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謎多きローカルチェーン 【笠置そば 西荻窪店】

2022.05.26

 ちょうど前記事がそうで都心の店の記事が多くなっているが、記事にならない(ただ行って帰ってくる)自転車行はもっと多く、最近しょっちゅう都心に行っている。
都心(新宿方面)に行く場合、直線距離に近い新青梅街道~青梅街道を通るのが早いが、幹線道路が嫌いなためそれと平行したコース取りとなり、いちばん多いのが田無から柳沢団地通りを上り千川上水~東京女子大~神明通りから西荻窪に抜けるルート。
しょっちゅう西荻の街を通ることになる。


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しょっちゅう通っていると、これまで特に気にしていなかった物件が急に気になりだす。
立ち食いそばの「笠置そば」。
普通に見かけるチェーンのような気がしていたが、お店がどこにあるか思い出そうとしても西荻以外に出てこない。


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調べてみると、惣菜などを扱う食品製造業者を設立幹事会社とする事業主体がオリジナル厨房機器を武器に立ち食いそばチェーンを展開――ということらしい。
ナンノコッチャ… ( ̄ー ̄?)

素人にはさっぱり… なので、設立(1994年7月)当時の専門紙の記事をご覧いただきたいその1その2

25年前の記事では“40店のチェーンスケールになる見通し”とあるが、現時点で食べログで検索すると東京・埼玉で計7店舗。
“普通に見かける存在”から“比較的レアかも…”へ格上げ。


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前振りが長くなったが、そういうわけで「笠置そば 西荻窪店」へ。


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まず品ぞろえの多さに驚かされる。
驚かされるというか、懐かしい。


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立ち食いそば界は3強ともいわれるように寡占化が進んでいる。
そのため差別化戦略が後退するためか、メニューが貧相化する流れにあるように感じられる。
昔さんざん入った「富士そば」でさんざん食べた春菊天を、いま「富士そば」で食べられなかったりと。


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「おそば? あったかいの?」
「あったかいそばで、えーと… 春菊とコロッケ、あと玉子」


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カウンター中央の天ぷらケースがすごい。
わらびやうどに、新茶なんてのも。

あとから入ってきた常連風のおっさんが「何これ?」とか聞いてる。
「セロリ。スープセロリだって」
「それ、もらおうか」


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そばはゆでたて。僕の場合、4分ほどかかった。
しっかりしたコシで、ネットリ感の強いタイプ。
天ぷらは揚げ置きだが、油切れがよく軽い口当たり。


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月見コロッケ春菊天そば(ネギ抜き)620円


そばにはこだわりがあるらしいが、フランチャイズの縛りはユルそうだ。
この天ぷらケース&壁の短冊の自由度こそ、立ちそばワールドそのもの。


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店を出て11時。
まだ街は動きだしていないが、あと2時間もすればやきとり屋の客が店からあふれ出すような路地に、こういうそば屋はよく似合う。


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[DATA]
笠置そば 西荻窪店
東京都杉並区西荻南3-11-7





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/1SIHofW2P0Y


うま味豊かなきのこ汁&香り高いそば 【そばと茸の里】

2022.04.29

前記事の続き)

昼すぎには降りだすという予報なので、早く出て午前中に切り上げる予定だったわけだが、即清寺、愛宕神社と回っても10時半。
近くには3軒ほど飲食店があり、そのどれかで昼ごはんを食べたいが、まだどこも開いていない。

まだ天気は持ちそうなので、地図の記憶を頼りに“一の滝”を見に行く。


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滝へは車道から遊歩道を下るが、柵や段々に使われている丸太が真新しく、調べてみると今年整備されたばかりらしい。おかげで僕らのようなヘタレでも手軽に見物できる。
丸い滝壺を備えるコンパクトながら姿の整った滝であった。


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ホウチャクソウ、マムシグサ、モミジガサ、ニリンソウ


吉野街道に戻ると「吉川英治記念館」の隣のおそば屋さんが、幟を出したりと、ちょうど開店準備中。
そのまま入店。


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「そばと茸の里」というお店。
店名のとおりキノコ汁のそばが売りらしく、キノコは自家栽培とのこと。


