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猫の取り持つ縁で… 【上野桜木あたり】

2022.12.18

 前記事の続きで「松寿庵」の道を上野方面に進むと、右より「牡丹燈籠」の舞台 三崎坂、左より谷中霊園さくら通りが合流する、ミステリーゾーン。
6年前に七福神めぐりをしたときにこのあたりを通ったことを思い出した。

おそば屋さんから約450mで、目的地に到着。


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古民家リノベーションスペース「上野桜木あたり」。


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今回のきっかけは、猫関係。
うちには地元のシェルターから迎えた茶白の雄と、相方の知人が保護した雉白の雌の2匹の猫がいる。
雉白猫の保護主さんはアンティーク着物を商っており、実店舗を閉めてからはときどきイベントという形でお店を出している。


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年末の慌ただしい時節であり、予定はしていなかったのだが、SNSの告知には三味線の文字…。
三味線の生演奏が聴ける場なんてそうそうない(少なくとも僕の日常には)。


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1938(昭和13)年に建てられた三軒家を再生させたこちらの施設。
説明によれば、1階のオリーブオイルと塩の専門店は人気店で、2階のマダガスカルのお店は「マダガスカルに行った気にさせられる」とか。
先祖代々引き継がれた家土地を地域コミュニティの中で生かしていこう、というオーナーの想いが詰まっている。


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今回、催しの行われたのは、「あたり」の中の「みんなのざしき」という一室で、元は家主の暮らした場所だそうだ。
茶室としても使われたという8畳の和室では、着物好き女性たちが熱心に商品を吟味。
とても楽しそうだ。
そこには見えない強烈な結界が張られており… とても踏み込めそうにない。


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相方は躊躇なくずかずかと入っていく。
どうしたらいいの…? と、ぽつねんと取り残されたワタクシ (・Θ・;)


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「みんなのざしき」では毎週火曜日、古民家茶屋「英茶屋」が催される。
「営利目的ではなく、この建物を知っていただき、残していきたいだけなので、火曜日にやっていないこともあるかもしれません(笑)」と、英さん。

英茶屋の様子はこちら


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いよいよ三味線の演奏。


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三味線奏者 京子さんによる演奏会は、トークに始まり、端唄、小唄、民謡などなどサービス満点、盛りだくさん。
江戸情緒たっぷりで、粋な旦那の気分を堪能した。


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演奏会後は、お三味線の体験交流も


いやー、日本っていいなぁ。


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[DATA]
上野桜木あたり
東京都台東区上野桜木2-15-6
https://uenosakuragiatari.jp/
https://www.facebook.com/uenosakuragiatari
https://www.instagram.com/explore/locations/663953469/





[Today's recommendation]

https://www.instagram.com/p/CmXyzy0vV8q/



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谷中霊園さくら通り


150年後というか、50年前との邂逅 【東京国立博物館 表慶館】

2022.11.19

前記事の続き)

今回、東京国立博物館(通称トーハク)のお目当てのイベントは、「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」。
創立150年記念事業の一環で、いまよりさらに150年後の西暦2172年に伝え残したい国宝候補を一般公募より選定、また人々の生活に新しい価値観をもたらした企業による国宝候補も併せ、その背景のストーリーとともに展示するイベントで、公式Twitterによると“トーハク史上初の公募型展覧会”。

前日の朝のニュースで見て、そこで取り上げられていた観光土産のペナントや煮干しコレクションといった“国宝候補”に、面白そう❣


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会場は本館左手の「表慶館」。


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トーハクの建物群の中でもひときわ目を引く洋風建築で、開館1909(明治42)年と博物館内唯一の明治時代の建造物だそうだ。
1978年、重要文化財に指定。


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ちなみに150年事業の目玉企画「国宝 東京国立博物館のすべて」が行われているのは平成館(1999年開館)で、建物の90年分、ハクのうえではこっちの“国宝展”がはるかに上回っているといえよう。

