激セマならぬ驚きの異空間 【宮殿】
2019.04.20
西武柳沢駅北口は再開発が進んでいないため、都市インフラのスケール感が昭和時代のまま。
駅前広場なんかリトルリーグのダイヤモンドより小さい。つまりキャッチボールもできないような“広場”である。

正面左の黄色い看板が「宮殿」
そんなミニチュアサイズの広場の隅にある、やはり縮尺的にクラッとくる物件。
「Tea & Coffee 宮殿」と書いてある。

ウサギ穴に落ちたアリスが降り着いた広間で見つける小さな扉のような…
というくらいに小さい入り口だが…。

入ってみれば驚きの異世界が広がっているのであった。

“裏口”方向から見た店内。テカっているあたりが表口になっているらしい
入り口を入れば、ものすごく狭い間口から想像していたほど激セマなわけでもなく、しかも奥行きがある。
右に通路、左にボックス席が並ぶ。中ほどには右に直角に折れる出っ張りがあり、そこにも客席。
直進すると店幅はさらに広がり、通路の両側にボックス席。

店内中ほどから振り返った裏口方向
で、僕はそのへんまで進入して席に着いたわけだが、その先にも出入り口があるらしいということをあとで調べて知った。
てか、そっちが正面入り口で、僕がずっと見ていた駅前極細物件は裏口だったらしいのだ。
全然気づかなかったので店舗正面の外観写真がないのが残念。
ちなみに、A裏口から入った一角、B中央右の出っ張り、Cその先の奥(実は表口から入ってすぐ)の3ブロックに分かれるようだが、僕の座ったCブロックだけでも4人掛けボックス席が8つほどあるという広さ。

以前、来てみたら臨時休業で別の喫茶店に入ったことがあるが、カレー4種というメニュー構成がそのお店と一緒(「チャオ」参照)。カフェカレーでバリエーションがあるのは意外に珍しく、それが2店もあるあたりがこの街のユニークなところ。
「チャオ」では黒カレーを食べたので、今回は赤カレー700円を注文。
BGMは“JET STREAM”。
Cブロックには2人の先客。2人のわりにやたら煙くて閉口したが、帰るとき気づいたんだがBが禁煙エリアだった。
ちゃんと見て席を選びましょう ( ̄  ̄;) ウーム…

赤カレーは「独自のブレンドスパイスに、コチジャン、赤唐辛子、パプリカを加えスパイシーで辛さのある赤いソースに仕上げたビーフカレーです」
と書いてあるとおり、かなり辛い。複雑な香りのハーモニーというより、唐辛子の辛さがストレートに来る感じ。甘みも強いので一瞬ケチャップ系エビチリを連想。

牛肉がけっこうゴロゴロ。
筋の多い部位で、これがトロッとなるまで煮込んだらもっとおいしくなるんじゃないだろうか?


カレーのほかに、パスタ、サンドイッチ、トースト… と軽食メニューが充実しているが、食事もいいけど、ここはゆっくりお茶するのにふさわしい空間だと思う。
イージーリスニングに耳を傾け、世界宮殿巡りなど空の旅に思いをはせるのだ。

[DATA]
宮殿
東京都西東京市保谷町3-11-5
[Today's recommendation]



ベタな選曲でスイマセン 「( ̄ω ̄;) ドーモスイマセン… https://youtu.be/fwjX-m4LkYk
コペルニクス的? 試飲サービス
2019.04.20 カフェ・フーガ/東京都東村山市栄町2-8-21
久米川駅近くモザーク通りの角の喫茶店「カフェ・フーガ」でコーヒー豆を購入。

中深煎りのフーガブレンド100gをお願いすると、「時間があったら試飲していきません?」と店主さん。「うちは豆のお客さんにはそうしてもらってるんです」
お言葉に甘えて1杯お願いすると、「深煎り平気だったらマンデリンいってみましょうか」と。

どうなってるんだ、このサービス。フーガブレンド100gが580円。マンデリン1杯、その値段で飲める店はそうあるものじゃないだろう。しかもその場でドリップ、デミカップなんかじゃなく普通の量、素晴らしい香りと味わい…。
どうなってるんだ、このサービス(笑)。
せっかくだからコーヒーのお供に北海道あずききんつば150円をお願いする。

お会計を済ませ、豆を渡される。
マンデリンときんつばで優雅な午後のひとときを過ごし、おみやげにコーヒー豆をいただいた… みたいな、なんとも得した気分にさせられる。

