格安ランチの洋食店と祝酒と 【にゅうとん】
2019.04.09
前日夕方のLINEのやりとり。
「NP社から入金あった♡ 自転車買おう」
「さっき連絡あった。○○のコンペ合格🎉」
「おめでとう🎊」
いいことが重なった
昨年末~2月に苦しみながらやったNP社の学参の仕事(参照① 参照②)の報酬は、Louis Garneauの小径車が10台買える… いや8台分くらいかな(笑)、という額。
いま乗っている自転車はSS社の野鳥図鑑執筆の仕事で買ったようなもので、ちょうど10年。ガタガタでそろそろ買い替え時だ。

もう1件はPC社のSSさんからメールが入った、某国研の企画提案公募の審査結果。
これも12年ほどやっている仕事だが、公的機関だけに2年置きくらいにコンペが入る。そのつど落としてくるPC社には敬服させられるが、僕もちょこっとお手伝いさせてもらっているのでわがことのようにうれしい。このあと2年間のメシのタネでもあるし。

右が立川通りで正面が中央線。「にゅうとん」は、弁当販売コーナー(左)とレストラン(中央奥の紫の看板)で別棟になる
ということで、本日は合格の祝酒を買いに立川へ。
なぜ立川かはのちほど。
まずは現地でお昼ごはん。

立川通りのJR中央本線をくぐるガードの側道に位置する洋食屋「にゅうとん」。
立川で45年以上続く老舗である。

先客はなし… と思ったらお店の年配のおばちゃんが「2階へどうぞ」と。
階段を上った先、昔のパブ系飲み屋を思わせる2階ホールには5組10人ほどのお客さんがいる。

6人テーブルや三角の大テーブルなど40人ほどのキャパ。
隅っこの3人がけテーブルに着く。

オーダーは“A・B自由組合わせランチ”を、Aカニクリームコロッケ・Bチキンソテーの組み合わせで。
おそろしくバリエーション豊かなこのメニュー、迷いに迷ってこの組み合わせに。

このところ「キッチンきむら」「ロミー」「キャロット」と洋食屋は当たりが続いているが、必ずチキンソテーを食べているのは無意識に出ちゃってる自分の嗜好なんだろう。

カニクリームコロッケは人気メニューのようで、ほかにも食べている人が多い。この昭和のぜいたく品が2個も付く。
クリーミーで(当たり前か…)おいしく、ソースなしでいける。

これを軸にBを流し買いでも10回は通えるな…。
カニクリームコロッケ+アスパラサラダなんていうのもおもしろそう。

食後にコーヒーまで付いて750円と、コスパ超優秀。
ちなみにこちらは弁当販売も行っており、定番のクリームコロッケ&ハンバーグ弁当が、なんとワンコインらしい。
1階ホール(左)と弁当販売店(右)
[DATA]
にゅうとん
東京都立川市曙町3-2-1
http://tachikawa.mypl.net/shop/00000333891/
[Today's recommendation]

<

https://youtu.be/nKxXD6vx9wY
祝酒と、酒類ネタもう1題
20年近い付き合いのPC社からいただいている仕事は国研3機関絡みが主体。いずれもコンペがあり、最初の合格のときに贈った銘柄の酒を、いまでもゲンを担いで贈り続けている。

新潟・久須美酒造の「七代目」。以前、このあたりでは立川の「成城石井」でしか扱いがなかった。
この仕事が長く続きますように、との願いを込めてあるが、実際は7代どころではなくなっているので、そろそろ山形の某銘柄に変えようかな… というのは冗談だが。
酒の話題をもう一つ。
「NILE物語」というビールがある。詳細はHP等を参照していただければと思うが、エジプト考古学の権威である早稲田大学名誉教授・吉村作治氏を中心に早大-京大コラボにより“古代エジプトビール”を再現、という企画の地ビールである。
吉村作治という名前には思い入れがある。出会いは中学のとき書店で偶然手にとった『HOW TO 大冒険』というブックス。なりたい職業を聞かれ冒険家と答えていた少年にとって、それはバイブル的存在となった。
影響は大学の選択にも及ぶ。高校時代をサボりまくった自業自得とその年から入試科目が変更される不運とが重なり文学部は受けることすらかなわなかったが、学部違いでワセダには入学。しかしそれは名前だけで大学を選んでもろくなことにはならないという教訓でしかなく、入った学部の講義:経済原論、商法、簿記会計、経営管理論、フランス語経済学…… に興味をひかれるものは一つもなかった。