「表慶館」は特別展・イベント開催時を除き休館ということで、館内が見られる貴重な機会でもある。


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――大正天皇の御成婚(明治三十三年)を記念して計画された奉献美術館で、片山東熊の設計指導になる。石及びレンガ造、二階建で、ネオ・バロックの様式をもつ。円形と長方形を組合わせた平面の構成や大小ドームの取扱いなど巧みにまとめている。中央ホールのモザイクタイルを張った床は見応えがある。文化遺産オンライン

中央ホールのドーム型天井とそこに描かれた天井画を見るためだけでも、入る価値あり。
外から見れば中央の大ドームで、左右にシンメトリーに小ドームが配置されている。


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こちらは中央ホール左の間で、振り返ると…

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順路に従って奥へ進むと…

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そのまま階段を上る


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展示よりも建物の重厚感に圧倒される。
そりゃそうか… σ( ̄、 ̄=)ンー

が、2階に上がってすぐの企業展示にくぎ付けになるワタクシ。


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学研ホールディングス「科学のふろく」


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科学とは学研の小学生向け学習雑誌『科学と学習』の科学で、毎回ユニークな付録で人気だった。
展示されているテントウムシ、めっちゃ覚えてる。
空前のプラモデルブームの当時、『科学』の付録がプラモ…!? と騒然となったのだった。


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ニュースで見た「煮干しのコレクション」はあったが、ペナントが見つからない。


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あとで『NHKプラス』で確認すると、展示自体は「昭和後期のこどもの「城」~ある男子の勉強机まわり~」というもので(パネル展示)、ペナントはNHKの追加取材の過程で出てきたのだった。ペナントを見に来たと言ってもいいくらいで、残念(笑)。


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その先に「ウルトラシリーズ怪獣スクラップブック」の展示。


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お気づきのようにガンダムはさりげなくスルーしているが、こっちは素通りできない。
世代の違いである。
しかも身に覚えもあるし、実家を探したら絶対出てくるぜ、コレ…!


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ざっくりウルトラシリーズというが、あれは『ウルトラセブン』で極め、終わっている。
地底や海底、宇宙空間や未知の惑星から4次元時空まで、あるいは下町四畳半と、よいこの想像の翼を広げてくれたウルトラセブンだが、次作以降は「裏山に怪獣が出た…」という消防団の山狩りレベルまで急激にスケールダウンしてしまったのだった。


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「科学のふろく」でスイッチが入って写真撮りまくってるが、やはり収拾つかなくなるのでこのあたりでおさめておこうかと。
詳細は公式サイトでご確認いただきたい。
きっとあなたにとっての国宝に出会えるはず。

「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」は2023年1月29日(日)まで。

(つづく)


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[DATA]
東京国立博物館 表慶館
東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館構内
https://www.tnm.jp/
https://www.facebook.com/TokyoNationalMuseum
https://twitter.com/TNM_PR
https://www.instagram.com/tnm_pr/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/Nh07vG6EdRg
「アンヌ。僕は、僕はね…」



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次号予告


西洋音楽黎明期における… 【大田黒公園】

2022.11.06

 前記事の続きで「角川庭園」を出て荻窪駅へ向かおうとすると、右手に森が見える。
あれは何だろう? と、行ってみると、やはり旧邸宅の公園なのである。
音楽評論家の大田黒元雄宅を整備した「大田黒公園」。


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はじめ入ろうとしていたのは裏口で、自転車をどうしたらいいかオロオロしていると、見学客のおばちゃんが教えてくれて、ぐるっと回って正門へ。


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正門から中門まで見事なイチョウ並木になっている。
この時点で個人邸のレベルを超えるスケール感。


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管理事務所を兼ねた茶室の棟を抜けると芝生の広場。
池に向かって緩やかな斜面。


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少し下って振り向くと、趣きある洋館。
登録有形文化財の記念館である。


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――昭和8年に建築されたもので、当時としては珍しい西洋風の建築物です。室内には生前氏が愛用したスタインウェイ社製のピアノや蓄音機が展示されています。(パンフレットより)


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残念ながら室内は撮影禁止だが、当時のリサイタルプログラムなども展示され、ロマンチックな洋館の雰囲気ともどもクラシックファンならずとも必見の施設である。


