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#茶色い食卓 【ラーメン 味六】

2020.05.29

 外食解禁となったら真っ先に食べたいものはラーメンだ。
テイクアウトが利かないから、(お店の)ラーメンを2カ月以上食べていないから。

いっぱつめに食べたいお店候補の一つが「味六」。


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先日、ふと思い付いた。
「味六」はつけ麺をやっている。つけ麺ならテイクアウトできるに違いない。
さっそく電話してみた。


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「いやぁ、そういうのはやってないですね」とご主人。「オカモチならあるんですけど。器を返してもらえれば」

岡持ちで持ち帰り…?
Uber Eatsよりかっこいいかも ( ̄∇ ̄)


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そのとき餃子ならパックで持ち帰り可能なことを確認してあったので、今日の夜は味六餃子でギョービーにすることに。
…が、夕方にかけて立て続けに仕事が入ってしまい、相方に買いに行ってもらう。


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持ち帰った袋の中身を見て驚いた。
メ、メンマが… w( ̄▽ ̄;)wオゥ!!


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おつまみと言ったらメンマ… となったらしい。
「それが200円っていうから、ビールのお通しくらいの量だと思って2つ頼んじゃったら…」
うーん、これ、200円の量じゃないよね…。


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「あと、メンマと合わせて1000円になるようにチャーシュー詰めてくだいってお願いしたら…」
チャーシューは12枚。これも、大サービスちゃうかな… ( ̄  ̄;) ウーン…


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おつまみセットとか晩酌セットとかのラーメン屋バージョン、僕はよくイメージできる。でもお店のほうでそういう備えがないらしいのだ。

冒頭の話からの一連の流れでおわかりと思うが、このお店はまったく商売っ気というものがない。
悪く言えば不器用だが、つまり実直である。
だからこそラーメンがおいしい。


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メンマもチャーシューも昔風の実直な味で、こんなふうに初夏の金曜の夕方に飲むビールのアテにぴったし。


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餃子は皮から手作りで、昔から味に定評がある。
それほど大きくないし形が整っているわけでもないが、食べてナットク。まさにこのお店的な質実剛健主義の餃子である。


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全部で2050円と、まあ、安いっちゃめっちゃ安いのだ。
2000円でいいすよ、と言ってくれた。


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おつまみセットの写真を撮っていて、ふと気づいた。
「なんで味玉買ってこなかったの?」
こちらのラーメン(中華そば)の味玉、あつあつ硬ゆでで大好きなのである。

商売っ気ないにもほどがある…
と、あまりに茶色い食卓を見つめる。


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ラーメン 味六
東京都東村山市本町1-4-5




インスタやってます (。-_-)ノ ヨロシク♪



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原色あんドーナツ図鑑 追補(BuFuUu





この味噌ラーメン、沁みる 【ラーメン 味六】

2020.03.12

 朝イチに来ることを期待したNS社の仕事がFTPサーバーにアップされたのが13:14。普通なら2時間以上かかる分量だが、ワタクシの能力をもってすれば14時までに終わらせられるはず… と気合を入れて取り掛かった。
前記事に書いたように念のため昼ごはん用にパンを買ってあるが、来たからには終わらせて外に食べに行きたい。これが終わればNS社の今月分は完了なのだ。

「終わったー!! ヾ(*>∀<)ノ ヒャッホー!! 」となる。
家でもそもそメシ喰う気にならない。(←『ぼのぼの』10巻参照)


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ところで、「終わったー!! ヾ(*>∀<)ノ ヒャッホー!! 」は快楽ホルモンの分泌現象である。脳内麻薬とも呼ばれるこれらの物質には、免疫力アップやアンチエイジングの薬理効果があるとされる。毎月これを体験していることが案外ワタクシ的健康の秘訣かも。
でもそれだけ自分を追い込んでいる… というか追い込まれているわけで、この現象はストレスと表裏一体ではあるわけで…。

――14:21
「終わったー!! ヾ(*>∀<)ノ ヒャッホー!!


