2つの顔を持つ… 【とんかつ かつ秀】
2019.05.25
気温、さらに上昇。
東京都心の最高気温は今年初の真夏日となった昨日をさらに上回る31.9℃。
自転車で走りながら、昨日の続きで夏のはじめに食べたくなる汗かきメニューを頭の中で列挙。
タンメン、担々麺、あんかけ焼きそば、カレー、焼き肉、冷麺、冷やし中華、冷やしたぬきそば…。
あまりの暑さにどこかで逸脱したもよう (`A` ; ; アジアジ
よし、カレーいってみよう。
多摩湖自転車歩行者道から五日市街道→伏見通りへ。

伏見通り終点から都道・県道24号練馬所沢線を東に500mほど行ったところに不思議なお店がある。

店が2軒並んでいるように見えるが、店名はどちらも「かつ秀」。
ならば外装の都合により2軒に見えるだけで実は横に広い一つの店舗なのかというと、近づいてみるとやはり入り口は2つで、それぞれ「とんかつ かつ秀」「レストラン かつ秀」と別個の看板が掛かっている。
ここはかなり目立つ形でカツカレーののぼりが出ているので、カレーが食べたくなったときに思い浮かぶお店の一つ。
カツカレーってくらいだからこっちだろうな… と、「とんかつ かつ秀」の暖簾をくぐる。

店内は外観上「とんかつ かつ秀」部分に相当するだけの広さ。もしかしたら…? と考えていた、中でつながっているということはなかった。
右手にカウンター5席、左に2人掛けテーブル3卓と、こぢんまりしている。

品書きはカウンターの上のきれいな筆文字の張り紙のみで、カレー関係はじゃんぼかつカレーというものしか見当たらず、ちょっと焦る。
水を運んできたご主人におそるおそる「カツカレーというものは…?」と尋ねると、「はい、あれ(じゃんぼ)の下のがございます」とのことで、そちらをお願いする。

いかにも人のよさそうなご主人は、蛭子能収というかマギー司郎というか山本益博というか竹中平蔵というか、そっち系で、そのどれよりも人相をよくした感じ。接客係のおかみさんは、常連客や非常連の僕にもしきりに話しかけてくる。

カレーは陶器のソースポットにて提供。
陶器でもステンレスでもこの形状の器を見るとテンションが上がるのはわれわれ世代の特徴だろうか。

カツは小ぶりに見えるが厚みがあり、衣はサクサク、脂身の少ないロース肉はやわらかで香りよく揚がっている。
カレーは肉も野菜も煮崩れているが、香りからしてビーフかな。
サラダとお新香付き。
この陽気のなか、福神漬より自家製のキュウリのぬか漬けがうれしい。
どこにも表示はないが、お支払いは980円(税込み)。

厨房内に暖簾がかかっていて、そこでつながっているように見える。
「向こうは焼き肉屋さん?」と聞いてみた。
すると、向こうは焼き肉屋仕様でテーブル席が4人用、6人用と大きいとのお答え。夜しかやっていないのかと思ったらそういうわけでもないらしい。厨房は共通。

「両方やってるんじゃ大変ですね」
「そう、仕込みがねぇ」
そういえば、僕の後ろに客はないのに、ご主人は厨房でずっと手を動かしている。
今度、昼に「レストラン かつ秀」に入ってみようかな。

[DATA]
とんかつ かつ秀
東京都練馬区西大泉6-14-5
[Today's recommendation]



https://youtu.be/f9q5D9Eddko
https://youtu.be/PAPFKUA7mQI
気温、さらに上昇。
東京都心の最高気温は今年初の真夏日となった昨日をさらに上回る31.9℃。
自転車で走りながら、昨日の続きで夏のはじめに食べたくなる汗かきメニューを頭の中で列挙。
タンメン、担々麺、あんかけ焼きそば、カレー、焼き肉、冷麺、冷やし中華、冷やしたぬきそば…。
あまりの暑さにどこかで逸脱したもよう (`A` ; ; アジアジ
よし、カレーいってみよう。
多摩湖自転車歩行者道から五日市街道→伏見通りへ。

伏見通り終点から都道・県道24号練馬所沢線を東に500mほど行ったところに不思議なお店がある。

店が2軒並んでいるように見えるが、店名はどちらも「かつ秀」。
ならば外装の都合により2軒に見えるだけで実は横に広い一つの店舗なのかというと、近づいてみるとやはり入り口は2つで、それぞれ「とんかつ かつ秀」「レストラン かつ秀」と別個の看板が掛かっている。
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ここはかなり目立つ形でカツカレーののぼりが出ているので、カレーが食べたくなったときに思い浮かぶお店の一つ。
カツカレーってくらいだからこっちだろうな… と、「とんかつ かつ秀」の暖簾をくぐる。

店内は外観上「とんかつ かつ秀」部分に相当するだけの広さ。もしかしたら…? と考えていた、中でつながっているということはなかった。
右手にカウンター5席、左に2人掛けテーブル3卓と、こぢんまりしている。

品書きはカウンターの上のきれいな筆文字の張り紙のみで、カレー関係はじゃんぼかつカレーというものしか見当たらず、ちょっと焦る。
水を運んできたご主人におそるおそる「カツカレーというものは…?」と尋ねると、「はい、あれ(じゃんぼ)の下のがございます」とのことで、そちらをお願いする。

いかにも人のよさそうなご主人は、蛭子能収というかマギー司郎というか山本益博というか竹中平蔵というか、そっち系で、そのどれよりも人相をよくした感じ。接客係のおかみさんは、常連客や非常連の僕にもしきりに話しかけてくる。

カレーは陶器のソースポットにて提供。
陶器でもステンレスでもこの形状の器を見るとテンションが上がるのはわれわれ世代の特徴だろうか。

カツは小ぶりに見えるが厚みがあり、衣はサクサク、脂身の少ないロース肉はやわらかで香りよく揚がっている。
カレーは肉も野菜も煮崩れているが、香りからしてビーフかな。
サラダとお新香付き。
この陽気のなか、福神漬より自家製のキュウリのぬか漬けがうれしい。
どこにも表示はないが、お支払いは980円(税込み)。

厨房内に暖簾がかかっていて、そこでつながっているように見える。
「向こうは焼き肉屋さん?」と聞いてみた。
すると、向こうは焼き肉屋仕様でテーブル席が4人用、6人用と大きいとのお答え。夜しかやっていないのかと思ったらそういうわけでもないらしい。厨房は共通。

「両方やってるんじゃ大変ですね」
「そう、仕込みがねぇ」
そういえば、僕の後ろに客はないのに、ご主人は厨房でずっと手を動かしている。
今度、昼に「レストラン かつ秀」に入ってみようかな。

[DATA]
とんかつ かつ秀
東京都練馬区西大泉6-14-5
[Today's recommendation]



https://youtu.be/f9q5D9Eddko
https://youtu.be/PAPFKUA7mQI