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――大田黒元雄(おおたぐろ もとお、1893年1月11日 - 1979年1月23日)は、日本の音楽評論家である。日本における音楽評論の草分けとして知られる。Wikipedia

昔、音楽評論家という学問分野というか職業があって、子どものころラジオ番組や雑誌を通してなじみ深かったが、藁科雅美(1915-1993)、門馬直美(1924-2001)、志鳥栄八郎(1926-2001)といった当時の大御所レベルより、大田黒元雄は四半世紀も前の人物である。当然、僕は名前も知らなかった。


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ところで、大田黒公園正門前の通りに「荻外荘通り」という標識がある。
あとで探したところ、荻外荘(てきがいそう)は大田黒公園より450mほど南にあり、こちらは戦時中の総理大臣 近衞文麿の旧邸宅。
2024年公開予定で現在復元整備中だった。


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近衛文麿の異母弟が近衛秀麿である。
――近衞 秀麿(このえ ひでまろ、1898年〈明治31年〉11月18日 - 1973年〈昭和48年〉6月2日)は、日本の指揮者・作曲家。日本のオーケストラにおけるパイオニア的存在であり、…… Wikipedia

秀麿は文麿の影響で音楽に興味を持つようになったという。
荻窪は日本の西洋音楽黎明期に大きな影響を及ぼした土地であったらしい。


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[DATA]
大田黒公園
東京都杉並区荻窪3-33-12
https://hakone-ueki.com/sub/
https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/kouen/02/ogikubo/1007133.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/OZZZTB04E_A



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荻外荘の説明看板


野の花咲く都会のオアシス 【角川庭園】

2022.11.06

 11月ということで“西荻茶散歩(チャサンポー)”を思い出した。
西荻窪駅周辺で例年6月に開催される街歩きイベントだが、2019年は10周年を記念して第1回と同じ11月にも開催された。それがコロナ前の最後の会となった。
以後、本来のコンセプトであるお茶の無料提供なしでの開催が続いている。

最初にチャサンポーに参加したのは、古民家「一欅庵」での体験イベントを兼ねてのこと。
そんな感じで調べていくうちに、荻窪の古民家が目に留まった。
「角川庭園」という杉並区立の施設で、角川書店創設者の旧邸宅らしいが、“庭園”の名称どおりバエる感じの日本庭園の写真がInstagramにたくさん上がっている。
角川といえば時事ネタでもあるし(笑)、早速行ってみることに。


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天気がいいので自転車で荻窪へ。
前記事に続いて荻窪まで自転車というのは偶然だが、ちんたらこぐほうが近く感じるのが不思議だ。


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――角川庭園は、俳人で角川書店の創設者である故角川源義(げんよし)氏の旧邸宅を、平成17年にご遺族からの寄贈を受け、整備した庭園です。四季折々の木々や草花を楽しめる庭園と、展示室や貸室がある「幻戯山房」があります。杉並区HPより)


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「幻戯山房」は1955年竣工の近代数奇屋造の邸宅で、源義本人が自分の名前の音読み「げんぎ」からそう呼んでいたという。現在は展示室、詩歌室、茶室として利用されている。
2009年、国の登録有形文化財に登録。
ちなみに角川源義は角川春樹・歴彦兄弟の父。


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サネカズラの実、ホトトギス、キチジョウソウ、フユノハナワラビ、ツワブキ、ススキ…と、冬でもにぎやかな庭。


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庭木の剪定作業をしているおじさんに花柚をいただいた。
どう見ても園芸業者とは思えず、あるいはボランティアとかかもしれないが、運営の手づくり感が伝わってきてほほ笑ましい。

まあ、角川歴彦氏が 6900万ほどバーンと出してくれるなら、もっといろんなことができるだろうけど。
かつて自分の社長だったことのある人物をネタにしてよいものか、ワタクシ的には悩ましいところではあるが…。


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帰りしな、近所に住むというおばあさんが話しかけてきた。
水琴窟は聴きましたか? 柚子はもらいましたか? かりん広場には行きましたか? と、いろいろ世話を焼いてくれる。
意外に人情タウンな荻窪なのである。

(つづく)