都内鶴巻町某酒店で購入
結局、冒険ともエジプト考古学的なものとも縁遠い人生を送っていたわけだが、卒業から15年後、ある雑誌の仕事で吉村作治先生の原稿に目を通すという機会が突然訪れた。
それはなんとも感慨深い瞬間。まるで方角違いのようでいて道はつながっている、なるようになる、と感じたものだ。この仕事をやるために生きてきた、みたいな。
しかし会社のごたごたから、まもなくその仕事そのものがなくなってしまう。人生塞翁が馬…。
https://youtu.be/fR4HjTH_fTM
ただし、個人的にはその会社との関係は細々とつながっている。何を隠そう、冒頭に記したNP社こそその会社にほかならない。
さらにいうと、PC社のSSさんはそのNP社の出身で、当時吉村先生にときどき寄稿していただいていた科学雑誌の実質トップを務めていた。
ちなみにSSさんも同じ大学の僕の後輩で、「教育学部国語国文学科出なのに日本語がままならない」と嘆いている。それは謙遜だろうが、商学部卒の商学士であるところの自分が請求書一つまともに書けないのは紛れもない事実である。
さてこの記事、冒頭に大きな伏線が… ということを書きだすとバレバレなので、このへんでやめておこう。
※訳あってどうでもいいことを長々と書いてしまったが、普通こういうことを書くつもりはないので、読み飛ばして忘れていただければ幸いです。僕も「Ruby Nile」などを飲んでこの件はきっぱり忘れようと思う。

[Today's recommendation]

https://youtu.be/LOZuxwVk7TU
https://youtu.be/WbJNkH-pDd8
https://youtu.be/ubvV498pyIM
前日夕方のLINEのやりとり。
「NP社から入金あった♡ 自転車買おう」
「さっき連絡あった。○○のコンペ合格🎉」
「おめでとう🎊」
いいことが重なった
昨年末~2月に苦しみながらやったNP社の学参の仕事(参照① 参照②)の報酬は、Louis Garneauの小径車が10台買える… いや8台分くらいかな(笑)、という額。
いま乗っている自転車はSS社の野鳥図鑑執筆の仕事で買ったようなもので、ちょうど10年。ガタガタでそろそろ買い替え時だ。

もう1件はPC社のSSさんからメールが入った、某国研の企画提案公募の審査結果。
これも12年ほどやっている仕事だが、公的機関だけに2年置きくらいにコンペが入る。そのつど落としてくるPC社には敬服させられるが、僕もちょこっとお手伝いさせてもらっているのでわがことのようにうれしい。このあと2年間のメシのタネでもあるし。

右が立川通りで正面が中央線。「にゅうとん」は、弁当販売コーナー(左)とレストラン(中央奥の紫の看板)で別棟になる
ということで、本日は合格の祝酒を買いに立川へ。
なぜ立川かはのちほど。
まずは現地でお昼ごはん。

立川通りのJR中央本線をくぐるガードの側道に位置する洋食屋「にゅうとん」。
立川で45年以上続く老舗である。

先客はなし… と思ったらお店の年配のおばちゃんが「2階へどうぞ」と。
階段を上った先、昔のパブ系飲み屋を思わせる2階ホールには5組10人ほどのお客さんがいる。

6人テーブルや三角の大テーブルなど40人ほどのキャパ。
隅っこの3人がけテーブルに着く。

オーダーは“A・B自由組合わせランチ”を、Aカニクリームコロッケ・Bチキンソテーの組み合わせで。
おそろしくバリエーション豊かなこのメニュー、迷いに迷ってこの組み合わせに。
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このところ「キッチンきむら」「ロミー」「キャロット」と洋食屋は当たりが続いているが、必ずチキンソテーを食べているのは無意識に出ちゃってる自分の嗜好なんだろう。

