本日、肉の日につき? 【キッチンきむら】
2019.02.26
2月はニク(肉)の日(29日)がない(ことが多い)ことに気づいた。
肉好きの人はさぞお困りだろうと思ったら、2月は月自体が“ニ”なので2月9日でニクの日と。毎月29日の“肉の日”割引きサービスを実施している飲食店でも、2月は9日にスライドしているところが多い。日本語はうまくできてる。(←ちょっと違う)
…と、そんなちまちましたローカルな語呂合わせに頼らずとも、壮大なスケールの“肉の日”がこの時期、世界各地で催されていた。
カーニバル(謝肉祭)である。

――毎年復活祭(イースター)の40日前から始まる四旬節の期間中は、キリストの断食をしのんで肉食を絶つ習慣があるが、カーニバルは四旬節前に肉を食べて楽しく遊ぼうというための行事である。(日本大百科全書(ニッポニカ))
つまりカーニバルとは肉断ちの前の食いだめ(または残り物処分)の祭り。
世界三大カーニバル(リオ、ヴェネツィア、トリニダード・トバゴ)もヨーロッパ三大カーニバル(ニース、ヴェネツィア、ヴェアレッジョ)も、起源は皆これである。
四旬節の始まる“灰の水曜日”の前日“告解火曜日(マルディグラ)”が謝肉祭最終日。
2019年のマルディグラは3月5日で、謝肉祭期間を8日とすると、本日(2/26)が初日に当たる。
ということで、勝手に肉の日を決行。

西武池袋線保谷駅近く、踏切の際の建物2階の洋食店「キッチンきむら」。

階段の上り口に張ってある国産牛ステーキとの盛り合わせセットというものがずっと気になっていた。

階段を上ると入り口が2つあって戸惑う。いや、迷わず禁煙エリアのドアを開ければいいわけだが、こうまで峻別されていると、いいかげんな気持ちで入っちゃっていいものかとどっちにしろ二の足を踏んでしまうわけで…。

パノラマ写真
その禁煙コーナー、意外なことに1時半すぎにしてけっこうな入り。
しかも4組7人、すべて女性であった。

ステーキ盛り合わせから勝手に描いていたイメージとあまりにも違っていて、すっかり“およびでない”感にとらわれてしまったワタシ。
注文は、2品盛り合わせて1000円メニューを、③手こねチーズハンバーグステーキ(150g)と⑤国産若どりのチキンガーリックステーキ(150g)で。
ビビッて無難な方向性にシフト… (ーー;) …
それでもこのメニューのバリエーションはすごい。
「ご飯の量はあとで伺いますので、食べられるだけお申し付けください」とホール係の女性。メニュー表に“平日ランチタイムはライス特盛り無料”と書いてある。

まずサラダとスープ。
「ライスは特盛り無料ですが?」と聞かれ、いきなり特盛りってこともないと思うので確認すると、少なめ・普通・大盛り・特盛りの4段階とのこと。
大盛りを申告。

チーズハンバーグとチキンステーキはワンプレート(鉄板)でジュージューいいながらやって来る。

真ん丸のハンバーグは、ふわふわ、ほろほろ系。デミソースは赤ワインの芳醇な香りが特徴で、甘いながらも酸味・苦味が効いた大人味。
チキンは皮がパリパリ、肉はジューシー、たっぷりのガーリックチップがのって香ばしく焼き上げられている。

謝肉祭の日付は2月上旬~3月上旬と幅がある(マルディグラ:2019年3/5、20年2/25、21年2/16、22年3/1、23年2/21…)。
イベント好きの日本に定着する日も近いかもしれない。

[DATA]
キッチンきむら
東京都練馬区南大泉5-34-1
https://www.facebook.com/kitchen.kimura/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/l5Fnm5HMVT0
2月はニク(肉)の日(29日)がない(ことが多い)ことに気づいた。
肉好きの人はさぞお困りだろうと思ったら、2月は月自体が“ニ”なので2月9日でニクの日と。毎月29日の“肉の日”割引きサービスを実施している飲食店でも、2月は9日にスライドしているところが多い。日本語はうまくできてる。(←ちょっと違う)
…と、そんなちまちましたローカルな語呂合わせに頼らずとも、壮大なスケールの“肉の日”がこの時期、世界各地で催されていた。
カーニバル(謝肉祭)である。

――毎年復活祭(イースター)の40日前から始まる四旬節の期間中は、キリストの断食をしのんで肉食を絶つ習慣があるが、カーニバルは四旬節前に肉を食べて楽しく遊ぼうというための行事である。(日本大百科全書(ニッポニカ))
つまりカーニバルとは肉断ちの前の食いだめ(または残り物処分)の祭り。
世界三大カーニバル(リオ、ヴェネツィア、トリニダード・トバゴ)もヨーロッパ三大カーニバル(ニース、ヴェネツィア、ヴェアレッジョ)も、起源は皆これである。
四旬節の始まる“灰の水曜日”の前日“告解火曜日(マルディグラ)”が謝肉祭最終日。
2019年のマルディグラは3月5日で、謝肉祭期間を8日とすると、本日(2/26)が初日に当たる。
ということで、勝手に肉の日を決行。

西武池袋線保谷駅近く、踏切の際の建物2階の洋食店「キッチンきむら」。

階段の上り口に張ってある国産牛ステーキとの盛り合わせセットというものがずっと気になっていた。

階段を上ると入り口が2つあって戸惑う。いや、迷わず禁煙エリアのドアを開ければいいわけだが、こうまで峻別されていると、いいかげんな気持ちで入っちゃっていいものかとどっちにしろ二の足を踏んでしまうわけで…。

パノラマ写真
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その禁煙コーナー、意外なことに1時半すぎにしてけっこうな入り。
しかも4組7人、すべて女性であった。

ステーキ盛り合わせから勝手に描いていたイメージとあまりにも違っていて、すっかり“およびでない”感にとらわれてしまったワタシ。
注文は、2品盛り合わせて1000円メニューを、③手こねチーズハンバーグステーキ(150g)と⑤国産若どりのチキンガーリックステーキ(150g)で。
ビビッて無難な方向性にシフト… (ーー;) …
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それでもこのメニューのバリエーションはすごい。
「ご飯の量はあとで伺いますので、食べられるだけお申し付けください」とホール係の女性。メニュー表に“平日ランチタイムはライス特盛り無料”と書いてある。

まずサラダとスープ。
「ライスは特盛り無料ですが?」と聞かれ、いきなり特盛りってこともないと思うので確認すると、少なめ・普通・大盛り・特盛りの4段階とのこと。
大盛りを申告。

チーズハンバーグとチキンステーキはワンプレート(鉄板)でジュージューいいながらやって来る。

真ん丸のハンバーグは、ふわふわ、ほろほろ系。デミソースは赤ワインの芳醇な香りが特徴で、甘いながらも酸味・苦味が効いた大人味。
チキンは皮がパリパリ、肉はジューシー、たっぷりのガーリックチップがのって香ばしく焼き上げられている。

謝肉祭の日付は2月上旬~3月上旬と幅がある(マルディグラ:2019年3/5、20年2/25、21年2/16、22年3/1、23年2/21…)。
イベント好きの日本に定着する日も近いかもしれない。

[DATA]
キッチンきむら
東京都練馬区南大泉5-34-1

[Today's recommendation]



https://youtu.be/l5Fnm5HMVT0