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[DATA]
角川庭園
東京都杉並区荻窪3-14-22
https://kadokawateien.sugi-manabi.com/
https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/kouen/02/ogikubo/1007132.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/9H4vJUZhsgw



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次号予告


Go To お城 【忍城跡】

2022.10.30

 日曜の朝、普通に起きて、ごはん食べて、コーヒー淹れて、気象予報士の南さんのダジャレに失笑を漏らしつつ、「さて、どうしようか」という話になる。
日曜日に近場観光というのが最近のマイブーム。
その行き先をどうするか… という話である。

前日までに行き先を決めるという努力目標はあるが、なかなかそうはいかない。
吾輩の辞書に計画性の文字はない。

「前にチラッと話が出たなんとか城というのは?」
「忍城のこと?」

ということで、行き先は埼玉県行田市の忍城(おしじょう)に。


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伝進修館移築表門


9時出発で11時には忍城に隣接する行田市郷土博物館の駐車場に。
計画性はアレだが、機動性はある。


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郷土博物館の第1駐車場から伝進修館移築表門をくぐる。


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出かける前に交通アクセスや駐車場を調べるのにちらっと見たネット情報には立派な天守閣の写真があった。
駐車場の説明看板によると、このあたりはすでに本丸ということらしいので、天守閣のような大規模構造物が目につかないはずはないと思うんだが…?


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2つ目の門をくぐった先に、立派な鐘楼がある。
「史跡 忍城の鐘」。


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振り向くと、ようやくそれらしい建物を垣間見ることができる。
天守ではなく「御三階櫓」、先ほどからさんざん案内があったなぁ… と、ようやく気付いた。


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――関東七名城の一つとされる忍城は、室町時代の文明年間(1469年~1486年)の初め頃に築城されました。時は戦国時代の終わり、豊臣秀吉の関東平定に際して、石田三成らによる水攻めにも果敢に耐えたことから「浮き城」の別名が生まれたと伝えられています。現在の忍城御三階櫓は、明治維新の際に取り壊されたものを再建したもので、最上階からは市内の景色が一望できます。行田市観光NAVI


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映画『のぼうの城』の舞台… といえば、ピンとくる人も多いのかもしれない。
世事に疎い自分は、そんな映画のタイトルすら聞いたことなかったが。


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高麗門


もう一つ門をくぐると水濠になっていて、御三階櫓がようやくその全容を現す。


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ぐるっと一周して、表門に戻る。


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その先のさっき見た(3枚目写真)竹林の先に少し進むと御三階櫓が見える。
手前の渡り廊下で博物館とつながっているらしい。


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入館料を払って博物館へ。
渡り廊下を通って御三階櫓へ入り、3階まで上ることができる。


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館内は撮影禁止なので写真はないが、再現建造物である櫓の内部はごく普通のビルディングで絵柄的に面白みはない。
それでも外観は十分見応えがあり、わざわざ行く価値はあると思った。

(つづく)


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「浮き城の径」より


[DATA]
忍城跡
埼玉県行田市本丸17-23
https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/spot/530





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/7WMrQe87gRk


国史跡の奇観岩山 【吉見百穴】

2022.09.25

「吉見百穴」は“埼玉県のおすすめ観光スポットBEST30”的なランキングサイトに必ず載っている、埼玉を代表する観光スポット。
前記事にもさりげなく数枚の写真を掲載しているが、崖に無数の穴が開いている異様な光景が駐車場入り口あたりからすでに目に入っている。


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古墳時代末期(6~7世紀ころ)の横穴墓群で、1923(大正12)年に国の史跡に指定されている。


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ところで「吉見百穴」を「よしみひゃくあな」と読むということを今回初めて知った。
相方は子どものころ「よしみひゃっけつ」と教わったそうで、僕もそう覚えており、車の中で「ひゃっけつ」「ひゃっけつ」と話しながらやって来たら、現地案内看板等に「ひゃくあな」とルビが振ってあった。


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現地は一貫して「ひゃくあな」


調べてみると両方の読み方があるらしく、たとえば上記吉見町のサイトでは「ひゃくあな」とふりがなが振ってあるが、文化庁の国指定文化財等データベースには「吉見百穴」「吉見百穴ヒカリゴケ発生地」の2つの登録があり、前者は「ひゃっけつ」、後者は「ひゃくあな」とぶれている。