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店内はテーブル・小上がり各1卓とカウンター8席。


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小上がりの座卓には売り物の干しキクラゲやフキみそのパックなどが、開店直後につき、まだ雑然と積んである。


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テーブル席に着き、きのこつけ汁そばと鴨汁せいろそばを注文。


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「タラの芽の天ぷらはいかがですか?」とお店のおばちゃん。
野菜天ぷら(5品)を頼もうと思っていたが、確認したところそれにはタラの芽は入らないとのことなので、タラの芽天ぷらに変更。
「2人で食べてちょうどいいくらいの量ですよ」と。


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まず突き出しのつくだ煮。
ぱっと見、コンブかと思ったが、食感がコリコリ心地よい。
「これはキクラゲだね c( ̄▽ ̄)
店内で売られてもいるキクラゲを使っているのかも… と、おそばへの期待も高まる。


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タラの芽の天ぷらは、塩か天つゆで。
天つゆは薄口しょうゆに上品なだし。
タラは開き気味の葉もあって、野趣あふれる香りやほろ苦さはまさに春の息吹。


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きのこつけ汁は、しいたけ、まいたけ、ぶなしめじ、えのきと、長ねぎがたっぷり。


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干ししいたけのだしと具から出るキノコのうま味のみで味を整えているんじゃないかというような、まさにきのこ汁。
店頭には竹ザルに大量のしいたけが干してあった。


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鴨汁はそれに鴨肉を加えたもの。


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キノコに負けない野性味ある香り強いそば。
細めのそばがつけ汁によくなじむ。


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個性派だけれども本質的。
そんなおそば屋さん。


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小上がりに並んだパックがどうしても気になり、きゃらぶきを買う。
甘くないすっきりしたしょうゆ味でごはんにも酒にもよく合うつくだ煮だった。

(さらにつづく


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[DATA]
そばと茸の里
東京都青梅市柚木町1-78-3





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Hd5tyvpTHqU


門前そばシリーズ 【そば処 もとはし】

2022.04.14

 朝4時半に猫に起こされ、そのまま仕事をしてしまったワタシ。
忙しいと、そうなる。朝型なので。
もっと忙しくなると、3時起きになったり。

午前中いっぱい仕事して、気分転換に昼ごはんを兼ねて外出。
一日中しっかり降るという予報だが、午前中ほとんど降っていないしアメッシュでもまとまった雨雲はみられないので、散策もできるかも。


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右隅に写っているのが塩船観音寺 仁王門


“門前の茶屋”というのが好き。
地図上でそれっぽいのを見つけてずっと気になっていたのが、塩船観音近くのそば店「もとはし」。

というか、塩船観音はツツジで有名で、そっちメインと考えるべきかな。


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花は見てみたいが混むのはイヤ。
今日あたり、盛り直前の絶妙なタイミングのような気がする。

ということで、青梅市の塩船観音寺へ。


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出るのが遅かったので現地に着いたのは13時すぎ。
まずおそば屋さんへ。


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シンプルなメニューから天せいろと本鴨せいろを選ぶ。
せいろだけだとちょっと寂しいし、とろろや辛味大根は家でも食べるから。


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ほかに客はなくテレビなどもついておらず、ときおり周囲の森から聞こえてくる鳥の声。
都会の喧騒とかけ離れた落ち着いた空間で、ゆったり時間が流れる。


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おそばが本格的なのがうれしい誤算?
見た目からおいしそうだったので2~3本そのままつまんでみると、口の中にそばの香りがふわりと広がる。


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天ぷらには定番のエビやナスのほか、旬のコゴミとアシタバが盛られている。
聞けば家の近くで朝に摘んできたそう。
スーパーで売られているものとはまるで別物な、山菜本来の力強い味と香り。


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かぼちゃ、さつまいも、にんじん… と根菜もたっぷりで、ボリューム満点。