カニクリームコロッケは人気メニューのようで、ほかにも食べている人が多い。この昭和のぜいたく品が2個も付く。
クリーミーで(当たり前か…)おいしく、ソースなしでいける。

これを軸にBを流し買いでも10回は通えるな…。
カニクリームコロッケ+アスパラサラダなんていうのもおもしろそう。

食後にコーヒーまで付いて750円と、コスパ超優秀。
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ちなみにこちらは弁当販売も行っており、定番のクリームコロッケ&ハンバーグ弁当が、なんとワンコインらしい。
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[DATA]
にゅうとん
東京都立川市曙町3-2-1
http://tachikawa.mypl.net/shop/00000333891/
[Today's recommendation]

<


https://youtu.be/nKxXD6vx9wY

20年近い付き合いのPC社からいただいている仕事は国研3機関絡みが主体。いずれもコンペがあり、最初の合格のときに贈った銘柄の酒を、いまでもゲンを担いで贈り続けている。

新潟・久須美酒造の「七代目」。以前、このあたりでは立川の「成城石井」でしか扱いがなかった。
この仕事が長く続きますように、との願いを込めてあるが、実際は7代どころではなくなっているので、そろそろ山形の某銘柄に変えようかな… というのは冗談だが。
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酒の話題をもう一つ。
「NILE物語」というビールがある。詳細はHP等を参照していただければと思うが、エジプト考古学の権威である早稲田大学名誉教授・吉村作治氏を中心に早大-京大コラボにより“古代エジプトビール”を再現、という企画の地ビールである。
吉村作治という名前には思い入れがある。出会いは中学のとき書店で偶然手にとった『HOW TO 大冒険』というブックス。なりたい職業を聞かれ冒険家と答えていた少年にとって、それはバイブル的存在となった。
影響は大学の選択にも及ぶ。高校時代をサボりまくった自業自得とその年から入試科目が変更される不運とが重なり文学部は受けることすらかなわなかったが、学部違いでワセダには入学。しかしそれは名前だけで大学を選んでもろくなことにはならないという教訓でしかなく、入った学部の講義:経済原論、商法、簿記会計、経営管理論、フランス語経済学…… に興味をひかれるものは一つもなかった。

都内鶴巻町某酒店で購入
結局、冒険ともエジプト考古学的なものとも縁遠い人生を送っていたわけだが、卒業から15年後、ある雑誌の仕事で吉村作治先生の原稿に目を通すという機会が突然訪れた。
それはなんとも感慨深い瞬間。まるで方角違いのようでいて道はつながっている、なるようになる、と感じたものだ。この仕事をやるために生きてきた、みたいな。
しかし会社のごたごたから、まもなくその仕事そのものがなくなってしまう。人生塞翁が馬…。
https://youtu.be/fR4HjTH_fTM
ただし、個人的にはその会社との関係は細々とつながっている。何を隠そう、冒頭に記したNP社こそその会社にほかならない。
さらにいうと、PC社のSSさんはそのNP社の出身で、当時吉村先生にときどき寄稿していただいていた科学雑誌の実質トップを務めていた。
ちなみにSSさんも同じ大学の僕の後輩で、「教育学部国語国文学科出なのに日本語がままならない」と嘆いている。それは謙遜だろうが、商学部卒の商学士であるところの自分が請求書一つまともに書けないのは紛れもない事実である。
さてこの記事、冒頭に大きな伏線が… ということを書きだすとバレバレなので、このへんでやめておこう。
※訳あってどうでもいいことを長々と書いてしまったが、普通こういうことを書くつもりはないので、読み飛ばして忘れていただければ幸いです。僕も「Ruby Nile」などを飲んでこの件はきっぱり忘れようと思う。

[Today's recommendation]

https://youtu.be/LOZuxwVk7TU
https://youtu.be/WbJNkH-pDd8
https://youtu.be/ubvV498pyIM