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入場料300円を払って入場。


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中にも食事処が2つあり、ラーメンの幟などが外から見えていて「昼ごはんどうする?」と一瞬迷ったんだが、前記事のようなことがあって中のお店のラーメン等も食べ尽くされていないとは限らない。
「有料の施設に入ってしまって、売り切れです… だったら悲惨だぜ」ということで、施設外の「松音屋」を選んだわけだ。


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食事処「百穴発掘の家」


中のお店もやっぱり気になることは気になるのだった。


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――横穴墓は丘陵や台地の斜面を掘削して墓としたものであるが、死者が埋葬された主体部の構造は古墳時代後期の横穴式石室とほとんど同じである。百穴が分布する一帯は凝灰質砂岩と呼ばれる比較的掘削に適した岩盤が広がっており、当時の人々は掘削するのに適した場所を探して横穴墓を造ったと考えられる。吉見百穴は明治20年に発掘調査が実施されているが、わずかな写真と出土品を残すのみで詳細な情報はほとんど残っていない。現在確認できる横穴の数は219基である。吉見町HP


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以下、主な見どころを簡単に紹介すると――


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地下軍需工場:太平洋戦争末期、中島飛行機の航空機部品を製造する目的で大規模な地下軍需工場が当地につくられた。現在、調査のため軍需工場跡は立ち入り禁止

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国指定天然記念物ヒカリゴケ自生地:ヒカリゴケは20年前に駒ヶ根の光前寺で見たことがあるが、一般的に中部以北の山地に見られるもので、関東平野に生育していることは植物学上きわめて貴重であるらしい

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丘陵の上の野菜直売所:おしゃれな建物の前に野菜の入ったクーラーボックスが並べられている。もとはカフェとかだったのかな…?


メインは高さ数十メートルの崖を上って下りるだけの簡単なコースだが、横穴墓そのもののほかにも見るべきものは多い。
崖の途中の見晴らし台からの眺めは、標高のわりに雄大である。


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下りてきたところにもう一つの売店。
やっぱり気になるんだが…。

まだまだつづく…?)


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[DATA]
吉見百穴
埼玉県比企郡吉見町大字北吉見324
https://www.town.yoshimi.saitama.jp/soshiki/shogaigakushuk/7/909.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/UPBd8eHQqIw



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次号予告


江戸期の商都を体感 ――栃木蔵の街

2022.09.18

 9月最初の3連休は台風直撃となった。
しかも“過去に例がない”危険な台風という。
不要不急の外出を控えるよう気象庁では呼び掛けている。

しかし台風の中心から遠い関東はまだお出掛け可能なレベル。
というか、今日より明日、明日より明後日と天候が悪化する予報で、出掛けられるうちに出掛けておかないと3連休を丸々家で過ごすハメになりかねない。

朝起きてXRAINアプリで雨雲の動きを見ると、関東ではざっくり北北西方向に雲が流れており、発達した雨雲は神奈川県東部や東京湾に南北に連なっている。
つまり主要な雨雲は群馬方面に向かうと予想され、「栃木ならダイジョブだっぺ?」

ということで、行き先は栃木に決定。
朝8時10分前のこと。
そこから「40秒で支度しな」と速攻で出発し、2時間後には、はや現地に。

読みの正しさを裏付けるように、途中、圏央道を鶴ヶ島JCTから久喜白岡JCTへ(東へと)進むにつれ、どんどん空が明るくなり、雲の切れ間に青空も見えてきた。
これは思った以上にちゃんと観光ができそうだ! と、そのときは思っていたんだが…。


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栃木の総鎮守「神明宮」本殿

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「栃木市立文学館」

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巴波川(うずまがわ)


ちなみに“栃木”とは栃木県栃木市のこと。

――江戸時代には市内を流れる巴波川を利用した江戸との舟運と、朝廷から日光東照宮へと派遣された使者(例幣使)が通行した例幣使街道の宿場町として盛えた商都で、「小江戸」の別名を持つ。Wikipedia