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鴨汁には斜め切りにして焼き目を付けた長ネギ、揚げナスが入り、ゆでた小松菜を上から添えてある。
なかなかワイルドな鴨汁で、体が温まった。


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そばはねっとりした舌触りで風味・甘みが感じられ、わさびはおろしたて。


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思っていたよりずっと本格的でおいしいおそば屋さんなのであった。

(つづく)


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[DATA]
そば処 もとはし
東京都青梅市塩船220-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/1pzCjEZx59k



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次号予告


春告花と二八そば 【松庵】

2022.03.24

 偶然だが、直近の3記事連続でカタクリの写真を使っている。

カタクリErythronium japonicumはユリ科カタクリ属の多年草。
山地の林内に群生し、早春に紅紫の花を咲かせ、5~ 6月ごろまでに地上部は枯れて休眠期に入る。地上に姿を現すのは春先の4~5週間程度と短いことから“Spring ephemeral(春の儚いもの)”と呼ばれるグループの一つ。鱗茎からは良質なデンプンがとれ、片栗粉はもともとカタクリから抽出したものを指した。
昔は広く各地で見られたが、乱獲や土地開発による生育地の減少などを背景に、いまや希少な存在となっている。ただ、東京都内でも意外に自生地が残されており、前々記事の「野山北公園」、前記事の「さやま花多来里の郷」、そして今回の「清瀬中里緑地」などはその代表。開花時期には“春告花”を求め多くの人が訪れる。


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※2段目のシュンランとヒロハノアマナは3/17撮影


清瀬中里緑地保全地域には1週間前に見に来たがカタクリはほとんど咲いていなかった。その代わりというか、同じくSpring ephemeralのグループのヒロハノアマナが見ごろだった。
その1週間後と予測して再び来てみたが、カタクリの花はまだまだ少ない。この間、雪が降ったりと低温傾向で推移したことが影響しているものと思われる。
今年は春が遅いのである。


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昼ごはんに清瀬の街なかへ。

ざっと見て回ったところ、定休日やランチ時間終了(13:30にして)というところばかりで、選択肢がだいぶ限られてしまう。
なんとか営業していた駅前のおそば屋さんへ。


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清瀬駅を利用している人なら知らない人はいないであろう「手打ち蕎麦 松庵」。
南口ロータリーに面してでっかい看板が掛けてある。


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ただし、店名を正しく覚えている人は少ないかもしれない。
ネット情報のほとんどは“しょうあん”と扱っているが、正しくは“まつあん”。実は僕も間違って覚えていたが、ブログ記事を書くにあたって基本情報を調べているとき、URLのドメインがmatsu-an.comであることに気づいた。


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看板はビルの表側で目立っているが、お店自体は奥まった裏側とわかりづらい。
さらに、入ってみて、でっかい看板の印象との乖離の甚だしい店内の狭さに戸惑いを隠せないワタクシ。


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右手にカウンター4席、左手に6人ほど座れる銘木調のテーブル。
はじめテーブル席に案内されたが、先客の食事中の女性2人と対面相席状態で、(どっちも)居心地悪さの極みであり、自主的にカウンター席に移らせていただいた。


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注文は、おすすめランチから天丼セット(冷たいそば)と、鴨南ばんそば。


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品書きに“そば粉は自家製粉石臼(2Fにて)びきで、産地が北海道、茨城、福井等々、毎年の生産状況により変わります”とある。
1階の食堂は狭いが、2階に作業スペースを確保と、真面目な姿勢が伝わってくるようだ。


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そばは二八が標準と書いてあるが、予約をすれば十割も可とのこと。
本日は茨城県産とある。


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香りと甘味があって麺の太さもランダムな、手打ち感いっぱいなそば。


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天丼は見た目からして甘辛の東京風。
セットとは思えないサイズのぷりぷりエビ天のほか、ピーマンとニンジン。


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鴨南ばんにはささがきごぼうがほんの少し入っている。
珍しく思えたが、鴨鍋には臭み消しとして定番であり、これはアリなのだ。