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しかしこの時間では開いているお店は限られる。


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こんな状況で入ることが多いのが、府中街道沿いのラーメン店「味六」。午後の中休みをとらないから、こういう時間に入ることも珍しくないのだ。


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注文は味噌ラーメン800円と餃子350円。


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こちらではほとんど中華そばしか食べないから、たまには違ったものを… というのと、家族で入った前回、味噌ラーメンの写真を撮り忘れているのでその埋め合わせ的な… (;^_^A


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餃子は評判がよいので食べたいと思いつつ食べたことがなかった。
ラーメン類+餃子で1000円超えというのがネックだったりするんだが、それも脳内麻薬様物質の働きで躊躇なく注文となる。


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こちらのラーメンの特徴は、節系の香る濃厚ながらピュアなダシにあると思うのだが、それだけに味噌ラーメンではミソが強すぎてダシが生きないんじゃないかと思っていた。
が、この味噌ラーメンはものすごくおいしいのだった。


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思うに、みそだれによけいな甘味・うま味が付与されていないため、ダシの自然なうま味を覆ってしまうことがない。
トッピングは、中華そばの鉄板のラインアップにモヤシが加わる。シャキシャキの食感がグッド!

ショウガの香りが効果的で、いまはなき名店「北海道ラーメン」が思い出され、ジーンとくる。


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皮から手づくりという餃子は、小ぶりだが野菜の甘みたっぷり。
たしかに手づくり感いっぱいで、ときどきシャリッというキャベツの食感が心地よい。


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僕はラーメン専門店というものにはあまり入らないのでアレだけど、勝手な自分評価的には多摩地区最高峰ラーメンの一つ。


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ラーメン 味六
東京都東村山市本町1-4-5





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いまや毎年見かける光景。桜の花を食い散らかすワカケホンセイインコ




家族でほっこり、〆のラーメン 【ラーメン 味六】

2019.06.16

 家族のお祝い事があって、簡単な宴席を設けることになった。
せっかくだから行ったことのないお店にしようと、目星をつけて予約の電話を入れても、どこもいっぱい。日曜なのに(日曜だから?)

あ… 父の日か? もしかして。
だとしたら、皆さんマメだなぁ。僕なんかいまだにその日にちがあいまいだ (;^_^A…

ところが、その家族はお祝いとかイヤがるかもしれないから名目は父の日のお祝いということにしようか、となった。
それはオレだって、ちょっと。
だいたい父親ってだけで祝ってもらおうって、そういう成果のないところに発生する報酬というのがちょっと…。


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ともあれ予約なしに飛び込みでも入れそうな大きめな居酒屋に行き、名目のあやふやな飲み会をやって(あやふやにつき詳細は非公開)、シメのラーメン。

この記事は、いきなりシメのラーメン ( ̄ω ̄;) エート…
お店は、家族の行ったことのない「味六」。


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シメといっても実はまだ7時半である。まあ家族ならそんなものだ。
しかし念のためスマホで「味六」の営業時間を調べてみると、8時閉店とある。
いまどき8時閉店…? とか考えてる場合じゃなく、いっせいに早足に。


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先客は2組で、片方は小さい子ども連れファミリー。
日曜の夕ごはんにお店でラーメンというどこかノスタルジックな光景。そうしてみると営業時間 ~8時というのも不思議としっくりくるのだ。


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1人のときはどうしても中華そばを頼んでしまうが、せっかく同行者がいることだし変化をつけて、僕が塩ラーメン、相方が中華そばということにする。
すると長女は「味噌ラーメン」、次女は「ワンタンメン」と、見事にバラけた。
閉店間際、ご主人には申し訳ないことになってしまった(しかも味噌ラーメン写真撮り忘れてるし…)


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中華そば


塩ラーメンは初めて食べるが、中華そばとベースが同じなだけに、だしのうま味・香りがよりストレートに来る。
甘味・うま味が過剰にならず基本を突き詰めたような誠実な仕事ぶりがどのラーメンからも伝わってくるようだ。


