バッセン併設、逸品うどん 【うどん 桂】
2019.03.06
つかりこさんの「ゆらゆら草」の記事を読んでいたら私的バッティングセンター物語のようなものがいろいろよみがえってきた。
僕はバッティングセンターが好きで、若いころはあちこちに行っている。その中でもいちばん年がいってからの記憶というのが、上の記事に出てくる歌舞伎町のバッセンだ。
当時は2丁目とか歌舞伎町とかというあやしげな街を深夜にうろついていた。アヤシゲな目的があったわけではなく、仕事に行き詰まったとき気分転換に会社の近所を彷徨した、と。

その歌舞伎町のころから数えて30年ぶりくらいにバッティングセンターに行った。
バッセン30年ぶり、というところからもいかに運動不足か推して知るべしであり、そんなんで大丈夫か? と思われそうだが、ダイジョウブ。
打つは打つでも、たべもののほう \( ̄ー ̄;) ナンデヤネン!
バッティングセンター併設型という変わり種のうどん屋がある。

正面から

右斜め

横から。バッティングセンターから和風建築が生えているように見える
ちょうど10年前に開通した新小金井街道清瀬区間の、まだ開発もまばらで畑地の多い沿線にあってよく目立つ構造物が「バッティングセンター アスカ」。
その駐車場に、うどんの幟がはためく。

僕はこのうどん屋の名前をずっと「アスカ」だと思い込んでいて、事前にメニューをチェックしようと検索したがヒットしない。よくよく調べてみると、「桂」というちゃんとうどん屋らしい名前だったという(笑)。
いや、たしかに変わった名前だけど、お店の背後にでかでかと「アスカ」と書いてあったら、誰でもそう思っちゃうんじゃないかなぁ…。

ということで珍しく事前に調べたところ、ここは盛りうどんに天ぷらを付けるのが無難な選択に思われた。
それでも店内であれこれ迷いそうになったが、品書きに天ぷら盛り合わせ付きの“天ぷらうどん”750円というものを発見、それに決める。

地粉のうどんは、かなり灰色。コシ・香りともに強い。

天ぷらはナス、カボチャ、ちくわ。

武蔵野系のうどんと相性のよいゴボウやニンジンがないのはちょっと残念だが、うどん自体がおいしいのでそれだけで十分。
実は小鉢のきんぴらが陰でいい仕事をしていたという(笑)。

かつおだしの効いたつゆがおいしい。武蔵野うどんの人気店はつゆの甘すぎるところが多く、個人的にそれは苦手だが、こちらはだしのうま味はしっかりで砂糖の甘さはない。
麺もつゆもよく、武蔵野うどんでは個人的に最上級にランクされる逸品。

バッティングセンターのいちばん遠い思い出は、高校のころに通った家の近所のそれ。
この記事の執筆の最中(3/11)、NHK『ニュースウオッチ9』冒頭に映像の流れた“がんばろう! 〇〇”の看板の近くにあったバッティングセンター。自宅ももちろんその街にあった。
震災から8年。その街はさら地のままである。

[DATA]
うどん 桂
東京都清瀬市中清戸5-186-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/AWGqoCNbsvM
つかりこさんの「ゆらゆら草」の記事を読んでいたら私的バッティングセンター物語のようなものがいろいろよみがえってきた。
僕はバッティングセンターが好きで、若いころはあちこちに行っている。その中でもいちばん年がいってからの記憶というのが、上の記事に出てくる歌舞伎町のバッセンだ。
当時は2丁目とか歌舞伎町とかというあやしげな街を深夜にうろついていた。アヤシゲな目的があったわけではなく、仕事に行き詰まったとき気分転換に会社の近所を彷徨した、と。

その歌舞伎町のころから数えて30年ぶりくらいにバッティングセンターに行った。
バッセン30年ぶり、というところからもいかに運動不足か推して知るべしであり、そんなんで大丈夫か? と思われそうだが、ダイジョウブ。
打つは打つでも、たべもののほう \( ̄ー ̄;) ナンデヤネン!
バッティングセンター併設型という変わり種のうどん屋がある。

正面から

右斜め

横から。バッティングセンターから和風建築が生えているように見える
ちょうど10年前に開通した新小金井街道清瀬区間の、まだ開発もまばらで畑地の多い沿線にあってよく目立つ構造物が「バッティングセンター アスカ」。
その駐車場に、うどんの幟がはためく。

僕はこのうどん屋の名前をずっと「アスカ」だと思い込んでいて、事前にメニューをチェックしようと検索したがヒットしない。よくよく調べてみると、「桂」というちゃんとうどん屋らしい名前だったという(笑)。
いや、たしかに変わった名前だけど、お店の背後にでかでかと「アスカ」と書いてあったら、誰でもそう思っちゃうんじゃないかなぁ…。

ということで珍しく事前に調べたところ、ここは盛りうどんに天ぷらを付けるのが無難な選択に思われた。
それでも店内であれこれ迷いそうになったが、品書きに天ぷら盛り合わせ付きの“天ぷらうどん”750円というものを発見、それに決める。

地粉のうどんは、かなり灰色。コシ・香りともに強い。

天ぷらはナス、カボチャ、ちくわ。

武蔵野系のうどんと相性のよいゴボウやニンジンがないのはちょっと残念だが、うどん自体がおいしいのでそれだけで十分。
実は小鉢のきんぴらが陰でいい仕事をしていたという(笑)。

かつおだしの効いたつゆがおいしい。武蔵野うどんの人気店はつゆの甘すぎるところが多く、個人的にそれは苦手だが、こちらはだしのうま味はしっかりで砂糖の甘さはない。
麺もつゆもよく、武蔵野うどんでは個人的に最上級にランクされる逸品。

バッティングセンターのいちばん遠い思い出は、高校のころに通った家の近所のそれ。
この記事の執筆の最中(3/11)、NHK『ニュースウオッチ9』冒頭に映像の流れた“がんばろう! 〇〇”の看板の近くにあったバッティングセンター。自宅ももちろんその街にあった。
震災から8年。その街はさら地のままである。

[DATA]
うどん 桂
東京都清瀬市中清戸5-186-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/AWGqoCNbsvM