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天気はよかったが風の冷たい中を歩いてきて、やはり温かいものがうれしい。


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[DATA]
松庵(まつあん)
東京都清瀬市松山1-4-2
https://matsu-an.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/JS4g2Fi8Fp0


幸福感いっぱいな♪ 【ますも庵】

2022.02.12

 2週間前に“肘が痛くて…”と書いている。
これが全然よくならず、観念して病院に行くことにした。

歯医者を除き、たぶん6年半ぶりの病院。
前回は身内の仕事で田舎の業者相手にストレスがたまって胃カメラ送り。
同じ病院だが、診療科が整形外科というのはだいぶ気が楽だ。


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「テニス肘ですね」

上のリンク先に書いているようにスマホが原因の“スマホ肘”という自覚があり、ちょっと後ろめたいような気持ちがあった。
「スマホ? あ、ゲームねー」みたいな反応を覚悟するわけで。
ゲームやらないけど。

同じ症状でも”スマホ“と“テニス”では大違いである。
人格まで高級(セレブ)になった気にさせられる。
「いやー、テニス肘やっちゃいまして。はっはっは」
テニスやらないけど。


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「テニス肘ですね」とドクター。
「ん…? テニス♪」
「テニスやる人がかかる、とは限りませんけどねー、はっはっは」


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予約なしでいきなり行ったこともあり、会計が終わった時点で12時近くに。
腹が、減った……

東村山駅前の“志村けん像”の前で待ち合わせて、近くの「ますも庵」へ。


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しばらく食べておらず、ずっと食べたいと思っていたものがあった。そばではないが。
病院行ったご褒美…(笑)。


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そばの名店「ますも庵」は、うどんもおいしい。


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おいしいといっても、うどん“も”そこそこおいしいよ… とかいうんでなく、名店ひしめく東村山あるいは多摩六都さらには所沢… と、広域武蔵野うどん圏にあって、知る限りにおいていちばんおいしい。“知る限り”がかなり限られるけど… ( ̄- ̄;)


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そのうどんの真価が発揮されるのが、あったかいうどんだと思う。
ずっと食べたいと思っていたのは、それ。


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気になっていたカレーうどんシリーズから角煮カレーうどん。
もう1品は鉄鍋うどん。


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角煮カレーうどんはとろみの強い熱々うどん。
ひとくち食べるとカレーの香りにも負けない地粉の香りとうまみが口の中に広がって。
あー、これこれ。
これが「ますも庵」のうどん! と思わず言葉に出てしまう。


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軟らかく煮込まれた玉ねぎの甘味と厚切りの大きな角煮で、なかなかのボリューム。


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鉄鍋うどんは、いわゆる鍋焼きうどん。
鉄鍋でチンチンに熱した状態でやって来る。


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だしの効いた濃いめのつゆに、具はえび天ほか、揚げ餅、卵、かまぼこ、ねぎ、…。


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鉄鍋で煮込んであるのに、うどんにはしっかりした歯応えが残っている。
地粉の香りも強い… というか、温めることによりさらに香りが引き立っている。
このバランス則が絶妙である。


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口福という言葉があるが、まさに幸福感いっぱいな…。


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[DATA]
ますも庵
東京都東村山市本町2-16-30





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/aLnZ1NQm2uk


有形文化財の建造物にて… 【そばの杜】

2022.02.06

 前記事の続きで、秩父神社にお参りしたあと市内を散策。

秩父に来ようと思った理由の一つに、混まなそうというのがある。
前記事の写真を見ていただけばわかるように、市内観光の中心である秩父神社やその参道の番場通り、日曜でもひと気まばら。
隣の隣の隣の観光都市・川越とは大違いである。


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番場通り


これだけ人が少なかったら飲食店はどこも混むことはないだろうと、踏切際の人気そば店「武蔵屋」をのぞいてみると、順番待ちの人が店外にあふれている。即、退散… という、いつもどおりの展開である。西武秩父駅近くにはラーメン店の大行列も。
前にも感じたが、街なかの滞留人口構成が極端にアンバランスである。