蔵の街並みを背景に川を遊覧船で下るというテレビなどでおなじみの構図を思い出し、あれならたとえ雨が降ったとしても降ったなりに趣あるんじゃない? となったのが、栃木を選んだ理由である。

市街地の中心部にある“蔵の街第一駐車場”(30分100円)に止め、まずは裏手にある栃木の総鎮守「神明宮」へお参り。

以下、行き当たりばったりに街を散策。


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「神明宮」拝殿

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県名“とちぎ”の由来が書いてある。屋根の棟両端のクロスした部材が“千木”、棟に直角に何本か並ぶ部材が“鰹木”で、当社本殿屋根は遠目には合わせて10本の千木に見えたことから“十千木(とちぎ)”→“栃木”説、など(冒頭1枚目写真参照)

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神明宮参道。左が「とちぎ蔵の街観光館」

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観光館内「文庫蔵」入り口

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「文庫蔵」内部


神明宮参道入り口にある「とちぎ蔵の街観光館」は、かつての荒物問屋の見世蔵と土蔵群からなり、現在は観光案内所と土産品販売、食事処などとして活用され、観光の拠点施設となっている。
古民具などが展示されている「文庫蔵」(蔵資料館)を拝見した。

…と、ゆっくりのんびり観光できたのはここまで。
行き当たりばったりというか、パッタリ o(_ _o)pパタッ


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時折パラパラ降っていた雨が、観光館を出ると本降りの様相に。
市役所(東武宇都宮百貨店)に避難し、駐車場でもらった散策マップを見ながら(ここでようやくマップを見るという ;^_^A作戦を練る。


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「蔵の街 のんびり散策マップ」より


最低限見ておきたいところを決め、XRAINで雲の切れるタイミングを計りつつ、「それー!」と突撃しては撤退するという慌ただしい展開に(笑)。


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例幣使道である嘉右衛門通りの南端にあたる嘉右衛門橋

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嘉右衛門橋と巴波川

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「翁島」(岡田記念館別邸)

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「翁島」脇の小径。市中いたるところ水路(と黒塀)が張り巡らされている

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日光例幣使街道

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旧栃木県庁遺構「県庁堀」。背後は「栃木市立文学館」(旧栃木町役場庁舎)

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「横山郷土館」の“荷揚場”。横山家は麻問屋と銀行を営んでいた明治の豪商

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巴波川。県庁堀からの水路が合流する

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倭橋から見る巴波川


この先に有名な遊覧船の発着所やうずま公園があるが、雲行きがいよいよ怪しくなってきたので駐車場のある大通りに戻る。

というか、腹が、減った……

(つづく)


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[DATA]
とちぎ蔵の街観光館
栃木県栃木市万町4-1
https://www.tochigi-kankou.or.jp/spot/kuranomachi-kankokan





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/gKl-3yn-eDA



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次号予告


17万石の風格 【川越城本丸御殿】

2022.08.14

 川越に用事があって朝から出かけた。

川越は北埼玉の実家に行くのに昔から通っていたが、街なかは人も車も多く駐車場事情も悪そうで、近くて遠い観光地という位置づけだった。
それが去年秋、農産物直売所「あぐれっしゅ川越」横に無料の市内観光用駐車場があることを知り、ガラッと認識が変わった。
さらに最近、クルマ的にきわめてストレスレスな伊佐沼ルートを開拓し、川越はずっと身近な存在になった。

あぐれっしゅ横駐車場は川越観光の中心地から1kmほどあるが、普段歩くことに慣れていればどうってことない距離である。
で、中心部へ歩いて向かうときに必ず通るのが「川越城本丸御殿」。


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気になりつつもほかに観光スポットの多い川越において優先順位的に上位に来づらいこういう施設でも、ちょこっとのぞいてみるべか…? となるのが、時間を無限に使える無料駐車場の効能である。
川越市観光課等はそのあたりをもっとアピールしてもよいのではないかと思う。


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実は今日の用事とは全然関係ないのだが、ちょこっとのぞいてみようかと。
なにしろ「川越城本丸御殿」、入場料はたったの100円。


