すべての終わりは新たな始まり 【そばうどん 松本】

2019.06.20

 駅そばの多くは鉄道事業者の関連会社による系列化が進み、路面店もいわゆる御三家をはじめ大手の出店攻勢に押される形で、独立系の立ち食いそば屋を最近めっきり見なくなった。
特に近郊地域はレッドリスト状態で、自分の行動範囲内に残存組は3店しか思い浮かばない。


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そのうちの一つが大泉学園南口駅前の「そばうどん 松本」。


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店先の黄色地の品書きの数・種類の多さが往年の立ち食いそば文化をしのばせる。


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立ち食いそばは日本版ファストフードであり至って気安い存在だが、こういう昔ながらの地域密着型にはクセの強そうな地元民がたまっていたりするから油断ならない。
自転車でゆっくり様子をうかがいながら通過し、お客がほとんどいないことを確認のうえ、近くの駐輪場に止めて再アプローチ。


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そうやって一呼吸置くのにも理由があって、その間に注文を確定させておくことが僕のように優柔不断な人間にとって重要なプロセスとなる。
立ち食いそばは“入店即注文”の世界。


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「いか天に春菊天のそば」と申告。ちょっと迷ったあと「玉子もお願いします」
玉子の追加申告がつゆを張る直前で、流れるような作業工程にわずかに遅滞を生じさせるという、まさに一瞬の迷いが失点につながりかねない緊迫感。
立ち食いそばは“入店即注文即提供”の世界である。


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「お待ちどお。590円になります」


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われわれ世代にとって立ち食いそばはノスタルジーのツボ。いろんな思い出が詰まっている。
そういうお店は全部なくなってしまった。


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いか天・春菊天・玉子そば(ネギ抜き)。そのへんの事情はこちらの記事をご参照ください


あとで調べたところ、こちら「松本」は池袋西口の有名店「君塚」の系列らしい。
池袋には縁がないが、そのように都心部にはまだまだ独立系が残っているはずだ。
思い出探しに立ち食いそばめぐりもいいかもしれないな。


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[DATA]
そばうどん 松本
東京都練馬区東大泉5-41-16
http://oizumigakuen.jp/shop_info.html?shop_id=72



[Today's recommendation]

wachat190620.jpg 
◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/h5EofwRzit0





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