西武柳沢駅北口は再開発が進んでいないため、都市インフラのスケール感が昭和時代のまま。
駅前広場なんかリトルリーグのダイヤモンドより小さい。つまりキャッチボールもできないような“広場”である。

正面左の黄色い看板が「宮殿」
そんなミニチュアサイズの広場の隅にある、やはり縮尺的にクラッとくる物件。
「Tea & Coffee 宮殿」と書いてある。

ウサギ穴に落ちたアリスが降り着いた広間で見つける小さな扉のような…
というくらいに小さい入り口だが…。

入ってみれば驚きの異世界が広がっているのであった。

“裏口”方向から見た店内。テカっているあたりが表口になっているらしい
入り口を入れば、ものすごく狭い間口から想像していたほど激セマなわけでもなく、しかも奥行きがある。
右に通路、左にボックス席が並ぶ。中ほどには右に直角に折れる出っ張りがあり、そこにも客席。
直進すると店幅はさらに広がり、通路の両側にボックス席。

店内中ほどから振り返った裏口方向
で、僕はそのへんまで進入して席に着いたわけだが、その先にも出入り口があるらしいということをあとで調べて知った。
てか、そっちが正面入り口で、僕がずっと見ていた駅前極細物件は裏口だったらしいのだ。
全然気づかなかったので店舗正面の外観写真がないのが残念。
ちなみに、A裏口から入った一角、B中央右の出っ張り、Cその先の奥(実は表口から入ってすぐ)の3ブロックに分かれるようだが、僕の座ったCブロックだけでも4人掛けボックス席が8つほどあるという広さ。

以前、来てみたら臨時休業で別の喫茶店に入ったことがあるが、カレー4種というメニュー構成がそのお店と一緒(「チャオ」参照)。カフェカレーでバリエーションがあるのは意外に珍しく、それが2店もあるあたりがこの街のユニークなところ。
「チャオ」では黒カレーを食べたので、今回は赤カレー700円を注文。
BGMは“JET STREAM”。
Cブロックには2人の先客。2人のわりにやたら煙くて閉口したが、帰るとき気づいたんだがBが禁煙エリアだった。
ちゃんと見て席を選びましょう ( ̄  ̄;) ウーム…

赤カレーは「独自のブレンドスパイスに、コチジャン、赤唐辛子、パプリカを加えスパイシーで辛さのある赤いソースに仕上げたビーフカレーです」
と書いてあるとおり、かなり辛い。複雑な香りのハーモニーというより、唐辛子の辛さがストレートに来る感じ。甘みも強いので一瞬ケチャップ系エビチリを連想。

牛肉がけっこうゴロゴロ。
筋の多い部位で、これがトロッとなるまで煮込んだらもっとおいしくなるんじゃないだろうか?


カレーのほかに、パスタ、サンドイッチ、トースト… と軽食メニューが充実しているが、食事もいいけど、ここはゆっくりお茶するのにふさわしい空間だと思う。
イージーリスニングに耳を傾け、世界宮殿巡りなど空の旅に思いをはせるのだ。

[DATA]
宮殿
東京都西東京市保谷町3-11-5
[Today's recommendation]



ベタな選曲でスイマセン 「( ̄ω ̄;) ドーモスイマセン… https://youtu.be/fwjX-m4LkYk

2019.04.20 カフェ・フーガ/東京都東村山市栄町2-8-21
久米川駅近くモザーク通りの角の喫茶店「カフェ・フーガ」でコーヒー豆を購入。

中深煎りのフーガブレンド100gをお願いすると、「時間があったら試飲していきません?」と店主さん。「うちは豆のお客さんにはそうしてもらってるんです」
お言葉に甘えて1杯お願いすると、「深煎り平気だったらマンデリンいってみましょうか」と。

どうなってるんだ、このサービス。フーガブレンド100gが580円。マンデリン1杯、その値段で飲める店はそうあるものじゃないだろう。しかもその場でドリップ、デミカップなんかじゃなく普通の量、素晴らしい香りと味わい…。
どうなってるんだ、このサービス(笑)。
せっかくだからコーヒーのお供に北海道あずききんつば150円をお願いする。

お会計を済ませ、豆を渡される。
マンデリンときんつばで優雅な午後のひとときを過ごし、おみやげにコーヒー豆をいただいた… みたいな、なんとも得した気分にさせられる。