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「手打そば 武蔵屋」


飲食店に行列する一定数は観光の人というよりグルメの人であり、ピンポイントに食べ物屋目当てで、街なかは素通りしてるんじゃないの…? と思えなくもない。観光動線の流れも悪そうだ。
観光資源に恵まれているように映るだけに、大きなお世話かとは思うが、なんかもったいない。


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気を取り直して…。
街を歩いて、古い大衆食堂や洋食店や喫茶店にも惹かれるが、秩父ではやっぱりそばが食べたい。


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秩父そばの会HPより


「道の駅 ちちぶ」でもらってきた“秩父そばの会”の“蕎麦たべあるきマップ”でお店を探す。
ちなみに上記「武蔵屋」や、前回入った「大むら本店」もそばの会会員である。


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街の中心っぽい本町交差点の立派な建物の前に“手打ち蕎麦”の幟。
マップを見ると、こちらもそばの会らしい。
建物自体は「秩父ふるさと館」というらしい。


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以下、すべて後付け知識だが概要を記すと――

「秩父ふるさと館」は、大正時代に繁栄した秩父銘仙問屋(旧 柿原商店)を整備再生し、観光拠点として2004年開場。メイン施設の店舗兼主屋、3棟の土蔵、石塀は国の登録有形文化財である。


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館内1階は地域物産の展示販売店やショットバーなど。


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“秩父地方の伝統産業である秩父銘仙に、現代感覚を取り入れたものづくりにこだわる”という「知知夫手づくり工房」で洋紙と細川和紙を購入。
観光気分高まる c( ̄▽ ̄)


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2階は郷土料理も提供する手打ちそば店「そばの杜」。


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「そばの杜」は2009年オープン。


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広々とした店内は、テーブル席8席、最大32名収容の大広間と座敷2席、最大12名の個室空間からなる。


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広い空間に先客は1組。
古民家の素晴らしい雰囲気だけに、やっぱりもったいない…。


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注文は鴨汁そばとお昼ごはんセット。


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――そばは二八そばで、店主が修行時代に影響を受けた味をもとに発展させ、毎日手作りで心を込めて作っています。お店HPより)


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鴨汁の鴨肉は少ないが、油をたっぷり吸った揚げなすとこんがり焼かれた長ねぎで風味がよく、熱々の汁で体が温まる。


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お昼ごはんセットは、そば、天ぷら、とろろご飯、お新香。
そばは太めの平切りでルチンの黄色みが強い。
二八らしくねっとりした食感。


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全体にそつなくバランスのとれている印象で、普通に満足感が得られる。
若い女性2人体制の接客もマニュアルの行き届いた気持ちいいもの。


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でもこういうのって、施設食堂みたいなものじゃないの?
はい。そうだと思います。


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でもそれでいいのです。
僕らはただの“観光の人”なのだから。


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[DATA]
そばの杜
埼玉県秩父市本町3-1 秩父ふるさと館2F
http://www.sobanomori.net/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/uOerZ-ewUcA



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次はここかな…


府中名物な… 【山長そば 分倍河原店】

2022.01.25

 自転車で遠出をしても地元から離れるほどアウェーを感じて、通りすがりにお店に入るというのはなかなか…。
気になりつつも眺めるだけというお店は数知れず。

それがコロナ禍で自転車の距離が延び、アウェー前線が後退したらしい。
お呼びでない感いっぱいだった土地でも、あまり抵抗を感じなくなっていたりする。
その表れというか、当ブログの直近5本中4本は、自宅から直線距離で10km超のお店の記事である。


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調子に乗って“眺めるだけ”にもどんどん挑んでみようか… というのが今回のお店。
分倍河原駅前の「山長そば」。こちらも10km超。

オオゴトのような書き出しでアレだが、なんのことはない、立ち食いそばである。
立ち食いそばにも、オオゴト ( ̄- ̄;) ンー


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聖蹟桜ヶ丘までのルートを地図上でおさらいしているときに気になる物件を見つけ、確かめに行きがてら分倍河原へ。


