきたのか。厨房で世間話してる。
奥義を窮めたかのような風貌の人物も、笑顔を見せれば普通に好々爺である。


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Doctor Strange
『Doctor Strange』
Original Soundtrack




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どんぶり冷や中の落とし穴 【珍来】

2017.05.21

 この店は直近2回連続で客は僕1人という状況だったが、ときどき妙な混み方をしていることがある。
以前、午後3時か4時に前を通りかかったら大盛況。どうも草野球のおじさんたちが試合後の打ち上げをやっているらしかった。
今日も野球のユニフォーム姿の客がいて、帰るとき店のおばちゃんが「夜、お待ちしてます」と声をかけていたから、そういう流れがあるようだ。


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今日は混んでいる回で、僕らで席が全部埋まった。客は合わせて20人くらい。
客層は実にさまざまで、上記の草野球やガテン系、常連の工務店風、近所の年配夫婦、近所の独居老人風、そして自分たちは周りからどう見えているだろう。とりあえず若い女性1人(次女)。今日は見なかったが子どもも普通に入っている。
すごいのはその20人分の料理をお店のお父さんが1人でこなしていること。


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この方はかなりのご高齢で背中が曲がっている。白いあごひげを生やし、老師然としている。しかし、機敏ではないがあっちに行ったりこっちに来たりと動き回り、ときどき中華鍋で“ファイヤー”とやる。
見ていると、餃子、冷やし中華、トリカラアゲ定食、ラーメン、野菜イタメ定食、マーボーメン、餃子… と次々に運ばれていって壮観である。

僕は五目ヤキソバと冷しそばで迷ったが、妻の炒飯600円の量を知っているので(「規格外・価格破壊な大衆中華」参照)、そちらのフォローに備えて安全そうな冷しそば750円に。
次女はラーメン500円。
それに餃子1皿(10個)200円。


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まず冷しそば(冷し中華)がやって来た。
写真ではわからないが、器はどんぶりである。どこが安全だ(笑)。
麺はおそらく2玉使用。分厚いチャーシュー、煮卵1個あたりも手ごわそうだ。具はほかに、メンマ、かまぼこ、モヤシ、キュウリ、コーン、紅ショウガ。コーンの量もすごい。


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続いて餃子、炒飯、ラーメンの順に到着。
炒飯と餃子は安定のおいしさで、ラーメンスープを少しいただいたが、シンプルでよけいな甘味がない僕の好きな味だった。


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妻は予想どおり半分くらい食べたところで空いた餃子の皿や炒飯スープの小鉢にチャーハンをよそって僕らに配っている。
この冷しそばを食べたあとの炒飯は、さすがにずっしりくる。今日もおなかがパンパンになってしまった。


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ところで、店の勝手口が面する裏道が僕の自転車コースで、長らくそこを入り口だと思い込んでいた。こんなに障害物だらけで、この店は客に入ってもらおうって気がないんじゃないだろうか? と不思議に思っていた。
今日、支払いを終えたガテンの人たちがそこから出ていくのを見て、ちゃんと使えるんだ、と妙に安心した。


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勝手口


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規格外・価格破壊な大衆中華 【珍来】

2017.03.04

 最近、とても“丁寧な”炒飯を食べた。
具のチャーシューもナルトもすごく細かく刻まれてる。卵片も同じぐらいのサイズになるよう丁寧に炒られてる。
全部米粒大なのだ。
だからどこを食べても同じ味がする。


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炒飯というものは、ときどき大きめの卵の塊が口に入ってその風味を感じたり、チャーシューを噛んでしょっぱさやうま味を味わったりするものだ。
だからその炒飯は、よくできているとは思うのだが、食べたあとものすごい欲求不満が残った。


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玉子炒飯600円。具はチャーシューと卵のみ。グリーンピースが添えてある。
ここの炒飯の何がいいかって、デカいチャーシューがゴロゴロ入っているところ。写真に写っているようなサイズの塊が5~6片入っている。
ご飯の量もかなり多い。盛り付けがきれいなドーム型にならず裾からはみ出しちゃってるのがわかると思うが、おたまに収まりきらない規格外の分量ということだ。炒め具合も味付けもかなり好み。


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焼餃子(一皿10ケ)200円。大事なところなのでもう一度書くが、一皿10ケ200円。平成の世にあって信じられない価格設定です。ひとえに企業努力によってもたらされる恩恵なので、客は店のお父さんを拝みながら食べなければいけない。
味のほうは、野菜のバランス、ニンニクの効き方、ひき肉もしっかり入っていて、こちらも好み的に昨今食べた餃子の中でかなり上位にランクされる。

しめて800円。味的にも量的にも、その価格のはるか上をいく満足度の高さであった。


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2017.03.05 三陽/東京都小金井市本町2-9-10

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桜しぐれ160円、桜もち こし餡150円、草もち150円、道明寺150円


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