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塩ラーメン


店じまいをしながら「初めてですか?」とご主人。
「いや、恩多のころ… ていうか、開店当初から」
「それじゃ、おばがやってたころですね」


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ワンタンメン


そうなのだ。移転後、家族でというのは初めてだが、恩多町の辺ぴな場所にラーメン屋ができたという物珍しさもあって、はじめのころ何度かみんなで入っている。ちょうど隣のテーブルのファミリーのような年代に。
もう20年も前の話で、家族はだれひとり覚えていないという。


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それでも、各自別々のものを食べて、全員が等しく満足する。20年たっても変わらない。
家族って、そういうものだよなぁ… ナンチャッテ (6 ̄  ̄) ポリポリ


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ずっと変わらずに 【ラーメン 味六】

2019.05.05

 「味六」は東村山屈指の人気ラーメン店と認識しているが、420m北に最近できたチェーン系家系ラーメン店の駐車場・駐輪場がいっぱいなのに対しさっき通った味六の前の駐車場が閑散としていたことに納得がいかず、府中街道を引き返したワタクシ。


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日本人の新しもの好きは言い習わされてきたことだが、保守的傾向のある自分には昔なじみを裏切るように思われて、なかなか… (;^_^A ハハ…


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13:54入店で先客は1人。
保守的な自分はいつも同じカウンターの左端に座り、いつもと同じ中華そば700円を注文。


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目の前の壁にはいろいろ張り紙がしてあって、サブメニューが充実してきている印象。
ミニチャーシュー挽肉丼を始めたとあるが、挽肉とはラーメン類にのってくるフワフワのアレのこと? ちょっと気になる。


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サブメニューといえば、久米川辻近くの交流スペース「つむじ」で月イチで開催される「つむじ市」に最近、「味六」の餃子が出品されるようになった。なので、そのことを書くため今度入るときは餃子を頼もうと思っていたが、失念 ヾ(-_-;) ォィォィ
もともと定評のある餃子だが、つむじ市への出品は個人的見解では品質保証みたいなもの。
次は忘れずに頼みましょう。


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中華そばは鶏ガラと節系のだしの昔ながらのラーメンのエッセンスを突き詰めたような、ピュアでいて濃厚な味わいが特徴。麺は中細縮れ。


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トッピングが充実しており、かくあるべきという具材はほぼすべてデフォルトでのってくる。特徴的なのが先述のフワフワのそぼろで、スープにいっそうのコクをもたらす。
煮卵は僕の好きな硬ゆで。熱々で提供され、うっかりかぶりつくとやけどするので要注意。


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洗練されていて古臭くはないが、しみじみ懐かしいラーメン。
オープンから20年強。
ずっと変わらずにいてくれることがありがたい。


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沁みる一杯 【ラーメン 味六】

2018.01.21

 昼すぎから降りだしという予報だったが、9時ごろから細かいのが舞い始め、外はみるみる白くなっていった。


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昨日、珍しくしっかり雪への備えをしている。
まず、すっかり樹形が乱れ今年切ろうと言っていたコニファーの伐採に、この際取りかかることに。いまやってしまえば、翌月曜午前中、降りだし前にごみ収集車に枝を持っていってもらえるという計算が働いた。
あと、雪が降ると必ず着雪の重みで幹が曲がるナンテン群は窓の面格子にくくりつけた。
同じく常緑で雪をまともに戴く一才柚子(ハナユ)の徒長枝も剪定。


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コニファーの高い枝に産み付けられていたハラビロカマキリの卵を鉢植えの梅の木に移動(左)、すっきりしたハナユ(中)、ハナユのとげにモズのはやにえを発見(右)


こんだけ備えて降らんかったら怒るで(笑)。
子どものころの話――沿岸漁師をしていた僕のじいさん、台風が発生したら、まだ小笠原南方で進路予想も定まらぬうちに誰より早く備えをして、船外機付きFRPボートを船曳き場のいちばん上まで引き上げた。早々に直撃コースをそれた台風に文句を言う。
「なんで来ない」


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雪が降ると自転車が使えなくなるのが痛い。
予報どおりだとすれば、明日からしばらく遠出はできなくなる。