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崖の上のどん詰まりの駅舎へと延びるコンパクトな商店街はファンタジーチックで印象深い。
が、構成要素は飲み屋、ラーメン屋、立ち食いそば… と、サラリーマンコメディチックである。
物語ならファンタジーだが、食べ物なら立ち食いそば… って、なんのこっちゃ ゞ( ̄∇ ̄;)


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「山長そば」は府中を中心に10店ほど展開されている「やきとり山長」の別業態。グループ唯一の立ち食いそば店である。
おおもとの焼き鳥店は知らなくとも立ち食いそばは知っているというのは、関心の対象の違いもさることながら、こちらの特徴的な打ち出しにもよる。
立ち食いそば店ながら、カレーを前面に訴求する。


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ピンぼけ失礼


事前に調べてあったとおり、そば&ミニ丼セットをポチッとな。
さらに、60円トッピング、100円トッピングを各1枚。


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ミニ丼は↑↑ トッピングの内容は↓↓ のとおりで、こういう独自システムは現場では把握しづらい。
調べていって正解である。


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ミニ丼はミニカレー、トッピングはそれぞれ生玉子とハーフカツと申告。


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窓口で少し待たされるのは、生麺使用でゆで時間がかかるから。


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※そばはネギ抜き


看板のカレーは牛すじの風味が濃厚でかなりおいしい。
それでいて、部分的に温まりきっていなかったりとか、やはりファストフード的である。
おおらかで好ましいというのが、僕の感想。


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そばはゆで麺でも乾麺でもない、ねっちょりした生のそば粉の食感。
立ち食いのレベルを超えたおいしいそばだと思う。


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ちゃんと立って食べられるコーナーも設置してあるなど、立ち食いそば好きのツボを抑えた店のつくり。
お店を出ると、すっかりホームタウンにいるような気にさせられているのである。


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[DATA]
山長そば 分倍河原店
東京都府中市片町2-21-1
http://cerisier-1989.com/
https://www.facebook.com/%E3%82%84%E3%81%8D%E3%81%A8%E3%82%8A%E5%B1%B1%E9%95%B7%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-166185260192609/
https://twitter.com/yamacho1989





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/7ZVy4A7ThkQ



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気になる物件その1


分散初詣からの… 【芝大門 更科布屋】

2022.01.09

 初詣には必ず行くが、信仰心があついわけではなく、行事に便乗して街歩きを楽しむという性格のもの。コロナ前はイベント性も街歩き要素もより強い七福神めぐりを恒例としていた。
年の初めにこだわるものでもなく、名目さえ与えられるなら12月でも2月でもかまわない。前のシーズンはコロナ禍で注目された“幸先詣”というものにいち早く便乗させてもらったが、感染状況が沈静化していた昨年末は分散化の呼びかけも前年ほど強くなかったためか、どうするか決めかねているうちに機を逸し、いざ正月を迎えれば、密集化が目に見えている場所に近づく気にはやはりなれず。
松の内が明けてようやく、そろそろ初詣でも… となったのは自然の成り行きのようでもある。


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大門


今年は芝の増上寺。
何かの機会に行っておきたいと思っていた。

増上寺は徳川将軍家の菩提寺として知られる日本有数の大寺院。
個人的には、落語『芝浜』の舞台だったり、大正・昭和期の浮世絵師・川瀬巴水の絵の題材になっていたりというあたりに親近感を覚える。


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増上寺参道入り口に立つのが駅名にもなっている大門(増上寺旧総門)で、1937(昭和12)年に道路拡幅に伴い鉄筋コンクリート製に造り直されている。
門の基部に陶板が飾られている川瀬巴水『芝大門之雪』はその前年の作で、移築後空襲で焼失した木造の旧大門を知る貴重な資料なのだそうだ。


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三解脱門


三解脱門(中門)の背後に東京タワー。
門をくぐると、ドーンと。
インスタにアップしようとすると、#増上寺と東京タワー は投稿数5000件以上の定番ハッシュタグであった。