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――川越城は、長禄元年(1457年)に、上杉持朝の命により、家臣の太田道真・道灌親子が築いたといわれています。江戸時代には江戸の北の守りとして重要視され、代々幕府の重臣が城主となっていました。現存する建物は嘉永元年(1848年)に建てられたもので、本丸御殿の一部として玄関・大広間・家老詰所が残り、川越藩17万石の風格をしのばせています。川越市HP


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詰所表側の廊下

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第一展示室に保存されている葵の御紋の入ったオリジナルの鬼瓦

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家老詰所(奥の建物)

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廊下(裏側)

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家老詰所

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家老詰所廊下

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36畳の大広間。欄間と川越藩御用絵師 船津蘭山による杉戸絵「朝日に松」

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大広間床の間に飾られた大鎧および天下三槍「御手杵の槍」の鞘「杵黒熊毛槍鞘」


本丸御殿とは城主が生活し政務を行う場所であり、虚構のお城のイメージと違い実務のニュアンスが感じられて興味深い。
立派な復元天守などよりむしろリアルに歴史に接する思いがする。

(つづく)


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[DATA]
川越城本丸御殿
埼玉県川越市郭町2-30-1
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/welcome/kankospot/hommarugotenzone/hommarugoten.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/d-AjmHS7FcI



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天空の古民家 【小林家住宅】

2022.08.11

 先週からいろんな仕事が波状的にやって来てアタマ使いすぎというかワーキングメモリーが飽和状態というか、意識がフワフワして現実感がない。
おそらく来週前半がピークであり、このままの状態ではまずいので英気を養いに山に行くことにした。

山といってももちろん日帰り圏だし、この暑さでは歩いて登る気にもなれず、できれば公共交通機関の使えるところがいい。密や混雑も避けたい。

そんなところがあるだろうか…?
ありました。


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小林家住宅見学者用駐車場(5台収容)およびトイレ。水根本宿線の右が橘橋方面で左は行き止まり


先日、Instagramで檜原村の古民家情報を見つけた。
そのあたりに古民家がいくつか残されていることは知っているが、その投稿で目に留まったのは古民家そのものの情報ではなく“#小林家住宅総角沢モノレール駅”というハッシュタグ。
…モノレール駅?


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モノレールというと東京では多摩都市モノレールと羽田の東京モノレールくらいしか思い浮かばないが、檜原村にもモノレールがあったのか?


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駐車場の下側にモノレール駅


“小林家住宅”は有名な古民家で、その公式HPに“モノレールについて”のページがある。

――小林家住宅は車の近づけない山間部に位置しているため、保存修理工事にあたっては、解体した資材や修理に必要となる資材、作業員を運搬するための設備が必要となりました。そこで設置したのがモノレールです。工事終了後、本モノレールは国からの払い下げを経て村の所有となり、現在は訪れた観光客を小林家住宅まで運搬するための輸送手段としても活躍しています。

立派な公共(村営)交通機関なのである。


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小林家住宅総角沢モノレール駅へのアプローチは、檜原街道橘橋交差点から水根本宿線を約12km。


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下り便が下ってくる様子


モノレールには時刻表もあるが予約が必要で(原則1時間前まで)、11:50の便に予約してあった。
実はその2便前の10:30くらいに合わせて出てきたんだが、五日市街道(睦橋通り)の睦橋手前が大渋滞。そのあたりからいろいろ行動に狂いが生じていたわけだが、それは次回のお話


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“車窓”からの眺め


モノレール線は全長およそ450mで、上り13分・下り10分。車体は運転手を除いて8人乗り。
コースは終始急斜面(最大傾斜は43°)で、はっきりGが感じられるほど。


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小林家住宅駅というのかな? 到着駅の目の前に立派な茅葺き屋根の住宅が姿を現す。


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――重要文化財小林家住宅とは、東京都内陸部で唯一の村「檜原村」の標高約750mの尾根上に建つ山岳民家です。建物は、その構造形式や部材の調査結果等から推測するに18世紀前半頃に建てられたものと見られています。山間にありながら、比較的質が良く、改変も少ないこともあり、東京都から山梨県へかけての民家の関連を知ることのできる貴重な遺例であるとして、昭和53年に重要文化財に指定されました。そして平成23年からおよそ3年にもわたる保存修理工事を経て、創建当時の姿へと復原されました。小林家住宅HPより)