その前に今日の昼ごはんの心配を。
早めに出かければ降りだし前に帰ってこられるだろうと昨日考えていたが、もくろみが外れた。
家で適当に済まそうかとも思ったが、あまりに寒いのもあって無性にラーメンが食べたくなった。
熱々のラーメン。
近場で熱々ラーメンといって真っ先に思い浮かぶのが「味六」。


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家を出るときはたいしたことなかったが、歩いている途中にもどんどん積雪が深くなって、普通のスニーカーが埋もれて染み始めた。
風が強く、傘を差していても雪が吹き込む。
大丈夫か、オレ…?
朝のニュース原稿が頭の中でリフレイン。
「不要不急、不要不急…」


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なんとか味六に到着。
店内あったかく生き返ったような心持ちがする。
注文は中華そば700円。


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僕のあとに昔なじみ風の年配男性が「よっ、しばらく」と入ってきた。
「引っ越したからねー」と店主。
この店は去年9月に現在地に移転している。


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僕は移転後2回目だが、前回もこういった昔なじみが訪ねてきていた。
わざわざこんな天気に来る人もいるくらい、すっかり地域に根差した存在だったんだな、とあらためて感心させられる。


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2人で静かにうちとけた会話を交わしている。
昔の一杯飲み屋のよう。


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外は雪。
アツアツのラーメンがおなかと心に沁みます。


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ラーメン 味六
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変わらぬ味わい “新生”味六 【ラーメン 味六】

2017.10.13

 東村山市内でも屈指の人気ラーメン店「味六」の移転情報をたまたま前回訪れたときに得た。予定より遅れぎみではあったが無事新店舗がオープンしているのを最近確認しているので、さっそく行ってみることに。


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移転先は、新青梅街道と府中街道の交差点(野口橋交差点)の北、西武新宿線の踏切の手前。久米川駅と東村山駅の中間地点で、どちらからも徒歩7~8分。
以前の店舗は駅から歩くという距離感ではなかったので、その点では行きやすくなっている。ただ、大きい交差点と踏切の間の渋滞箇所なので、車だと入りにくいかもしれない。マンション前の駐車スペースに5台分確保してある。


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店内は左手がカウンター10席、右手が4人掛けテーブル3卓。テーブルはゆったりした配置、というかあそびが多すぎる感じで、うまくデザインすればその倍ぐらいは収容できそう。
奥の壁に据え付けてあるアンティーク調のラジオと柱時計は前の店舗から引き継がれたものだ。
スタッフは店主とパート風のおばちゃん。


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1時半すぎでお客さんは中年男女2組。どちらもカウンターに陣取っているから人口密度の低いテーブルスペースに引き寄せられそうになるが、1人でテーブルというのも気が引けるのでカウンターの端の席に座る。
中華そば700円を注文。50円値上げしているが、もともとが超お得設定なのでこれでも割高感はない。


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「味六」は僕が入る数少ないいまどきのラーメン屋だ。
僕が勝手に考えている“いまどき”とは、きっちり作り込んであるラーメン。現在の発達した物流網や情報網を駆使し、先達が積み重ねた技術をもって狙った味に作り込む。
この店の味は昔懐かし系だが、何も考えずに昔ながらのやり方を続けている街の中華屋とは違って、そういうコンセプトで製作されているんだと思う。
たとえば同じくいまどきのラーメンを提供する久米川の中華店「笑顔」では、基本のラーメンが昔風ラーメンと今風ラーメンの2種あって、つまり店主の技術をもってすればどのタイプも自在に作れるということ。


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前にも書いたが、これらは昔風とはいってもきっちり作り込まれた今を生きるラーメンだ。
勝負できる味。
一方で、昔風というより昔のまんまをやっているのが、このあたりでいうと「寿蘭」「狩勝」「揚子江」あたり。
勝負する気のないラーメン。(←褒めてる)


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中華そばはアツアツ煮卵とフワフワそぼろが特徴。具はほかにチャーシュー、メンマ、のり、ナルト、ネギ。
当たり前かもしれないが、味はまったく変わっていない。