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大殿本堂に参拝客の列。
境内が広く密接感はないのでそのまま並んでお参りを済ませる。


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大殿に向かって右手に鐘楼堂。


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増上寺の鐘は“江戸三大名鐘”の一つで、『芝浜』でも重要なシーンに登場する。主人公・魚屋の勝治郎が波打ち際で財布を拾った“芝浜”は田町駅近くの本芝公園のあたりで、現在の山手線がだいたい当時の海岸線にあたるらしい。


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増上寺の鐘が午の刻を告げた(ような気がした)。
腹が、減った……


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来るとき大門駅から地上に出てすぐのおそば屋さんに行列ができていた。
参道にはそれ以外にこれといった食べ物屋さんは見当たらなかった。
仕方ない、戻って並ぶかぁ…。


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老舗然とした立派な店構えの「芝大門 更科布屋」。
角には“創業寛政三年”の石柱が立っている。


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お店に着いたのが12時半で、幸い行列は長くなっておらず、回転も速い。
僕らの前に5組ほどあったが5~6分で案内される。


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待っている間、表のショーケースで品定め。


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「更科」といえば、代名詞ともいえるそばの実の芯の部分だけを使った真っ白なさらしなそば。
老舗系更科は、変わりそばも有名だ。


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その両方が楽しめる三色そばとまず決めて、もう1品、そば弁当とそばずしで迷う。
両方頼んじゃえば? みたいな ヾ(- -;)


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麻布十番かいわいに「更科」を名乗るお店が3店あることはよく知られており、こちら「芝大門 更科布屋」を含め更科の源流に位置する。寛政三年(元年とも)は、直系とされる現「更科堀井」初代布屋太兵衛が「信州更科蕎麦所 布屋太兵衛」を創業した年と。


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今月の変わりそばは唐辛子切り。


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辛さは感じないが、ほのかな唐辛子の香りがよい。
真っ白いいわゆるさらしなそばも、本式を食べたのは初めてかも。


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そば弁当は、天ぷら、焼き魚、そば、ご飯の松花堂弁当。


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そばずしは、そば汁と酢で〆たのり巻きと稲荷ずし。


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こちらはベースのつゆが甘めだが、加えてのり巻きのたねの卵焼きや揚げも甘さが強く、華やかさを感じるお品である。


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これ、絶対酒飲みたくなる。
でもよそう。また、夢になるといけねぇ…


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写真中央に大門、その背後に三解脱門


[DATA]
芝大門 更科布屋
東京都港区芝大門1-15-8
http://www.sarashina-nunoya.com/
https://www.facebook.com/%E8%8A%9D%E5%A4%A7%E9%96%80-%E6%9B%B4%E7%A7%91%E5%B8%83%E5%B1%8B-567674253316764/





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https://youtu.be/UdGkoTH7os4


https://youtu.be/7_wJRE8SUX0



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帰りに立ち寄った愛宕神社は大変な混みようだった


常と変わらぬ… 【ますも庵】

2021.12.31

 大晦日はおせちを作る日ということになっていて、かまぼこ以外の作れるものは全部作るのでけっこう忙しく、昼ごはんは合間に適当に済ませる。
昼のテレビニュースなどで大わらわなおそば屋さんを中継することがよくあるが、そんな光景を実際に目にすることはない。
ああいう歳時記的なのも悪くないと思う。コロナがなければ。


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うちでは年越しそばは夜に食べることになっていて、地元のお店で生そばを調達するのが恒例。
今年は東村山駅東口の「ますも庵」。


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予約はしてあったが、受け取り時間を12時としたのがいけなかった。
お店、大わらわ (;^_^A


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図らずも年越しそばの現場というものを目の当たりにすることとなったが、去年の「ごろう」も、一昨年の「喜作」も、大晦日は予約分の受け渡しのみで店内営業を行っていなかったので、そういうものと思い込んでいた。


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昨日の「ぼん天」といい、活気が戻っているのは素直にうれしい。
でもちょっと怖い… という複雑な年越し。