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しばし悠久の時の流れを堪能。


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もとは馬小屋・穀物置であったところに飲み物の無人販売所がつくられている。
じゃがいもとみょうが、すず竹で編んだ籠も並び、小さな小さなマーケットの様相を呈している。


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ペットボトルのお茶がなんだかぜいたく品のように感じられる。


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いまでこそモノレールなど使わないと上ってこれない“秘境”だが、昔は3本の尾根道の交わる交通の要衝だったらしい。
道端には古い石碑が。


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下りのモノレールの時刻まで少し間があって、縁側でぼーっと。
蝉の声が岩にしみ入るような、閑な時間。


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[DATA]
小林家住宅
東京都西多摩郡檜原村4994
https://kobayashike.tokyo/





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https://youtu.be/XN3QPVcExZ8


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次号予告


往時の繁栄を伝える 【旧ヤマジュウ田村家住宅】

2022.05.28

 土曜日は基本的に動けないことになっているが、突然ポッカリ空いた。
貴重な機会なので有効に使いたい。
つまり日曜日にできないこと。


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JR福生駅


先々週日曜に羽村取水堰から拝島まで玉川上水沿いを歩いたとき、メインスポットと考えていた「田村酒造場」は日曜定休で入れなかった。
外から眺めるだけでも立派な蔵で、ぜひ見学したいが日曜定休では見通しが立たないなぁ… と思案していただけに、またとないチャンスである。


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宿橋通り。後述の絵図に記載のある「運動具店」「清水園」の看板が見える


暑くなる予報なので歩きより蔵優先で、最寄り駅の福生駅から「田村酒造場」に向かう。
新奥多摩街道を過ぎて右斜め、宿橋通りへ。
最短距離を選んだだけだが、ここは福生の歴史を伝える重要な通りだった。


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玉川上水の手前に古いお屋敷。
「国登録有形文化財 旧ヤマジュウ田村家住宅」とある。ここも田村だ。
一般に開放しているようなので、せっかくだから見学することに。


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ヤマジュウ(仐)田村家は「田村酒造場」を営む田村家の分家で、主屋は1902(明治35)年建造。


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逓信業(郵便事業)をなりわいとし、1911(明治44)年に福生で最初の郵便局「福生郵便局」を自宅敷地内に開設するなど、旧福生村の発展に尽力した。


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建物は平屋の六間取りで、周囲を廊下がめぐるなど江戸時代以来の建築様式に加え、風呂・手洗いが建物内に設置されるなど近代住宅に見られる特徴も備える。
明治期の様子を伝える貴重な建造物だそうだ。


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主屋後ろには2つの土蔵が並ぶ。


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東土蔵では「宿橋通り家並絵図」が展示されていた。


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通りの南側と北側の絵図がそれぞれ左右の展示ケースに収められている


絵図からは銀行、郵便局、百貨店、旅館、割烹、饅頭店…… と、閑静な住宅街といった現在の様子からは想像もつかないかつての街の繁栄ぶりがうかがえる。


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長い絵図で写真にはとても収まりきらないが、同じものが宿橋通りに観光案内板として掲示されていた。


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――宿橋通りの歴史は古く、江戸時代の福生村の絵図には下江戸街道を経て日光街道に通じる道として記載されています。明治時代に青梅鉄道が開通すると、宿橋通りは五日市方面から多摩川を福生の渡し場で渡って福生駅に向かう道筋となり、渡し場と駅を結ぶ重要な通りとして発展しました。(宿橋通り案内板より)


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右が旧田村家主屋、左は1916(大正5)年に新設された郵便局舎を利用した純福音福生教会


往時をしのびつつ、宿橋を渡り通りの南へ。

(つづく)


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宿橋から見る玉川上水


[DATA]
旧ヤマジュウ田村家住宅
東京都福生市福生1158
https://www.museum.fussa.tokyo.jp/yamaju





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/LX6VadePQDQ



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次号予告


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