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しみじみ懐かしさがこみ上げてくるから、いまどきというのもヘンな表現だが、それだけ完成度が高いということだと思う。でもこの味で長くやっているんだから、形容するなら、もはや名店と言ったほうが適切だろう。


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Barrino Brothers
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昔ながらか今どきか 【ラーメン 味六】

2017.07.02

 事情により昼食をとらないまま3時を過ぎてしまい、でも食べないわけにもいかないので当てもなくフラフラ。っていうか、そんな時間に開いている店は限られるので、フラフラしながらやっていそうな店を思い返す、と言ったほうが正しい。
で、「味六」は午後休みなかった気がする、と思い出した。


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こちらのラーメンは僕が食べる中ではいちばん“いまどきっぽい”と考えているのだが、いまどきのラーメン好きの書き込みを見ると“昔ながら”なのだそうだ。僕が周回遅れぐらいにいまどきのラーメン事情についていけてない証しである。
それでも食べているラーメンの杯数は一般の平均よりかなり多いと思うんだが…。いったいオレは何を食ってるんだ? って感じ。


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中華そば650円を注文。


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ここの味がいまどきと思えるのは、街の中華屋の昔ながらのラーメンよりもだしが濃くとられているように感じるから。鶏ガラベースに節系の風味で、不自然なうま味はないが濃い感じがする。
アツアツ煮卵とフワフワそぼろが特徴で、そぼろはスープにじわじわコクを与える。
チャーシューは軟らかいが形を保ち、風味は昔ながらで、個人的には理想形の一つ。メンマも自然な味わい。
これで650円は本当にお得だと思う。


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3時半すぎなのに僕以外にお客さんがいる。この店は早かったり遅かったりと、なぜか変な時間に入ることが多いのだが、それでもいつもちゃんとお客が入っている。
僕が入るラーメン屋ではトップクラスの人気店なのである。


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ところで、もうすぐ移転するそうで、現在の店舗は7月31日まで。
移転先は府中街道沿い、野口橋交差点と西武新宿線の踏切の間。かつて「小松庵」というそば屋が入っていたマンションの、そば屋の跡ではなくいちばん右の店舗とのこと。オープンは9月上旬予定。
以上、インフォメーションでした。


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現店舗はかつてすし屋だったという趣のある建物なので惜しい気もするが、立地条件がよくないことは確か。移転先は、一昨日の「ごはん家さくら木」の話じゃないが、市役所職員を取り込んだら強いと思うなぁ。


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[DATA]
ラーメン 味六
東京都東村山市恩多町5-27-25(移転





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アツアツ煮卵の滋味 【ラーメン 味六】

2017.03.06

 この店のオープン時にチラシが配られた。
“味に厳しいことで知られる味の助六で修業”というようなことが書かれていた。
「助六」というラーメン屋は知らないが、新しいお店の立地の町外れっぷりに興味をひかれた。

そのころ何度か家族で食べに行ったが、しばらく空白期間があって、去年久しぶりに行ってみたら何かがおかしい。
まずカウンターの配置が記憶と90度違う。僕はよくそういうことがあるのだが、バカなんだろうか?

それから、おばちゃんが作っていたような気がするのだが、厨房に立つのは若い男性だ。
で、こっちはネットで調べがつきました。やはりおばちゃんで立ち上げは正しくて、いまは甥の方が引き継いでいるとのこと。


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中華そば650円は、鶏ガラベースに節の風味の優しい味わい。トッピングはチャーシュー、メンマ、煮卵、そぼろ、ナルト、海苔、ネギと、650円とは思えない充実ぶりだ。
そぼろに煮卵というのは西荻の名店「丸福」の玉子そばを彷彿させる。そういえば開店当時も同じように感じたな、と思い出す。
煮卵が固ゆででがっかり、というテンプレ書き込みを見かけるが、ここは熱々で出すというスタイルだから半熟は不可能。


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当時、「助六」にも行ってみた。あのあたりでは「がんてつ」と並ぶ人気店だったと思うが、同じような強気の価格設定という印象しか残っていない。
やがて「助六」は閉店し、「味六」は地域でも屈指の人気店となっていく。


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