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大みそかは第九ではなくマーラーの2番。
夜は鴨鍋とそば。
こんな時代にも常と変わらぬ年越しを迎えられたことに感謝。


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皆さま、よいお年を。


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追記:
目にもおいしいゆで上がり👍


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[DATA]
ますも庵
東京都東村山市本町2-16-30





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リアル昭和な 【鶴家】

2021.11.21

 前記事に書いているように、まず梅岩寺にお参りして、旧青梅街道を駅のほうにぶらぶら歩いていると、どこからともなくうまそうな匂いが漂ってくる。

「立ち食いそばの匂い…」(=うまそうな匂い)

と、つられるように狭い路地に入り込めば、路地はそのまま古いビルを通り抜ける構造になっている。ビルの通路の両側はテナントで、左手中ほどにそば店。
匂いのもとはこちらのようだ。


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残念ながら立ち食いでなく普通のおそば屋さん… というのは立ち食いそば好きの感覚であろうが、いや、これをフツウといえるだろうか…? という独特の空気感。
まだ10時前で開店準備中で、後ろ髪引かれる思いで街歩きに出かけたのであった。


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そのあとは前記事のとおりマルシェでチョコレートを買い東青梅駅近くまで歩いて引き返す途中いきなりサンバが始まったと(11:00)。
しばらくサンバの後ろを歩いたが、ハラが減って裏道にそれてパレードを追い越し、やっぱり青梅駅前のくだんのそば店「鶴家」に戻ってきたのである。


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正面の外壁デザインが同じ部分は、変則形だが一体のビルのようだ


おそば屋さんが入っているのは駅前ロータリーに面した鉤形の青梅中央ビル。


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角のラーメン屋さんもいい感じ。


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店頭のサンプルケースが美しい。
そして懐かしい。


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中学のころ街に遊びに行ったときに1人であるいは友だちと入ってカレーを食べていたおそば屋さんを思い出す。


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青梅というのは不思議な街で、自転車に乗っている中学生くらいの男子を見かけると、その年代のころの自分の行動が重なって思い出されたりする。
このお店はそんな半世紀近く前の記憶を刺激するものがいろいろ詰まっていそうな雰囲気をたたえていた。


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店内は、テーブル席が4卓、奥にカウンターと小上がり。
サンプルケースのカレーには惹かれるものがあるが、その前にそばつゆの匂いに引っかかっていたわけで、嗅覚の訴求力は視覚を上回る。


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注文は鴨南ばんそばと天そば。
あとでカレーのセットメニューを発見して、カレーと小かけにすればよかったと、いつものようにモヤモヤ。


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お客さんは先客1組4人、後客5組9人。
いずれも女性かつ高齢者… つまりはおばあさんで、男性はわし1人、平均年齢80歳近く? で、70歳以下はわしらだけ。
イベントが行われていて観光客も少なくないこの日のその状況に、自分の嗅覚は間違いでもないなぁ… と思いました (〃 ̄∇ ̄)ノ


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そばは思っていたのと違って、太さが不ぞろいで手打ち感いっぱい。ネチッとした食感から、そば粉率も高そう。
そういえば店頭に“手打ちそば”の掛け軸が掛かっていた。


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天ぷらは、エビ、シソ、シシトウ。
つゆはしょうゆが強く、かつ味濃いめ。ゆず皮が添えてある。
そばの香りはそれに負けていない。
量は少なめだが、おいしいそばである。


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鴨南ばんは、鴨がたっぷり入って、新鮮で軟らかい細めのネギといいコンビ。
体も温まりほっとひと息。


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食べ終わってお店を出ると、サンバのリズムが聞こえる。
ゆっくり追いついてきたようで、僕らがご飯を食べている間もこの人たちは踊り続けていたと。なんか感動した。
パレードが通過する道々の古い商店のお年を召した人々の純粋に楽しそうな反応も、すごく昭和なのであった。

(つづく)


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[DATA]
鶴家
東京都青梅市本町131-22





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https://youtu.be/jUQCKZZQcKA



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